※この作品はR-18です。

BanG Dream!~ハーレムルート~   作:TRcrant

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season②
甘える日


ある日の放課後。

僕はいつものようにPoppin'Partyのバンドの練習を見るべく、練習場所である蔵を訪れた。

 

「お邪魔しまーす……って、沙綾だけ?」

 

地下にいたのは、沙綾一人だった

 

「一樹さん。はい、皆用事があるらしくて、遅れてくるそうです」

 

僕の疑問に答える沙綾の言葉を聞きつつ、僕は階段を下りて靴を脱ぐと、沙綾の向かい側に置かれた椅子に腰かけた。

 

「あの。一樹さん……」

 

そんな僕に、沙綾は声をかけると顔を俯かせて手をもじもじさせ始める。

その表情は、ほのかに赤く染まっているような気がした。

 

「もしかして、甘えたくなった?」

「~~~ッ、はい。ダメ……ですか?」

 

僕の直球の言葉に、沙綾は顔を赤く染めながら頷き、上目遣いでこちらを見ながら聞いてくる。

 

(それ、わざとじゃなかったらすごいことだと思う)

 

沙綾は、あれからかなりの頻度で僕に甘えてくるようになった。

沙綾の立場からして、なかなか甘えられないというのがさらに増幅させているのかもしれない。

 

「もちろん、いいよ」

 

そして、それを受け入れる僕もまた、その一因になってるのかもしれない。

それはともかくとして、僕は沙綾の隣に腰かけると、しなを作るようにもたれかかってうるませた目でこちらを見つめてくる。

 

「沙綾」

「一樹さん。んっ」

 

僕はそんな彼女の唇にそっとキスをする。

 

「チュッ、チュパっ、チュッ」

 

最初は触れ合うだけの軽めのキスから。

 

「んぅっ!? 」

 

唇に舌を当てると、沙綾は驚いたように目を開くが、すぐに舌を絡めてくる。

 

「ん……ふ……あむ……チュッ、はむ……ふぁふひひゃん……チュルッ」

 

お互いに求めあうようなキスをしながら、時々口から洩れる色っぽいと息が、僕の劣情を高めていく。

 

「チュッ……んあっ、か、一樹さ――んんっ」

 

キスに夢中になっている沙綾の胸に手を当てると、沙綾は驚いて口を離して僕を見るので、僕はそのまま彼女の胸をやさしく揉みしだいていく。

 

「あふ……一樹さん、んっ。手つきが、いやらしいです……んぁっ」

「沙綾だって、ものすごくエッチな顔してるよ」

「いやぁ……そんなこと、言わないでください……恥ずかしい、です。ふぁぁ……」

 

恥ずかしそうに目をそらす沙綾は、それでも止めようとはしなかった。

 

「ふぅ……ぁぅ……んん」

 

そのたびに沙綾の口から洩れる声が徐々に艶っぽくなり始めているので、さらに責めを強くしようという気持ちをこらえて、僕は制服の上から胸を揉み続ける。

 

「あの……一樹さん」

「何? 沙綾」

 

控えめに声をかけてきた沙綾に、僕は手を止めて聞き返した。

 

「あの……その……触って、ください」

「うん。触ってるよ、こういう風に」

 

僕はそう言って指を動かすと、沙綾は身体をびくっと震わせる。

 

「んッ、そ、そうじゃなくて……その、直接……ぁッ、触ってほしい……です」

 

顔を赤くしながらおねだりしてくる沙綾に、僕の鼓動は一瞬早まった。

 

「分かった。それじゃ、制服、脱いじゃおうか」

「は、はい」

 

僕の言葉に頷いた沙綾は、僕が制服を脱がしやすくするように体を動かしてくれた。

そして、沙綾は上半身下着姿になった。

 

「かわいいよ、沙綾」

「あ、あはは……やっぱり、恥ずかしい……かな」

 

沙綾の裸は前にも見ているし、それ以上のことだってしているけど、それでも恥ずかしいのか、僕の漏らした感想に誤魔化すように苦笑していた。

 

「じゃあ、こうしようか」

「え? あ……」

 

僕は沙綾を立たせると僕の膝の上に腰かけさせる。

そうすれば、僕からは沙綾の体は見えないので、恥ずかしさも軽減できるだろう。

 

「触るよ」

「は、はい……んッ!」

 

下着越しに障ると、沙綾の反応はさっきよりも強くなった。

僕は後ろから手をまわして、ゆっくりと沙綾の胸を揉みしだいていく。

 

「んぅ……はぁん……ふぁぁぁっ」

 

そのたびに、沙綾は艶のある吐息を漏らしていく。

体も断続的にビクビクと震わしている様子を見て、僕はそろそろいいかなと思い、それまで触ってこなかった彼女の胸の頂上に触れさせる。

 

「んぅっ!?」

 

すると、沙綾は体をビクンと震わせながら、やや大きめの喘ぎ声をあげた。

 

「あッ、んッ! んあっ!」

「どう? 気持ちいい?」

 

