アメとムチ ~上司の重役を責め嬲る痺悦に狂う女秘書 作:浅見智幸
「ああ、何というお目の高さでしょう。わたしメが変態男だと、よくぞお見抜き下さいましたっ! そうです。私まは、あなたのおっしゃるとおり苛められるのが大好きなマゾ男なのです」
と、松本は目をウルウルさせて、私の足許にひざまずいた。
これこそ私が渇望していたシチュエーションだった。
私は着ているスーツをかなぐり捨てた。
「おおっ、・・・こ、これはなんと素晴らしい眺め、絶景だっ」
スーツの下には、黒革のブラジャーにパンティ。
そして、ガーターベルトを着けていた。
マゾ男がヨダレを流さずにはいられないファッションだ。
「なんてっ、すごいプロポーションだ。あなたほど、我がミストレスにふさわしい方はいませんっ! ああ、実を言うと、わたしメもあなたに苛められたいと以前から願っていたのです」
松本の目はうっとりと、私を崇拝していた。
媚びを含んだ松本まなざしに、私の下腹は熱くうずいた。この快感が欲しかったのだ。
ずっと欲しかったのに、ここ数年は得られていない快感だった。
「いいとも。これからは、お前の望み通りにしてあげるよ。さあ、お脱ぎっ! 脱いで、その薄汚い裸を見ストレスさまの前へ差し出すんだっ!」
全身に、快感が電流のように流れていた。
つもりに積もった欲情が大爆発を起こそうとしていた。
気味悪いことに、松本は体をクニャクニャとシナを作りながら服を脱ぎ始めた。
「あああ、・・・こ、こんな無用なカラダを見ストレスさまにお見せするなんて、・・・・・・恥ずかしいわ」
松本は、真性のマゾだった。
その日の松本はすでにイっていた。
そんな彼を前にして、私が大いにエキサイトしたのは言うまでもない。
よくぞっ! 松本のような男に巡り合えたものだ。私は、神さま仏さまに感謝せずにはいられなかった。
それほどまでに、肉体は歓喜にふるえていたのだ。
松本は、スッポンポンのカラダを私に投げ出しこういったのだ。
「ああ、どうか、こんな醜いわたしメに罰をお与えください。・・・・・・ミストレスさま」
言われるまでもなかった。私は鞭に手を伸ばし掴み上げた。
「四つん這いにおなりっ! 盛りのついた犬みたいに這いつくばるんだっ」
「アギャウーッ、うああああーッ」
言い終わるより先に、私は鞭を振り下ろしていた。
なめした皮が、鋭く村井の脇腹を抉(えぐ)った。
松本はもんどり打って、悲鳴をあげた。私にとっては艶めかしい悲鳴だった。
「もっと喚けッ。泣けッ。ああ、なんてみっともない恰好なんだい!」
私は、立て続けに鞭をふるった。
鞭が松本の肌を舐めあげるたびに、奴隷以下に化した松本は呻き、悶え苦しみながら半開きの口もとから粘っこいよだれをだらだらと、流し悦楽の表情を浮かべた。
私はもうノリノリだった。
渇望していた通りの快楽を手に入れ、幸福の絶頂にいた。
鞭を振るたびに、ワレメがびっしょりと濡れ、滴るのを感じていた。
松本の股間も、モッコリと天を仰いでいた。
白髪交じりの陰毛の中から、ペニスが若者のようなエネルギーを湛(たた)えて、吼(ほ)えいなないていたのだ。
「誰が、こんなところをデッカクしていいと言った? このド助平野郎メッ!」
立派な勃起を眺めていると、さらなる荒々しい感情が突きあげてきた。
私は、鞭を投げ捨て代わりに極細のピンヒールで松本の背中を踏みつけにしてやった。
「あううう~っ。ヒーッ・・・。い、痛いっ。・・く、食い込みますっ、ミストレス」
ピンヒールの先が、松本の背肉にギリギリとめり込んでいく。
苛められている彼は、いまにも絶え入りそうな絶叫を放ったが、その股間はいよいよエレクとしていくのだった。
ふん、気持ちよくて堪らないようじゃないか。ひとりでいい気になるとは、変態のマゾおやじのくせして、どういう了見なんだっ! 許せないねっ」
