※この作品はR-18です。

DxDの焼き鳥くんになっちゃった☆   作:DELTA-nuinui

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【戦いをスポーツ感覚でしか出来ない奴らに人間スタイルの戦争を仕掛けてみた☆】

 

 

ーレーティングゲーム会場・オリバー陣営ー

 

 

 

「お前達は奴らを始末するために送ったはずだぞ!!!1人も始末出来ずに何故こちらが更に2人もやられているのだ!!!!」

 

ソファに腰かけるオリバーは手に持ったワインのグラスを逃げ帰ってきた眷属に投げつける。

 

「逆に聞きてぇ…お前はアレを見てどうしてまだそんなクソの役にも立たねぇプライドが出るんだ!!!」

 

オリバーの怒鳴りに眷属の僧侶(ビショップ)の男性が反論する。

オリバーは「なんだと?」と言うと僧侶(ビショップ)の男性は言う。

 

「こんなのレーティングゲームじゃねぇ……ただの地獄だ……さっきまで戦果をあげようと息巻いてたヤツらが俺達の目の前で、文字通り弾け飛んだんだぞ…」

 

「それがどうしたと言うんだ」

 

僧侶(ビショップ)の男性の言ったことにオリバーがそう返した。

 

『なっ!?』

 

眷属達はオリバーの言った事が理解できなかった。

 

「お前らは俺の『駒』だっ!!駒がなぜ王である俺の命令が聞けんのだ!!お前らは俺を守り、敵を屠る!!それ以外になんの必要性がある!!こんな結果を得るためにお前らを雇ったんじゃ無いんだぞ!!!」

 

「……」

 

「なんだその目は!不愉快だ!!とっととアイツらを始末して来い!!それまで帰ってくるな!!」

 

その瞬間

 

 

 

 

ガシャーン!と窓が割れて何かがコンッコロコロと入ってきた。

 

 

ピカー!

ボワーン!

 

転がってきた物は、またたく間に激しい閃光と先を見えなくさせる程の煙幕を出してきた。

 

「うぉっ!?何だ!?」

 

「うわっ!」

 

「きゃっ!」

 

更に

 

ドーンッ!

ガッシャーン!!

 

床から轟音がしたり、窓が更に割れる音がした。

 

ブォォオオン!

ギューン!

シュンッ!

 

チェーンソーや剣の音がする。

 

そして視界が晴れる。

 

 

 

「っは!何なんださっきの………っ!!うわぁぁあァぁあぁぁ!!!!」

 

オリバーは閃光と煙で辺りが見えてない内に目の前が惨状になっていたことに気づいた。

 

先程までオリバーとその眷属達しかいなかった部屋が、一瞬の内に俺達に占拠されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリバー陣営襲撃の裏側

 

 

ーレーティングゲーム会場・図書館ー

 

 

「色々とトラップを仕掛けようと思ったが、アイツらが戻るんなら俺達はそのまま攻め込むぞ」

 

俺が提案すると眷属達が(こくっ)と頷いた。

 

 

 

 

 

 

俺は図書館の最上階の上…屋根の部分にいる。

屋根を遮蔽物にして俺は王城を望遠鏡の魔法で覗き込む。

 

(……見つけた…なんか喚いてないかアイツ?)

 

俺はそんなこと思いながら眷属達(みんな)のところに降りる。

 

 

 

 

 

 

「奴らは王城2階のリビングみたいな所にいるな…何やら揉めてるみたいだがな」

 

 

「襲撃に出る?」

 

雪蘭(シュエラン)が聞いてくる。

俺は「あぁ」と答える。

 

 

 

 

 

 

 

 

「これからオリバー陣地襲撃作戦の説明をする。まずは4チームに分ける」

 

 

 

【突入班】

(指揮官)ライザー・フェニックス

(工作兵)ユーベルーナ

(近接戦闘)イル、ネル、雪蘭(シュエラン)

 

【撹乱班】

(閃光玉)リィ

(煙玉)ニィ

(撹乱後突入)マリオン、ビュレント、カーラマイン

 

【観測・誘導班】

(誘導隠ぺい)美南風(みはえ)

(目標位置報告)シュリヤー

(観測・護衛)ミラ

 

【緊急時援護班】

(主にあの戦車(ルーク)の男が来た時の撃退)

レイヴェル・フェニックス

イザベラ

シーリス

 

 

 

 

「よし、行くぞ」

 

『はっ!』

 

作戦開始だ。

 

 

 

 

始めに突入班と撹乱班が王城に接近出来るように美南風(みはえ)の幻術で、図書館から王城までを幻術で一切変わらない風景を映し出して俺達が普通に出ても気づかれないようにする。

 

王城に到着した撹乱班は、城の外壁を登って窓付近で待機する。

 

その時にメインターゲットのオリバーの位置は、図書館の屋根からシュリヤーが目視で確認した後に、俺達に通信魔法で伝えてくれる。

 

俺の場所が分かるのかだって?

 

なぜだか分からないんだが、俺の眷属達には淫紋がある。

この淫紋があると、主である俺や同じ淫紋を持った眷属達どうしで位置が分かるのだ。

 

(ホントいつ付いたんだろ?原作には無かったはずだが…………まぁいっか)

 

 

これによりシュリヤーは、突入班と撹乱班をオリバーのいる所へと案内できるのだ。

 

そして俺たち突入班はオリバー達がいる2階の下、ようは1階からシュリヤーの指示通りの位置について、天井(床)に穴を開けて突入する。

 

『突入班もう少し窓から離れてください』

 

「了解」

 

『撹乱班、ついたにゃ』

 

『いつでもいけるにゃ』

 

「よし、それでは俺達を舐め腐ったヤギ野郎にサプライズパーティーをするぞ」

 

『了解』

 

「ユーベルーナ…お部屋に入る時だ…ノックの準備をしておけ」

 

「ふふっ、かしこまりました」

 

ユーベルーナは天井に魔法陣を展開した。

 

「それじゃあ淑女諸君…サプライズパーティー開始だ」

 

リィとニィが『了解にゃ!』と言った。

その瞬間に俺達の頭上から『うわぁ!』などの悲鳴が聞こえる。

 

「よし、ユーベルーナ!ノック!」

 

「はい!」

 

ユーベルーナは天井に展開した魔法陣を発動する。

 

 

 

 

 

 

 

ドーンッ!

 

 

 

 

 

 

天井に大きな穴が空いた。

穴から煙がモクモクと漏れている。

 

「突入!淫紋で確認出来ない人型の奴は敵だ!」

 

イルとネルがチェーンソーをブォォオオン!と鳴らして雪蘭(シュエラン)、ユーベルーナ、俺は、天井(床)に突入した。

 

 

 

 

 

 

突入した先は先の見えないほど煙だらけだ。

そこら中から眷属達が攻撃する音とオリバー眷属達の断末魔が聞こえてくる。

 

 

(…さて)

 

俺は煙の中でも、人が見えるように目に魔力を込める。

 

その瞬間、煙で真っ暗だった室内が白、赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫、黒で分けられた世界になる。

 

 

そう、サーモグラフィーである。

高い温度ほど白く見え、低い温度ほど黒く見えるカメラの機能だ。

 

俺達は目に魔力を込めることで熱を可視化できる魔法を生み出し、煙で真っ暗な環境でも部屋の状況がわかる。

それに淫紋の力で誰がライザーとその眷属が認識出来るようになれば後は、表示されない人を攻撃すればいいだけである。

 

 

そして視界が晴れた。

 

 

 

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