放課後、ところはいろはの家、彼女の自室。
「⋯⋯で、こういう問題で構文をどれだけ理解できているかが問われるってわけだ」
俺は昼休みの約束の通り、下校後いろはに勉強を教えていた。
今や多少慣れてきたが。
いろはの部屋にはザ・女の子といった調子の可愛らしい置物や、ちょっと大人な感じのするコスメ用品、ファッション誌なんかが並んでいる。何度もここを訪れているというのに、本当に俺がここに居ていいんだろうかと感じてしまうぐらい女子らしい部屋だった。
「構文分析っていうと難しく感じるが、ようは無意識でやっていることをちゃんと認識しながらやってく感じだな」
「ふむふむ」
いろはは分かっているのかどうか微妙な返答をしながら、コクコクと頷きを返していた。
あんなタイミングで勉強を教えてと言われたら別の意味で捉えるしかないわけだが、今のところは真面目に勉学に勤しんでいる。そう、今のところはだが。
「じゃあ、問題集やってみるか」
「はい」
ローテーブルの上でペラペラと参考書をめくると、いろははシャーペンを持ったまま俺を見やった。
「先輩」
いろははテーブルに片肘をつくと、身体を傾けた。天板に押し付けられた柔らかい部分が、形を変える。
「正解できたらご褒美ですね」
「いや、なんで教えてる俺があげなきゃいけないんだよ⋯⋯」
「ええ。だからわたしが正解したら、先輩にご褒美です」
何言ってんだこいつ⋯⋯と思っている間にいろはは演習問題にとりかかり始める。さして時間もかからずそれを解き終えると、どうですかと俺に解答を差し向けてきた。
「⋯⋯正解」
「じゃあ、ご褒美ですね」
そう言うといろはは、制服のブラウスシャツのボタンを一つ、二つと外していった。
何してんだこいつ痴女かよと思っているうちに、いろはがまたテーブルに肘をつく。ブラウスの隙間から覗くのは、白いカーブを描く谷間だ。
「さっきから見すぎですよ、先輩」
「──っ」
その台詞はつまり、いろはの行動の一因は俺にあると言っていた。
実際、男子たるもの万乳引力という物理法則には逆らえないし、俺も恋人相手ということで無遠慮に見てしまっていたところもある。
「じゃあ、次の問題解いてきますね」
いろははそう言ってページをめくると、集中した様子で問題を解いていく。もちろんその胸の谷間は、対面に座った俺には丸見えだ。
さらさらとテンポよく問題を解いていくと、またいろはは俺に解答を書いたノートを見せる。
「⋯⋯正解だ」
「ふふっ。よかったですねー、先輩? 頑張って勉強を教えた甲斐があって」
そう言っていろはは、いつも着ているピンク色のカーディガンを脱いだ。
これじゃまるで野球拳だ。しかし俺は止めろと言うわけでもなく、次の問題にとりかかるいろはを見ているしかなかった。
「はい、出来ました」
どうぞ見てください、とローテーブルの上を滑ってくるノート。それから強調された白い谷間と、チラと見えたライトイエローの下着。
解答を見ながら答え合わせをしていくと、俺はごくりと唾を飲み込んでから言った。
「正解⋯⋯」
「あー、じゃあどうしましょうかねー。流石にこれ以上露出増やすのはアレですし」
確かにこれ以上あられもない姿を見せられては、俺が勉強を教えるどころではなくなってしまう。ならばどうするかと言えば、こんなゲームは止めさせるべきなのだが。
「先輩。わたしがいいって言うまで後ろ向いててください」
「お、おぉ⋯⋯」
俺は確かな期待感に抗えず、ついいろはの言う通りにしてしまう。
後ろを振り向いて待っていると、微かに衣擦れのような音が聞こえてきていた。変に想像力をかきたてられてしまって、鼓動が早くなってくるのが分かる。
「もういいですよ」
背中にかけられた声を合図に、俺はいろはの方を振り返った。居住まいを正して座るいろはは、さっきと何も変わっていないように見える。
「はい」
