※この作品はR-18です。

代理妄想症候群   作:秋月 円

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 皆欲望に素直ね。嫌いじゃないわ!
メスガキ系とか生意気系はやはり人気か……

という事で戦慄のタツマキ編です。
次回は売春女神編かなーと思いつつ、聞きたい事もあるのでまたアンケ取ります。








ワンパンマン/S級2位の体調不良について/戦慄のタツマキ

「最近、体調が悪いのよ」

 

 独特のヒーロー衣装をひらひら揺らしながら、S級2位ヒーロー、戦慄のタツマキは言った。

 どっかりと椅子に座り込む姿は傍若無人さを感じさせ、鋭い眼光は質問を「時間の無駄」として捉えていることを隠す様子もなかった。

 

 なんの質問かといえば、ここ一月の間、ヒーローとしての活動時間が短くなっている事についての質問である。具体的にはヒーローとしての活動開始が少し遅くなり始めていて、終了も少し早い。

 その事について聞いた結果が、体調不良という返答である

 

「体調、といいますと」

「全体的によ。熱がある日もあるし、体が重い日とか痛い日もあるし」

「風邪気味という感じですが……あなたに限ってそんなこと、無さそうですね」

「普段から菌もウイルスもバリアで弾いてるから、ないわね」

 

 こんなふうに、と中空に力場を発生させて、接待のために出しておいたジュースを押し戻す。普段タツマキへの応対や質問を任されている職員にとっては、もう慣れたものだが、彼女の対応はツンケンとしていて厳しい。

 それゆえ恨みなども多く受けているが、本人としては何のそのと言った態度である。

 

「超能力関係なのか……以前のその、戦闘の怪我の影響かも」

「はあ? 私があんな黒くて変なの風情の攻撃でどうにかなったって言いたいわけ?」

「いえ、あの……わたくしどもにとっても、あなたの体調は重要な情報ですので。何かあったら、すぐにご連絡くださいね。すぐに医療スタッフを手配できるようにしておりますから」

「やめとく。あんたたちのこと、あんまり信用してないの。……まぁ、数日もしたら治るわよ。私の心配なんかより、怪人に注意しなさいよね」

 

 そう言ってタツマキは、「もう話は終わった」とばかりに立ち上がり、そのままどこかへ歩き去っていく。

 もう遅い時間であることを踏まえれば、行き先は自宅であろうか。なにか急ぐ用事でもあったのか、せかせかとした足取りだった。

 

「……ああいうところが心配なんですが。まぁ、彼女なら大丈夫でしょう……あら?」

 

 職員もすぐに、自分の仕事に戻るべく立ち上がる。すると、ふとした違和感に気づいた。

 

「そういえば、今日は飛ばずに帰ったわね……? 本当に調子、大丈夫なのかしら……」

 

 

 

「ただいま、っと」

 

 ぎい、と扉を押し開けて、タツマキはマンションの一室に入った。後ろ手に扉を閉める仕草は素早く、一階を丸々借り上げているというのに、それでもなお、何かを隠すような仕草だった。

 指をくるりと回すと、それだけで万象が彼女の前にひれ伏すかのごとく、冷蔵庫がひとりでに開き飲み物が手元へと飛来する。日常的な超能力の行使は、途方もないサイキックであることの証明だ。

 

「今日は大変だったわ。呼び出されるし、知らないやつにも声かけられるし。ごまかすのも大変ね」

 

 独り言を続けながら、コツコツと足音を立てるように歩く。なにかが呻く声。ぽた、ぽた、と雫が垂れる音。

 

「ねぇ、聞いてる?」

 

 ひょい、としゃがみ込み、"それ"の顔を覗き込むタツマキ。

 ――そこで呻いているのもまた、タツマキだった。

 

 ふるふると震え、歪みながら睨みつける、鋭い眼光。くるりと特徴的に巻いた髪に、強力無比たるサイキックの気配。彼女もまた、紛れもなく本物のタツマキであったのだ。

 問題は、その本物のタツマキが今、全裸で蹲踞(そんきょ)している状況にあることだが。

 

 三十を迎えようとしている年齢に半比例するような幼い肉体は、その不自然な姿勢を大きく揺らぎもせずに保っている。薄い胸板の先端は、ピンと淫らに硬く隆起しており、顔は羞恥か興奮か、赤く染まっている。

 

