仕事中の目隠れ寡黙ネコ科イケメン配達員くんに玄関内で靴も脱がずにフェラ抜きしてもらう話 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
「あ……!」
…あの遠目にも視線を釘付けにさせられるような肩から腰にかけての靱やかなラインと、長い足が非常に目立つ超細身のセクシーな体つき。
さらには上下黒の違和感を全く感じさせないほどに上手く着こなしており、途方もなく似合っている上等な柄物の黒いリネンシャツと、驚くべき程にエロティックなH型サスペンダー付きのスキニーパンツに加えて、極めつけの美しい中性的なネコ科の顔に浮かぶダウナーな表情。
はい。どう見ても見覚えしかありません。
そう、あの隅っこで甘そうな小さいカクテルを舐めるように飲みながら、長身の体を縮こまらせて少しシュンとしている様子のチーター獣人は、間違いなく貴方の恋人です。
今日一日たまたま彼が不在だったがために暇だった貴方は、何となく一人でお酒でも飲もうかという気分になり、久方ぶりに夜の繁華街へと繰り出していたのですが、結果的にその判断は大正解だったようです。
あまりにも目立つ彼の容姿の為に、引き戸を開けた瞬間に彼の存在に気が付いた貴方は、思わず「あっ」と声を出してしまい、その声によって彼もまた貴方の存在に気が付きました。
ほろ酔いでちょっと気が緩んでいる様子の彼は、貴方を発見した途端に表情を少し嬉しそうに変え、そのアルコールの影響で少しトロンとした目付きから放たれるどろりとした視線を貴方の方に流しながら、なんだかえっちな手つきで人差し指と親指を使ってカクテルの細いグラスを掴むと、からからと氷を揺らしてこっちに来るように促してきます。
カフスボタンの辺りから少しだけワイシャツの袖を捲ってある彼の手首は非常に細く見え、ビシッとかっこよく着こなされた首元や襟に比べてガードが緩いその関節がくりくりと動く細腕は、シルエットを隠さない程度に全体を覆うふわふわの猫っぽい短毛も相まって、同性にも貫通してくるような危うい魅力があります。
そんなにセクシーな呼び方をされてしまっては、こんなに賑やかな店内なのにもかかわらず、彼以外まったく視界に入らなくなってしまうのも、当然致し方がないというものです。
貴方は案内をしようとする店員さんに無意識に返事を返しながらも華麗にスルーしてしまい、呆気に取られる軽薄な犬獣人のバイトくんをその場に置いてけぼりにしてしまいます。
それはまさに首輪を引っ張られた犬のようであり、誘蛾灯に引き寄せられる羽虫にも似た有様でした。
どちらかと言えば後者かもしれませんが、ともかく貴方は目に見えない超常的なパワーに強く誘引されるようにして、彼の目の前の席へフラフラと吸い寄せられてしまいます。
卓に到着した貴方が、「がたたっ」と木の足が床を跳ねる音を響かせながら、安っぽい大量生産品の椅子を引き、なんだか油分がまとわりついたような質の悪い机に着いて、目の前の恋人に偶然出会ったことに対する喜びのニュアンスを含んだ挨拶を行うと、彼はアルコールで気が緩んでいるのか、普段はあまり開かれないその口を貴方に対していきなり開き、ぽしょぽしょと愚痴のようなものを零し始めます。
「…ばいと、また落ちちゃいました。」
「女の子が多いから、馴染めないだろうって」
「俺、むしろ興味無いのに」
「…やっぱ、こわがられてるんですかね……」
物憂げな表情でいつもの数倍の分量の言葉を発した彼は、自身の手首などを見やりながら自分の珍しい種族について考え込んでいるようですが、貴方の中には既に別の明確な答えが用意されていました。
恐らく彼の珍しい種族には特段の問題は無く、それとは別に彼の生活の様子やあまりに強すぎる容姿などから察するに、彼は傍から見てサークルクラッシャーというものに分類されてしまうのでしょう。
本人にその気が無くとも、ただそこに存在するだけであらゆる雌を籠絡し、逆に全ての雄には対抗心や敵愾心を燃やされ、しかし当人は男色であるから誰にも手を出さず、結果的に全ての雌をキープちゃんにしていると思われ、更に周囲の雄の敵意を強くし………
なので、そんなことを予想した採用担当に、
「あっ、この超絶イケメン採用したら俺の店終わる」
みたいなことを思われてしまったのではないでしょうか。
