仕事中の目隠れ寡黙ネコ科イケメン配達員くんに玄関内で靴も脱がずにフェラ抜きしてもらう話 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
ケモ度は高めでアークナイツの阿ぐらいを想定しています
…6畳の雑然とした自室に大音量で鳴り響いた「ぴーんぽーん」という気の抜けたドアベルの音に、貴方は椅子から弾かれるようにしてガタッと立ち上がりました。
さながら肉食獣にでも追われているかのように足をもつれさせ、ドア枠にかかっていたハンガーをバラバラと床に落としながら、ようやっとインターホンの電源を入れると、やはり30分ほど前に注文した宅配弁当屋の姿がそこにあります。
とは言っても、貴方は少々割高な上に雨に濡れて冷めてしまった微妙なクオリティの宅配弁当を待っていたわけではありません。
実は、貴方が待っていたのは宅配弁当ではなく、宅配を担当している獣種の男性の方なのです。
温かみの無い単身マンション特有の、画素の少ない白黒のドアカメラの向こう側で、現在その9〜10等身の細身の体躯に似合わぬ無骨な業務用端末をポチポチと入力している彼なのですが、彼はこの地域には大変珍しい大型ネコ科の獣人で、貴方が密かに情欲を寄せてしまうのも仕方がない程に整った容姿をしていました。
彼の美しいネコ科の頭部には、猫耳の間に挟まるようにポップなロゴ入りの小さなキャップが乗っていて、そのキャップのつばが目元に落とす影の中には、ジト目とも三白眼とも取れない、無表情でミステリアスな、大きな2つの目が隠れています。
少し視線を落とした先にある、かなり肩幅が狭くてほっそりとした骨格を想像させる上半身には、清潔感のある黄色のハイネックYシャツと、角張ったデザインのロゴ入りリュックを着用していて、胸元のポケットには小さなボールペンが刺さっています。
そんな上半身からもっと視線を落とすと見えてくる下半身には、ビシッとラインの入った黒色のほそ〜いズボンを履いており、更に追加で幅広のベルトを巻いています。そのベルトは腰のかなり高い位置に巻かれていて、非常に長くスラリと伸びる足が際立ってかっこよく見えます。
「ぴ〜んぽ〜ん……」
…おっと、彼を待たせてしまっているようです。
早く出ろと言わんばかりの追撃のチャイムが鳴りました。
妄想はその辺にして、貴方はそろそろ彼に在宅の証である肉声での返事をしなければなりません。
貴方は少し緊張しながらインターホンの会話ボタンをプッシュし、彼に返答の声を返しました。
すると、彼はカメラの方に顔を上げ、仕事上お決まりのセリフを再生します。
「…バリネコイーツでぇーす。ご注文の汁ダク本格白濁り麻婆豆腐をお届けにあがりましたぁ〜」
貴方はこちらに向けて発せられた少々フェミニンとも取れる中性的なイケボに身震いしてしまいそうになりますが、変な応対をしてしまうことを避けるべく、勤めて冷静にドアを開くことにします。
…しかしどうしても股間が反応してしまい、気にされたら発覚するだろうかと、ちょっとだけやきもきする程度には恥ずかしい男性器の状態で彼を迎え入れてしまいました。
実の所、この有様は彼のせいでもあるのです。
初めて彼の宅配を受け取った時、不注意で落としたペンを拾おうとした彼の口元が、運悪く風呂上がりのパンツ姿の貴方の股間に接触してしまい、好みの容姿の彼にご機嫌だった男好きの貴方は酔っていて油断していたのもあって、少しだけ男性器を反応させてしまいました。
とてつもない、途方もない大事故です。
すわ通報かと一瞬で酔いが覚めてしまった貴方でしたが、意外にも事態は美味しい展開に向かい始めます。
なんと彼は、おもむろに胸元のポケットにペンを刺し直して端末を腰に装着すると、もう一度長い足を曲げて腰を下ろし、再度貴方の股間を見つめるように屈んだのです。
!? と、動揺しながらも、ありえない未来に期待し始めた貴方が、彼の頭上のポップなロゴが描かれたキャップと己の下腹部との間に視線を泳がせていると、無言のままの彼が次の行動を起こします。
真っ黒なラバーのような材質の手袋を付けたまま、貴方の無地の黒色のトランクスの両脇に指先をかけ、いやに丁寧な、腫れ物を触るように繊細な動きでそっと下ろすと、期待と高揚によって既に硬く張り詰めた貴方の男性器の根元を、右手の親指と人差し指で囲むように掴み、そおっと、はわっと、肉食獣特有の真っ白な牙が並ぶ口を開きました。