手の動きもさらに早めると、沙綾は身体をさらに震わせながら色っぽい声を上げていくので、僕は彼女に聞いてみた。

 

「は、いっ……とっても気持ちいい、です。んあッ」

 

沙綾のその言葉が嬉しかった僕は、ブラをたくし上げると、直接彼女の胸に手を触れさせた。

 

「んぅぅっ。ぁぁっ」

 

手を動かすたびに艶めかしい声を上げる沙綾の声が聞きたくて、僕は夢中で沙綾の胸を触り続ける。

 

「なんだか、少し大きくなった?」

「はぁん……わ、わからない、です。んくぅッ」

 

前に揉んだ時よりも感じる質感に、僕は沙綾に聞いてみるが、本人は自覚がないのか、それとも恥ずかしいのかあいまいな答えが返ってくる。

 

「ふぅ、ふぅ……んんっ」

 

だが、そのことを追求する気はなく、むしろ沙綾の声をもっと聞きたいという気持ちがとても強かった。

 

「あっ、乳首……んッ」

 

胸を揉む手を乳首のほうに近づけていくと、悦びがこもった声を上げる。

 

「ぁ……ふぁ」

 

それを再び乳房のほうに戻すと、一転して寂しげな声を上げる。

 

「んぅ……一樹さん、さっきからどうして……」

「今日は沙綾が甘える日だから。だから、沙綾が望まないことはしないよ」

 

もどかしそうに聞いてくる沙綾に、僕は指を動かしながら耳元で静かに語りかける。

 

「だから、してほしいことがあったらちゃんと言ってね」

「うぅ……一樹さんの意地悪……んぅぅ」

 

沙綾は頬を赤らめながら、恥ずかしそうにこっちを見て艶っぽい声を上げる。、

 

「お願い……んッ、します。私を、イカセて……ください」

 

「………分かった。沙綾」

 

目をぎゅっと閉じてお願いする沙綾に、僕はそう告げると右手を胸の中央部分に近づけていく。

 

「ぁぁ………んんッ!」

 

指を近づけると、沙綾は期待に満ちた声を上げ、そして胸のぷっくりと膨らんだつぼみに指を添えると、沙綾は身体を大きく震わせて淫らな声をあげた。

 

「んあッ、乳首ぃ、ゴリゴリぃッ……ひあッ」

 

そのまま指で挟むようにして乳首をこねくり回すと、沙綾の声のトーンはさらに高くなる。

 

「気持ちいい?」

「はいぃっ。気持ちいい……んんんッ、です。ああっ!」

 

僕の問いかけに、顔をこっちに向けて応えるが、その表情は少女の顔というよりは、色っぽい大人の女性の顔になっていた。

 

(なんだか、僕も我慢できなくなってきた、かな)

 

沙綾の表情を見た僕は、自身の劣情を抑えきれなくなっていた。

 

「んんッ、あ……そ、そこはぁ」

 

僕は胸を揉みしだいていた左手を、沙綾の体の上を滑らせるように移動させると、太ももに添えてさするように前後に動かす。

そして、そのままスカートをめくり上げるように手を差し入れるとショーツの上から、秘部に手を触れる。

 

「ひゃんっ!?」

 

体を大きく跳ねらせた沙綾は、驚いた様子の声を上げる。

 

「ここ、すごく湿ってる」

「い、言わないでください……ぁッ、んッ」

 

指先に感じたショーツの湿ったような感触に、沙綾は耳まで真っ赤にしてるのではないかと思うほど赤く染めながら、抗議してくるが手を上下にさするように動かすと途端に甘い声に変わる。

 

「あッ、ち、直接はだ―――んあッ!」

 

どんどんと湿った個所が広がっていくのを感じた僕は、ショーツの中に手を滑り込ませて、直接沙綾の秘部に指を触れさせる。

触れさせた瞬間、つぷッという水音が聞こえてくる。

 

「はぁん……んくぅっ! ふぁぁっ」

 

指を割れ目に沿って動かすと沙綾の体は小刻みに震わせながら艶っぽい声を上げていく。

そして、秘部の方は指の動きに合わせて先ほどよりもはっきりとクチュ、クチュ、クチュッという水音が聞こえ、それが僕の興奮を高めていく。

 

「お、音ぉっ! そんなに立てちゃ、だ―――んぁぁぁッ!」

「沙綾、もっと気持ちよくしてあげるね」

「んくぅぅぅっ! ち、乳首! 今、触ったら―――んひぃッ」

 

割れ目を愛撫するのと同時に、乳首への愛撫も再開させると、沙綾の声のトーンが上がり嬌声を上げ続け出した。

 

「んぅぅぅぅっ! も、もう駄目ぇぇっ! イっちゃう……イクイクイッ――――」

 

そのまま指を激しく動かして沙綾を絶頂へといざなおうとすると、沙綾は足をピンっと伸ばし、そして

 

「ん~~ッ!!」

 