…まあ、わざわざ言ってもどうしようも無いことですし、言わないでおきましょう。
一瞬の思考を終えた貴方は、彼を少し慰めてから自身の分のアルコールも注文し、放置されている食べかけの角煮のツマミを頂戴します。
間接キス、などと気にするほど2人ともウブな歳では無いですが、純粋に自分の肉を取られたことに驚いた彼。
彼は取られてすぐ、「!」と少しびっくりしたような表情を浮かべながら耳をピンと立て、取ったな〜?という微笑を貴方に向かって形作ります。
そんなふうに、普段の倍は表情豊かな彼の様子に見蕩れつつ、貴方は彼との楽しいサシ飲みの時間を過ごしました………。
◇◇◇
…ところ変わって。
午前2時17分、貴方と彼はべろんべろんに酔っ払い、何故か繁華街の路上のド真ん中で堂々とベタベタ腕を組みながら、俗に言うラブホテル街のあたりを闊歩していました。
彼も貴方も物凄くご機嫌で、彼はなんとも言えないニコニコ顔で貴方の身長に合わせて屈みながら歩いていますし、貴方は貴方で彼からの滅多にない濃密なスキンシップに心を踊らせています。
頭ひとつ分ほどの身長差があるために、貴方に合わせた歩き方をする彼は物凄く歩きづらそうで、なんだかひょこひょこと面白おかしいことになっていますが、そんなことは関係ありません。
品の無い下ネタや低レベルな笑い話で爆笑し合う貴方と彼はどう見ても普通の仲の良い友達同士のようですが、貴方の手は時おり彼の細い腰に、それも尻尾の裏側辺りのかなり危うい場所に回されていました。
一応恋人同士、なんたって正式にお付き合いをして同棲までしているのですから、ちょっとしたセクハラぐらい問題はありません。
勿論彼もその事に気が付いていて、ふわりとデリケートな場所を撫でられる度に、なんとも言えないぽやぽやした表情で貴方と組んだ腕をきゅっと動かします。
そのまま二人は傍から見るとやたらと距離が近い友達連れのように振る舞いながら、当てもなく繁華街の外れをさまよっていましたが、しばらくフラフラしている内に、目の前に同性OKのラブホテルが現れました。
あ… と、判断に迷った貴方が横の彼に視線を投げると、彼は待ちわびたと言わんばかりに、肉食系獣人特有の酷薄そうに見える微笑みをにんまりと浮かべます。
それを見た貴方は、咄嗟に何か言おうと口を開きますが、時すでに遅し。
どうせ明日の予定などの野暮なことを聞くつもりだったのでしょうが、気にしいの貴方の発言を待つことなく、今度は彼の方が積極的に貴方の手を引いてホテルの中に引き摺り込んでしまいました。
古臭い路上看板の脇を通り過ぎ、夜の街の活気に汚されたガラスドアを開くと、手前に置いてある破けた合皮の休憩ベンチの向こう側に、手元だけ見えるタイプのアルミが目立つ受付が現れ、なんとも言えない不安感を醸し出しています。
しかし、内装は割と小綺麗で、悪臭や禍々しさはありません。
その場でぼーっと辺りの様子を伺った限りは、至って普通な物寂しいラブホテルと言った所でしょうか。
「〜♪」
そうこうしている間にサクッと受付を済ませてくれた彼が、貴方の元に戻ってきました。
彼は貴方の手をぽすりと掴むと、空いた手の指でキーをクルクルと弄びながら二人で連れ立って客室へと歩き出します。
今の彼の様子は、なんだか配達員時代に戻ったかのようです。
貴方はこれから始まるであろうことに期待を高めつつも、少々緊張しながら、彼のふわふわしたケモノの手の感触を楽しみました。
◇◇◇
「あぁっ、ちょっ…」
…客室に入り、背後の重い金属のドアがガチャリと音を立てて閉まった瞬間。
貴方は彼にいきなり両肩を掴まれ、そのままずんずんとベッドの近くまで押しやられてしまいます。
彼の思ってもみない積極性に驚いた貴方は、せめてシャワーぐらいと事に及ぶ前のちょっとした提案を行ってみますが、彼は全く聞く耳を持ちません。
結局、そのままベッド端に突き飛ばすように座らされてしまいました。
「…ッうあ!」
ぼふっと、スプリングが跳ねる音が室内に響き、体の動きによって動いた周囲の大気が彼の纏う香水の香りを鼻に届けてくれますが、香水の後を追いかけてきた先程の飲み屋街特有の油臭い煙の匂いが、よけいに非日常の興奮を実感させてくれます。
そんな貴方を見つめる彼の表情は、いつものジト目にも似た無表情をかろうじて保ってはいますが、いつものそれと比べるとかなり分かりやすく目の端に好戦的な笑みを浮かべているように見えます。
