機動戦士ガンダムSEED TR -輝ける星を目指して‐ 作:開いたぞ、性癖の扉が!!
やってしまった。
ザフトの追っ手から逃げる連合軍の秘密の塊とも言える戦艦『アークエンジェル』の艦長代理のマリュー・ラミアスは、違和感と満たされた実感のある下腹部を抑えながら空いた手で頭を抱えていた。
この艦は現在民間人すら巻き込んで戦争の真っただ中を突っ切っており、その中で唯一と言っていい戦力でもある2機のMSのパイロットは子供だった。
そしてその子供のうち男の子―――軍属であったが非常に難しい性格の思春期らしい子であり、マリューは限界状態であるこの航行の中でその男の子のストレスを和らげようと自慰を教えるつもり……だった。
―――なに抱いてんのよ。なに体の関係に持ち込んでんのよ!
―――ショタコン変態艦長なんてあだ名で呼ばれたらどうすんのよ!
―――挙句生中出し!!!とりあえず生ってレベルじゃないわよ!!
脳内に腹の大きくなった自分と、それを見て距離を置くクルーの姿が目に浮かぶ。
そう、マリューは自慰を教える最中で思わぬ甘美な―――甘美過ぎた誘惑に襲われ、そしてあっけなく落ちた。
少年の誘惑が原因だ、と言ってしまえば簡単だがそれは大人のやる事ではない。
しかし"良かった"とも思った。酒やタバコと同じくSEXに明け暮れる中毒者は多いと聞くが、あれが毎日続くならと。
―――いいや良くない!!
大人として、先を生きると書いて先生―――先生ではないが、大人とはそういう生き方をすべきだ。マリューはそう決心した。
決意を新たに頬を叩くと―――
「ぅん……」
「あ゛ッ!?……っとゴメンなさいね」
眠っていた少年の夢見の邪魔になってしまう。
しかし殺風景な部屋だった。
ヘリオポリスから唐突に乗れと言われて私物を持ち込める人間の方が少ないが、生活感の無さは群を抜いているだろう。
整えられた机、椅子、ベッド。
T3部隊であり唯一現状戦える軍属のパイロットという事もあって、個室を与えられたにしては乱れの一切を感じない。
そんな中で、目を引くのは―――机の引き出しだ。
マリューは好奇心のままにゆっくりと物音を立てずに忍び足でそこへ向かうと、その引き出しを開けた。
「何も、無い……」
少年の脱いだ服には一般でも手に入る精神安定剤と、銃と弾―――あとはレーション。
個人が分かるものは全くのゼロ。少年の私物は一切無く、本当に寝るためだけの部屋だった。
まるで立つ鳥跡を濁さずの言葉のように―――いつ死んでも、手間にならないように。
かすかに聞こえる寝息の主を見て、マリューは段々と居たたまれない気持ちを露わにしていった。
てっきり親や仲の良かった人達との写真や、アクセサリーの一つでも入っているかと思っていたが―――ドッグタグまで存在しないなんておかしな話である。
まるで"居ない人間"として扱われているような。
ますますマリューはこの少年が分からなくなった―――と同時に、戦争が終わりさえすれば何とか普通の子供として生きられないかと考えた。
ケイが目を覚ますと、個室のシャワーが誰かに使われている事に気が付き、慌てて銃を持った。
そしてシャワー室の前へ行くと、勢いよく扉を開いて銃を突きつける。
「誰だッ!!」
「ひゃん!?」
シャワー室の中に居たのは、この艦の艦長だった。
驚いて振り向いた彼女は当然生まれたままの姿であり、銃を突き付けられて両手を上げるとシャワーの水が豊満な彼女の肉体の起伏を伝って床へ落ちていく。
「大尉……?……あっ!!」
「ど、ど~も……あはは」
一瞬、何故艦長が自分の部屋でシャワーを浴びているのかと考え―――そして自分が彼女と行った行為を思い出して慌てて銃を降ろす。
ついさっきまで肌を重ねた相手に銃を向けるとは何ともお笑いである。
