※この作品はR-18です。

絶頂神機エクスタG   作:五日十巻

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※一部伏字になっておりますが、恐らくなんとなく察せるかと思います


二十六話 エクスには3Pが分からぬ

 

 エクスは裸だった。

 

そして、ベッドでエクスを待つペルもまた裸だった。

隣で気を失っているクレアも裸だった。

 

全裸の男女三人。

一糸まとわぬ二人の女性。対峙する男は、重武装であった。

 

裸ではあるが、その手には多数の武器がある。

聖なるつるぎ、エクスカリバー(細めのディルド)。

暗器、分銅鎖(ピンクローター)。

最強の拳武具、ア米ルアサシン(アナルア米シン)。

燃え盛る剣、フランベルジュ(波打つ形状のディルド)。

鞭のようにしなる剣、蛇腹剣(アナルパール)。

 

まるでこれから戦場にでも向かう一人の戦士のようだ。相違ない。間違いなく、今夜。

今からこのホテルの一室が戦場と化す。戦いはもう始まっている。

 

「優しくしてね?」

 

キングサイズのベッドの上。横に気絶したクレアを携えて、ペルは扇情的にエクスを誘った。

 

挑発に乗ったエクスがベッドに乗り込む。

両手に装着したア米ルアサシンが邪魔で両手いっぱいに抱えたおもちゃたちを落としてしまった……!

 

※許可なく商品名を使用するのは恐れ多いので、今後ア米ルアサシンはこちらの世界での商品名、『サムライマンコ』で呼ばせていただきます。見た目は完全に、グラブをハメて潜入するやつです。

 

エクスは両手に装着したサムライマンコを脱ぎ捨てた。

 

一番手。電マ。

デリケートな性器に物質を挿入するのはそれなりのリスクが伴う。

運動前にはストレッチを。性交前にはペッティングを。何事にも準備が必要だ。

 

ペルの前に座り股を見る。ペルの股は既に出来上がっていて、蒸れた股間から微かに湯気が出ていた。

 

「……。」

「……クレアがとても気持ちよさそうだったから……」

 

ぽっ。ペルの頬が朱色に染まる。

 

「エクセレンツッ!」

 

無段階調整式のダイヤルをぐるりと回す。ペルとは既に何度か体を重ねてはいるものの、道具を使ってのコミュニケーションは初めてだ。先ほどと同じ失敗を繰り返さないように弱めの振動から始める。

まだ女性と肌を重ね始めてから日が浅くとも、日々確実に成長している。戦いの中でも成長は止まらない。先は長く、止まっている暇はない。

ぶるぶると電マを震わせながら、そっとペルの股に沿える。

 

「……っん♡」

 

甘い声が漏れる。優しく当てたマッサージ機のヘッドが、ゆっくりとペルをほぐしていく。

性的な面のインパクトが強いかもしれないが電マはれっきとしたマッサージ器具だ。

その本質は、人を癒すことにある。

 

激しく燃え上がるような性行為もあれば、静かな夜の海のような性行為もある。

陰と陽。正と負。光と闇が混ざり、溶けあう。それがセックス。故にセックス。俺がセックスだ。

 

一人の女性を、失神するまでイかせたことによる成功体験。巨大な達成感から発生した大量の快楽物質のせいで若干おかしな思考が加速しているエクス。

一人で走り出したエクスは暴走しつつあった。

 

だが、忘れてはいけない。

セックスは一人以上でするものだと。

 

そして性行為の影響力は大きく。体験したものだけではなく、嗅いだもの、聞いたもの、見たものにまで影響を与えてしまうという事。

 

ぶるぶると優しく震える電マのヘッドを、ペルが両手で捕まえた。

 

「エクス……」

 

甘い吐息と共にペルが弱弱しく囁く。

 

「……痛かったか?ペル。」

 

急に話しかけられたことで、頭に冷水を被ったみたいに思考が冷える。

……何かやっちゃいました?