貴方は自分の男性器を他人が手袋越しに握るひやっとした感触と、それを今にも食べてしまおうとしている容姿端麗な猫ちゃんのせいで、冷静に混乱するという訳の分からないことになっています。
そうこうしている間に、彼は靴も脱がないまま貴方の男性器の先端、俗に言う亀頭を、そっくり口の中に含んでしまいました。
こうなってしまってはもう、食べられてしまうよりほかはありません。
貴方は自身の極度の興奮により大量に尿道から分泌され続ける我慢汁、カウパー腺液をちゅるちゅると吸われながら、ネコ科特有のざりざりとした舌によって亀頭に傷が付いてしまわない程度、彼の舌に生え揃う味蕾が、裏筋の表面に触れるか触れないかといった程度で、そりゅ...そりゅ...とねぶられてしまいます。
当然ながら、彼が指も男性器に纏わせていることを忘れてはいけません。
ゴムのようなビニールのような、なんなのかは分かりませんが、不思議な感触の黒い手袋で、貴方は自身のカリ首から陰茎の中ほどまでを、しゅこしゅこと短く早めの動きでシコられてしまいます。
つまり貴方は、手の動きに合わせて小刻みに揺れる彼の配達キャップと、深く屈んだことによるズボンのシワやベルトの張り、ワイシャツのねじれなどによって、やたらめったらにセクシーに見える、彼の細い首から小さくも高めの肩、腰、太ももにかけての流れるようなラインしか視界に入らないまま、手袋越しに陰茎をしごかれつつ、尿道をちゅうちゅうと啜られ、裏筋を猫舌によってふわりざらりと削られてしまうという憂き目にあってしまったのです。
貴方にとってこんなことは初めてだったので、やはりというか、残念ながら彼に射精させられてしまうまで猶予はあまりありませんでした。
言い換えると、悲しい同性愛者のサガゆえに本格稼働の少ない精巣でダマになるほど濃ゆく、ぐつぐつと、じっくり煮込まれている精液を、タンクの底が見えるほど吸い出されてしまうまでに、あまり長い時間はかかりません。
2分も経たないうちに、足の裏を擽られた時のもよもよとした感覚を100倍にしたような、猛烈な射精感覚が込み上げてきます。
貴方の足は勝手にわなわなと震えてきてしまい、亀頭が燃え上がっているかのような灼熱感に襲われます。
初めてなのにこんなにひどいことをされてしまっては、当たり前ながらまともな状態でいられるわけがありません。
もう立っていられないと、貴方は眼下にある彼の肩へのしかかるように両手を付いてしまいますが、いつか折れてしまうのではないかと心配になるほどの細身からは到底想像できないぐらい信頼感のある、彼の持ち合わせているバランスというか、彼自身の芯のようなものが伝わってきます。
そんな、思っていたよりもずっと大きかった彼の存在感に、貴方は自身の男性器に無意識にかけてしまっていた力を、一瞬だけ解くことが出来ました。
彼も貴方の何かが変わった感覚を感じ取ったのか、先程よりも少しだけ強めに、液体をかき出すように裏筋をざりざりとねぶり、手淫のストロークも、指はOKの形のままに、動きを根元から陰茎の中程に向かってぎゅむぎゅむとクリームを絞り出すような動きに変え、いよいよ精巣から目当ての精液を抜き出そうとします。
…貴方はもう我慢の限界です。
声にならない呻きと同時に、痛いほど張りつめる陰茎をドクンドクンと脈打たせ、とうとう尿道から白濁液をびゅるびゅると漏らしてしまいました。
それと同時に、しゅっ、しゅっ....しゅっと、貴方の陰茎をしごき続けてきた黒い手袋に覆われる彼の手がピタリと止まり、貴方の尿道に吸い付いていた彼の口も喉奥に向かって開かれ、貴方の子種が彼の胃に直接落ちてゆくように捕食されていきます。
長い、なが〜い射精が始まりました。
貴方はこんなに大量に射精するのは初めてなので、10回以上脈打ってもまだ勢いが止まらない水鉄砲のような射精に、目を白黒させています。
彼の顔はキャップの下に隠れたままなので、ついぞ表情を見ることは叶いませんでしたが、貴方は彼の尻尾がゆらりゆらりと機嫌良さげに揺れていることに気がつきました。
どうやら彼も楽しんでくれていたようです。
結局、貴方の射精はその後も20秒ほど続き、最後の1回の脈打ちが行われる時には、睾丸が跳ねるように痛んだ気さえしました。
. . .
