※この作品はR-18です。

DxDの焼き鳥くんになっちゃった☆   作:DELTA-nuinui

17 / 23
今回エロは無いです。
完全に戦闘のみの話となります。


【開幕!初のレーティングゲーム!】

 

 

 

 

ワアァァァー!

 

「ついに来たな」

 

「はい、ライザー様」

 

俺の漏れた声にユーベルーナが返事をする。

 

ついに俺たちライザーとその眷属達はレーティングゲームのデビュー戦をする。

 

相手は歴史的悪魔の一族であるバフォメット家の子孫で、俺の初の対戦相手となるオリバー・バフォメットと言う男だ。

彼はライザーと違い、男性8女性7の合コンみたいな比率のパーティだった。

 

「お初にお目にかかります。オリバー様…フェニックス家3男のライザー・フェニックスと申します」

 

俺はオリバーに挨拶する。

 

「成り上がりで上級悪魔になった割には礼儀がなっとるな…しかし」

 

オリバーは俺と眷属達を見る。

 

「ここは誇り高いレーティングゲームの場であって、性奴隷を連れ込むところでは無いぞ?」

 

その瞬間、オリバーの眷属達がゲラゲラ笑う。

 

プチッ

 

俺の背後に控えていた彼女達から殺気のようなものを感じたが、さすがに立場をわきまえて留まってくれている。

 

(これは後で愛しの我が眷属達に、ご褒美をあげないとな)

 

俺がそんな事を思っているとオリバーが俺の肩にポンッと手を置く。

 

「ま、せいぜい一瞬で全員、退場(リザイン)だけはするなよな…新人(ルーキー)くん」

 

オリバーとその眷属達は自身のレーティングゲーム陣営へと行った。

 

 

 

「………」

 

「ら、ライザー様?」

 

眷属を代表して赤髪の猫娘の兵士(ポーン)リィが心配そうに俺に声をかけてきた。

俺はそのままリィをぎゅっと抱きしめる。

 

「にゃにゃ!?/////ライザー様!?//////」

 

リィは顔を赤らめて驚く。

 

「ありがとう…お前たちが殺意を飛ばしてなお手を出さないでいてくれたから、俺もあの野郎をぶん殴ることを留まることができた」

 

俺は大事な眷属達を侮辱されたことに腹を立てていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーレーティングゲーム会場・ライザー陣営ー

 

 

 

 

 

 

俺達初のレーティングゲームは中世ヨーロッパスタイルの街で行われる。

そこら中に無人の民家が並んだり、図書館や噴水広場など映画のセットより本格的なステージだ。

 

オリバー陣営は、めちゃくちゃ豪華な王城だった。

市街地から橋を超えないと入ることすら、ままならなそうである。

 

そして俺たちは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんなんですのコレぇ!!」

 

レイヴェルが怒りで叫ぶ、それもそのはずで俺達の陣営の拠点は街外れの中で唯一2階建ての建物である小汚い木造建築のホテルのような場所だった。

 

『お前たちみたいな成り上がり風情の盛ることしかないような所にはコレがお似合いだろw』

 

と言う空間にスクリーン投影されるメッセージが届いた。

 

 

 

 

「つくづく俺達を舐め腐ってるようだなアイツら」

 

俺から静かな怒りの声が漏れる。

 

「もうすぐゲームが始まる…お前たちは怒りに身を任せることなく留まることをして見せた。試合でもその調子だ……相手が格上だろうが、こっちが人数有利だろうが、どんな時でも周りを見て仲間との連携を大事にするんだ……この戦いでライザー・フェニックスとその眷属達の恐ろしさを知らしめるぞ!!」

 

俺の声に眷属達が『はっ!』と一糸乱れぬ返事をした。

 

そして『これより、オリバー・バフォメット様対ライザー・フェニックス様のレーティングゲームを開始します』と言うアナウンスが流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーレーティングゲーム会場・市街地ー

 

 

 

 

 

レーティングゲームがスタートしたと同時に王城からオリバーの兵士(ポーン)4人と騎士(ナイト)1人と戦車(ルーク)1人が橋を超えて市街地の中央を突っ切ろうとしていた。

 

「初心者のライザー・フェニックス様には申し訳ないけど相手がオリバー様の時点で運が無かったね」

 

オリバー眷属の騎士(ナイト)の青年が言う。

 

「へっ!いいんじゃねぇの?あんな女しか集めらんねぇ勘違いハーレム野郎なんざぶっ飛ばしても」

 

戦車(ルーク)の筋骨隆々な、むさ苦しい男がバカにしたように言う。

 

そこに

 

「はあっ!」

 