と、私は黒革のパンティを取り去り、剥きだしの腰で松本の顔面に乗り跨った。
とたん、私は下半身を猛烈にスライドしていた。
ワレメは、もう濡れ濡れのの大洪水だった。
「お舐めっ! おまえのその下品な口でミストレスさまを満足させるんだっ!」
「うううっ、うぷっ。うむむむっ」
グルングルン腰を回すと、ジュンジュンと快感が噴き出てきた。
松本も下から必死に舌を使っていた。年の功か、なかなかのテクニシャンだった。
「ああああ~っ、ひーっ、けっ、けっこうやるじゃないか。褒めてやるよ」
あまりの快美に、つい悦(よが)り声が出てしまった。
たまりに溜まっていた欲望が、大噴火しようとしていた。
もう、この快感を押しとめるのは無理だった。
「そ、そう、もっと吸うのよっ、そこを強くっ! あ、あ~・・・・・・。あっあ、あ~っ」
最後は、もうミストレスの威厳も何もあったものではなかった。
松本の舌にそそのかされ、私はクライマックスの極みに押し挙げられていった。
それから私と松本の関係が変わった。
社内業務においてはむろん。相変わらず私は松本の忠実なる秘書だった。
しかし、それはあくまでも表面上のことであった。ひとたび人の目がなくなれば、私と松本の立場、関係は逆転した。
私がミストレスで、松本が下僕以下であるという関係には揺るぎがなかった。
表向きは松本が主で私が従に見えても、それはすべてが建前に過ぎなかったのである。
かっちりしたスーツの下に、私は黒革の下着をつけることを忘れなかった。
そして、通勤用の大きめのバッグのなかにはいつも、SMの小道具を忍ばせていた。
いつでも、どこでも、チャンスがあれば松本を苛めることができるように準備は万端であった。
もちろん、松本もそれを望み、彼は私の言いなりだった。
「松本、いいことしてやるよ。ズボンを脱ぎなっ」
朝、重役室にコーヒーをもって行きがてら、私は松本に命じた。
松本は下僕以上に従順で素直だった。
「ふふ、きょう一日、こうやって過ごすんだよ。いいねっ!? 勝手に外したら承知しないよっ」
私は、ペニスの根本を輪ゴムで縛った。
血流を止められたペニスは、たちまち苦痛を訴えるにちがいない。それがまた、松本の快感を呼ぶのだった。
松本は嬉々として私に股間を差し出した。
苛められるのが嬉しくてたまらないのだ。彼もまた、私と同様に同じ趣味を持つパートナーを探していたそうだ。
松本には、ちゃんとした妻もいれば子供もいる。
社会的な信用も充分で、世間的にはひとかどの人物として尊敬を集めていると言ってもいいだろう。
「常務という立場にいるお前が、チンチンに輪ゴムを巻かれたり、ひっぱたかれて勃起したりしてるなんて、他人が知ったらどう思うだろうねえ。まったく、お前ってやつはむかつく偽善者だよっ!」
移動中の社用車の中で、こっそり松本の耳に耳打ちしたりすると、彼の顔はたちまち紅潮してくるのだ。
彼は明らかに興奮していた。
「どこか、公園で停めてもらえますか。常務がおトイレに寄って欲しいそうですので・・・」
松本だけでなく、私も欲情を押さえきれなくなる。
仕事中でも、その気になれば、ちょっとしたプレイくらいはお手のものだ。
私は運転手に告げ、公衆トイレに寄った。
「ついでだから、私も・・・・・・。ちょっと待ってくださいね」
公園の脇に社用車を停めさせ、私は松本を伴って公園の公衆トイレに入った。
何をされるのかと、松本の目が期待と不安を浮かべてうるんでいる。
「パンツを下ろしな。時間がないっ。グズグズするんじゃないよっ!」
「こ、こんなところで? おまけに、息子には輪ゴムが・・・・・・」
「ふふっ、そんなブザマな姿を誰かに見てもらいたいとは思わないのかい?」
