※この作品はR-18です。

ようこそ発情スキルの教室へ   作:ソフロス

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昨日ぶりですね。


第7話 一之瀬帆波と松下千秋(松下千秋)

 

1

 

昨日は久しぶりに松下さんとセックスができたため気分良く目覚めることができたのだが、俺の愚息は『絶倫』のおかげで今日もしっかりと朝勃ちしている。

この苦痛を誰かと共有したい、きっと世の男性諸君ならわかってくれるはずだ。

ムラムラしていろいろなことが手につかない時があるだろう。まさにそれを四六時中感じながら生活している。

 

そろそろストレスで頭がどうにかなりそうなので、早く須藤くんの騒動を片付けプライベートポイントを手に入れなければならない。

一之瀬さんが協力してくれると言っていたが、それがどんなものなのかもよくわかっていない。あまりあてにしすぎるのは良くないな。

ムラムラとした気持ちが強くいつもより早く起きてしまい、仕方なく学校へ行く準備をする。

 

ロビーに降りると一之瀬さんが1人学校へ登校しているのが見えた。

 

「あ、一之瀬さん!」

 

昨日のこともあって、一応挨拶をしておこうと話しかける。

 

「上條くん?おはよう!」

 

振り向いた途端にふわっと広がる優しい匂いと綺麗な薄ピンクの髪につい見惚れてしまいそうだ。

 

「じゃあ、学校まで一緒に行く?」

「う、うん」

 

なんとも聞き方が可愛らしい。こんなの普通の男子が聞いたらそれだけで一目惚れだぞ。

俺は松下さんで洗練されていたから致命傷で済んだが。

 

「おはよう一之瀬!」

「おはようございます一之瀬さん!」

 

周りに多くの女子生徒が集まってきて一之瀬さんに挨拶をする。

 

「人気者なんですね」

「委員長やってるからかな。他の子よりちょっと目立つのかもね」

「委員長?」

 

俺は委員長という聞き馴染みのない言葉に反応する。

小学校中学校、前世の高校には当たり前のように存在していたが、この学校には委員会と呼べるものが存在しない。強いて言えば生徒会だけだ。

 

「あー、私たちのクラスで学級委員っていうのを作ってね。学級委員長と副委員長、書記とかを決めてるんだ。まあ形式上だけのものも多いんだけどね」

 

Bクラスではそんなことを独自でしているのか。俺は自分のクラスのことしか知らないから正直参考になった。

 

「あ、そうだ。上條くんは夏休みのこと聞いてる?」

「夏休みって…えっと……」

 

夏休みって夏休みのことでいいんだよね?

この学校の夏休みを世の夏休みと同じと考えていいのか一瞬戸惑う。

 

「南の島でバカンスがあるって噂!」

「あー、それのこと?あれって本当なの?」

「怪しいよね、やっぱり。私はそこが一つのターニングポイントになるとみてるんだよね」

 

ターニングポイント?バカンスがターニングポイントってどういうこと?

 

「だから、夏休みのバカンスでクラスポイントが大きく変動するんじゃないかなって」

「なるほど、この学校のことだから普通のバカンスではないと思ってたけど……」

 

クラスポイントが大きく変動するとなると、気を穏やかにしてはいられないな。

 

「中間テストとかだけじゃ、とてもじゃないけどAクラスには追いつけない。だからと言って、このままAクラスだけが優位なままで卒業まで行くとは考えられない。クラスポイントでクラスが入れ替わるってシステムがある以上、必ずクラスポイントが大きく変動するイベントがあると思うの」

 

たしかに、このままでは俺たちDクラスしかりBクラスだってAクラスに追いつくことはほぼ確実に不可能だ。

それなら夏休みのバカンスでクラスポイントが大きく変わるっていうのは納得だ。

普通の学生の夏休みはやっぱり送らせてもらえないみたいだな。

 

「あ、あのさ……話は変わっちゃうんだけど、参考までに上條くんに聞いてみたいことがあるんだけど、いいかな?」

 

さっきまでの一之瀬さんとは一変、少しもじもじとしながら聞く。

 

「俺に答えられることならなんでも聞いて!」

「女の子に告白されたことある?」

 

あー、これは答えられないやつだ。

こういうのはイケメン平田くんに聞いてください。一之瀬さん聞く相手完全に間違えてますよ。

俺は告白なんて一度も……松下さんにえっちなことを言われたことはあれど、告白はされたことがない。

 

「その……まあ残念ながら……」

「そっか……」

 

一之瀬さんが少し気まずそうにしている。

なんで一之瀬さんはこんなことを聞いたんだ?