ひときわ大きな嬌声を上げて沙綾は絶頂を迎え、体をクの時に。折り曲げるようにして体を震わせる。

 

「はー……はー……」

 

そして熱っぽい息をする沙綾の扇情的な姿は、さらに僕の劣情を高めていく。

 

「ぁ……お尻に、当たって……」

 

身体が触れたため、その感触の正体がわかったのか、沙綾は僕のほうに顔を向ける。

その表情は、すっかりスイッチが入っているのか、蕩けていた。

 

「一樹さん。私……」

「うん。このまま――」

 

僕は沙綾を横たえようとした時だった。

 

「「ッ!?」」

 

上のほうから聞こえた物音に、僕たちは体をこわばらせる。

 

「ちょっと見てくる」

「は、はい」

 

僕は沙綾をソファーに座らせると、階段を上っていく。

 

「ッ!」

「有咲?」

 

上り切ったところで、座り込んでいた有咲の姿を見つけた。

 

「見た?」

「……」

 

有咲の恥ずかしそうに赤くなっているようにも見えた表情から、僕は単刀直入に有咲に問いかける。

そんな僕の問いかけに、有咲はこくんと頷いた。

普段何気なく使っているが、ここは有咲の家の敷地内だ。

そこで勝手なことをしていれば怒られてもおかしくない。

でも、有咲は怒るどころか押し黙っており、何も言おうとはしない。

 

(何だろう……罪悪感っぽいのを感じるんだけど)

 

居心地が悪くて黙っているというわけではなく、どちらかと言えば白目たいことがあって何も言えないという感じの有咲の雰囲気に、僕はある可能性を見出した。

 

「有咲、もしかして自分でしてた?」

「ッ!?」

 

僕の問いかけに、有咲は身体をびくっと震わせる。

それだけでも十分答えているようなものだった。

 

「し、してねえからっ! してるわけねーだろっ」

 

僕が何も言わないでいると、有咲は声を荒げて必死に否定してくる。

それが、僕の中にある加虐心を芽生えさせた。

 

「へぇ……それじゃ、有咲の体に聞いてみようか」

 

僕はしゃがみこむと、下半身に手を伸ばしてスカートの中に手を差し入れると、その奥の秘部にショーツの上から手を触れた。

 

「え、ちょまっ―――んっ!」

「ここ、すごく湿ってるけど?」

「う、動かす、な……んんッ!」

 

有咲のそこは、ショーツ越しでもわかるくらい湿り気を帯びていた。

有咲は声を上げないようにと口を手で覆う。

 

「んくぅ……はぁ、ふぅぅっ!」

 

手を上下にさするように動かしていくとクチュクチュという音と共に、有咲は身体を小刻みに震わせながらくぐもった声を上げる有咲。

 

「んんん~~~ッ」

 

先ほどまで自分でしていたからか、有咲の感度はかなり高くなっていて、必死に目を閉じて快感に耐えようとしている様子だが、限界に近いのか声を上げる感覚がだんだんと短くなり始めていた。

そこで僕は有咲から手を離した。

 

「ぁ……」

「ここだとあれだし、下に行く?」

 

切なげな声を上げる有咲に尋ねると、真っ赤な顔をしてこくんと頷いた有咲の手を取って、そのまま沙綾のいる地下に向かう。

 

「一樹さん……それに有咲も」

「沙綾、悪いけど有咲も一緒でいいかな」

「え? あ、はい。いいですよ」

 

僕の言葉に、沙綾は驚きながらも頷く。

 

「うわっ」

 

それを確認した僕は、ソファーに腰かけながら有咲の手を引いた。

 

「いきなり危ないだ――――んぅっ!?」

 

僕のほうに抱き着く形で倒れた有咲の口を、僕は唇でふさいだ。

 

「んーーっ! んぅぅぅっ!」

 

突然のキスに、有咲は必死に抵抗しようとするが、背中に手をまわしているのでうまく抵抗できない、有咲の唇を、僕は舌先で突いた。

 

「んむぅぅ!」

 

最初は唇を頑なに閉じて抵抗していた有咲だったが、だんだんと目がトロンとなり、その力が弱まっていきついに僕は舌を有咲の口の中に侵入させた。

 

「んッ!? レロ、ジュルルルっ!」

 

そして、有咲の舌と絡めると、有咲もそれに応えてくれた。

 

「ぷはぁ……はぁ……はぁ」

 

一度口を離すと、有咲はだらしなく口を開けて涎を垂らしながら、荒い息をしていた。

 

「有咲、すっごくエッチな顔してる」

「有咲は、キス好きだもんね」

「ち、ちがっ! 別にそんなんじゃ―――んぅっ!」

 

沙綾と僕の言葉に否定する有咲の唇を再びふさいだ。

 

「んむぅっ、チュッ、チュッ、レロ……んふぅ……」

 

先ほどと違って、今度は積極的に有咲の方から舌を絡めてくる。

そのたびに淫らな音を立てていくが、有咲はキスに夢中でそれに気づかない。

 