…残念ながら、彼は貴方の男性器を永遠に貪っている訳にはいきません。次の配達先もあるでしょうし、あまり貴方だけに時間をかけていると、おそらく上司に怒られてしまいます。
キャップに隠れているので分かりませんが、彼は心なしか名残惜しげに貴方の貴方から口を離します。
ちゅぴ…と、小さなリップ音が鳴ると、彼は間髪入れずにすっくと立ち上がり、目元が隠れ気味になるほど帽子を深く被り直してから、その向きをきゅっと直しました。
改めて立ち上がった彼の姿はとても凛々しく、高身長で、全くがっしりとはしていませんが、明らかに貴方より頭ひとつ分は大きな体をしています。
よくこんな人に相手して貰えたな。と、貴方は自分に対しての謎が深まりますが、その裏筋に走るほんの少しの痛みが、先程までの夢を現実として肯定します。
そして、彼は顎と牙のあたりを黒い手袋に覆われた右手の人差し指でなぞり、目立つ痕跡が残っていないことを確認しますが、貴方は彼の口元に小さな精液のしずくが付着しているのを発見してしまいます。
ちょっとした独占欲というか、支配欲が働いてしまった貴方は、それを口に出すか迷いますが、意識してか知らずか、彼はペロリとそれを舐めとってしまい、貴方は下腹部へ降り積もる言いようの無い暗い欲求を自覚しました。
さて、唯一気にするべき身嗜みもたった今整った彼ですが、この妙な空気の中どういう行動を取るのでしょうか。貴方は今後の方針を見失ったままです。
てん、てん、てん、と、少しの無言の時間が発生し、2人は見つめ合います。
しばらくして、なんとも言えない空気にいたたまれなくなった貴方は、少々どもりながらも彼に真っ直ぐな感謝の言葉を伝えました。
すると、彼は先程被り直したばかりの帽子を、何かを誤魔化すかのようにまたしても意味もなく被り直すと、ペコリと無言で一礼し、去っていってしまいました。
貴方の部屋の玄関には、少々の性の匂いと、彼の置いていった伝票だけが残りました。
. . .
…という初回の回想を終えた貴方は、記憶の中の彼へ別れを告げ、今目の前にいる現在の時間軸の彼に向き直ります。
今回の宅配で、恐らく6回目ぐらいでしょうか。
2回目から3回目程度の注文時には、もう一度彼は来てくれるのだろうか、また来たとしてもどうするのか、そもそもこんなことをしていいのだろうか、と、ぐるぐると思い悩んでいた貴方ですが、6回目ともなると流石に貴方も彼も事の段取りに慣れてしまって、今ではプレイ内容の発展の段階にあります。
もっとも、彼と貴方で愛を囁きあったり、片側のアナルを使用して交尾を行ったりすることはなく、なぜだかいつもいつも会話は最小限で、時間も長くても5分以内のほか、会話に至ってはチャイムを押す時の業務的なコミュニケーションしか行いません。
ではプレイ内容の発展とはなんなのかと言うと、貴方が男性器を1週間洗わないでおいてから宅配を頼んでみたりだとか、最初から全裸の勃起状態で迎えてみたりだとか、そのような変態的な物です。
話を掘り下げるなら、匂い好きなことが多い獣人の例に漏れず、彼も臭気を好むようで、貴方が男性器を洗わずに迎えた時が1番喜んでくれたというのがあるのですが、それはまた別の回想で行いましょう。
今回のプレイ内容は、というか彼の反応を引き出すための試行錯誤は、あえて何もせずに普通に食事を受け取って終わってみるという、小学生の男の子のような発想のものです。
もう慣れたもので、彼は靴棚の上に冷めた不味い料理の袋を置くと、表情は変えないものの、待ちきれなかったかのようにサッと貴方の股間の前に屈みますが、貴方の股間の反応が悪いことに気がつくと、体をびしりと硬直させてから、揺らしていた尻尾をへにゃりと玄関の床に垂らしてしまい、なんだか非常に可哀想なことになってしまいました。