そしていろはは後ろに回していた手を俺の方に向けてくると、ぱさりと俺の膝の上に何かを落とした。
果たして、その何かとは。
「⋯⋯お前なぁ」
「何ですか?」
俺の膝の上に落とされたのは、さっきちらりと見えたブラジャーと同色のショーツだった。
古臭い言い方をすれば、脱ぎたてパンティーである。こいつ、さっきから挑発しすぎだろ⋯⋯。
「どんどん続きやっちゃいますね」
何も変わらないようでいて、しかしそのスカートの中で無防備になっているいろはは、また問題へととりかかる。
「はい。答え合わせお願いします」
またあっという間に解いてしまうと、俺はまた解答を手にいろはのノートを見る。また全問正解だ。こいつ、俺が教える必要なんてないんじゃ無いんじぇねぇの。
「⋯⋯正解」
「ふふっ。生徒が優秀でよかったですねー、
挑発するような台詞と同時に、いろはは俺の隣までやってくる。チュ、っと俺の頬に口づけると、俺の耳元で囁いた。
「ここまでしても手を出さないんですか?」
「──っ!」
そして二の腕に押し付けられる、いろはの女性らしい部分。その声は蜜のように甘く、ねっとりと俺の意識を絡め取って離さない。そんなことまでされて、我慢などできるはずもなく。
「ん⋯⋯っ」
飛びつくような勢いでその身体を抱きしめると、桜色の唇を奪う。唇をはみ合うと、どちらともなく舌を絡ませた。
生暖かい鼻息が俺を昂らせ、舌に絡みつく唾液が理性を溶かしていく。彼女の身体の味を知ってしまった俺はもう、その衝動から逃れられない。
「んっ、んぅぅ⋯⋯っ」
さっきからチラチラと見えていたその胸を、服の上から愛撫する。途端に漏れ始めた甘い喘ぎは、その性的な行為を歓迎しているように聞こえた。
「はぁ、ん⋯⋯。せんぱ、あ⋯⋯っ。んぅ⋯⋯♡」
くぐもった声を聞きながら、ブラウスのボタンを外していく。貪り合うように舌を絡みつかせながら、ブラのホックを外した。その動きももう、手慣れたものだ。
「あ、ん⋯⋯♡ 先輩、すっごい興奮してますね」
「誰のせいだと思ってんだよ⋯⋯」
ようやく唇を離すと、見つめ合いながら俺はいろはのブラをズリ上げた。直に触れると裸の乳房は絶妙な張りと柔らかさで、いつまでも揉んでいたくなってしまう。
「あぁ、んっ♡ ふふっ♡ 先輩には、わたしに夢中なままでいてもらわないといけませんから♡」
そう言っていろはは、ついばむように俺の唇にキスをした。それが愛らしいやらいやらしいやらで、本格的に我慢ができなくなる。
「んあ、あぁぁ⋯⋯っ♡ 先輩⋯⋯っ♡」
俺はいろはの首元に吸い付くと、スカートを捲ってその秘部に触れる。手探りで到達したその秘裂は、まだ触れてもいないはずなのに濡れていた。
「どんだけ期待してたんだよ⋯⋯」
「あぁっ♡ んぁぁ⋯⋯っ♡ わたしだって、お預けされてたのと一緒なんですからね?」
言い訳めいたその言葉も、真実に違いはないのだろう。だとすれば、俺はもっと彼女を悦ばせてやらないといけない。
「⋯⋯いろは」
「あ、ん⋯⋯。あ⋯⋯♡」
俺はいろはを立ち上がらせると、すぐにベッドの上に押し倒した。彼女を四つん這いにさせると、そのままスカートを捲り上げる。
「ちょっとせんぱ⋯⋯あ♡」
桃尻とでも呼ぶべき完璧な形をした尻にキスをしながら、露わになった美脚を撫でる。フェティッシュな場所へのキスと愛撫に、いろははプルプルと身体を震わせていた。
「先輩⋯⋯♡ これ、変態っぽいですよ♡ んあっ♡」
その言葉を肯定するかのように、俺は舌を伸ばしていろはの入口を舐め上げた。
確かに傍から見たら相当アブノーマルなプレイに見えるだろう。しかしいろはの期待に応えるには、これぐらいすべきなのだと思う。
「⋯⋯はぁ。さっきより濡れてきてるぞ」
「やぁ、んぁぁ⋯⋯っ♡ 先輩の、えっち⋯⋯」
そんな生易しい表現では収まらないほど倒錯的な行為で、いろはの身体は高揚を
「もう入れていいか?」
「んあぁぁ⋯⋯♡ はい⋯⋯♡」