俺にこんなこと聞いて何になるんだろうか、それに俺が告白されたことがないと知って残念そうにしている。

これはもしかしてなにかアドバイスを期待されてた?

 

「もしかして、告白されたんですか?」

「う、うん。まあ似たようなものかな……」

 

一之瀬さんほどの美人ともなれば当たり前の事象ではあるんだよな。

俺だって松下さんと同じクラスじゃなかったら一之瀬さんに惚れてた可能性だってある。

 

「あのさ、良かったら今日の放課後少し時間貰えないかな?告白のことでちょっと問題を抱えててね。事件のことで忙しいのは百も承知なんだけどさ」

 

断れる雰囲気じゃなかったので黙って頷くことしかできなかった。

学校に着いて、一之瀬さんと別れて教室に入る。

いつもより早く来た教室にはあまり人の数は少なく、数えるほどしか生徒がいない。

 

「あら、上條くん。今日は早いのね」

 

読書をしていた堀北さんが俺に気がつき声をかけてくる。

 

「堀北さん、おはよう。堀北さんから声をかけてくれるなんて珍しいね」

「あなたには少し聞きたいことがあったもの」

 

堀北さんが俺に聞きたいこと?いったいなにを……

 

「あなた、昨日特別棟で何をしていたの?」

「え?」

 

きゅ、急に冷や汗が……

もしかして見られてたなんてことはないよね?だ、大丈夫だよね?

 

「昨日、綾小路くんが私からの誘いを断ってこそこそと特別棟に向かうから気になって跡をつけみたのよ。そしたらあなたと松下さんとBクラスの一之瀬さんで密会をしているみたいだったから」

 

よかった、見られてたのはそこだったか。まじで危なかった。

でも、近くで見られていたことに気づかなかったとは不覚だった。もっと周りをよく見なければ。

 

「いや、まあ須藤くんの騒動でちょっと気になったことがあってね。それで現場を視察しに行っただけ」

「それで一之瀬さんとは何を話していたのかしら?」

「一之瀬さんが俺たちに協力してくれるって言うから、お言葉に甘えさせてもらったんだ」

 

昨日あった出来事を端的に伝える。

 

「Bクラスに協力?あなた、罠にはめられてるとは考えないの?」

「それも考えたよ、でも一之瀬さんは多分そんなことはしないと……思う」

「ずいぶんと一之瀬さんにご執心なのね、上條くんはハニートラップに弱そうだものね」

「は?」

 

絶対、堀北さんなんかに色仕掛けで屈しないんだから!

俺は堀北さんにあっかんべーをして自分の席に戻る。

席に戻ると、先ほどまで学校に来ていなかった松下さんが席に座っていた。

 

「私も堀北さんの言う通り、一之瀬さんにご執心なのかと思っちゃったよ」

「え、ええ?松下さんまで?どうして!」

「だって今日一緒に登校してたよね?」

 

俺は途端に石になったように硬直する。ま、まさかよりにもよって松下さんに見られてたなんて。

やばい松下さんからの信頼度が落ちちゃうんじゃ……最近は松下さんとあんまり夜も食べてないし、このままじゃ松下さんが他の男と付き合っちゃうんじゃ……

 

「松下さん、俺絶対に諦めないから!」

「え、なにを?なんの話?」

 

俺はこの騒動が終わったら松下さんに告白する。

そう決心するのだった。

 

2

 

放課後になり、朝一之瀬さんと約束してしまったばかりに会わなければいけなくなってしまった。

これを松下さんに見られたら、またあらぬ疑いをかけられそうだったので、俺はそそくさと教室を後にする。

一之瀬さんと待ち合わせをする場所も決めてなかったので電話をしてみることに。

 

「あ、一之瀬さん!今、教室を出たんですけど……どこへ向かえばいいですかね?」

 

一之瀬さんから体育館裏を指定されたため、俺はそこへ向かうことにする。

それにしても体育館裏ってことはやっぱり、一之瀬さんはここで告白をされるのか?

