物理的に襲えないなら性的に襲えばいいじゃない! 作:ナナシ
元々2話かけて書こうと思ってましたが、他の話も書きたいと思ったので1話にまとめました。
――グギッ。
「ッぐぁぁ!?」
しまった、やらかした。足を踏み外した。
家の屋根を修理し終え、行けると思って飛び降りたのが間違いだった。
右足首があらぬ方向に曲がり、青黒く変色してしまっている。
「おーい! 誰か医者に連れてってくれ!!」
こうして俺は知り合いの手を借り、遠いが名医の居る永遠亭へと運ばれることとなったのである。
永遠亭に運ばれた後、すぐに足首の手術が行われた。
手術中は局部麻酔だったので意識はあったが、俺は自分の足がどうなっているのか怖くて見ていられなかった。
意外にも早くに手術が終わり、何かしらの注射を打たれ、後は足をギブスで固定され包帯でぐるぐる巻きにされる。処置を行ってくれた永琳先生からは、およそ二週間の入院が必要と伝えられた。
この日から、俺の入院生活が始まったのである。
永遠亭はその外見の割には中が何故かかなり広くなっている。
明らかに建物の大きさ以上の距離を運ばれた後に到着したのは、かなり風情のある和室だった。ベッドは一つだけ、後はベッドに寝ながらでも食事ができるようにするためのテーブルと、竹林が映える丸窓ぐらいしか無い。
「トイレはあそこに。ここに松葉杖を置いておきますが、もし一人で行くのが難しいのなら定期的に巡回している兎達に声をかけて下さい。後、食事は一日三回。食べ終わった食器はしばらくしたら回収しに来ますので、そのまま置いてて下さい」
「分かりました、ありがとうございます」
「後は夕方になったら簡単に体を拭きに伺いますね」
案内してくれた鈴仙というウサギ耳の少女の説明を受け、俺は早速ベッドに寝かされた。
ベッドの寝心地はかなり良く、家の布団とは大違いだった。病室には娯楽の類が一切ないので退屈極まりないかと思っていたが、こんなふかふかなベッドに寝れるのならそれもいいかもしれない。
病室の引き戸は基本的には開け放たれており、定期的にウサギ耳の小さな少女たちが巡回しに来ていた。彼女たちはどうやら永遠亭の召使い的な存在らしく、後から聞いた話だと人に化けたウサギらしい。こういう所はやはり、幻想郷だなと思う。
運ばれてきた食事もかなり美味しい。病人食はどうにも味が薄くて不味くもないが美味くもないイメージだったのだが、ここのは味付けこそ控えめながらも素材そのものが上質で味わい深い。これを更に自分好みに調理できれば、もっと最高に美味いんだろうななんて考えたりもしてみる。
そうこうしているうちに夜が訪れた。
トイレには何とか自力で行けた。先の鈴仙さんに体だけ拭いてもらい、後は眠るだけ。
とは言っても、日中も基本的にずっと眠っていたので中々寝付けない。月明かりが綺麗な竹林の景色を、俺はただぼぉっと眺めていた。
そんな時、ふと足音が聞こえてくる。
「やあ、こんばんわお兄さん」
部屋の入口からひょっこり顔を出したのは、永遠亭を巡回していたウサギ少女の仲間だろうか。特徴的な白い垂れ耳があるので多分間違いないだろう。
だが、何だろう。彼女たちと比べると知性というか、威厳的なものを感じる。リーダーみたいなものだろうか?
「眠れないのかい? ま、ここは何も無い退屈な場所だからね。無理もないさ」
彼女は部屋に入ると、引き戸を閉めた。
部屋が閉め切られるのは何気に初めてかもしれない。
「君は?」
「私はてゐ、ただの可愛いウサギちゃんさ」
こちらに向かってくる彼女の様子を見て、俺はその手に持つ物に気がついた。
水と、薬?
「眠れないであろうお兄さんの為に、私から素敵なプレゼント!」
「……これが?」
「そう、睡眠薬。これを飲めばぐっすり眠れるよ」
睡眠薬か。確かにありがたいかもしれない。
このままずっと竹林を眺め続けるのも飽きてきた所だ。
「ありがとう、それなら頂くよ」
早速、俺は彼女から貰った薬を水と一緒に飲み込んだ。
「後は効き目が出るまで待つだけさ。折角だから、それまで軽くお話でもするかい?」
「ああ、お願いするよ」
その後、俺は彼女にこの永遠亭について色々と教えて貰った。
住人達についてだとか、てゐ達以外の住人はみんな月から来ただとか、永遠亭は月のお姫様の能力で永遠に朽ちないだとか、聞いていてとても為になった。
そうこうしているうちに、体に変化が訪れる。
「……あれ?」
おかしい。
俺が飲んだのって睡眠薬だった筈だ。
それなのに、どうにも心臓の鼓動が……体が、熱く……?