いろはは四つん這いのままこくっと頷くと、サイドテーブルからゴムの箱を取り出した。俺はそれを受け取ると、スルスルとフル勃起状態の肉棒に装着していく。
「今日は後ろからな」
「ぁん⋯⋯♡ ええ⋯⋯♡」
俺が入口に肉竿の先を擦り付けると、いろはは期待に満ちた顔でこちらを振り返る。その表情にすら興奮してしまいながら、いろはの狭い膣道に男性器を埋めていく。
「あ、あぁぁ⋯⋯♡」
「はぁ、あぁ⋯⋯っ」
いろはの喘ぎに合わせて、俺も快楽を声に出してしまう。
何度身体を重ねても、いろはと性的に繋がり合う瞬間の快感には慣れなかった。入口は入らないんじゃないかと思うほど狭いのに、いざ進入すれば吸い込まれるように最奥に到達する。ペニスを飲み込んだ蜜壺は蠕動しながら締め付けを増し、更に奥へと誘い込んでくるようだった。
「せん、ぱい⋯⋯っ♡ 動いてください♡ あぁっ♡」
半開きの口のままいろはが誘ってくると、俺の腰は無意識のうちに動き出していた。その細い腰を掴み、スカートのめくれ上がった尻に向かって腰を振りつける。
「あんっ♡ あぁっ♡ は、んぁっ♡ 先輩のっ、いつもりおっき、ぃんっ! あぁぁっ♡」
いろはの最奥を突くたびに、甘い喘ぎが耳朶を震わせていた。ただでさえ可愛らしい声が快感に震えると、庇護欲と加虐心が同時に刺激されてしまう。
「は、あぁ⋯⋯。相変わらず、キツいな⋯⋯っ」
半脱ぎのいろはを眼下に捉えながら、俺はパンパンと夢中で腰を振っていた。
起き抜けに、そして昼休みにと抜いてもらっていなかったら、俺はもう射精してしまっていたかも知れない。いろはの中は、慣れなんかじゃどうにもできないぐらい気持ちいいのだ。
「んあっ、ああぁぁっ♡ 先輩が、あんっ♡ 勃ちすぎですからっ♡ あぁぁっ♡♡」
処女の時から変わらずにキツい膣内は、容赦なく俺の肉竿をシゴきあげてくる。快感に耐えられなくなったのか、いろはは枕に顔を押し付けながらキュンキュンとその膣道を蠕動させていた。
年下の、とびっきり可愛い恋人。そんな彼女の自室で、互いの性器を擦り付け合い快感を得る。言ってしまえば、その状況はきっと世の中的にはありふれているのだろう。
しかし彼女の身体は、あまりにも魅力的すぎた。女性器の具合だけではなく感度も、声も、その反応も全て俺の心を掴んで離さない。
「はぁ、はぁ⋯⋯っ。いろは⋯⋯っ!」
「んぁ、あぁぁ⋯⋯先輩っ♡ 先輩ぃっ♡ 気持ちいっ♡ あぁぁっ♡♡」
気づけば俺は、全力で腰を振っていろはの中を往復していた。
そのたびに訪れる、痺れるほどの快感。腰振りの強さに比例していろはの喘ぎ声が大きくなってくると、いよいよ我慢できなくなってくる。
「は、あぁ⋯⋯っ。そろそろ、イクぞ⋯⋯っ!」
「ああぁぁっ♡ はいっ♡ わたしも、イクっ♡ ああぁっ♡ 先輩のでっ♡ イッちゃいますからっ♡ 一緒にイッてくださいっ♡」
そう言って息も絶えだえに俺を振り返ったいろはの頬は、興奮に紅潮している。蕩けた表情はまるで快楽に堕ちてしまったかのようで、見ているだけでまた射精が近くなってしまう。
「は、あぁぁっ⋯⋯っ! 出るっ、いろはっ、出すぞ⋯⋯っ!」
「んあっ、あっ♡ あんっ♡ あっ♡ ああぁぁっ♡ はいっ♡」
俺はいろはの尻を掴み、全速力で腰を振る。そのたびに響く喘ぎ声は、彼女も絶頂までのカウントダウンに入ったことを表していた。
いろはの女の子らしく、可愛らしい部屋に腰肉のぶつかり合うセックスの音が響き渡る。喘ぎ声と快感にまみれながら、俺は必死に腰を動かし続けていた。
「せん、ぱいっ♡ いっしょにっ♡ あああぁっ♡ 一緒にイッてくださいっ♡ ああぁぁっ♡♡」
「はぁ、はぁっ⋯⋯! あぁっ、イクっ! いろはっ、でる⋯⋯っ!」
「はいっ♡ 先輩の、くださいぃっ♡ あ♡ ああぁぁ~~──♡♡」
びゅるるるるるるるるうううぅぅっ!! びゅっ、ビュクッ! びゅくんっ、ドピュぅぅっっ!!