「んぅ……チュッ、はふぅっ」

 

さらに有咲は、僕の足に自らの秘部をこすりつけるように腰を前後に動かしていた。

 

「んぅぅっ!? んっ、んッ、チュゥゥゥッ!!」

 

有咲がこすりつけている方の足を軽く揺さぶると、有咲は甘いくぐもった声を上げながら激しく求めるように僕と舌に絡めていく。

 

「んぅぅっ! ふぁぁっ! んんんんっ! ジュルルルっ」

 

足を揺らし続けると、だんだんと有咲の息遣いが荒くなり、息継ぎで口を離した瞬間に嬌声が漏れ始める。

それと同時に、有咲の体は小刻みに震えだしていた。

 

(そろそろかな)

 

僕は、有咲をイカせるべく、キスをしたまま背中に回していた手を片方有咲の秘部に持っていく。

 

「んふぁっ!!?」

 

そして、ショーツ越しに有咲の秘部に触れさせると、有咲はまるでバネのように口を話して体をのけぞらせるようにして硬直させた。

手には先ほどよりもショーツ越しでもわかるほど、ぐっしょりと濡れている感触がしていた。

 

「だッ、あッ、やっ!」

 

僕はショーツを横にずらして、有咲の膣内に指を入れるとチュプッという音と共に有咲は身体を跳ねらせる。

 

「か、一樹、さんっ。それ、やめ――――んぃぃッ!」

 

止めようとする声もすぐに快感に満ちた声にかき消される。

 

「すごいよ。有咲のここ、こんなに音がする」

 

指を掻き出すように動かすたびに、有咲の秘部からクチュクチュという淫らな音をたてている。

 

「やっ! 言う……んあッ! なぁっ」

 

口では拒絶しても、有咲は僕の背中に手をまわしてしがみついているので、本心ではないのは分かっていた。

 

「あッ! もう、だッ―――んくぅぅぅっ!!」

 

言ったのか、有咲は歯を食いしばるようにして甘い声を上げながら体を小刻みに震わせた。

そんな中、僕は指を動かし続けた。

 

「んぃぃぃぃッ! ま、待って、今動かしたら―――ひうぅぅぅっ!!」

 

イッてる状態での愛撫に、有咲はさっきよりも大きく体を跳ねらせて淫らな声を上げ続ける。

 

「沙綾、有咲の上着をたくし上げてくれる?」

「あ、はい」

 

有咲の痴態を見て顔を赤くしている沙綾に、僕はお願いをすると、沙綾は快く引き受けてくれた。

 

「あ、服っ! んんんッ!」

 

有咲が気付いたころにはすでに沙綾が服をたくし上げた後だった。

ブラも一緒にたくし上げられ、有咲の胸がさらけ出される。

僕は有咲の体を少しだけ離すと、その胸に口をつける。

 

「あひぃぃぃッ! む、胸舐めながら、はっ! だ―――んあああッ!」

 

胸と膣内を同時に愛撫することで、有咲はさらに体を震わせて高ぶっていく。

 

「はぁああんっ! んぁぁぁぁ!」

 

有咲の嬌声を聞きながら、僕は有咲をイかせるべく愛撫を続けた。

 

「ひぅぅぅッ! ま、またイ゛ッ、ああああ~~ッ」

 

有咲が切迫したような声を上げたのと同時に、絶頂を迎えたのか、有咲はひときわ大きな声を上げて体をビクンッと震わせながら体をのけぞらせた。

 

「ぁぁッ、ぁ……ぁ……ぅ」

 

小刻みに震わせ続ける有咲の艶やかな表情に、僕の劣情はさらに高まる。

 

「沙綾、先に有咲としてもいい?」

「……後でぎゅってしてくれるなら」

 

先ほどからお預け状態の沙綾は、一瞬ためらったものの、条件付きではあるが頷いてくれた。

 

「ありがと。それじゃ……」

 

沙綾にお礼を言いながら、僕は有咲の体を僕の一物のほうに寄せると有咲の秘部に一物をあてがう。

 

「はぁぁ……は? ちょまっ、何をして―――ふぁああああっ!」

 

荒い息遣いの有咲は、その感触に気づいて、ハッとした表情で声を上げるのを遮るように、僕は一物をズプっという音と共に、有咲の膣内に挿入させた。

 

(くっ、きつい)

 

その瞬間、有咲の膣内の締め付けに、僕は一瞬で果てそうになるのをこらえて一気に奥まで突き入れた。

 

「ああっ! いき、なり……入れるなぁ」

「でも、有咲のここすごく、締め付けてくるよ」

 

途切れ途切れに抗議の声を上げる有咲に、僕は一物を軽く奥に押し込めるように動かすと、有咲の膣内がヒクヒクと締め付け出す。

 

「しら、ないぃぃっ! そこ、グリグリは、ダメぇぇっ」

 

有咲の口とは対照的に、膣内は僕の動きに反応してヒクヒクと震えている。

 