だとしたらなんで俺が呼ばれたんだ……

俺が体育館裏にくると、そこにはすでに一之瀬さんが待っていた。

 

「あ、上條くんごめんね。こんなことに付き合わせちゃって」

 

一之瀬さんが申し訳なさそうに言う。

 

「いえ、一之瀬さんには入学した時からのご恩がありますし」

 

一之瀬さんは入学式の日の俺を救ってくれた救世主だ。

そんな人の頼みとなったら無下にはできない。

 

「上條くん、ありがとね」

 

一之瀬さんは笑顔を作って礼を言う。

 

「告白――」

 

一呼吸置いて、一之瀬さんがゆっくりと話し出す。

 

「私、ここで告白されるみたいなの」

「そ、そうなんですね」

 

朝の話の流れからして特別驚くことではなかったので、そこまでの驚きはないが一応反応はしておく。

一之瀬さんはラブレターと思わしき手紙を取り出して中を見せようとした。

 

「中は見せないで大丈夫です!送り主もまさか一之瀬さん以外に見られるなんて思ってないでしょうし」

 

俺がもし送り相手なら送った相手以外に見られるなんて恥ずかしすぎて無理だ。

 

「ごめんね、私……恋愛に疎くって。どうしたら相手を傷つけずに済むのかわかんなくて」

「一之瀬さんはその人の告白を受けようとは思わないんですか?」

「その……友達としては好きなんだけど、どうしても恋愛っていうのがよくわからなくて」

 

一之瀬さんはその人と付き合うつもりはないと言う。

 

「でも一之瀬さんなら告白とかされ慣れてると思ってました。とっても綺麗ですし」

「き、きれっ――」

 

一之瀬さんは綺麗と言われたのが恥ずかしかったのか黙ってしまう。

 

「あ、それで俺は何をすればいいんですか?なんで呼ばれたのかよくわからないんですけど。アドバイスを求めてるなら正直あまりお役には立てないと思いますし……」

「その、だからね?私が上條くんにお願いしたいことは――」

 

一之瀬さんは恥ずかしそうにしながらも、ゆっくりと口を開く。

 

「私とセックスして欲しいの!」

「ちょっ……えっ!?」

 

すると突然、一之瀬さんが俺との距離を詰めてくる。

 

「いや、ちょっと一之瀬さん待って!意味がわからな……」

「だから……私はあなたと――」

 

一之瀬さんが豊満な胸を俺に押し付け誘惑してくる。

やばい、完全に油断してた。『発情』の効果が発動してしまったんだ。

一之瀬さんとは関わりが少なかったから大丈夫だろうと勝手に思っていたが、昨日今日で接触が多すぎたか。

 

ただこの状況は非常にまずい。一之瀬さんはここで告白されるみたいと言っていた。

つまりこの現場にこの後、告白してくる相手がくるということになる。

もしこんな現場を見られたりしたら、傷つけずに済むどころか一週間は寝込むくらいの衝撃を与えてしまう。

 

「ちょっと、一之瀬さん離れて!」

 

俺は必死に一之瀬さんから離れようとするが、一之瀬さんの大きな胸を押し付けられているせいで上手く動けない。

 

「ちょっ、ちょっと上條くん!?」

 

俺が必死に一之瀬さんから離れようとしていたところに松下さんが駆けつけた。

 

「ま、松下さん!?どうしてここに!」

「どうしてって、それは……放課後急にどこか行っちゃうから……ってそんなことより何してるの!」

「その、俺にもなにがなんだかわからなくて!松下さん、助けて!」

 

本当は俺の『発情』のスキルのせいだけど、そんなこと言えるわけがなく松下さんに助けを求める。

 

「もうっ……一之瀬さんどいて!上條くんが嫌がってるでしょ?」

「でも、上條くんのここ大きくなってるよ?」

 