一瞬の間の後、彼はそれこそ獰猛な猫のように自身の口元をぺろりと舐めると、貴方の陰茎より30cm上に顔が来るようにしゃがみこみ、貴方のズボンのジッパーをゆっくりと下ろし始めます。
前から思ってはいましたが、彼は本当にちんちんが好きなようです。
「あ…」
「………」
…しかし、せっかくの入室30秒フェラなのにも関わらず、貴方のそれはアルコールが入ってしまっているせいか、あまり勃ちがよくありません。
手を添えたのにも関わらずまだ半立ちのそれを見た彼は、あきらかにちょっとムっとした表情を浮かべると、貴方の男性器から顔を離し、一旦体勢をしゃがみから膝立ちに変えました。
そして、悪いことをしたと謝りそうな貴方の反応を待たずに、彼は噛み付くようにして、不機嫌な表情のまま、貴方の口を舌が絡むようなえっちなコミュニケーションで塞いでしまいました。
「………がぶっ」
「…ん"ッ!? …!!!!」
「ん"!?」と、美形すぎてあまりに強いお顔がいきなり近付いて来たことに驚愕するのも束の間に、今度はかっこいい肉食獣の牙が並ぶ彼の口が貴方の口をそっと控えめに覆い隠し、飲酒の後を綺麗に消し去るための爽やかなミントの香りが彼の口腔を通じて広がった後、満を持して彼の長く薄いケモケモしい獣舌が貴方の口の中に遠慮がちに忍び込んで来ました。
所作としては人間のそれとあまり変わらないものの、獣人の顔の構造上人間同士のように口と口の粘膜を密着させられないことから、しだいに彼の下顎からゆっくりと2人の綯い交ぜになった唾液が零れ落ち、その様子はさながら捕食されているかのようです。
当然喜んで行為を受け入れた貴方は、動揺と恋慕の思いのままに訳も分からず口の中の彼の舌を撫でつけていると、彼はいきなり視線を下に降ろし、今度はキスを続けながら貴方の下半身を優しく甘い手つきでふわふわと撫ぜ始めました。
俗に言う玉揉みですが、普段は滅多に見られない彼のムッとした顔と、二人の間では初めてのえっちなキスに加えて、早く勃てと言わんばかりの手つきでそんな事をされてしまっては、元気にならないわけがありません。
案の定、数分もかからずに貴方のそれはバキバキにさせられてしまいました。
「…ぷぁ……。」
…良い頃合を読み取った彼は、片手で肉棒を握ったまま貴方の口からザラついた獣の長舌をそっと引き抜くと、2人の唾液で光る肉食獣の細い顎を満足気にぺろりと舐めます。
そして自身のフェミニンな人差し指で鈴口を撫ぜると、貴方の我慢汁を指先に塗り取り、そのままひたひたと亀頭を軽く叩きます。
刺激を与える度に跳ねる哀れな貴方の肉棒を親指と中指で握ったまま、なんだかニヨニヨとした悪戯な微笑みを浮かべる彼。
貴方のそれは先程のふにゃふにゃ具合とは打って変わってちょんちょんと先っぽを触られる度に暴発しそうになるので、気が気ではありません。
「!うぅ、わかった。」
…と、必死で目の前の怒り狂った肉食獣をなだめようとする貴方ですが、その言葉に大した効果は無かったようです。
彼は獲物に見せ付けるようにして、ニヤニヤしながら普段はあまり見せてくれない白い牙の生え揃った口を「あぐあぐ」と準備運動させます。
次に、恐ろしげ…というより、かわいく尖った彼の下顎の2対の犬歯が間接照明にきらりと輝くと、その小さな猫舌の上へ迎え入れるように貴方の亀頭が乗せられます。
貴方の裏筋を彼の猫舌のつんつんとした感触がくすぐるのも束の間に、今度は彼の上顎が旧車のバンパーのように閉まり、貴方の肉棒は完全に食べられてしまいました。
さらには、彼は貴方の肉棒をより深く喉に押し込むようにしてぐっぐっと咥え込むと、続けて両手を目の前の腰に回し、しっかりと貴方の下半身と自分の口を接続し、固定します。
「んっ、んふ………!」
すこし苦しげに、マズルに皺を寄せて呼吸する彼。
しかし表情は未だかつてなく上気しており、耳もピンとこちらに向けられている他、尻尾はゆらゆらと攻撃的に振られています。
直感した貴方は、「お手柔らかに…」と目線で訴えかけますが、彼の苦しそうな表情には性欲と酔いと期待が満ちており、明らかにいつもよりどろんとしています。
どうやら彼は、貴方が思う数倍は酔っていたようです。
こんな細い体のどこにこんな力があったのかと思うほど、腰に回された手は力強く貴方を捕らえていますが…