「いくよ」

「んあっ! やっ、動いてっ……ああっ!」

 

僕は下から突き上げるように一物を動かすと、有咲は片目を閉じながら刺激に耐えようとするが、口からは甘い声が漏れていた。

 

「有咲、気持ちいい?」

「気持ちよくなんて、あッ! ないっ! んんんッ!」

 

まだ素直になれていないのか、有咲は甘い声を上げながらも感じていることを否定してくる。

だが、膣内は嘘をつけない。

 

「でも、有咲のここはものすごく締め付けてくるよ」

「し、知らないっ! 一樹、さんが………んくぅっ! 動いてるから、勝手になってるだけッ! んぃぃぃッ!」

 

ここまで来ると、もはやすごいとしか言いようがない。

快感に表情を歪ませながらも、それを否定してくるのは本当にすごいとしか言えない。

 

「有咲、気持ちよさそうな顔してるのに」

「して、ないっ! というより、見るなぁッ!」

 

(とはいえ、このままだとなんだかな……)

 

素直になれないのも有咲らしいといえるし、そういうのも彼女の魅力だけど、さすがにムードのかけらもない。

 

「分かった……」

「ぇ……あッ」

 

僕は有咲の膣内から一物を抜くと、寂しげな声を上げる彼女を立たせると、後ろを向かせる。

 

「んああああッ! 後ろからぁぁッ」

 

そしてそのまま後ろから、有咲の膣内に再び一物を挿入させる。

有咲の両腕をつかんで、引っ張りながら腰を突き出していく。

 

「あああッ! 奥までッ、んんんんッ!」

 

有咲の膣内の感触が、僕の一物に快感として伝わっていき、僕は身体を震わせた。

 

「ちょっと、待っ―――激しっ、んぅぅぅぅっ!」

 

有咲の顔は見えないが、有咲の反応から苦痛の色は感じられない。

 

「ああッ! あ、あ、あ、あ、あッ! これ、やばっ、んぁぁぁぁぁッ!」

「有咲、後ろから突かれるのが好きなの?」

 

後ろから突くたびに嬌声を上げる有咲の様子に、それを見ていた沙綾が声をかける。

 

「ち、ちがっ―――んぅぅぅぅっ!」

 

有咲の言葉とは裏肌に、先ほどから奥を突くたびにイッてるのか膣内がヒクヒクと痙攣をしている。

沙綾の指摘も、あながち間違いではないのかもしれない。

 

「有咲、かわいいよ。んっ」

「んむぅ!?」

 

そんな有咲にとどめを刺すように、うっとりとした沙綾が有咲にキスをする。

 

「んむ、チュパッ、チュプ、ジュルルル!」

 

そして、早々に激しくむさぼり合うようにキスをしあう二人の姿に、僕はさらに強く腰を打ち付けていく。

 

「んむぅぅぅぅっ! これ、ヤバ――――チュぅぅぅぅっ!」

「ふぁぁ……ありひゃぁぁ……んんんーっ」

 

一瞬口を離したのか有咲の口から甘い声が漏れ聞こえるが、それを沙綾が再びふさいだ。

ふと、沙綾の体に目をやると、いつの間に脱いだのか全裸の姿で手を自らの秘部にやっていた。

聞こえるのは、二人の甘く熱を帯びた甘い声に、肌同士がぶつかり合う乾いた音と、その度に聞こえるグチョグチョという水音、そして沙綾のものだろうか、くちゅくちゅという淫らな音だけだった。

それらが僕を高みへと上り詰めらせていく。

 

「有咲、そろそろ射そうっ。どこに出してほしい?」

「ぷはぁぁぁっ! 膣内、でいいか、らっ! このままっ! んぁぁぁああっ」

 

僕の問いかけに、顔をこちらに向けた有咲の表情は熱に浮かされたように蕩けており、そんな彼女の口から懇願された僕は、さらに腰を打ち付ける。

 

「あああッ!? さっきよりも、強いぃぃッ!! あ、あ、あ、ああッ! ひぅぅぅ?!」

 

僕の動きに合わせて有咲は嬌声を上げ続け、その声がどんどんと切羽詰まった感じになり始めていった。

 

「っく、射るっ!」

 

そして、僕が有咲の一番奥まで腰を打ち付けた瞬間、有咲の中に白濁液を解き放った。

 

「んぐぅっ!? んん~~~ああああああッ!」

 

その勢いに、有咲は身体を大きく跳ねらせながら絶叫に近い声を上げる、

 

「ぁッ、あ゛ッ……どんだけ。膣内に出してるんだ、よ……」

 

膣内に慰された感覚に、有咲はそう呟きながら失神したのか糸の切れた人形のようにガクッとうなだれるが、僕が腕をつかんでいるので倒れずにすんでいた。

とりあえず、一物を抜いた僕は有咲の体をソファーの上に横たわらせる。

 

「沙綾。お待たせ」

「はい♪」

 

そして声をかけた僕に、沙綾は声を弾ませながら僕のもとに駆け寄ると、しがみついてきた。

 