マリューは特殊部隊出身のケイに気を使って気にしていないと言うと、暫く沈黙が続いた。
じっと見られても、困るものである。互いに全裸故に。
「あ~……と、冷えちゃうから続けるわね?」
「あ……終わったら、俺も入らないと……か」
自分の体液やら、マリューの体液でまみれた身体を見てケイが苦笑いした。
数時間前まで、お互いの身体を繋げて騒いでいたのだと思うと少しバカバカしくも思う―――経験も無く、その必要も無かったケイにとっては特に。
しかし、そういったバカバカしい行為で人類は繁栄していった。自分もまたその産物であると認識できたのも事実。
鼻歌混じりでシャワーを浴びる女性のシルエットを他所に、ケイはこれからどんな顔をしてマリューと航行していくか迷った。
恐らく顔を突き合わせる度に思い出すことになる―――自分とマリューの痴態を。
「どうしろって言うんだよ……」
極秘任務の"後片付け"は得意だが、成り行きの性行為の後の付き合い方なんてものは習った覚えがない。
兄弟たちも、知るわけが無いだろう。
これで相手側が割り切って、自分だけズルズルと思い悩むのも格好が悪い―――いっそ何もなかったかのように振舞えば良いのか?
「ふぅ~、さっぱりしたぁ」
「…………」
風呂から上がって「ビールでもあれば最高なのにね」と笑う11程歳の離れた大人を見て、『恐らく何も考えて無いのだろうな』と察しが付いた。
だから、こちらも何も考えなくていい―――むしろ忘れようとケイは頭の中の迷いをブンブンと首を振って払う。
忘れられないと、色々と不味い。
「外、出る時は気を付けてくださいよ―――男に飢えすぎて11歳年下の子供を襲ったなんて噂、嫌でしょう?」
「ぐうの根も出ないわ」
「……ふっ」
これで艦長を任せられているのだから、計画性の無い事この上ない。
だが、そういう所で人心を掴んでいるのだろう。この女性は。
何故かぎょっとしてこちらを見るマリューを見て、ケイは知らんふりをしたままにマリューが出たばかりのシャワー室へ入った。
「今、笑った……?」
マリューは笑われた事にショックを受けるべきか、それとも笑わないと思った仏頂面が笑ったのを喜ぶべきか暫く悩んだ。
◆ ◆ ◆
その日もキラはケイに食事をとってもらおうとお節介を焼いていた。
先日は特に機嫌が悪かったのだろうと、勝手に理由づけて今日も変わらずにトレーを持ってケイの部屋へ向かった。
昨晩からケイは部屋から出ておらず、恐らくは何もやる気になれずに寝てしまったのだろう。
眠った事で精神状態も安定し、お腹もすいている筈だ。
「ケ…ムラサメ少尉、今日も食事を持ってきたんだけど……一緒にどうかな」
「……入れば」
キラは「えっ」と驚くと、しかしすぐに顔を明るく目を輝かせた。
てっきり今日も拒絶されて扉を超える事無く終わるかと思ったら、まさかの許可が下りた。
キラは少年の心変わり嬉々として少年の部屋へ入った。
「失礼します―――」
「机はそれしか無いから」
―――個室なんて良い待遇なのに、何も無いや。
キラは部屋を品定めするように眺めると、備え付けの机に自分とケイの食事を置いた。
何の気まぐれかと思ったものの、食事をとる気になってくれたのであればキラにとっては目的は果たしたも同然である。
どこか気だるげな所は昨日の安定剤のせいなのか、ケイはどことなく無防備だった。
キラは自分の分のトレーを膝に置くと、食べながら少年とのコミュニケーションを開始する。
片や机で、片やベッドで食べるのは行儀が悪い上に喋り辛かったが、これを逃せばキラにはチャンスが無いと感じ取っていた。
ケイは既にマリューがこの部屋に居た形跡を消し、それがキラに悟られる事は無かった。彼女に男性経験があればかすかに残った臭いで察しもしただろうが。
