DxDの焼き鳥くんになっちゃった☆ 作:DELTA-nuinui
今回もエロは無いです。
【要注意】
ストーリーに爆弾の名前やその被害についての内容が少しあります。
気分を害す可能性がある方は見ないことをオススメします。
ーレーティングゲーム会場・オリバー陣営ー
『オリバー・バフォメット様の
アナウンスが流れた。
「なっ……なな…」
オリバーば自身の陣営の王城の中でソファに腰かけてレーティングゲームを見ていたが、あまりの事に驚いていた。
「何だこれは!!!どうして我が
オリバーは審判に異議を申し立てる。
それに対して審判が答える。
『どういう事も何も…あそこはライザー・フェニックス様の陣営では無いからとしか言えません』
「はぁ?」
審判の言ったことにオリバーは、すっとんきょうな声を出した。
どうしてこうなったのか今からレーティングゲームが始まる前まで遡る。
ーレーティングゲーム会場・ライザー陣営ー
「陣営を破壊するのか!?」
俺が陣地である小汚い木造建築の2階建てホテルの中で眷属達に作戦を言うと頭にバンダナ?のようなものを巻いた我が
驚いたのはカーラマインだけでなく他の眷属達も目を見開いていた。
「あぁ、ここを捨てて俺達はとどまらずに自由に動き回る」
「そんなレーティングゲーム聞いたことありませんわ!」
俺の言ったことにレイヴェルが言う。
「レーティングゲームは
その後に俺は「それに」と言って続ける。
「本来の拠点を破壊した後に『偽』の拠点を作るからなw」
俺は笑いながら言う。
「偽だと?」
顔の半分を仮面で覆った
「この陣営を破壊した後に、陣営外の少し離れたところに同じ建物を幻影にて作る。そこへオリバーの眷属達を迎え入れてユーベルーナの魔法で吹き飛ばす。これが俺の作戦だ」
(ユーベルーナの【
「それをするなら、にゃんで本拠点も壊す必要があるにゃ?幻影だけでいいと思うのにゃ」
青髪の猫娘の
「相手にどんな奴がいるか分からないからな、もしも幻影を見破るような奴がオリバーの眷属にいたら2階建ての建物が2つあるのは不自然に思われちまうからな、それに本当の拠点があったらオリバーの
「拠点がズレていることには不審に思われ無いでしょうか?」
十二単と言う平安時代みたいな着物を着た
「俺達をあそこまで舐め腐って、お盛んだからという理由でホテルを寄越して笑ってきた奴らだぞ?いちいち細かい座標まで把握してないだろw……せいぜいこの方向にある唯一2階建ての小汚い木造建築と言うくらいだ」
と言う裏話の元で作戦を実行した。
そのあと彼女達は俺がビビって籠城してる風に振舞ってもらい、奴らは有頂天で勝利を確信して調べもせずに入った。
そして『道案内』が終わった彼女達は、別働で移動してた俺の転移魔法で市街地へと合流した。
『ふっふふふ…ふざけるなぁぁぁあ!!!!』
オリバーの顔が真っ赤になって怒り狂っていた。
『こんなデタラメな事がまかり通るか!!この歴史深いバフォメット家の俺が、こんな成り上がり風情に一杯食わされたと言うのか!!認めん!!認めんぞ!!おい!お前ら!!早くアイツらを始末しろ!!』
オリバーが怒りまくって訳わかんない指示を自身の眷属にしている所でスクリーン通信の魔法が切れた。
「まさかここまで上手くいくとは…」
「ライザー様すっごーい!!」
シーリスが驚いて、ネルが興奮してぴょんぴょん跳ねていた。
「まだだ…先程のアナウンスであの
「トドメを刺しに行きますか?」
「いや、ここでパーティを分けるのも市街地を捨てる訳にもいかない……ここまでアイツが来れるのであれば迎え撃て」
俺がそう言うとビュレントは「はっ!」と返事をする。
「ライザー様!」
ミラが大声で俺を呼ぶ。
俺は「どうした?」とミラに聞く。
「お城から敵が出てきます!」
ミラの報告を聞いて俺は城の方を向いて、望遠鏡のように遠くを見ることが出来る魔法で見る。
(8人……
「
俺の掛け声に眷属達は『はっ!』と返事をして俺達は市街地では1番立派な図書館へと入る。
「ユーベルーナ…出来てるか?」
「はい、準備は万全です」
「奴ら図書館に入ったよ!」
「今度こそ立てこもるつもりか?」
「そうなったら図書館ごと燃やしちまえ!!」
オリバー眷属の
噴水広場に入り、噴水の横を走る。
すると
ピーン
「え?」
先陣を切っていた
ドオンッ!!