 

「もっと激しくして♡」

 

沸騰した。冷めた頭は一瞬で茹で上がり、茶が湧きそうだ。

 

「ペルぅぅ~~!」

 

気付けば、エクスは電マを放り出してペルに抱き着いていた。

そして熱烈な接吻をした。

 

数秒。数十秒。数分。

十分な間。キスを交わした。

 

唇はいつの間にか離れていた。微かに潤んだペルの黒い瞳。ラブホテルの光を受けて輝くペルの髪はとても綺麗で。静かな山奥の星空によく似ている。

 

「ご、ごめん。ペル。調子乗っちゃって――」

 

先に正気に戻ったのはエクスだった。一時の感情の暴走で、過ぎた事をしてしまった……。照れながらその場から離れようと動く。

 

「エクス。」

 

それをペルが引き留める。逃げようとするエクスの顔を掴んで。彼の顔を真っすぐに見つめた。

 

「私、エクスの事が大好き。」

 

真っすぐだった。

瞳も、髪も、姿勢も。

彼女はいつも、まっすぐな優等生。その印象が強く、エクスの中にある。

 

彼女の人となりは、それなりに理解していたつもりだった。

困ったように笑う顔や、ただ心から楽しそうに笑う顔。怯えた顔や、泣いた顔。学園に来てから、それほど月日は経っていないというのに、彼女の色んな顔を見ていた気がする。

 

それでもやはり、エクスとペルの付き合いはそれほど長くない。

こんなに真剣な顔は、初めて見た。だからエクスの心はまっすぐに撃ち抜かれた。

 

真っすぐな彼女の瞳を、まっすぐに見返した。じっくりと彼女の観察をしてみると、その黒い瞳は、少しだけ揺れていた。

 

エクスは真剣は表情のまま、心の中でくすりと笑ってしまった。やっぱり、まだまだ分からないことだらけみたいだ。

 

「ペル。あのさ……」

「うん。」

 

分からないことだらけだから、もっと知りたいと、そう思った。

 

「今の、学年対抗敵性機械生命体(エネマ)大量殲滅祭が終わったら、付き合わないか?」

「うん……え?」

「正式な恋人として。」

「……」

 

一度、うんと頷いたきり。ペルは魂が抜けたみたいに静かだった。

静寂は少し居心地が悪かったが。エクスは彼女が答えを出すまで視線を逸らさなかった。彼女がそうしてくれたように。

 

しばらく待つと、やがて彼女の二つの目からぽたぽたと幾つかの涙がこぼれた。

 

予想外な反応に若干エクスの心が揺れる。だが、それを表情には出さない。出ていないはずだ。

 

「ごめん……その嬉しくて。」

 

揺れる。まだ答えは出ていない。

 

「……返事を返せていないね。これだと。えっと、そうね。」

 

ペルは、ずっとエクスの頭を抑えたままだった両手を離した。そして、その手をそのままエクスの背中に回す。

 

「私をエクスの恋人にしてください――」

 

これは間違いなく返事だった。

 

エクスはペルの抱擁に応えて抱き返す。女の子を優しく抱きしめるのに慣れていないがゆえに、若干強かったかもしれない。体に伝わるペルの力加減を感じながら、同じだけの――、いや、少しだけ強めに抱きしめた。

 

人間とは、ただ動いていて、暖かいだけの肉の塊に過ぎない。

ペルはどう思っているのか知らないが、長く傭兵として活動していたエクスにはその程度の認識であった。情を入れ込むことは無駄な悲しみをうむ。

そんなただの温かいだけの肉塊に、これほど心が温められる日が来るとは。

 

「……思いもしなかったな。」

 

しばらく肌を重ね合っていた。比喩ではなく。ただ二人でそれなりに長い間、肌を重ねる事だけをしていた。

 

「あのね、エクス。」

 

しばらくして。鼻をすすりながらペルが笑った。涙は止まっている。多分。

 

「もう一回。キスをして欲しい。……もっとロマンチックなキスがしてみたい。」

 

ペルは、大人びた顔や一面と共に、妙に乙女な一面もある。やっぱり、まだ知らないことだらけみたいだ。

 

「ああ。しようか。」

 

苦笑いをしながら、エクスはペルを抱き寄せた。

 

 

移動都市、マグ。無限軌道の走るがらくた。都市を丸ごと一つ載せた巨大な船。

寂れた荒野。廃屋だらけの地平線。薄汚れた命無き地上を独り走る。

命の船は、夜空に引けを取らない輝きを放っていた。

 

 

「……ところで。」

「……なんでしょう、ペルさん。」

「何やら先ほどから熱くて硬いモノがお腹に当たっているんですが。」

 

