※この作品はR-18です。

ようこそ発情スキルの教室へ   作:ソフロス

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ただの導入です


原作1巻 ようこそ実力至上主義の教室へ
プロローグ


 

ここはどこだろうか。

辺りは真っ暗でよくわからないが、ここが俺の知っている場所でないことはわかった。

 

「ここは神の間じゃよ」

 

突然、誰かから声をかけられ戸惑いを隠せないでいると、いきなり声の主が俺の前に現れた。

 

「うわっ!」

「うわとはなんじゃ、まったくせっかく出てきてやったというのに」

 

言葉遣いが妙にじじくさい声の主は白髪の幼女だったのだ。

身長も俺よりも一回りほど小さく、明らかに小学生といったサイズだが妙な神々しさがある。

 

「まあとりあえず話を聞け」

 

声の主はポカンとしている俺に落ち着くように言い聞かせ、話を始めた。

どうやら俺は死んでしまったようだ。

 

この幼女がなにを言っているのか、まったくわからないのだがとにかく俺は死んだらしい。

 

理由は神様が他の死者を現世から運んでいる際に誤って俺を巻き込んであの世送りにしたらしい。

まったく意味がわからないし、迷惑極まりない。

 

「おい、どうしてくれるんだ。お前の手違いで死ぬなんて理不尽すぎるだろ」

「いや、わしもそれに関しては申し訳なく思っているんじゃ」

 

本当に思ってるなら、現世に戻れるように努力して欲しいところだ。

こんな何もない空間からはさっさとおさらばしてやる。

 

「しかし、わしの力でも一度死んだ者を現世にタダで戻すことはできないのじゃ」

 

タダでとは?どういうことだ。

その言い方だと、なにか特別なことをすれば帰れるような言い方だが。

 

「元のお前を現世には戻せない。だからお前を転生させる」

 

転生?それって漫画とかでよくある、スライムとかになって再び人生をスタートするあれなのか?

できれば人間に転生して普通の人生を送りたいところだが。

 

「わしもお主を誤ってあの世に連れてきてしまったのじゃ。だから特典をつけて転生させてやろうと思ってな」

 

特典、福袋かなにかだろうか?それとも図書カードかな?

 

「お主は以前の人生では童貞だったようじゃな」

「まあ学生だったので」

 

俺はついこの前まで高校三年生だった。

受験勉強に明け暮れて俺は、無事大学に合格してこれからキャンパスライフを楽しむはずだった。

なのに大学に入学する前に俺はこんなことになってしまった。

 

「こんなことにならなければ、俺だって大学で童貞を捨てられたかもしれないんだ。まったく迷惑な話だ」

「では、そんなお前にいくつかスキルを与えよう」

 

そう言って、幼女はどこからともなくカードを取り出した。

 

そのカードには『発情』と書かれている。

なんだそのいかがわしい単語は。

 

「このスキル『発情』はある特定の行動をすると相手を発情させることができるのじゃ」

 

いや、だからなんなんだこのエロ特化能力は。

相手を発情させるっていったいどれくらい…ついついいかがわしい想像をしてしまう。

 

「ある特定の行動っていうのは、ずいぶんとふわっとしてるが…」

「それについては、レベルが上がるにつれて特定の行動というのが変化するんじゃ」

 

その後、幼女からスキルについての概要を説明されたが、どうやらスキルというのは使用すればする程熟練度が上がってレベルが上がるらしい。

また、スキルの使用に関しては説明にあった通り、特定の行動をすることで発動する

らしい。

そして、スキルはある行動や条件を満たすことで新たに取得することもあるらしい。

 

「まあ、その『発情』に関してはわしからのプレゼントだと思って素直に受け取れ」

 

幼女はそう言ってカードを俺に手渡した。

そして幼女はさらにカードを5枚程用意して、カードを裏返して俺の前に並べて見せた。

 

「この中から2枚カードを選べ。選んだカードのスキルをお主に授けてやるぞ」

 

特にカードに特徴はなく、どれも裏面は同じような見た目をしている。

いいスキルを手に入れれば次の人生で有利になるかもしれない。

ここは慎重に選びたいところだが、まったくわからない。

 

「こ、これだ!」

 

俺は勢いでカードを2枚引き抜く。

カードを裏返してみると、そこには『体力上昇』と『好感度上昇』の文字が書かれていた。

 

「おお、なかなかいいカードを引いたのう!これならたくさんハッスルできるぞい」

 

幼女は俺をからかうように囁いてくる。

まったくこの幼女はどれだけ俺にいかがわしいことをさせようとするんだ。

 

だが、普通に『体力上昇』はありがたい。特別運動が得意だったわけではないから体力が上がって損はない。

それに『好感度上昇』についても早い段階からクラスに馴染みやすくなれそうだし人間関係への不安が少し解消されそうだ。

 

「よし、転生前のギフトはこれくらいでいいじゃろう」

「なあ、俺は人間に転生できるのか?」

 

俺は転生に関して一番不安だったことについて聞いた。

もしこれでスライムなんかに転生したらそれこそ終わりだ。

いくら『好感度上昇』のスキルがあっても周りから見たら気持ち悪くて仕方がないだろう。

 

「それに関しては安心しろ、お主は人間のままで転生させてやるぞ」

 

それなら安心して俺も転生できる。

この3つのスキルを持って俺の新しい人生が始まるんだ。

 

「あ、最後に1つだけ。これからお主には『ようこそ実力至上主義の教室へ』という世界に行ってもらう。なかなか大変な人生かもしれんが、生活を楽しくするスキルは授けた。わしたちに面白いものを見せてくれると期待しておるぞ」

 

おいおい、最後にとんでもないことを言ってきたぞ。

『ようこそ実力至上主義の教室へ』の世界ってどういうことだ?

そういえば、そんなタイトルのラノベが現世にあった気がする。

俺は前の人生であまりラノベを読み漁ってこなかったから、どういう話なのかわからないぞ。

 

というか、ラノベの世界ってどういうことだ?

俺はてっきり元いた世界に転生するのかと思ってたが、まったく違う世界に飛ばされるのか?

それに、「わしたちに面白いものを…」と言っていたが…

 

「おい!まさか俺の人生はお前ら神の娯楽に使われるのか?」

「いや、別にわざわざ干渉することはせん。ただ少し鑑賞させてもらうだけじゃ。だから気にせず楽しむんじゃぞ」

 

そう言って幼女は俺の背中を押した。

すると途端に俺の視界が切り替わり、ゆらゆらとバスの揺れを感じながら知らない外の景色を眺めているのだった。

 

 

入手スキル

『発情』 特定の条件を満たすことで相手を発情させる。

『体力上昇』 自身の身体能力を底上げする。

『好感度上昇』 相手からの好感度を上げ、自分に興味を持たせることができる。




文章を書くのが下手くそでごめんなさい
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