松下さんは一之瀬さんを俺から引き剥がそうと引っ張るが離れようとしない。

というか松下さんが引っ張ることで一之瀬さんの身体と俺の身体が擦れるように動くため刺激がやばい。

 

「上條くんもなんで大きくしてるの?しっかりしてよ!」

「そ、そんなこと言われても……」

「もうっ!一之瀬さん離れてっ!」

 

松下さんはなんとか一之瀬さんを引き剥がし、俺は一之瀬さんから解放された。

 

「上條くんっ!今のうちに逃げるよ!」

「わ、わかりました!」

「あっ、ま……待って!」

 

俺は荷物を持って急いで体育館裏から立ち去る。

 

「あの……松下さん!ちょっと回り道させてください!」

「え?」

 

俺は松下さんの手を引いて、生徒の目がつかない道を選んで移動する。

 

「なんでこんな変な道から行くの?」

「ちょっと一之瀬さんの様子が変なんです、だから他の生徒に見られたら一之瀬さんのイメージが崩れちゃうし……」

 

今の一之瀬さんを他の生徒に見られたら、おそらく多くの生徒からの信頼が落ちてしまう。

俺の『発情』のスキルのせいでそうなってしまうのは申し訳ないため、せめて生徒に見つからない道に誘導して人目につかないようにしたい。

 

今まで松下さんを何回も『発情』のスキルで発情させてしまっているため、なんとなくだが『発情』のスキルが切れる条件はわかってきた。

『発情』の切れる条件は、おそらくだが時間経過だ。もしくは相手を絶頂させた上での時間経過。

 

時間経過がスキル解除の条件になっているのは、今までの経験則から見ても間違いないだろう。

おそらく10分、それで『発情』が切れるはずだ。

もし10分経っても元に戻らなかった場合は、一之瀬さんを絶頂させる必要が出てくる。

いつもはセックスをしている時には大抵絶頂しているため、可能性は低いが絶頂させることも条件かもしれない。

 

だが、今は解除条件がただの時間経過であることを願うしかない。

 

「上條くん……はやくちょうだい……」

「ちょっとなに言ってるんですか一之瀬さん!」

 

生徒も誰も通らないような校舎裏の茂みまで来て一之瀬さんと対面する。

 

「昨日はあんなに親切だったのに、今日は人が変わったみたいに性欲丸出しだね。男と2人っきりだと本性を見せるってわけ?」

 

松下さんが俺と一之瀬さんの間に入って問い詰める。

しかし一之瀬さんは松下さんが眼中にないのか無視して俺に近寄る。

 

「ちょっと私の話聞いてる?」

「上條くんっ……私の全部をあげるから!だからお願い……」

 

一之瀬さんはだらしない顔を見せながら俺に迫る。

 

「一之瀬さん……俺は――」

 

正直めちゃめちゃやりたい、というか勃起した愚息が限界を迎えていて今にも挿れたい。

しかしここで一之瀬さんとやったら松下さんと一緒にいられなくなる。

 

「駄目だ……もう我慢できません!」

「じゃあ、私としよ?」

 

一之瀬さんは俺の身体に手を伸ばそうとする。

 

「ちょ、ちょっと嘘でしょ?上條くん!やめてっ!」

 

松下さんが慌てて止めようと俺に近寄る。

 

「松下さん、ごめん――」

 

俺は一之瀬さんを止めようと近寄ってきた松下さんを抱き寄せ強引にキスをする。

 

「え――」

 

俺は一度重ねていた唇を離してから松下さんに言った。

 

「松下さん、俺……ずっと前から松下さんのことが好きでした。だから、付き合ってくれませんか?」

 

俺の言葉に驚き少しの間硬直する。

自分で言っておきながら、今言うつもりじゃなかった。

でも、なんでか口が先に動いていた。

 

「もう、バカ!なんでこのタイミングなの?もうちょっとムードっていうのがあるでしょ?」

「だ、だって……このままだと言えるタイミングなくなっちゃうと思って……」

「まったく、それも含めて上條くんらしいといえばらしいけどね。私も好きだよ、上條くん」

 

今度は松下さんの方から俺に口づけをする。

 