 しゃがみ込んでつま先で立ち、両膝は外側につける。服を着こまずにそうすると、自ら秘部を突き出すような淫猥な姿勢になるが、その幼い割れ目には明らかに大きすぎるディルド型のバイブがねじ込まれ、激しい駆動音とともに暴れていた。

 何度も絶頂を迎えているのか、時折激しく震えるものの、声の一つさえでない。怒りや殺意もろとも声を封じ込めるかのように、強く嚙み締めた歯の隙間からは、哀れなほどのか細い喘ぎ声以外が漏れる事はなかった。

 

「っっっぃ♡ ぎ、……っっっ♡」

「返事ぐらいしなさいよ――って、家出る前に私が静かにしろって命令したのよね。忘れてたわ。――はい、好きなだけ喘ぎなさいな」

「はぎょっぉ!?♡ いっぐっっ♡ いぐぃっぎぃぃぃっっっ!?!?♡」

 

 パチリ、と偽者のタツマキが指を鳴らすと、とたん無様な喘ぎ声が高らかに鳴り響く。悲鳴めいたそれは、だが明らかに発情と絶頂混じりの、艶を帯びたものであった。

 

「ころしゅっ♡ ご、ろしゅぅっ♡ か、かなら、ぐおっぎょっっ!?♡ や、めろ、いじるな、出し入れするなぁっっっぁっ!?!?♡♡」

「はいはい、今やその辺のC級にも負けるような状態の癖に良く言うわ。ほらほら、もっとイきなさない。精神防壁を緩めれば緩めるほど、あんたの能力は私のものになるんだから」

 

 バイブの根本を掴み、下げては上げ、下げては上げる。乱雑なその仕草は、およそ情欲を感じられないが、そんな簡単なしぐさでさえタツマキは敏感に感じ取ってなんどもオーガズムを叩き込まれる。

 普段の強気な姿勢を保とうにも、頭がこれでは仕方がない。ドロドロに溶けた喘ぎ声に混じる反骨的な台詞が、なんとも無様、かつ背徳的に見えた。

 

 事の始まりはヒーロー狩りに関連した戦い。タツマキは最終的に「黒い精子」と呼ばれていた怪人に痛めつけられていた。

 当該の怪人は最終的に、超融合した後にガロウの手によって砕け散り、どこぞのハゲの所に居ついた一体を残し他は全て死亡した。だが、残骸とも呼べない欠片、そのまた残滓が、タツマキの体内に残留していたのである。

 

 無限にも思える再生能力や分裂能力は損傷の過程で失われ、黒い精子としての意識さえ死んではいたが、それはタツマキのサイキックエネルギーを吸ってたちまち膨れ上がり、タツマキが気づいて排除に動くよりも早く脳を占拠した。

 

 いまや、タツマキの体はタツマキ自身より、偽物の指令を優先する。動くなと言われれば、一日中でも同じ姿勢で静止し、静かにしろと言われれば、子宮を無理やりに押し上げ叩き潰してくるバイブの動き、言葉にしがたい痛みと狂う程の快楽に対し、喘ぎ声一つ漏らす事ができないのだ。

 そして彼女の脳に対する支配は一月の間続き、そのサイキック能力を無理やり奪い取られるまでに至っていた。偽物の体が作られたのはその過程でのことだ。

 

 既に能力の九割方は奪い去られ、残る一割の制御権も失われつつある。尊厳という点においても、能力という点においても、もはや偽物の方が本物らしい状況にあった。

 

「さて。あんたの本物生活も、もって精々数時間ってところかしら」

「ね、ねごとは、ねてからっお゛っいぐいぐぅぅっっ♡」

「でもね、私あんたのこと気に入らないのよ。殺して肉に変えてやってもいいけど……もっと相応しい目に合わせてあげる。大丈夫よ。ヒーロー活動はちゃんと私が続けてあげるし、命は取らないから。……まぁ社会的には殺すけど」

「おぎゅっっ♡ ぐぎぃっぅ♡ やめっっ、これ、とめ、ろぉぉっっっ♡」

 

 じゅっぼ、じゅぼっ、ぐっちゅ、どっちゅ、偽物がけだるげに指を上下させる度、奪われた超能力が発揮され、タツマキの膣内を巨大バイブが蹂躙していく。先端まで引っこ抜き、根本まで叩き込む。いやらしい水音と、子宮を打つごりゅごりゅとした鈍い音が声よりも響いていた。

 いやらしい汁を吹きこぼしながら何度も何度も深い絶頂を経験し、その度に精神防壁をすり減らしていく彼女を見て、偽物はくすくす笑った。

 