「お願いです。一樹さんのおちんちんを私のここに入れてください。もう、こうなってるんです」

 

そう懇願してきた沙綾は、僕から離れると手で割れ目を開いて、僕に見せてくる。

それと同時に沙綾の秘部から、透明な液体がこぼれ落ちていく。

 

「うん。でも、加減はできないよ」

「いいです。私のこと、めちゃくちゃにしてください」

 

これまで待たせたからか、沙綾の表情はとても妖美なものだった。

 

「ぁ♪」

 

そんな彼女の秘部に、一物を当てると沙綾は期待に満ちた声を上げた。

それをしり目に、僕は沙綾を抱きしめながら一気に腰を突き出して一物を沙綾の一番奥に貫いた。

 

「んああああああッ!」

 

その瞬間、沙綾は絶叫に近い声を上げながら身体をえびぞりにのけぞらせる。

 

(う……すごくきついっ)

 

沙綾の中は、本人が言うとおり、グショグショに濡れていたが、膣内に入っている僕の一物をぎゅうぎゅうに締め付けてくる。

気を抜けば果ててしまいそうになるほどのその感覚を振り払うように、僕は腰を動かした。

 

「んぐぅぅぅっ! すごいぃぃッ、一樹さんのおちんちん、私の中で、暴れてる~~ッ! ああああッ」

 

そのたびに沙綾は気持ちよさそうな甘い声を上げて快感に体を震わせていた。

 

「あ、キスぅぅっ、キスしてぇぇっ! んんっ」

 

力なく揺れているだけの腕を伸ばして、僕にキスをせがんでくる沙綾の唇に、僕はキスをすることで応えた。

 

「はむ、チュッ、チュッ、ジュルルルっ! んぅぅぅ」

 

最初のとは違ってむさぼり合うような激しいキスに、僕の頭の中はどんどんと真っ白になっていく。

 

「んぅぅあああッ! さ、さっきよりもつよぃぃぃッ!」

 

それまで少しだけセーブしていた力を解き放って、僕は乱暴に沙綾の膣内を一物で着き続けていく。

 

「あ゛あ゛あ゛~~っ! もっと、もっとぎゅーってしてくださいぃぃぃぃッ!」

 

目を見開かせて快感に体を震わせながら、懇願する沙綾に応えるように、僕は沙綾の体を力いっぱい抱きしめながら腰を動かし続ける。

ただ、体勢的に大きい動きはできずに小刻みな動きしかできないが、その分沙綾の一番奥を一物で押し付けるような形になるわけで

 

「ん゛ん゛ん゛んッ?! 奥、グリグリぃぃぃッ」

 

一番奥への刺激に、沙綾は絶叫に近い嬌声を上げながら体を撥ねらせる。

 

「これダメっ、気持ち、よすぎるッ。んんんんッ! もうきちゃうぅぅッ」

 

沙綾の膣内のひだひだが、僕の一物にまとわりつくように絡みついたり、締め付けたりしてくる。

それが僕を絶頂へといざなっていた。

 

「うあっ……そんなに締め付けたら、僕ッ」

「射してぇぇッ! 私と一緒にイッて―――んぃぃぃぃぃっ!」

 

沙綾の答えを聞きながら、僕は再び腰の動きを激しくさせる。

 

「んっ、んっ、んっ、んッ、んんんん~~。それいいっ。もう来ちゃうっ! あッ、あッ、あっ!!」

「沙綾ッ」

 

沙綾の声がどんどんと余裕がなくなっていくのと同時に、僕の頭の中がちかちかとし始める。

それが射精の合図だと悟った僕は、思いっきり沙綾の一番奥に腰を打ち付ける。

 

「んああああああっ!!」

 

その刺激に沙綾は体を大きく弾ませるようにして絶頂を迎え、僕の一物をキュッと締め付けた。

 

「う゛っ、射る!」

 

そしてその締め付けに僕は抗うことなく、沙綾の膣内に白濁液を解き放った。

 

「んんんんンン~~~っ! 一樹さんの、精液が……ぁッ、私の中に、どびゅどびゅてぇ~~っ! あッ、やだ、また―――んくぅぅぅぅッ」

 

腰をがくがくと震わせるように言っていた沙綾は、その勢いに再び嬌声を上げながら絶頂を迎えたようで、体を大きく震わせる。

 

「はふぅぅ……はぁ……はぁ……」

 

落ち着きを取り戻して、沙綾の膣内から一物を抜いた僕は、沙綾をテーブルの上に横たえる。

沙綾は、肩で息をしながら、天井を見ていた。

秘部からは、僕が出した白濁液があふれ出し始めて、扇情的な姿になっていた。

そんな光景に、僕の一物は節操なしに反応し、再びその硬さを取り戻していた。

 

「一樹さん……まだ大きいまんまじゃん」

「……あ♪」

 