「はむっ……」

「んっ……」

 

俺と松下さんは一之瀬さんを無視して、そのままキスを続けた。

 

「上條くんっ、なんで私じゃ駄目なの?私の方がおっぱいも大きいよ?」

 

俺と松下さんがキスしているのを邪魔するように、一之瀬さんが背中から胸を押し当ててくる。

 

「私も上條くんが欲しいのっ!お願い、私を見て?」

「人の彼氏を奪うの?Bクラスのリーダーが泥棒猫だなんて呆れるね」

「ど、泥棒……」

 

その言葉が刺さったのか一之瀬さんの体が固まる。

 

「うっ……あっ……」

 

一之瀬さんはその場にうずくまり頭を抱える。

 

「い、一之瀬さん?!」

 

俺は倒れる一之瀬さんに肩を貸して支える。

 

「もう……しっかりしてよ」

 

松下さんも一之瀬さんのことが心配なのか肩を貸して、生徒に見つからないように回り道をしながら2人で一之瀬さんを寮へと連れて行った。

その途中、一之瀬さんの『発情』の効果が切れて急に顔が青白くなっていくのを感じた。

 

「わ、わたし……なにをして……」

 

慌てて俺と松下さんから離れ、深く頭を下げた。

 

「ごめんなさい!私っ……上條くんにいきなり迫って、はしたないことしようとしてた!本当にごめんなさい!松下さんが止めてくれなかったら、私は取り返しのつかないことを……」

 

一之瀬さんはだらだらと涙を流しながら謝罪する。

 

「私……また、許されないことをしちゃった。やっちゃいけないことを……本当にごめんなさい!」

 

涙を流しながら言葉を漏らす一之瀬さんをそのまま見てはいられなかった。

 

「一之瀬さん、頭をあげて。とりあえず一旦落ち着いて。それから話しをしよう?」

 

松下さんは一之瀬さんを抱きしめて落ち着くように促した。

 

「ごめんなさい、ごめんなさい……」

 

松下さんのブレザーの肩は一之瀬さんの涙でぐっしょりと濡れていた。

 

3

 

松下さんに抱きしめられて少し落ち着きを取り戻した一之瀬さんを松下さんの部屋に上げる。

 

「本当にごめんなさい。私は学生として、人としてやってはいけない過ちを犯しちゃった。上條くんのことを傷つけちゃったし、松下さんの気持ちを踏みにじるようなことまで。もう二度と上條くんに近づかないように……私、この学校をやめるよ」

 

何度も何度も、やってしまったことを悔いて謝り、学校をやめるという決断さえしようとしている一之瀬さんに、俺はとてつもなく申し訳なさを感じていた。

一之瀬さんはなにも悪くなかった。きっと、一之瀬さんは俺に告白を断るためのアドバイスを求めていた。

 

そのために俺をあの場所に呼んだんだ。

しかし、俺の『発情』のスキルのせいで一之瀬さんは俺に行為を迫るようなことをした。

俺のせいで一之瀬さんは背負うはずじゃなかった罪を背負わされているんだ。

 

「一之瀬さんは悪くないよ、俺が勘違いをさせるようなことを言ったから……」

「勘違い?」

 

一之瀬さんと松下さんが同時に聞き返す。

 

「その……松下さんは知らないと思うんだけど。実は一之瀬さんは誰かから告白をされそうになってて、それで一之瀬さんは相手を傷つけないように断ろうとしてたんだよ」

 

ここまではなにも嘘をついていない、本当のことだ。

 

「それでその……俺が偽物の彼氏役として一之瀬さんの隣にいれば、告白する相手をあんまり傷つけずに断れるんじゃないかって……俺がそう提案したんだよ」

 

なんとも下手くそな嘘だが、俺には他のごまかし方が思いつかなかった。

彼氏のふりをして告白を断るなんて、そんな展開創作物でしか見たことないくらいベタだが思いつかなかったのだから仕方ない。

 

「ふーん、そうなんだ。彼氏彼女のふりであそこまでね」

 

松下さんは糸目でこちらを見ている。うん、まったく信用してないやつだ。

 