物陰から大剣使いの我が騎士(ナイト)のシーリスが、大剣を縦に大きく降って、その衝撃波をオリバー眷属6人に放った。

 

「おっと」

「ふんっ!」

 

しかし6人はすかさず避けてシーリスに戦闘態勢をとる。

 

「くっ!奇襲失敗か…」

 

シーリスは苦虫を噛み潰したような顔をする。

 

「ふはは!残念だったなフェニックスの騎士(ナイト)よ!貴様はここで安らかに退場(リザイン)するがいい!」

 

オリバー眷属の戦車(ルーク)の男が拳に魔力を込めた。

すると男の拳が(ガキンっ!)と音を立てて鋼のような材質の拳に変わる。

 

「鋼鉄変異(アーマースキン)これが俺のセイクリッドギアだ!」

 

オリバーの戦車(ルーク)が、ご丁寧に聞いてもいない自身のセイクリッドギアの話をしだした所で、シーリスに加勢するために我が兵士(ポーン)のシュリヤー、リィ、ニィ、戦車(ルーク)のイザベラと雪蘭(シュエラン)が現れる。

 

「おやおやコッチに合わせて6人で挑んでくるとはね〜……キミたちじゃあ全員で挑んでもボク達には勝てないよ?」

 

騎士(ナイト)の青年がシュリヤー達を心配と言う建前でバカにしてきた。

 

「シーリス…奇襲に失敗したとなっては引き上げよう」

 

シュリヤーは騎士(ナイト)の青年の『ご忠告』をスルーしてシーリスに撤退をうながす。

シーリスは「わかった…ライザー様の元へ戻って守備を固めよう」と言う。

 

「逃がすと思う?」

 

騎士(ナイト)の青年の目が少し鋭くなる。

 

その瞬間にリィとニィが『にゃにゃ!』と魔法を放った。

 

ピカー!

ボワーン!

 

「うぉ!?」

「くっ!目くらましに煙幕か」

 

リィとニィの魔法にオリバー眷属達が怯む。

元スラム街で窃盗活動をしていたリィとニィだけあって、その場から撤収する手段はお手のものである。

 

煙と閃光が消える頃には俺の眷属達は全員撤退していた。

 

「くそっ!逃げ足の早い奴らだ!」

 

戦車(ルーク)の男が悪態をつく。

それを騎士(ナイト)の青年がなだめる。

 

「まぁ、いいさ…彼女たちはボクらに恐れをなして、わざわざ拠点へと案内してくれてるからね……ボクたちはその後を追うだけでいいさ」

 

オリバー眷属の6人が再び進み始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーレーティングゲーム・ライザー陣営前ー

 

 

 

 

 

「急いで!中に入ってライザー様を全員で守るわよ!!」

 

雪蘭(シュエラン)が叫んでシーリス、シュリヤー、リィ、ニィ、イザベラと陣地の外で戦った眷属達がホテルの中へと入って行く。

 

 

「ふふん♪ついに追い詰めちゃったね〜」

 

「あぁ!奴らは袋のネズミだな!」

 

騎士(ナイト)、戦車(ルーク)の2人が勝利を確信して正面口に立つ。

残りの兵士(ポーン)4人もホテルの建物の両サイドに配置する。

 

「おらぁ!突入だぁ!」

 

戦車(ルーク)の男の掛け声と共にオリバー眷属達がホテルの中になだれ込んでいく。

 

『昇格(プロモーション)!女王(クイーン)!』

 

中に入ったオリバー眷属の兵士(ポーン)4人ともレーティングゲームの兵士(ポーン)のシステムである昇格(プロモーション)と呼ばれる敵陣営に到達すると、自身を別の駒として扱える機能を使うために叫んで、臨戦態勢に入ろうとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

「…あ、あれ?」

 

「昇格しない!?」

 

「嘘っ!?何で!!?」

 

「どうなってんのよ!!」

 

兵士(ポーン)達は女王(クイーン)にならなかった。

 

それだけじゃない

 

「っ!?奴らどこ行きやがった!?」

 

戦車(ルーク)の男が片っ端から部屋を開けて確認するも俺はおろか先程入っていった雪蘭(シュエラン)達の姿すら見当たらないのだ。

 

「どういう事だ!!……っは!まさか!」

 

騎士(ナイト)の青年が気づいた途端に

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォオンッ!!

 

 

 

 

ホテルが大爆発した。

 

 

 

 

 

「うふふ♪テイク♪」

 

ユーベルーナの声が爆発した区域に響いた。

 

 

 

『オリバー・バフォメット様の兵士(ポーン)4名、騎士(ナイト)1名……退場(リザイン)!!』

 

 

そうアナウンスが流れた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。