「そろそろ効いてきたかな?」
「なぁ……この薬……」
「じゃ、ちょっと失礼」
そう言うと突如、彼女は俺の腰に飛び乗って後ろ向きにのしかかってきた。
突然のことで呆気にとられた後、彼女は強引に俺のズボンを下ろして肉棒を露わにさせてくる。
抵抗しようにも、薬のせいで頭がぼーっとする。
「おぉー、これはこれは……中々悪くない」
「ちょっと、何を……何でこんな……」
薬のせいか、肉棒は完全にいきり立ってしまっている。
それを値踏みするかの様にじろじろ見つめるてゐ。
羞恥心で振り払おうにも、やはり力が入らない……
「うん、それじゃ一回テストと行きますか」
すると、彼女は立ち上がり、くるっと体勢を入れ替えて再びのしかかってきた。
今度は的確に肉棒の上、自らのパンツで押し潰すかのように。
「それじゃ、混乱しているお兄さんに説明してあげよう」
肉棒をパンツの上からゆっくりと前後にこすり当てながら、彼女は説明を始める。
「実は今、幻想郷で多くの妖怪達がどうにも発情させられちゃむてるみたいでね。私達兎も一応妖獣だからみんなストレスが溜まっちゃって困ってるんだよね」
説明の最中にも、小さな女の子による素股が始められている。
今まで自慰しかしたことの無かった俺にとっては、その温かで重みのある刺激はあまりに心地の良いものだった。
体の奥から、肉棒に熱いものがどんどん込み上げてくる。
「それで、私が皆の性欲の捌け口になりそうな人間を探していた所、お兄さんが入院してきたって訳。いやぁ、誰かを誘拐する手間が省けて助かるよぉ」
「それって、つまり……」
一度素股を中断し、濡れてきたパンツを脱ぎ捨てるてゐ。
そうして再び、俺の肉棒の上へとのしかかる。
「そう、お兄さんには――」
肉棒を手で立て、彼女は自身の割れ目へと押し当てる。
「――私達の、性奴隷になって欲しいの♥」
そのまま、彼女の腟内奥深くまで、一気に肉棒を差し込んだ。
肉棒全体が急に湿り気のある肉壁にきゅうきゅうと締め付けられる。体格の小さい彼女に入れられた事で、肉棒が彼女の子宮の奥にまで届いていることが感覚で感じられていた。
温かくて、常に強く締め上げられている甘美な感覚に、我慢が効かない。
「待って、中に出るから……抜かないと……」
「えぇ〜、お兄さん挿れただけでもうでちゃうの〜?」
バカにされているかのようにヘラヘラと笑われる。
だが、そんな事は気にしていられない。早く抜かないと出てしまう……
「それじゃあお兄さん、私は何もしないから……抜いていいよ?」
ニヤニヤしながらも、宣言通りに一切抵抗する様子のない彼女。
それならばと何とか両手に力を入れて彼女を下から押し上げようとしたが、途端に肉棒に強い刺激が走る。
体がビクビク跳ねて、上手く力が入らない。
「あれ〜、お兄さんどうしたのかな? 私抵抗してないんだけどなぁ〜、お兄さんのおちんちんを好き好き〜って抱きしめてるだけだよぉ♥」
「うぅ…………ぐぅ……!」
必死に射精を我慢するが、それも長くは続かない。
しかし、振り払おうと力を込めてしまえば、ふとした事で我慢が解けてしまいそうだ。
無理しない程度に押し続けてはいるが、こんなんでは絶対に振りほどけ無い。
「あ、待って、ダメだダメだ、ダメッ――」
あ、ヤバい、漏れた。
それに気がついた時にはもう全て遅かった。
「――アハハ♥ お兄さんの精液が子宮の奥にピュッピュしちゃったねぇ。どう? ウサギ少女のおまんこ気持ちいい?♥」
外見的にはかなり幼い少女に、限界まで我慢した精子を注ぎ込む背徳感。止まらない射精の快楽。薬の影響もあるのか、いつもより何倍もの精子が解き放たれる。
やがてそれは彼女の子宮を満たし、それでも尚止まらない。
「足が動かせなくて逃げられないねぇ♥ こんな小さな女の子に中出しされて気持ちいいなんてとんだヘンタイだねぇ♥」
残っている精子を搾り出させようと腰をくねらせながら囁く少女。堪えきれない快楽に身を捩らせても、状況が変わることは無い。
彼女にされるがままになるしか、道は残されていない。
「んしょ、どれどれ……うわぁ、すっごい溢れてる」
一通り射精し切り、肉棒を抜く彼女。
股間の割れ目からは一気に精液が溢れ出し、俺の体にビタビタと垂れ落ちる。
やっと終わったかと、俺は自らのズボンに手を伸ばすが――
「――じゃ、もう一回頑張ろっか♥」
「まって、もう……ッ」
あっという間に手を振り払われ、半勃ちの肉棒は再び彼女の中へと飲み込まれる。