「えっと、一緒に食事をしようと思ったのは僕の悩みを聞いてほしくて……」
「悩み、ね」
「友達はその、MSの事とかあまり興味無いから」
「……お前はあるのか?」
「……うん。白兎―――ヘイズルの映像もずっと見るくらいには」
―――今日のムラサメ少尉、なんか荒々しくなくって良いな。
事後の疲れだとも知らず、キラはウキウキでケイとの話に興じる。
対するケイは、マリューが自分に行ったようにキラもまたストレス下に置かれておかしくなっているのだろうと、親身になるフリをしていた。
食事―――よく分からないモソモソとしたレーションや錠剤やゼリー以外の食事は久しぶりかもしれない。
パサついたパンを口に含むと、口の中の水分がジュワッと無くなって―――あまりいい気分ではない。
それから、ハンバーグがメニューにあった。
兄弟全員が共通して好きなメニューだったと、ケイは今頃になって思い出した。
研究所が生まれた子供たちに非人道的な実験を始める以前は、被験体の全員が好きなものを食べたいとゴネた事もあった。そうしたら好きなものが出て来るので―――強請る頻度はかなりのものだった。
しかしそれを忘れる程にケイは平穏から身を遠ざけており、兄弟が死んでからの時間が長くも、しかし過ぎた時間に対して軽薄に感じてしまう。
ふと食べる手が止まると、キラが未だに話しているのに気が付いた。
「それで、ヘイズルってどこで作られたのかなって。少尉以外の部隊の人の話だと他にも試験機とか装備があるんだよね?つまりヘリオポリス以外のところで作って運んできたって事で……」
「……お前、死に急ぐのも大概にしろよ」
「えっ!?」
キラはすっとぼけたように言うが、ケイは本気で心配そうに少女を見た。
ここは軍艦で、本来MSは民間人が乗る事も弄る事も難しい代物である。
民間の業者ならともかく、学生がおいそれと内情を聞いて良いものではない。
自分が爆弾を抱えたまま戦場を走り回っている事に気が付かないのか、或いは気が付いて尚目を背けているのか。
「機密だよ、き・み・つ」
「あっ……ごめん。こんなに近くにあるから勘違いしてたけど、ついこの間までは存在すらも隠されてたんだもんね」
「……」
隠していた。過去形のように言われるが、ケイとしては個人的には出来る事なら今も存在が露呈するような事にはなって欲しく無かった。
誰が好き好んで「今まで特殊部隊相手に実験ついでの戦闘をしてました」だとか言えるのか。
ザフトや連合のパトロールを避け、更に見つかったとしても見た人間が全員始末されたから世に出なかっただけであり、主だった出資者である連合と手を組み『ティターンズ』として動かなければ今もキラと会う事は無かっただろう。
ケイは口に含んだ食べ物を飲み物で押し込み、キラの本題をさっさと引き出そうと話しかけた。
「で、悩みって何だよ。くだらない事なら容赦しないからな」
「……その、イージスのパイロット。僕の友達の事なんだけど」
「あぁ、あの妙に反応の良いやつ。戦場の真っただ中で味方の邪魔したり急にキレる、絶対に味方に欲しくない奴か」
「そこが彼の良い所でもある……かもしれないんだけど。僕はこれからアスランと殺し合いをするんだなって……迷っちゃって」
キラはアスラン・ザラとは幼年学校からの友人で、この歳になってもたまにやり取りをする仲であり―――自惚れでなければ自分と彼はとても深い絆で結ばれた友人同士だっただろう。
プラントに引っ越した後は彼の動向も知らず、血のバレンタインをきっかけにザフトに入隊したとは一言も聞いていなかった。
だからこそあの場で彼がテロ同然の活動をしていたのはショッキングだった。
それによって人が死に、住んでいたヘリオポリスは崩壊し帰る場所を失ってしまった事が許せないという気持ちがある。