そんな僕の一物を、正気を取り戻したのか有咲が呆れながらもうっとりとした目で院ながら声を上げ、さらに沙綾も僕の一物に目を輝かせた。

 

「し、しょーがねえな。もう一回やってやるから。……ほ、ほら」

 

そんな僕の状態に、有咲は腕を組んでそっぽを向きながら入れるように促してくる。

 

「そんなに嫌だったら、有咲はやらなくていいよ。代わりに私の膣内に入れてもらうから」

 

それに対抗するように、沙綾はしなを作るように曜日な笑みを浮かべながら僕を誘惑し始める。

 

「はぁ!? 沙綾はさっきしてただろうが!」

「そういう有咲だって、一樹さんにいっぱいイかされてたでしょ!」

 

(何? この状況)

 

二人で言い合いを始めだしたのを見ていた僕は、どこか冷静な状態で心の中でつぶやいていた。

お互いに、秘部から白濁液を垂らした状態というのがある意味シュールではあったが、そのような状況でも一物は衰えることはなかった。

 

「二人ともストップ! それだったら、こういうのはどう?」

 

とりあえず、この状況を放置するのもあれなので、僕は二人を止めるとある提案をするのであった。

 

 

 

 

 

「こ、これでいいのか……なんだか落ち着かねえんだけど」

「うん。大丈夫」

 

僕が出した提案。

それは、二人が股間を重ねるようにする所謂W須股のような体位だった。

有咲が下で、沙綾が上に覆いかぶさるようになっている。

二人の期待と不安に満ちた表情が僕に向けられる。

 

「は、はやく入れて下さい」

「も、もちろん私にだよな?」

 

腰を振って誘てくる沙綾に、こちらに視線を向けながら懇願する有咲。

 

「うん。いくよ」

 

そんな二人に、僕は頷くと腰を突き出した。

重なっている部分(・・・・・・・・)に向けて。

 

「んあっ!?」

「んぅっ!?」

 

その瞬間、二人は同じタイミングで甘い声を上げた。

 

「か、一樹さんっ」

「こ、これって―――」

「こうすれば、二人で一緒に気持ちよくなれるでしょ」

 

僕の一物は有咲の秘部と沙綾の秘部に挟まれるようになっている。

やっていることは素股と同じだが、その分二人に平等に気持ちよくすることができる。

 

「行くよっ」

「んあああ!」

「ひぅぅぅ!」

 

僕がピストン運動を始めると、二人は快感に表情を染めて淫らな声を上げ始める。

 

「これ、すごいっ。一樹さんのおちんちんが、気持ちいところをこすってっ―――んぁぁぁッ」

「あぅぅぅうッ! 奥突かれてないのに気持ちいいです~~っ!」

 

一物を前後に動かすたびに二人の体は揺れ、甘い声を上げ続ける。

秘部からはくちゅくちゅという音を立て、とめどなくあふれ出る大量の愛液が僕の一物を濡らしていく。

 

「んぁああっ! ち、ちょっと沙綾ッ。さっきから、乳首がこすれ――――んくぅぅッ」

「んぃぃぃぃッ! 有咲の乳首、こすれてきもちぃぃぃッ」

 

二人の乳首がこすれているのか、二人の声のトーンがさらに上がっていた。

 

「あああっ、んむっ!?」

「んぅぅぅっ! チュッ、チュッ、チュッ」

 

快感に思考が止まっているのか、二人は求めあうようにキスをし始める。

 

(そんな風にされると、こうしたくなっちゃうんだよ、ねッ)

 

二人の扇情的な姿に、加虐心が芽生えた僕は、一物くぉ後ろに動かしたときに角度をつけて押し出した。

 

「んふぁぁぁあああ!?」

 

僕の一物はスムーズに沙綾の膣内に入り、体をエビぞりに仰け反らせて嬌声を上げた。

 

「いきなりは、ずるぃぃぃッ」

「う……きついっ」

 

歓喜の声を上げる沙綾の膣内は、先ほどよりもきつく僕の一物を締め付けてくる。

 

「んぁぁぁッ! 気持ちいいっ! あッ、あッ、あああッ!」

「あ……」

 

一物を出し入れするたびに、沙綾は身体をのけぞらせるようにしながら嬌声を上げ続ける。

 

「なんで、沙綾ばか、りぃぃっ!?」

 

不満そうな声を上げる有咲の膣内に今度は一物を挿入させると、不満の声は一気に甘い声へと変わる。

 

「んあああああッ、これぇぇっ、すごいぃぃッ」

 

有咲の膣内もまた、沙綾の膣内と同様に僕の一物をきつく締め付けてくる。

だが、有咲の反応は最初の時より良かった。

 

「有咲、どう? 気持ちいい?」

「はいぃッ。とっても気持ちいいで―――んぃぃぃッ!」

 

試しに疑問を投げかけてみると、さっきまでの有咲とは対照的に、素直に答えながら嬌声を上げる様子に、僕の予想は革新へと変わる。

 

(有咲、スイッチが入ったんだ)

 