……エクスは後頭部を掻いた。

 

「まだ出しておりませんので……」

「……仕方ないわね。」

 

ペルはエクスから離れて、ベッドに転がると、手を股に当てて自身の穴を広げて見せた。

 

「おもちゃじゃ満足できないわ。貴方の、いいえ。貴方自身でかかってきなさい!」

 

「ペルぅぅ~~っ!」

 

不敵な笑みを浮かべる彼女の胸に飛び込んだ。

それはそれ。これはこれ。

 

先ほどのロマンチックな空気など消し飛んで、エクスの頭は劣情に支配された。

歳の割には豊満なペルの胸に埋もれる。

やはり、おっぱいとはこうでなくてはいけない。クレアの慎ましい胸も悪くはない。シリオの平坦な胸も愛らしい。しかし、やはりおっぱいとは物量が必要なのだ。戦いとは数なのだ。

 

「ペル……入れてもいいか?」

「おいで。」

 

優しく答えてくれたペルに感謝をしながら、彼女の中に体の一部を入れる。

肉の塊と肉の塊をぶつけ合うだけでこんなに気持ちいいなんて……

 

エクスの理性はまあまあ脆く。性欲に負けて腰を激しく打ち付けている事が多い。

だが、今日は何故かそんな気分になれなかった。

 

「……大丈夫か?」

「うん。平気だよ。」

 

ペルはいつもエクスを気遣ってくれる。彼女の優しさに甘えながらも、エクスは欲に耐えていた。

 

「ペル、またキスしてもいいか?」

「……うん♡」

 

静かに唇を重ねる。

心はすごく穏やかだ。

体だけじゃなく、心で繋がってみたいと思った。

今日のセックスはとても静かで、玉袋の奥じゃなく。心の奥から心地よいと感じるような、そんなセックスだった。

 

ゆっくりとペルの中で動く。

 

「ペル。気持ちいいか?」

「うん。うん♡気持ちいい、なんだか変な感じ……」

 

抱きしめているペルの体が、腕の中で震えているのが分かる。時間をかけて彼女の中から肉棒を引き抜くと、断続的に彼女の体が硬直と弛緩を繰り返す。

奥にゆっくりと肉棒を沈みこませていくと、彼女は深く息を吐き出しながら体を震わせた。

 

次第に二人の呼吸が激しくなっていく。二つの吐息が混ざり合って、境界線が溶ける。

 

薄暗い照明を反射して、ペルの汗だらけの首が光った。湿った彼女の首がとても愛おしく思えて、つい、吸い付いてしまう。

 

「ひゃっあ!も、もう!」

 

じゃれ合いながらも、二人はお互いに感じ取っていた。もうすぐ一番気持ちいい瞬間がくる。

 

「ペル……」

 

彼女の濡れた瞳を見る。ペルは、桜色の唇から息を吐いてこちらを見た。

 

「大好きだ。」

 

ペルの膣がきゅうぅっと締まった。

 

「あ、私も――好きぃぃ……」

 

きつく肉棒を締め付けて、ふるふると震える。

 

「ぐっ、ペル!出るっ!」

 

しがみついて、子種をせがむペルの膣に負けて、エクスは大量の精を彼女の中に吐き出した。

 

「……っん♡」

 

静かに、耐えるような嬌声をペルが出した。声は小さかったが、強張る彼女の腕や体から、彼女が快感を感じているのはよくわかった。

二人の気持ちが重なっている気がする。これをきっと、人は愛だと呼ぶのだろう。

 

「ありがとう……ペル。」

 

「……ふふっ。変なエクス……こちらこそ、ありがと。」

 

 

 

◇

 

 

夜は長い。二人にしては珍しく、一度合体しただけで満足し、ペルはすっかり寝てしまった。

 

エクスの太ももを枕にして寝息を立てているペル。その綺麗な黒髪を撫でながら、エクスは一人寝顔を眺めていた。

 

すると突然。むくり、と隣で気絶していたはずのクレアが起き上がった。

 

「気が付いたか。」

「え、エクスっ。なんで裸なの?」

 

クレアが慌てて両手で顔を隠す。

 

「ちょっとな。そんなことよりクレア。水を飲め。ほら。」

 