しかしストライクに乗って戦えば敵はアスランだけでなく、プラントにまで及ぶ戦争の一端を担う事にもつながってしまう。
それでは中立を選んだ意味がなく、同時にその覚悟が自分にあるかと言われればあるわけが無かった。
だが戦わなければ、1人の少年と人員不足の軍艦に命を預ける事になり―――自分が漂流していた救命ポッドを拾ったという手前、何もしないわけにもいかない。
キラは戦う事を決心したが友人という特別な間柄の人間と殺し合うなんてことは経験も無く、耐えられそうにない。
そうした戦いへの迷いを、自分より1つ年下の少年はどう考えているのか問う。
「……考えたことも無かったな」
「えっ」
「別に命を軽視してるわけじゃない……殺す度に何かが自分の身体を通り抜けていく気持ち悪さはある。けどお前と違って俺はそうしないといけない理由がある」
命令を無視すれば処分されるだけだとケイは言った。
例えば、敵国に渡った兄弟を殺せと言われたようなものかとケイは想像する―――そう思えばキラが悩むのは理解できる。
が、ケイと兄弟にあってキラとアスランに無いものがある。ニュータイプ能力である。
キラとアスランは互いの立場や状況を鑑みるどころか意見がぶつかりあっているばかり。
自分がアスラン・ザラならば、キラの友人もまとめて保護するとでも言ってキラを釣るだろう。逆にキラの立場なら友人をアークエンジェルの乗員に見つからずにコンテナに隠し、そのままストライクで持ち出しザフトに逃げ込む。
或いは―――思わせぶりな態度を取ってアスランを『その気』にさせて連合に引き入れるか。
この考えの間違いとしては、キラは既にアークエンジェルを捨てられない所にある。
彼女は既にこの艦の乗員に情が湧き、挙句ケイにもそれを抱いている。
「やっぱりお友達共々ザフトに保護された方が丸いと思うけどな。保護された民間人を殺す程組織として成り立ってないなら別だけど」
「いやだよ。アスランは僕を引き入れたいみたいだけど、僕がザフトに逃げても皆を人質に取ってパイロットをやらされるかもしれないじゃない」
「…………まあ、俺もザフトの指揮官ならそうするか」
戦いたくないのか、戦いたいのかハッキリしろ。と言いたい所だがそれがハッキリしないから相談に乗ってくれと言われている。
アークエンジェルに、ひいてはストライクに乗ったのが運の尽きだったのだろう。
「まあ、お前の友達が変な気遣いして連合に志願しなきゃ逃げるチャンスは幾らでもある―――どうせ他の部隊と合流するついでに民間人も降ろすんだろ、その時降りればいい」
キラは俗に言う優しい人間なのだろう―――が、だからと言って一歩間違えれば死ぬような道を歩かなくてもいい。
どこかのタイミングで艦を降りて、戦争に関わらない生き方を模索した方が彼女の性格上合っているとケイは考えていた。
首を突っ込みたがるというか、どこか『自分なら出来る』という謎の自信に満ち溢れている人間が戦争のただ中に居ると何が起こるか分からない。
なら戦争から逃げるように暮らした方が良い―――彼女がコーディネイターである限り地球に彼女の居場所は無いかもしれないが。
「別に誰も、お前に『戦え』なんて本気で思ってるわけないだろうしな」
「……でも、そしたらムラサメ少尉が」
「あのな、俺は軍属。お前は民間人―――どっちが死ねば艦長や連合に迷惑が掛かると思う?仮にイージスが今この艦を俺やお前ごと沈めたとして、そのアスランってやつは戦時の避難民を殺した罪に問われるだろうが、お前が避難し終わった後俺が死んだだけなら何の罪にもならない」
それが無くとも、ヘリオポリスの一件で連合とオーブの弱みを握っているとしてもザフトが行った罪が消えるわけではないが。