「妹も同じ目に合わせてあげる。まぁ、そのうちね」

 

 

 

「紳士淑女の皆さん、ごきげんよう! 本日も裏オークションにようこそいらっしゃいました。裏カジノの人たちもご機嫌麗しゅう!」

 

 薄暗く広大な地下ホールに設置されたステージ中央で、バニーガールと燕尾服を足してニで割ったような格好の女が、高らかに声を上げる。

 拍手を挙げる声は多く、椅子に座って静かにと待機している客はさらに多い。

 

 ここはのどかなL市の地下、五十年ほど前に計画ごと放棄された大規模地下商業施設の残骸である。秘密裏に改修されたそこは、今や日の目を避けて行われる裏世界の遊び場になりはてていた。

 

「はてさて、本日も様々なものが出品されております! S級ヒーロー鬼サイボーグの破損したパーツの欠片や、潰された怪人たちの死体なんかが目白押し。特に注目すべき目玉商品は二つございます! 一つは、怪人協会から回収された、食べるだけで怪人になれる肉塊! 研究するもよし、食べて怪人になるもよし! それから――」

 

 バニー女が舞台上にあった布を掴み、ばさりと剥ぐ。

 

「とある所から提供された"凪(ナギ)"ちゃんです!」

 

 ざわり、ざわり。

 

 異様に短い説明文(キャプション)と同時、布の下から現れたその姿。その姿に、裏社会の人間や怪人たちは小さな声で囁きあう。

 

 そこには、分娩台めいた拘束具によって歪なVの字に開脚させられた少女がいる。こと、裏オークションにおいて人間が出品されるのも、そう珍しい話ではない。ギャンブル狂いの転落者、借金漬けで落ちて来たヒーロー、あるいは些細な事から些細な怪人となって"人権を失った"者たちもいる。

 だが、今日の少女は明らかに異質だった。

 

 何故なら、そこに居るのはあのS級二位、タツマキにそっくりな少女であったから。

 

 何から何まで瓜二つ。強く睨む目も、幼い体も。どこで作られているのか分からないあの破廉恥な衣装でさえも。

 だが、その服には明らかに加工の後がある。秘部と両乳の部分だけをピンポイントに、ハート型に切り抜いてあるのだ。それゆえ、隠すべき所は何も隠せず、独特の服によってあらわになっているボディラインが、幼女体系を妖艶なものに見せていた。

 

「驚きましたか? この子はナギちゃん、あの有名ヒーロー……に、よく似たそっくりさん! ほら見て、ほくろの位置まで一緒です」

「クローンか?」

「いや、タツマキの遺伝子を確保できたなどという話は聞いた事がないぞ……」

 

 ざわざわと落ち着きのない空間目掛けて、バニー女は尚も高らかに声を上げ、商品の説明を進めていく。

 

「おっと詳細は伏せろとのお達しなので詳しい事は言えませんよ! まぁこの子はナギの名前の通り、なーんの力も持たない見た目相応の女の子です! あ、母体としては極めて良質らしいですよ!」

「ほう」

「となると……」

「愛玩用にはもったいないか?」

「まぁそこは買った人のお好きにどうぞ。……では凪ちゃんから一言!」

 

 能力を持たない、タツマキそっくりの少女。"竜巻"に対する"凪"。まさかこんな所に、それも無能力の本人がいる訳もない、ないはずだ――会場の幾人かはその意図を感じ取り、下卑な表情を隠す事さえしない。

 マイクがガサゴソと動かされる音。猿轡を取られた"ナギ"なる少女は広い広い会場を見渡し、果てしない憎悪を込め、囁くような声で言った。

 

「……服代は、高くつくわよ」

「へぇ?」

「ここにいる連中、顔は覚えたから……! 必ずッ、力を取り戻したら必ず、一匹残らず捻りつぶしてやる……ッ!」

「はい、ありがたいお言葉でしたー」

 

 怒りも憎悪も意に介さず、極めてニコニコとした笑顔でバニー女は指を鳴らす。すると、何やらディルドらしきものが二本生えた謎の機械が運ばれてきた。

 用途不明の機械を前に言葉に詰まるナギ。そんな彼女の事など知らぬ存ぜぬとばかりに、そのディルド機械はステージ上に設置されたナギの拘束台に取り付けられる。それを見れば用途は分かる。憎悪によって赤らんだ顔から一転、青ざめていく顔。