爆発した。
「な…なに?」
突然の爆発にオリバーの
「がぁぁあぁ!!!!あ、足がぁ!!!」
先程の爆発をくらった
『オリバー・バフォメット様の
これでオリバー陣営は残り9人となった。
「じ、じらい?…ですか?」
俺の話にユーベルーナは首をかしげる。
「あぁ」
【地雷】それは地上や地中にしかけられる人や車を攻撃するためのトラップだ。
こんにちまで様々な起爆方法と威力を見せ、多くの人々を恐怖させた兵器。
俺はこの地雷を【
俺とユーベルーナは人間界の戦争関連の映像作品(主にディスカバリーチャンネルとヒストリーチャンネル)を見たり、爆弾に関する本を買って読んだりして完全にユーベルーナをG.I.ジェーンも真っ青な【
「ライザー様…サプライズ成功です」
「あぁ、よくやったぞ」
「ありがとうございます」
ユーベルーナはお辞儀する。
(敵は人間の戦法を知らない…このまま数をじわじわと減らしていこう)
「あ、アイツら悪魔の翼を展開して飛びました!コッチに飛んできます!」
イルが報告する。
(地上に仕掛けられているから空を飛べば何も問題ない……そりゃそうだ。)
「わかった…ユーベルーナ…起爆モード変更だ…魔力感知型Sマインだ」
「かしこまりました」
ユーベルーナは仕掛けた魔法の設定を変えた。
Sマインをご存知だろうか?
Sマインとは地雷の中でも珍しい跳躍して爆発する地雷である。
本来の地雷と同じように踏むと起動し、Sマインから爆弾の部分が1.2メートル程の高さまで跳ね上がって爆発して、相手の上半身などを狙う第二次大戦の時の代物だ。
「っふぅ〜飛べば流石に爆発はしないでしょ」
「魔力探知の結果、そこらじゅうに仕掛けられてたよ」
「うわぁ〜最悪…つーかなんだよアレ」
「今までに見た事ないトラップだったな……しかもむごい」
オリバー眷属達が一安心と油断した瞬間に魔法陣の1つが、
ビュンッ!
と飛び上がった。
「…え?」
魔力探知で地雷魔法を探していた
その石のようなものは魔法陣を展開した。
バァァアァンッ!
『オリバー・バフォメット様の
「っ!!!上がれ!!もっと高く上がるんだ!!!」
目の前の光景に顔を青くしたもう1人の
オリバー眷属達は血相変えて30メートルくらい高く飛び上がった。
「なんだよ…何なんだよこれぇ!!!何が簡単な初心者狩りだよ!!!一方的に俺達が弄ばれてんじゃねぇかっ!!」
「もうイヤっ!!こんなのレーティングゲームじゃないっ!!!」
「あぁ…皆んな吹き飛んじまった…」
「…ぅぅ…うわぁぁあぁあ!!!!助けてぇぇえええぇえ!!!!」
「……あれ?アイツら…なんか猛スピードで帰ってないか?いったん陣地で体制の立て直しか?」
『……………』
この時、俺は初めて眷属達からドン引かれていたが、気づくことは無かった。