エクスは冷蔵庫から水を取り出してクレアに渡す。クレアはと言うと、エクスのちんちんがぶらぶらする様子を指の隙間からこっそりと覗き見ていた。

 

「ありがと……。エクスくん意外にいじわるなんだね……」

「すまん。ちょっと熱が入ってしまったみたいだ。クレアの伸びしろを感じてな。」

「伸びしろ?」

「ああ。クレアはひょっとしたら俺やシリオよりも強くなるかもしれないぞ。」

「そ、そうなの?」

「ああ。」

 

先ほど。クレアの開発をしている最中に思っていた事を伝えると、クレアは少しうれしそうにしていた。

 

「そっか……。じゃあ今度は、ちゃんとペルを守れるかな。」

「――……ああ。」

「……えへ。頑張るね。」

 

何気ない会話から。クレアの覚悟が垣間見えた。

 

第三次巨神級災害。

あの日からマグの人々は、少しづつ歪んで。壊れて。変わって。いくつかの大切なものを失った。

それでも彼らは生きている。弱く。みっともなく、情けなく。けれども、強く。逞しく。しぶとく。まだその手には、守りたいものが残っている。

 

「……ああ。頑張ろう。ところでだな。」

 

エクスはベッドから立ち上がった。つかつかと歩いて、ベッドの端に向かう。

そこには未だ無傷の戦友たちが転がっていた。その道具一つ一つを真新しいタオルで拭いて、綺麗に磨く。

 

「今日の目的は、クレアに合う道具を探すことだったはずよな?」

「――えっと、エクスさん?」

「先ほど、クレアは五回イったが、使ったのは電マだけだったな。」

「え、エクスさん。あの……」

「まだクレアに使ってない道具が結構あるんだ。」

 

ずらりと並んだ、厳しい審査を乗り越えて選び抜かれた道具たちを眺める。

直径二センチ、長さ十五センチほどの細長いディルド。小さな球体状の物体が鎖状に連なった、アナルパール。クリトリスを吸う為だけに特化した所謂クリ吸い型。まるでフランベルジュのように大きく波打つような形状をした禍々しいディルド。Gスポ等一点責めに特化した異様な細さのディルド。多数のイボイボが付いた不気味なディルド。ヘラクレスオオカブトの様に二対の棒が付いたディルド。筆にしかみえないおもちゃ。イボイボに包まれ、神話を元に生み出された異様な造形のグローブ、サムライマンコ。紐が付いた桃色のローター。アナルプラグ。乳首責めマシン――

 

「――後五回イく程度じゃ済まないだろうな。」

 

道具を拭き終わったエクスが手にローションを塗った。

それは開戦の狼煙。肉食獣の舌なめずり。食事前の祈り。

――行為前の下準備だ。

 

「あ……あ……」

 

クレアの表情が、まるで秋の空のように色鮮やかにころころと変わる。

恐怖、期待。恍惚、怯え。だが、どれも終点は一つ。

 

「あ……イ、きます……っ……」

 

クレアは、とても、とても静かにそう呟くと、ぶるるっと体を小さく震わせて、シーツの染みを増やした。

 

 

 

◇

 

 

 

「だ、だめ!絶対、ぜっったい抜かないで!お願い!」

「分かった。じゃあまず一個目、抜くぞ~。」

 

全部で七個の玉が連なったアナルパール。そのうちの三つをクレアは膣(・)で飲み込んでいる。

ベッドの上に膝を付き、まるで土下座でもしているかのような体勢のクレアの膣に、中途半端に半ばまでアナルパールが刺さっている。パールの先にある取っ手はエクスが持ち、主導権を完全に握っていた。

 

「だっ――あっ……」

 

ぐっ、と軽く力を込めてアナルパールを引っ張る。膣内に入り込んだ球体状の異物が、引力に従って膣の外に出ようとする。クレアの狭い膣はそれを阻害しようと締まっていたが、引力に負けてすべての球体を体外に出した。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛っっ~~~♡♡♡」

「おっと、全部出てしまったな……」

 

がくがく。クレアの体が激しく痙攣する。恐らくだが、彼女は性技の才能もある。彼女に指導をすればするほど、その恐ろしいポテンシャルに驚かされているばかりだ。とても、先ほどまで処女だったとは思えない飲み込みだ。

 