俺はいろはを押しつぶすようにパァンッ! と激しく腰を打ち付けると、その膣内で射精した。
快感に耐えきれなかったのか、いろははベッドに突っ伏す。それに追い打ちをかけるように、俺はその身体に覆いかぶさって射精を続けていた。
「ふ、うぅぅ⋯⋯。いろは⋯⋯っ!」
「ああぁぁっ♡ せんぱいの、まだ出て⋯⋯♡ ああぁぁっ♡♡」
びゅぷっ、びゅるるるるるっ! びゅるるっ、ドピュッ、びゅクゥッ!!
いろははプルプルと快感にその細身を跳ねさせながら、俺の射精を膣内で受け止めていた。
まるで動物のようなセックスの末の、暴力的なまでの快感。それに二人して飲み込まれながら、性交の残滓を味わっていた。
「はぁ、はぁ⋯⋯っ。全部、出たぞ」
「はーっ、はーっ⋯⋯♡ んぁっ♡」
俺はそう言ってペニスを引き抜くと、それだけでいろはは可愛らしい声で喘いでいた。
ぬるんと抜け出た俺の肉竿には、脱げかけたコンドームが垂れ下がっている。今日だけで三度目だというのに大量に出してしまったらしく、ゴムの先にはたっぷりと白濁液が溜まっていた。
「はぁ、はぁ⋯⋯っ♡ 先輩ってば、いっつも獣みたいなえっちするんですから♡」
いろははそう言うと、ベッドに腰掛けている俺の脚の間に入ってくる。その瞳にはハートマークが浮かんでいて、口元は半開きのままになっていた。
「うわぁ♡ すっごい出てますね♡」
「うぉ⋯⋯っ」
そんな嬉しそうな声の後に、いろはは俺の肉棒からコンドームを取った。つまみ上げたゴムの先には、三センチほども精液が溜まっている。
「それに先輩のここも、まだ元気ですし⋯⋯♡ ん⋯⋯っ♡」
「は、おぉぉ⋯⋯っ」
いろははそう言うと、使用済みのコンドームを片手に持ったまま、口だけでお掃除フェラをしてくる。亜麻色の髪が揺れるたびに快感が訪れ、思わずその頭を掴んだ。
「んぅ、んちゅ、レロッ、んぅ、はぁぁ⋯⋯♡ 先輩♡ ん、んちゅぅぅ♡」
まるでもう一度イカせようとしているかのような、激しいフェラチオ。そんなことをされていれば、当然萎える暇などない。
「んちゅぅぅぅ、んっ、ぷはぁ⋯⋯っ。先輩⋯⋯♡ まだできますよね? わたし、もっとシて欲しいです♡」
「ああ⋯⋯」
そうねだってくるいろはは、きっと同年代に比べて性欲が強い方なのだと思う。一度身体を重ねた後はほとんど毎回彼女の方から誘ってくるのだから、相当だ。
「じゃあ、ゴムつけますね」
いろははベッドに転がしていたコンドームの箱を取ると、その中から個包装を取り出した。銀色のそれからゴムを取り出すと、いろははふふっと小悪魔的な笑みを浮かべる。
「先輩。ちょっと試してみたいことあるんですけど、いいですか?」
「お、おぉ⋯⋯」
一体何のことだ、と思っていると、どういうことだかいろははコンドームの先を唇に挟んでいた。そして──。
「んぅ⋯⋯。んー⋯⋯」
そのまま俺のペニスにフェラチオをするように、スルスルと避妊具をかぶせてくる。風俗では定番だとどこかで知った、口でのゴム装着である。
「あは⋯⋯♡ 意外にできるもんですね、これ」
口でできたことが嬉しかったのか、いろはは心なしか高揚した様子でそう言った。それだけでも興奮するのに、いろはの願いはそれだけに留まらない。
「じゃあ、今度は前からください♡」