「…すか……」と、彼は何かをもしょもしょとつぶやきますが、非常に声が小さく、貴方には聞き取ることが出来ません。
その様子を見た貴方は、彼の事がたまらなく愛おしくなり、初めて彼に男性器と肩以外の肉体的接触を行ってしまいます。
ぽふぽふと、彼の顎の下を撫でてしまったのです。
流石に出過ぎたかな、と、貴方は少々ヒヤッとしてしまいますが、意外と彼は許容してくれたようで、すぐ頭を避けてしまいましたが、少なくとも一瞬だけ目を細めてくれました。
そのせいかどこかほんわりとした空気になってしまい、ヤる感じでも無くなってしまったので、彼は貴方との交流において初めて何もせずに帰って行きました。
少々勿体ないことをしたな。と、貴方は少しばかり後悔しましたが、彼との愛を形作る上で、今回の顎撫でに対する反応は非常に重要な手がかりとなったことを純粋に喜びました。
それに、今回の貴方のこの行動は、貴方の見識から導き出された、十分に存在する勝算によって行われたものであるということも大きいのです。
実の所、貴方はこの小さな町に暮らす上で、幾度となく彼が他のお宅にも配達に向かい、その全てにおいて特に何も起きずに任務を遂行しているところを目撃しているのです。
つまり、彼がこんな淫らな行為に及ぶのは、他の誰でもない貴方に対してだけということです。
他にも、この宅配サービスは彼と会う前もちょくちょく利用していて、その時は毎回違う人が届けに来ていたのにも関わらず、彼と知り合ってからは、彼以外の配達員が一度たりとも訪れなくなったのです。
きっと、彼が仕事を選り好みしているのでしょう。
つまりは、毎週この時間になると、彼は端末を握りしめ、貴方からの注文が来ないかどうか、今か今かと待ちわびている可能性が非常に高いということです。
なんで自分なんかに、と、貴方はいつも不思議に思いますが、こんなに嬉しいことはないので、深くは気にしません。
そんなこんなで、これからもずっと、末永く、貴方と彼のちょっとだけ変な関係はつづきます…
~~~以下蛇足~~~
ある晩、注文していないのにもかかわらず、なぜか彼が現れました。
それも、今回はどうしてか制服を着ておらず、初めて見るだぼっとした若者っぽい黒と紫の私服で、しかも雨でずぶ濡れな上に、いつものキャップを被っていません。
さらに、彼は声掛けなしで直接インターホンを押して、初めて仕事以外のことで話しかけてきてくれました。
「…仕事、辞め…した……。」
貴方がドアを開けると、不貞腐れた子供のような表情の彼が現れます。
そんな彼は浅めの会釈をした後に、もしょもしょと口を動かし始め、あくまで不精不精の体裁を保ったまま、非常に小さい声で、簡潔に貴方に自分の状況を伝えてくれました。
その後、彼は要件は終わったとばかりに口をつぐみ、玄関口に立ち尽くしてしまいます。
…伝えに来ただけ? 自分はもう来れないと?
いいえ。おそらく、彼はそんな事を伝えに来たのではありません。
きっと、彼は頼れるのが貴方しかいなかったから、彼は貴方に、言うなれば甘えられないかと縋ってきたのです。
要するに、近い内に貴方の部屋に居候が1人出来るかもしれないということです。
玄関口でぽたぽたと雨の雫を滴らせる、文字通り水も滴る良い男な彼の肩に、貴方はそっと右手を回します。
きっと、貴方には知ることの出来ない彼なりのストレスや葛藤があったのでしょう。
その晩、彼は初めて貴方の前で靴を脱ぎ、雨で濡れた肉球のスタンプをフローリングに押す事に成功しました。
夜はいまだ、更けてゆく最中にあります…