「もう一回、やり直しだ。一個ずつゆっくり入れていくからな。」

 

クレアに話しかけながらずっと痙攣し続けている彼女の膣に、パールを押し当てる。

少しの抵抗。だが、指先に力を入れて押し込むと、粘着質な音と共に飲み込まれていった。

ぬ、ぷぷ。

 

「ほ、ほぉ……♡」

「続けるぞ~」

 

ぐぐっ。

 

「う、ううう♡♡」

「頑張れ~、最後だぞ~。」

 

ずっ……ぷ。

 

「おおお、おぉ……♡」

「よーし。三個入ったな。偉いぞ。」

 

エクスは褒めて伸ばす方針だ。何かあるたびに褒める。

球体状の異物が三個も入った圧迫感に、クレアは呻いてシーツを握りしめた。安っぽいシーツが、彼女の指先に引っ張られて、しわが寄る。

 

「よし。じゃあ一個ずつ抜いていくからな。気を抜くなよ~」

「や、やすませてください……♡」

「ダメだ。」

 

ぬぽん。

熱心な開発のおかげで、強くなった膣は綺麗に一個の球体を吐き出した。僅かな時間の間に成長していく彼女には恐怖すら覚えてしまう。

 

「ううううっっ♡♡」

「二個目、行くぞ~。」

 

ぬぷぷ。

 

「おおおっ♡♡おおおお゛お゛!!♡♡」

「よく頑張った。ラストだ。」

 

ぬぷん。

 

抜かせまいと踏ん張ったのだろうか。最後の一つは他の物よりも抵抗が強かった。だが、あっけなくクレアの体内から引き抜かれ、汁塗れの玉が穴から飛び出した。

 

「い、いいいい」

 

突然だが。クレアは美少女だ。日に焼けた肌。元気で明るい笑顔。どこに出しても恥ずかしくない絶世の美少女である。

 

「い、イぎますぅーーーーーっ♡♡♡」

 

そんな彼女が、鼻水をまき散らして、顔を涎塗れにして大声で絶頂報告をしている。

こんな姿、誰にも見せられないな。

 

中の異物が外に出るとともに、クレアの全身から力が抜けた。その結果、クレアの膣から大量の汁が飛び出ることになる。

生暖かい湯気と共に飛び出した液体は、ベッドの上だけにとどまらず、床も汚し、どんどん広がっていく。

 

「……この匂いは小便の方かな。」

 

五百ミリペットボトルに収まるほどの尿をすべて吐き出したクレアは、焦点の合わない虚ろな目をしながら虚空を見つめ、口から唾液を垂らし続けている。口を閉じる余力すら、残されていないようだった。

 

唯一、何も垂れ流していない穴がある。お尻の穴だ。

それは、ぱくぱくと呼吸でもしているみたいに開いたり、縮んだりしていた。ここもいずれは開発することになるだろう。

 

エクスは静かにベッドの上に乗ると、クレアの頭を撫でた。

優秀な後輩を持ってしまった、焦りと喜び。複雑な心境だ。

 

「よくやった。今日クレアは確実に強くなった。君が望む強さを、きっといつか君は手に入れられる。」

 

虚ろだった彼女の目に光が戻った。焦点をしっかりとこちらに合わせてくれる。

 

「え、えへ。ありがと……エクス……せんせ……」

 

いつも見せるような、明るく元気な笑顔だった。

冗談めかして言ったのだろうが、エクス先生と言う言葉は妙にエクスの心に残った。

先生。先生か。

 

「人間ってのは壁を越えるたびに強くなる。今日のクレアは何度も壁を越えた。今日一日でかなり強くなったはずだ。」

「ほめ過ぎ……」

「だから――最後にもう一回、壁を越えようか。」

 

エクスは、奇妙な形をしたグローブをはめた。

 

サムライマンコ。

グラブをはめて、マンコへ潜入。鬼アクメへと誘う――

 

――俺がサムライマンコだ。

 

 

「へ?」

 

ベッドから降り、再びクレアの後方に位置取る。そして、尻と向き合った。

 

「あ、あの、エクスせんせ……」

 

付属のローションを取り出す。通称、SMR――サムライマンコローション。

 

「あ、あたし、これ以上イったら……壊れちゃい、ます……」

 

「大丈夫だ。案外人間は丈夫だからな。」

 