「ん〜、二回戦目の準備も悪くない……これならすぐにビンビンになりそうだし、うん! 君は合格かな」
「ご、合格……」
腰を上下に動かし始めながら、彼女は耳元で囁く。
「これからしばらく宜しくね、種馬のお兄さん♥」
これから訪れるであろう快楽と背徳に塗れた日々。
男としての本能的な悦びと、人としての堕落を思い起こさせながら、俺はゆっくりと意識を手放していった。
あれから三日の時が経った。
足の怪我は未だに良くならない。
朝昼晩、食事の後に俺はうさぎの少女達に犯されている。
食事を摂ってからしばらくした後、いつも二人から四人の少女達が部屋に入ってくる。
彼女たちは必ず部屋の引き戸を閉め、その後に俺の服を集団で無理矢理剥いでくる。
適度に肉棒を刺激させたり、場合によっては薬を使ってまで肉棒を勃たせ、挿入し、腰を打ち付けてくる。
ゴムなんて誰も付けない。入れた以上、ほぼ必ず中で搾り取られる。少女達の見た目にはもう慣れてしまって背徳感は感じなくなったが、それでも腟の快楽にはいつまでも慣れない。抵抗は無駄、俺は常に快楽に喘いでいるだけ。
少女たちによって愛撫のやり方は違うものの、必ず一度は中に出させてくるのは変わらない。人数分出した後に彼女達に体を拭かれて服を着せられ、そのまま次の食事まで休憩する。
食事を摂った後に再び別の少女達に襲われ、犯され、搾られる。その繰り返し。
この三日間、一日三回必ず。ここに入院している限り俺に自由は無い。俺は彼女達の性処理奴隷として、この永遠亭で飼われ続けるのだ。
……そんなの、もう嫌だ。
もう耐えられない。これ以上犯されたくない。頭がおかしくなりそうだ。
考えた結果、俺は彼女に助けを求めることにした。
同じウサギの少女ながらも身長が高く、俺を犯しに来る少女達とは毛色の違う彼女、鈴仙に。
「そうなんですか。うちのうさぎ達がそんな事を……」
「お願いします、もう限界なんです。頭がおかしくなりそうで……」
いつも通り夕方に体を拭きに来た鈴仙に、これまでの事を全て打ち明けた。
恥ずかしくもあったが、そうは言っていられない。彼女に希望を託して、止めて貰うように頼むしか無い。
「……やっぱり」
「え?」
「やっぱり、先を越されてたのね。折角楽しみに取っておいたのに」
なんだ。
彼女は、何を言っているんだ。
「私、他の子達と比べると性欲強いのよね。だから食事に少しずつ少しずつ精力剤を混ぜて、元気が有り余った頃に犯す予定だったのに……♥」
「あっ、ぁぁ……」
鈴仙は後ろを振り返り、部屋の引き戸を閉めた。
そのまま、一枚ずつ服を脱ぎ捨てていく。
「まあ、話を聞くにここ数日は毎日搾られてるみたいだから、多分耐えられるわよね」
全裸になった鈴仙が、こちらへと近付いてくる。
どうやら俺はもう、終わったらしい。
もう抵抗する気も起きない。
「……ほら、一緒に狂いましょう♥」
彼女の目を見た途端、俺の意識は何処かへと吹き飛んだ。
「あら……これは凄いことになってるね……」
夜、てゐが病室を訪れると、そこには繋がり続けている男女の姿があった。
一体いつから始めたのか、一体何度絶頂したのか、全く検討がつかない。
それだけ病室は甘く濃い匂いで満ちており、ベットは色々と混じった液体で引くほどビショビショに濡れていた。
「鈴仙、れいせーん」
男の体にしがみつき、我武者羅に腰を前後にこすり当てている鈴仙。半分意識が飛んでいるのか、てゐの呼びかけに全く反応を示さない。
一方の男に関しては完全に正気を失っている。ただ天井の一点を見つめながら、ビクビク体を震わせて不定期に精液を吐き出しているのみ。ベットの傍らに置かれていた大量の水と薬からして、どれだけ過酷な性交だったのか想像がついてしまう。
「ダメだこりゃ、また明日来よ」
そのまま引き戸を閉め、てゐは去っていく。
うさぎ達の色欲の沼に男は引きずり込まれ、深く深く沈んでいく。彼が浮き上がるのはどれだけ先になるのか、誰も知らない。
「――なぁ、アイツまだ入院してるのか?」
人里。
男の近所に住む知り合いが彼の話をしていた。
「さぁな。そろそろ戻る頃だとは思うが」
「そろそろったって、もう一ヶ月だぞ。ここまで入院することってあるか?」
「とは言ったってよ、確認するにしても永遠亭は遠すぎるしよ。きっとあそこの美人の女医さんに見惚れて仮病で入院でもしてんだろうぜ」
「そりゃ羨ましいねぇ。俺もあんな美人さんのとこで入院してお世話でもしてもらいてぇや」
「そうだな、アッハッハ!」
次はアリスになるかも。
変わらずリクエスト等もあれば是非。