連合やオーブも罪が無いわけではない―――そうした報復に報復を重ねて今がある。
ケイはキラという重荷を取り外して真っ当に戦争をするためにキラを艦から降ろそうと、珍しく口を達者に動かした。
しかしキラは依然として悩みが晴れたわけでは無いといった様子。
「反応が悪いが……もしかしなくとも、俺が戦っているのに負い目でもあるって言うのか?」
「っ!……そう、だよ。ムラサメ少尉が―――君が戦っているのを見ているだけなんて、僕だってMSに乗れるんだからって……そう思って」
先日の自分に対する『守護る宣言』を思い出し、ケイはハァとため息を吐いた。
守られるほど弱くは無いし、守る義理も無いというのに。
「『自分なら守れる』って?思いあがるなよ、ド素人のくせに」
ケイはキラを睨みつけた。
その瞳には嫌悪の感情がありありと滲み出ており、キラにもそれは十分に伝わった。
本職である上にその更に上等の特殊部隊という立場に居るケイにそれを言うのは侮辱以外の何物でも無い―――キラにはそれが分かっていた。
「それでも!!僕はっ!!」
「うわっ!?」
キラが急に立ち上がり、ケイの腕を取って引き寄せるとその両肩に手を置いた。
ケイはキラよりも身長が低く、見下ろされるようにして見合う。
「き、君の役に立ちたいんだ!君に生きててほしいから……それじゃダメかな」
しりすぼみになる声は、自分が何を言っているのか認識したからか。
熱の籠った視線を受けて、ケイは視線を逸らす。
何故かキラは気合が入っていて、離してくれる様子も無い。
「……何で俺が死ぬ前提で話すんだよ」
「でも、君がたまに遠くを見てボーっとしてるのを見て……そのまま何処かへ行きそうな気がしたんだ」
「はぁ?……どこにも行く場所なんか無いし、行ける程自由じゃない」
「そうじゃなくて……!」
『まるで見えない何かに引っ張られているような気がした』とは言えない。言ったところでおかしな奴に思われるだけだとキラは自重する。
どうすればキラの気持ちが通用するのか―――そう考えた時だった。
―――敵影捕捉!敵影捕捉!!ケイ・ムラサメ少尉は至急発進準備を!!
敵の接近を知らせるアラートが艦内に響き渡り、部屋の外から人のざわめきが壁を貫通するほどの音量でケイたちにも伝わった。
「とりあえずお前―――他の奴に言っとけ!『間違っても民間人の癖に軍の仕事に手を出そうとするな』ってな!」
「待って!僕も行く!」
警報で固まったキラと違い、ケイは驚くべきスピードでその場を去る。スクランブルの対応の違いで、キラはケイとの違いを―――民間人と軍人の差を感じざるを得なかった。
どこかまだ民間人気分だったが、このままではいけない―――守るべきものを守りたいなら、民間人の気分のままではいられない。
Tips:ケイ・ムラサメ
好物はハンバーグ、というよりお子様ランチに出て来そうなメニューは大体好物。
暇なときは宇宙を見てボーっとしている。曰くそうすると兄弟の声が聞こえるらしい。
戦場では死人の思念が体を通り抜けると言う。
何気に事後の自室に別の女の子を招くとんでもないやつ。
Tips:マリュー・ラミアス
なんやかんやで嫌われずに済んでホっとしたのもつかの間、冷徹な少年の意外な一面にコロっとやられてしまった。
Tips:キラ・ヤマト
またしても何も知らないキラ・ヤマトちゃん(16)
ケイがボーっと宇宙を眺めている事に対して危険を感じている。
主人公の見た目に関する挿絵
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いるね
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いらないね