私は松本が腰に巻いているイタリア製のベルトを外した。
「地位も名誉もある男が露出狂のマネをするんだ。いいね。ゾクゾクしちゃうよ。さあ、とっととしなっ!」
「は、はい、わかりました。・・・ミストレス」
さすがに、松本は躊躇していた。
しかし、私の命令と歪んだ誘惑に逆らえるはずもなかった。
結局、・・・・・・松本はズボンとブリーフを下ろして、トイレの入り口に立った。
もの陰から、私はその様子を観ていた。
と、間もなく若い女性がトイレの方にやってきた。
「キ、キャーッ、へ、変態っ! い、いやぁーっ」
下半身丸出しという松本の間抜けな恰好を目にすると、女性は一目散にその場を去っていった。
松本の股間は、直角に立ち上がっていた。
私は薄ら笑いを浮かべた。
「どう? よかったでしょ。さあ、会社に戻るのよ」
車に乗っても、松本の惚けた表情は変わらなかった。
もう、仕事にならないだろう。私も、昂りにたかぶっていた。
オフィスに帰ると、
「お前の変態ぶりには、まったく恐れいるよ。超変質者だねえ」
人払いをし、常務室の扉に鍵をかけてから、私は松本をいたぶりにかかった。
「若い女の子にチンチン見せて、おっ勃ててるんだもん。どうしようもない大変態だよっ!」
「は、はい。ミストレスのおっしゃるとおりでございます」
「なのに、社会的には常務だっ、人格者だっ、で通っている。許せないわっ!」
「はっ。なんなりと、罰をお受けいたします。どうしたらよろしいでしょうか?」
と、松本は期待に燃える目でひざまずき、私をウットリと見上げた。
私はニンマリと笑い、パンティを脱いだ。さきほどから、尿意を覚えていたのだ。
「オシッコがしたいっ! お前は私の何なんだっけ?」
「わたしメは、ミストレスの奴隷です。もちろん、便器にだってなりますともっ!」
私の仕込みは完ぺきだった。
松本はもはや非の打ちどころのない奴隷である。
「ようし。一滴残らず飲み干すんだよっ! ピカピカに磨いてある床を汚したら承知しないからねっ!」
「もちろんでございますとも。もし、そんなことになったら、わたしメが舌で床を舐め綺麗に掃除します」
松本は歓んで床に仰向けになった。
私の尿意は、すぐそこまで迫っている。
即、私は松本の口をめがけて、しゃがみ込んだ。とたん・・・・・・。
「ああーっ、で、出るぅー。た、たくさんでるよぉ~。ずっと我慢してたんだっ!」
ジョジョジョジョ―ッ
と、小水が迸りでた。ものすごく大量の尿だっ!
「うぐっ、うぷぷぷっ、む、むうっ。・・・・・・ゴクゴクゴクッ」
だが、松本は懸命だった。必死になって小水を啜り込んだ。
実に美味そうだった。
その表情は、至福を訴えかけていた。
私もまた放尿しながら、アクメを貪っていた。
私たちは、余人を持って代え難いペアだった。
「あううううう~っ、・・・・・・い、いいよー・・・・・・。飲んで・・・・・・すすってぇ~」
凄まじいアクメに、私はわななきを抑えることができなかった。子宮がでんぐり返るかと思った。
小水とともに、欲情のエネルギーをすべて放出した感じだった。
「ああ、何という美味でしょうっ! ミストレスのお味は最高ですっ。三ツ星のお味です」
松本もまた、感激に咽(むせ)んでいた。
「ミストレスと出会えて本当によかった。わたしメは、一生あなたさまの人間便器でいたいっ。いさせて下さい、お願いしますっ!」
お願いされるまでもなかった。
松本のような男には、もう二度とお目にかかれないだろう。
私たちの関係は、誰にも知られず続いている。オフィスでホテルで、公園で、朝も昼も夜も、私たちの欲望は場所や時を選ばない。
私たちはTPOなどお構いなしに、嗜虐(しぎゃく)の悦楽を堪能している。」
本当に、私たちは似合いのカップルである。
完