普段はツンツンしているが、それがデレに変わった瞬間、人が変わったように甘えてくる。

こういう時に変わった時は、ものすごく素直になったりするのだ。

どっちの彼女も有咲であり、好きなのは言うまでもない。

 

「んぅぅぅぅっ! もっと、奥を突いてぇっ!」

 

蕩けた表情を浮かべながら懇願する有咲の膣内を一物で着き続けると、有咲は身体をびくびくっと跳ねらせながら嬌声を断続的に上げていく。

 

「一樹さぁん、私にもおちんちん入れてください……」

「言われなくてもっ」

「んああッ!! これぇぇっ! あああああッ!」

 

そんな時、沙綾の懇願に、僕は有咲の膣内から一物を抜くとそのままの勢いで沙綾の膣内に再び一物を挿入させる。

 

「んぃぃぃぃッ!」

「あッ! またきたぁぁッ! ひああああっ」

 

膣内を何往復させてはもう一人の膣内に挿入させるというのを繰り返していく。

膣内を突くたびによがり狂う二人の姿と、膣内の感覚に、僕は夢中になって腰を振り続けた。

 

「二人とも、もう射そうッ」

 

だが、そんな時間は某の射精感で終わりを告げる。

 

「あぃぃぃッ! な、膣内! 私の中にくださいィィッ」

「んああああッ! 一樹さんの精液、いっぱいっ!! 私の膣内にぃぃいあああああ!」

 

再び二人の懇願がぶつかる。

 

「分かった。射すよ! 膣内にッ」

「あひゃああ!! 激しっ、それ激しすぎィィッ!」

「んひゃあああ!! しょれりゃめぇっ! 奥弱いからぁぁっ!」

 

それに対して僕は、そう答えると、さらに力強く乱暴に二人の膣内の一番奥に一物を突き刺していく。

さらに乱れる二人に、ついに僕の我慢も限界になる。

 

「行くよっ! 射るっ!!」射精しそうだと思った瞬間、僕は沙綾の膣内から一物を抜いて有咲の膣内に挿入させると一番奥に一物を押し付けた。

「あんッ!? おちんちん、ぬいちゃ、やああ!!」

「んぎぃィィッ! 奥ぅぅぅっ! 奥に精液が出て――んぁぁぁああああっ!!」

 

沙綾の悲痛な叫びとは裏腹に、有咲は甘い寒気の声を上げて体をのけぞらせて絶頂を迎えていた。

有咲の膣内に解き放たれる白濁液。

 

「まだまだぁぁッ」

「ああッ!」

 

僕はは出しながら有咲の膣内から一物を抜くと、そのまま沙綾の膣内に突き刺した。

 

「んぎぃぃぃぃッ! 射精しながら中に入ってきたぁぁぁっ!」

 

挿入された一物に、沙綾は身体を大きく跳ねらせながら喜びの声を上げるなか、僕は沙綾の膣内の一番奥に白濁液を注ぎ込むのであった。。

 

『はぁっ、はぁっ』

 

やがて永井射精が終わった頃には、僕たちは荒い息をしていた。

 

「んあッ! こんなの……ずるいよぉ」

 

沙綾の膣内から一物を抜くと、沙綾は譫言のようにつぶやきながら、有咲の上に崩れ落ちた。

 

「癖に……なるぅぅっ」

 

対する有咲も、先ほどの絶頂で力尽きたのか、とろけきった表情を浮かべたまま気を失っていた。

 

(僕も、もう限界)

 

そして、僕は服を着ることもできず、その場に座り込んだ。

 

 

 

 

 

「ああ……やってしまった」

「有咲、いい加減元気だしなって」

 

正気を取り戻した二人とともに、僕たちは後片付けをしていたのだが、有咲はため息交じりにつぶやいていた。

 

「出せるかっ! 子、こんなところで、あんなっ―――」

 

沙綾の言葉に、反論する有咲は、先ほどの情事を思い出したのか言葉を詰まらせて顔を赤く染める。

 

「大体、それもこれも二人が盛ってたからじゃねえかっ」

「……言い訳のしようもないです」

 

有咲の言うとおり、きっかけは僕たちの行為だ。

 

「でも、私はすごく気持ちよかったよ。有咲だって、そうでしょ」

「う゛っ!?ま、まあ気持ちよくなかったこともない、かな」

 

沙綾のまっすぐな意見に、有咲は言葉を詰まらせると、そっぽを向きながらそう言葉を漏らした。

 

「有咲……」

「い、いいから! 早く片付けるぞっ。あと少しで香澄たちが来ちまうッ」

「ふふ。了解」

 

誤魔化すようにぶっきらぼうに言い放つ有咲に沙綾が相槌を打つと、僕のほうに視線を向けてきた。

お互い微笑み合いながら、僕たちは片付けに集中するのであった。

 

 

 

ちなみに、その後やってきた香澄たちには、僕たちの情事がすぐにばれてしまったということをここに付け加えておこうと思う。

理由は、においだったりする。

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