SMRを念入りに塗り込む。異常な形をしたサムライマンコは、使い方を間違えばただの凶器に成り下がる。これを神器と成すためにはしっかり準備をしなければいけない。

 

話が通じない事を悟ったクレアは、態勢を崩して逃げようともがき始める。だが、体に力は残っておらず、青虫の様に這うだけで、遅く、時間稼ぎにもならない。

 

エクスはそんなクレアの体を優しく抱き上げると、股から上だけをベッドに乗せ、膝をベッドの外に出すことで逃げ場を封じ、尻を突き出させた。

 

「お願いします……先生、なんでもしますから、今日はこの辺で……」

 

普段のクレアと言えば。活発で元気な明るく強い女の子。そんなイメージだ。

今、目の前にいるクレアは。必死に許しを請い、体から力は抜けて、まるでいつもの姿はどこにもない。

普段元気な女の子に、元気がないと誰だって心配になる。もちろん、エクスもそうだ。

今の状況はまるで、弱ってしまったクレアにエクスがいじわるをしているみたいだ。

エクスは心からクレアの為を思って厳しくしている。これがクレアの為になるとわかっている。そして、自分も同じ体験をしてきたからこそ、クレアの気持ちも少しは分かる。心苦しい。申し訳ないと感じる。

だが、エクスがクレアの先生であるならば、ここは心を鬼にしなくてはならない。

そうしなければ、本当の意味で彼女を強くすることは出来ない。

 

それに何より。

 

普段元気な子が弱っている時に厳しくしつけるのは、

 

とても。

とてもとても。

とっっっっても――

 

 

!!!楽しい!!!

 

 

 

「なんでもするって、言ったよね。じゃあもう一回、イこうか。」

 

サムライマンコをクレアの中に忍び込ませた。

まずは人差し指を一本。

 

まるで表面に虫でも這ってるかのような、いびつな突起に覆われた指がクレアの膣内に入る。

 

ぞり。

 

「――あ 」

 

ぞりぞり。

 

「     」

 

ぞりぞりぞり。

 

指の内側だけに付いたいくつもの突起が、体内からクレアの肌を撫でた。

突起一つ一つがまるで別の生き物のように表面をまさぐる。

 

「〇×▽ッ♡」

「あ、やり過ぎたかも。」

 

ぞりり。

 

「ーーー☆杉★☆彡♠☆♡」

 

頭の奥で、ばちばちと、何かが音を立てていた。

星が飛ぶ。暗い空。何もないキャンパスに、星が。

流れて。

 

 

 

◇

 

 

 

「ごめん。やりすぎた。」

 

エクスはクレアが目覚めるなり謝った。

クレアの目の前にはラブホの天井と、申し訳なさそうに顔を覗き込むエクスの顔があった。

今の今まで気付かなかったことだが、ラブホの天井には、小さな星型の壁紙が貼ってあった。

 

さっきの感覚が、まだ体の奥に残っている。

 

何かが弾けた感覚。星が散っているような。少ないクレアの語彙では、それが何なのか詳しく伝えることが出来ない。

 

平謝りするエクスの顔を見ていると猛烈に腹が立ってきた。いつの間にか一人だけさっさと服を着てしまっているのにも腹が立った。

 

嫌がらせとしてズボンを降ろし、言い放つ。

 

「先生。今度ごはん奢ってください。」

 

エクスは苦笑いをしながらも了承した。

 

「ところでだ、クレア。」

 

ずっと苦笑いをしたままエクスは話を続けた。

 

「上位の武装者(ドライバー)は、中等部の頃から一日二桁以上の絶頂は普通だ。今のクレアだとまだその域には立てない。」

 

だから、とエクスは言葉をつないで心の底から楽しそうな笑顔になった。

 

「今週中にもう一回特訓しような!まだ道具も半分くらい使ってないし。」

 

クレアのお腹の奥が、痙攣した。

 

今日初めて知ったこの感覚。けれども、もうすっかり体に染みついてしまっている。

 

「がくえんしょぞく……♡いちねん、くれあ……」

 

ぶるぶると足が震えた。瞳が濡れ、鼻水も垂れる。体中の穴と言う穴が、ひくひくとひくついて感じる。

 

「イきます……っ」

 

ぼたた、

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