楽しい異世界ドスケベ牧場経営~ただし家畜は人間とする~ 作:ベリーナイスメル/靴下香
先日と同じく、この期に及んでとカリス自身も思っているが。
「じゃあ、よろしくおねがいしますぅ~」
「よ、よろしくおねがいします……」
所詮は言い訳と言うべきか、部屋に入ってシャツのボタンを外してちょこんとベッドに腰かけていたミーシャの姿を認めてしまえば、呆気なくカリスの理性は白旗を振った。
「ふー……ふー……」
栗色の長い癖髪、幼い顔立ちに見合わぬ大きな乳房。
鼻息を荒くしてしまっているカリスに向かってあどけなく首を傾げる様は、最早狙って理性を削って来ているのかと問い詰めたくなるほど、冒涜的で。
「だいじょうぶ、ですかぁ? その、やっぱり嫌な気持ちになられるのでしたら~……」
「い、いや、大丈夫、です。けど……」
軽く頭を振ってみれば幾分か冷静さが戻って来た。
とは言え直視してしまえばすぐに肉欲の虜となってしまう予感がる。
「昨日、じいちゃんが後ろ向きで揉んでましたよね? ちょっと、それでやってみても、いいですか?」
「あ、はい~。それじゃあ、自分でコレはつけますねぇ~」
感触だけならまだ耐えられるだろう。
小賢しいと言えばそうだが、視覚の暴力に耐えきれずカリスがそっぽを向きながら言えばミーシャは素直にシャツをはだけ自分で乳首へとキャップを取り付けだした。
「よいしょ、っと。付けました~、けど。カリスさんは背が高いですし~えっと、後ろからでしたら、わたしはこのまま後ろを向きますね~」
「あ、あぁうん。そう、しようか」
くるりとベッドの上で背を向けるミーシャにどくんとカリスの心臓が跳ねる。
ミーシャの提案は合理的だ、ハーツよりも身長が随分と高いカリスだから、後ろから揉むのであればベッドで高さに差のあるほうがやりやすい。
だが、合理的ではあっても理性的ではない提案により晒された後ろ姿にカリスは生唾を飲み込んだ。
ミーシャの髪の隙間から覗くうなじ、丸みのある体の曲線、女性らしさを感じる骨ばっていない背中、肩甲骨のライン。
あまりにも無防備で、弱さと女を感じる背中だ。
このまま、押し倒してしまって、後ろから覆いかぶさってしまえば抵抗らしい抵抗もできないだろう、なんて。
「……いかんいかん。そ、それじゃあ、触りますね?」
「はい~、おねがいしますぅ」
気づかれないように小さく息を吸って、吐いて。
なんの覚悟かはわからないが意を決してミーシャの背後へと近づき、そろりと手を胸へと持っていく。
「ん、あ……」
改めて触れた乳房は硬いといえば硬い。
だが、昨日初めて触れたときとはまた少し違う感触だった。
「ん、んんぅ。は、ぁ……やっぱ、り、カリスさん、お上手、ですぅ」
「あ、ありが、とう」
張っているし、ミルクが詰まっているだろうとわかる弾力がある。
優しく、ほぐすようにと心がけながら乳房を揉み上げてみればあっという間に硬さが取れていくのがわかった。
「んあぁっ」
「ご、ごめん。大丈夫です?」
「は、はいぃ。こ、こちらこそすみません~……な、なんだか、声が勝手に出ちゃいまして~」
突如あげられた嬌声の響きに慌ててカリスは手を離した。
「そ、そっか。そ、それにしても、もう十分柔らかいのに、まだ出ないですね」
「なんだか、先っぽがうずうずしてて、いつでも出そう、なんですけど~」
戸惑うミーシャと、どうしてだろうかと無理やり考えることでさっきの声を頭から消そうとするカリス。
ミルクを出すことで乳房が柔らかくなるのは確かだが、柔らかくなればミルクが出るというわけではない。似ているようで確かな違いがあるその点に二人は気づかない。
「えっと、よろしければ~ですけど」
「うん?」
「これ、外してもらって~……その、直接ここもほぐして頂いても~よろしいでしょうか~?」
これとは何か、ミーシャの視線が乳首に装着されたキャップだと教えてくれた。
「それは」
「ここが、うずうずしてて、変なんですぅ。もしかしたら、ここが詰まってるのかもしれません~」
ミーシャの未熟なメス、あるいは母性が知っていた。
そこをほぐしてくれたのなら、と。
「じいちゃんは、そうしたこと、ありますか?」
「ありません~……わたしも、触ってほしいなんて思ったのは初めてですぅ」
「……わか、りましした」
「ありがとうございますぅ。じゃあ、おねがいしますぅ」
流石にそれはどうなんだと考えはしたカリスだったが、何よりミーシャが望んでいるのだからという言い訳で塗りつぶしミーシャの乳首からキャップを取り外す。
「う、ぁ」
後ろから外したのだ、直接見てどうのというわけではなかったが、不思議と嗅いだことのない匂いを嗅いだような気がして頭の中が熱くなる。
「カリス、さん~?」
「い、いや、うん、じゃあ、はじめます、ね?」
「はい~。あ、えっと、どうしますか~? これじゃあ樽にお乳、入りませんけど~」
当たり前だがキャップを外したのなら樽にチューブは繋がっていない。
カリスに触ってもらえたのならミルクが出ると思っているミーシャはともかく、このまま続けたのならそこら中にまき散らしてしまうのはそうだろう。