いろははそう言うと、自らベッドに横たわった。手に持っていた使用済みのコンドームの口を結んでお腹の上に落とすと、俺に向けて脚を広げる。
「せんぱい⋯⋯♡ 来て⋯⋯♡」
「──っ! いろはっ!」
「あ♡ ああぁぁっ♡♡」
俺は興奮のままにいろはに覆いかぶさると、ズブンと固くなったままのそれを突き入れる。また甘い喘ぎが部屋に響き渡り、最奥まで到達した俺のペニスといろはの肢体はブルルと快感に震えていた。
「は、あぁぁ⋯⋯。いろはの中、やっぱキツいな⋯⋯」
「あぁぁっ♡ んあっ♡ 先輩の、だからですよぉ⋯⋯♡ 太さも、長さもすご、ぃんっ♡♡」
パァンッ! と腰を一振りすると、いろはは言いかけたまま甘い啼き声を上げた。
あの一色いろはが、可愛い彼女で後輩が身体で俺を求めているのだと思うと、さっき出したばかりなのにまたイッてしまいそうなぐらい興奮する。
「もぉ⋯⋯♡ 先輩ったらガッツキすぎですよ♡ わたしももっと欲しいですけど♡ あん♡ ああぁっ♡♡」
いろはの両脇に手を突くと、俺は彼女を見下ろしながら腰を振り始めた。欲情にまかせての性交は最初から激しく、いろはの身体を求めてしまう。
「はぁ、はぁっ⋯⋯。すっげぇ、いいぞ⋯⋯っ。いろは⋯⋯っ!」
「あぁぁっ♡ 先輩、そこっ♡ そこぉっ♡ あん⋯⋯っ♡ キス♡ してください♡ んあっ、んっ♡ んぅ、んっ、んちゅぅぅ⋯⋯っ♡♡」
その甘いおねだりに誘われるがまま、俺はいろはと唇を重ねた。どちらともなく舌を絡ませ合うと、互いを求めながら唾液を交換する。
いろはの甘い身体を抱きしめ、その亜麻色の髪を撫でながら、ズンズンと肉槍で膣奥を突く。ディープキスをしながらの性行為は、恋人同士のセックスの最適解かの如く身も心も満たしていく。
「んちゅ、はぁ⋯⋯っ。ん⋯⋯、あぁっ♡ あんっ♡あぁっ♡あんっ♡ ふふ⋯⋯っ♡ わたしたち、カラダの相性良すぎですね♡」
長いキスの後にようやく唇を離すと、いろははそう言って微笑みかけてくる。その顔があまりにも可愛らしくて、思わず射精してしまいそうになった。
「ああ⋯⋯。やばいぐらい、いいんだよなぁ⋯⋯」
「んああぁっ♡」
そう言った後にパァンッ! とまた強く肉棒を突き込むと、いろはの身体がビクビクッと小動物のように震えた。
確かに俺たちの身体の相性は、危機感を抱くほど完璧に合っている。俺も彼女もお互いの身体しか知らないが、言い切れるぐらいいろはの膣内は気持ちよくて、精も心も絞り取られるのだ。
「先輩、もう一回キス⋯⋯♡ んっ、んぅぅ⋯⋯♡」
いろはに求められるがまま、俺はまた彼女の唇に自分の唇を重ねた。
舌を絡ませ合いながら、その可憐な肢体を押しつぶすように腰を振りつける。いろははキスをしたままもっと奥にくださいとでも言うように、俺の腰に足をまわしていた。
「んちゅ、ん、はぁぁ⋯⋯♡ 先輩っ♡ あぁっ♡ せんぱいっ♡ 好きっ♡ 大好きですっ♡」
「は、あぁ⋯⋯。俺も好きだ⋯⋯っ、いろは⋯⋯っ!」
大好きホールドのまま、互いの気持ちと性欲をぶつけ合う。いろはの蕩けた表情も、甘い喘ぎも、俺を絶頂に誘うには充分すぎていた。
「はーっ♡ はーっ⋯⋯♡ 先輩⋯⋯♡ おチンチン、わたしの中でビクビクッってしてますね♡」