 

 会場の老若男女は今、彼女の方をじっと見ていた。

 

「それじゃあこの子は目玉商品として、競り落とされるまで"展(・)示(・)"しときますねー」

「なっ、あんた何言っ――」

「はいスイッチオーン」

「ふぎぃっっぎぃぃぃッッ!?♡ ぁが、はやっっ♡ ぐごぅっ、ふと、やべろっ♡ これとめっげぎっ、ぐぅぉっぉ~~~っっっ!?!?♡♡」

 

 気軽な声とは裏腹に激しい駆動音を立て、機会が激しく動き出す。明らかに人間サイズを逸脱したサイズのディルドが機械駆動で動き出し、タツマキの膣と肛門へ、情けも容赦もなく突き込まれた。

 

 どちゅどちゅじゅぼじゅぼごりゅりゅっ♡ 激しくいやらしい、肉を抉る音に、少しずつ湿った音が混じっていく。およそ人間が受ける仕打ちではないような、実験めいた攻めで、ナギは感じてしまっていた。

 子宮を膣と腸の両側から叩き潰され、激しい快楽が脳を直撃し、その為に涎と喘ぎ声、それから愛液がステージに散らばっていく。思考は立て直そうとするたび子宮とともに突き上げられ、声さえも抑えられない。

 しかもその痴態は、会場と千人はいようかという人間に見られているのだ。カメラもあり、遠隔地まで映像が届く仕様になっているのがなお酷い。

 

「処女はないですが、男の人の奴はまだ知らないらしいですね。貴重~」

「やめ゛っ、ろぉぉっ♡ ゆらすなっっかきまぜるなぁぁっっっぁ!♡♡」

「あ、これは最新式の調教マシーンです! 従来の全自動さに加え、時間経過でどんどん雌肉のイ

き方に合わせて動きを変化させるみたいですよ! すごいですねぇ~、これが300万はお買い得です」

「がぎぎっっぃ♡♡♡ おぎょぉ!?♡♡ これっ、とめろっ、とめろっぉ♡ とめてぇっぇ♡♡♡ イぐイぐぅっ無理やりっぃ!?♡ あぎょっぉ~~~~~っっっ♡♡♡!!!」

「ナギちゃんとセットで買ってもいいかもしれませんね! ほら、こんなに気に入ってますし」

 

 ぶしゅっ、ぶしぃっっ♡ 嫌らしい汁を激しく吹き散らし、重い絶頂を前に全身が震える。だが、拘束具に捕らえられた体は、ギシギシとそれを揺らす以上の抵抗は出来ない。

 逃れられぬ快楽から逃れようと、腰がガクガクと上下して暴れているが、調教マシーンは無慈悲にそれを追従し、さらに攻めを強めていく。

 

「えーと、凪ちゃんの商品番号は七十二番ですね! なのでそれまでは"展示"です。皆さんよーく御覧になってくださいねー。凪ちゃんはまぁ、耐えてくださいね! 壊れたら直しますから安心です」

 

 

 

 そして一か月がたった。タツマキの体調は完全に復活し、ヒーロー活動を再開した。最近は他ヒーローとの交流も少し増えているようで、応対係の彼女も少し安心していた。

 

 その一方で、深層(ダーク)ウェブにおいてはとある動画が散見されるようなる。"異種交配"を趣味にしているとある大富豪が挙げているもので、そこにはタツマキそっくりの凪という少女が、毎日「異種交配」の対象にされている映像が映っているらしい。

 動物や怪人、あるいは人間も含めて、何種も何種も交尾させられており、一か月の短い間だけで既に何人、あるいは何匹か出産しているのだとか……。

 

 彼女が何者なのかは誰も知らない。

 

 ただタツマキだけが、「ふーん」と笑ってみていたという。









ちょっと長くなったけど、一話完結詐欺にしたくなかったので分けませんでした。けだかきいし。

という事でタツマキ編でした。

さて次回はとりあえず女神編ですが、
個人的要望で先にこのすば編をまとめてやりたいなと勝手に思ってます。
また一話完結じゃなくなっちゃいますが……それでOKかアンケ取ります。
これの投稿から二日後、集計数によっては一週間後ぐらいまでは集計する予定です。

今後の進め方についての質問

  • このすば編を続けて4話やる
  • 売春女神編→峯田君編→ふためぐダクネス編
  • 売春女神編が終わったら追加アンケ取る感じ
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