「そう、だね……じゃあ」
もっともではあるが、仕事モードと思考を切り替えられないでいる今のカリスの頭にあるのは後ろから揉むことと、周りを可能な限り汚さないようにするためにはどうするかということだけで。
「あ、ありがとうございます~。これなら、だいじょうぶですぅ~」
ベッドの上に四つん這いになってもらって、乳房の下に小さめの樽を置く。
出る量から考えてすぐ満タンになったしまうことにまで気が向いていないが、二人はこれで大丈夫だと頷いて。
「うん。じゃあ、改めて」
後ろから、それこそ最初に目撃した時のような後ろから覆いかぶさるような態勢でカリスはミーシャの脇から手を伸ばし乳房に手を伸ばす。
「ん、あ」
触れた瞬間ミーシャの身体がふるりと震えた。
憚らず言えば後背位の体勢だ、揉みやすくはあっても搾りにくく乳搾りには適さないといえるだろう。
「あ、ぅ、あん、は、あぁ……ほんとぅに、お上手、ですぅ」
頭の中でハーツが言った興奮を煽るという言葉が不意に蘇った。
なるほど、確かに興奮する。
していいわけじゃないのはそうだが、この体勢はどうしても興奮してしまう。
「んあぁっ!」
「ご、ごめん」
「い、いえ~、ちょっと驚いてしまっただけ、ですぅ~。つ、続けてください~」
本来の柔らかさに近づいているミーシャの乳房を、つい興奮してぎゅっと握ってしまったカリスだったが、続けてくださいの声に従って胸を揉む。
「ん、ふ……んんぅ、あ、うぅ。き、きもち、いいですぅ。か、カリスさん、い、いやじゃ、ないですかぁ? だいじょうぶ、ですかぁ?」
「そんなことっ、ない、ですよ」
嫌だなんてとんでもない。
反射的にそう言おうとしてしまった自分は相当肉欲にやられ始めてるらしいと、少し自覚する。
「よかった、ですぅ~。んふ、あぁ、じゃ、じゃあ、そろ、そろぉ~」
乳首を触ってほしいという要望を一瞬違うことに勘違いしそうになった自分を窘めつつ、リクエストにお応えして指を乳首へと伸ばし。
「んきゅぅっ」
きゅっと摘まんだ、摘まんだ瞬間ミーシャの腰が跳ねた。
「だ、大丈夫です?」
「は、はいぃ、だいじょうぶ、だいじょうぶ、ですからぁ~」
続いた声は続行の言葉に違いないが、カリスには期待する言葉に聞こえ始めている。
「……つづ、けますね」
「はい、はいぃ~。んんぅ、んあぁっ」
カリスに遠慮はまだある、あるが少しずつ建前と言い訳が頭の中を占めてきた。
「あ、う、ううんっ、す、すごい、すごいですぅ、これ、これぇ、きもちいい、ですぅ~」
指先がいつの間にかミーシャのミルクで濡れ始めてきたように、頭の中も白く染まっていく。
本人が望んでいるのだから、気持ちいいと言っているのだから。
これは乳詰まりという病気に似た何かを解消させるためなんだから。
「ふ、あぁっ♡ かりす、さん、かりすさぁん♡ おじょうず、じょうずですぅ♡ み、ミルクも、でてますぅ。きもちも、いいですぅ~、はうぅ♡」
指で触れる乳首はコリコリになっている。
反して乳房は揉めばどこまでも飲み込まれて行ってしまいそうなほどに柔らかくなっている。
「ふぁあぁっ♡ すご、すごいぃ♡ い、いっぱい、でてますぅ♡ こんなの、初めて、はじめてですぅ♡」
ミーシャの口から零れる音には甘さがたくさん詰まっていた。
声があがるたびに、カリスの腰元に押し付けられているミーシャの腰がもぞもぞと動き始めた。
「ん、んきゅっ♡ あ、あうぅっ♡ か、かりすさん、かりすさぁん♡ な、なにかきちゃう、きちゃいますぅっ♡ こ、これ、これぇ、わたし、わたしだいじょうぶ、ですかぁ♡ んんぁっ♡」
何が、とは思わなかった。
経験がなくともカリスは健全な青年だったし、この場ここに至り何がミーシャに訪れそうになっているのかくらいはわかっている。
「かりすさん♡ かりす、さぁんっ♡ わたし♡ わたしぃ♡」
わかっているから、味わったことのなかったオスの支配欲に近い何かが囁いた。
お前の手で、目の前のメスは、快楽を味わい、その果てにたどり着こうとしているんだと。
「――大丈夫、イっていいですよ」
「い、いく? んきゅあぁっ♡ わ、わたし、どこにイくんですぅ?」
「我慢しなくていいんですよ、怖くもないです。こうしてたら、自然なことですから」
「し、ぜんぅ? は、はいぃ……♡ だ、だったら、わたし、我慢、しませんぅ♡ んんんんっ♡」
弓なりにしなり始めたミーシャの肢体に身体を持ち上げられる。
あぁ、これはたまらない、確かにたまらない。
自分の手でメスを落とす感触とでもいうのか、この優越感は、くせになってしまいそうだ。
「ほら、がまん、するな! ミーシャッ! イけっ! イけっ!!」
「はきゅ――♡♡♡ はひゃ、ひゃい♡ わ、わたし、イきますっ♡ イっちゃいますぅ~♡♡♡」
ぐんっとミーシャの顎が持ち上がって、身体がびくびくと痙攣しながら硬直する。
「あ、あ――あぁああぁっ♡♡♡」
最後の一押しと、カリスの指が強く乳首を摘まみ上げたとき。
「ひぐっ――い、っくうぅううっ♡♡♡」
ぶしゃあと、乳首から大量のミルクを噴き出して、ミーシャは快楽の果てへとたどり着いた。