いろははそう言うとペニスを奥深くまで入れたまま腰を止めている俺に向けて、おいでをするみたいに腕を開いて見せた。
「イッちゃいそうなんですよね♡ わたしもイキそうなんで、最後は思いっきり激しくして欲しいです♡」
半脱ぎの制服と息を乱し、ラストスパートをねだる一色いろは。
その艶姿に、俺は我慢なんてできるはずもなく──。
「──いろはっ!」
「んあ♡ あっ♡ ああぁぁっ♡ あんっ♡あ♡んあっ♡ ああぁぁっ♡♡」
俺が猛然と腰を振り始めると、いろはの嬌声が耳を突き抜けた。
激しく軋むベッドの音に、家中に響き渡ってしまいそうなほど大音声の喘ぎ。もうそんなことをかまっていられるほどの理性も冷静さも残っておらず、俺はいろはの中で最高の射精をするためだけに腰を振り続ける。
「はぁっ、はぁ⋯⋯っ! いろはっ、イク⋯⋯っ! 出すぞっ!!」
「あああんああああぁっ♡ はいっ♡ くださいっ♡ 先輩っ♡ わたしもイクっ♡ イクっ♡ イッちゃいますからぁぁっ♡♡ 先輩のいっぱい、わたしに出してっ♡ あぁ♡あ♡あっ♡ ああぁぁ~~──♡♡」
ビュルルルルぅぅぅっ! びゅっ、ドピュッ、びゅるっ! ビュルルルルルルっ!!
いろはの脚と腕を絡みつかせてくると同時に、俺は彼女の膣奥へと生殖液を放っていた。
仰け反りながら俺の射精を受け止めているいろはの身体は、これ以上なく艶かしい。完璧なプロポーションの女体が俺のペニスの脈打ちに合わせて踊る様は、過剰なまでに淫らに見えた。
「はぁ、あぁ⋯⋯・いろはっ、う、あぁ⋯⋯」
「ああぁぁっ♡ 先輩の、まだビクビクっ♡ って♡ あんぅぅっ♡♡」
ビュクびゅくビュクっ!! びゅーっ、ビュッ、ドピュッ、びゅるっ、ビューッ!
俺と一緒に絶頂に達しているいろはの中は、キュウキュウと締め付けを強くしている。頭が真っ白になるほどの快感が続き、なかなか射精が止まらない。
「は、あぁ⋯⋯っ。めっちゃよかったわ⋯⋯」
「あぁぁ⋯⋯♡ はいぃ⋯⋯♡ わたしもです♡ んあっ♡」
ようやく吐精が止まると、俺はいろはの膣内から射精の終わったペニスを引き抜いた。あいかわらずゴムの先には、呆れるほど大量のザーメンが溜まっている。
使用済みのコンドームに、カエルのように四肢を投げ出し荒い息をついているいろは。俺はふと思いつくと、薄ピンク色のそれの口を縛った。
「んあ⋯⋯♡」
そしてくぱぁっと開いたままの膣口に使用済みのゴムをのせると、いろはは可愛らしい喘ぎを上げる。どこぞのSNSでよく見かける、事後感の演出だ。
実際その姿を自分の恋人で再現すると、とてつもないエロさだった。肩で息をするたびに動く下腹部に、ヒクヒクと動く陰唇。自分でやっておいて何だが、今のいろはの姿はあまりにも破廉恥すぎていた。
「もう、何やってるんですかぁ⋯⋯♡」
流石に怒られるかと思っていたが、いろはは満更でもない様子で声音を蕩けさせていた。
いろはは乱れた衣服のまま身を捩ってコンドームの箱を取ると、その中から個包装を一つ取り出す。銀色のそれを可憐な唇の端に乗せると、蠱惑的な笑みを俺に向けていた。
「ふふっ⋯⋯♡ もう一回できますよね、先輩♡」
その魅力的な誘いに、俺は我慢などできるはずもなく。
「ああ⋯⋯」
そう答えると俺はまた、いろはに覆いかぶさるのだった⋯⋯。