「違うの、上條くんはなにもしてなくて私が――」

「いや、一之瀬さんはなにも――」

 

一之瀬さんと俺が互いに互いを庇うような発言をして終わりが見えなくなってきていた。

 

「わかったから、2人とも落ち着いて」

 

松下さんは俺と一之瀬さんに待てと話を遮る。

 

「さっきはあんなこと言っちゃったけど……私、なんとなく一之瀬さんの気持ちわかるよ。きっと最初はそんなつもりじゃなかったんでしょ?でも上條くんといるうちに身体が動いちゃった……違う?」

 

松下さんの問いに、一之瀬さんは小さくだが黙って頷く。

 

「その、自分で言うのも恥ずかしいんだけど……私も一之瀬さんと似たようなことを上條くんにしちゃったの」

 

松下さんの突然のカミングアウトに一之瀬さんは驚き言葉が出ない様子だ。

正直俺もそれを話すと思っていなかったため、戸惑っている。

 

「だから、一之瀬さんもそんなに自分を責めないで」

 

松下さんはそう言って一之瀬さんの手を取る。

 

「でも私は……」

「それに一之瀬さんには須藤くんの事件で協力してもらってるし、仲良くしたいからさ」

 

松下さんは一之瀬さんにいなくなられると自分たちも困ると言う。

 

「松下さんの言う通りだよ、俺なんて今まで一之瀬さんに何度も助けてもらったんだから、これくらい気にしないで」

「本当にいいのかな?私、こんなことをしちゃったのに……」

 

一之瀬さんは自信なさげにつぶやく。

 

「いいんだよ、彼女の私が言うんだからさ。でも、上條くんもあんまり女の子をたぶらかさないでね?」

「わかってますよ。俺がそんなことするように見えるんですか?」

「上條くんは、女の子を変な気持ちにさせるのが得意みたいだからさ」

 

松下さんは自分の実体験と一之瀬さんのさっきの行動を見て、そう感じたようだ。

実際、俺のスキルはそういった類のものだから否定はできないんだけど。

 

「私、全力で協力するから!2人のことも応援するね!」

 

一之瀬さんは須藤くんの騒動、そして俺たちの恋路を応援すると約束すると自室へと帰っていった。

 

「松下さん、色々とありがとうございました。松下さんがあの場にきてくれなかったら大変なことになるところでした」

 

今日は一之瀬さんのことで松下さんにはとてもお世話になった。

 

「ううん、いいの。一之瀬さんに襲われてるのを見た時はさすがにびっくりしたけど、一之瀬さんの気持ちもわかるから」

 

おそらく、松下さんも『発情』のスキルを何度も経験しているからわかるのだろう。

 

「でも罪な男だね、上條くんは。私だけに飽きたらず他の女の子まで落とそうとするなんて」

「私だけに……」

 

その言葉を反復すると恥ずかしそうに松下さんが訂正する。

 

「私がいながら一之瀬さんを落とそうとするなんて罪な男だよ」

「でも、松下さんが俺と付き合ってくれるって言ってくれてすごく嬉しかったです」

「それは、私だって上條くんといつかは付き合うと思ってし」

「ほ、ほんとですか?!」

 

まさか松下さんも俺と付き合うことを考えてくれてたなんて思ってもいなかった。

 

「私はもっと早くに告白されると思ってたのに、上條くんがなかなか告白してくれないから」

「え!告白待ってたんですか?松下さん、年上がタイプって言ってたからてっきり俺なんか眼中にないのかと……」

「そんな好きでもない相手と夕飯一緒に食べたりしないよ。それにタイプはタイプであって、好きになる人が絶対に年上とは限らないでしょ?」

「た、たしかに……」

 

俺は『発情』の効果を受けていない松下さんは、そこまで俺のことは好きじゃないのだと思っていた。

でも、それは違った。ちゃんと松下さんは俺のことを好きでいてくれてたんだ。

 

「そういえば、松下さんはどうやって俺の場所知ったんですか?」

 

松下さんは俺が放課後にどこかへ行ったからと言っていたが、松下さんが俺のところにくるまで時間があった。

ということは俺が体育館裏に行くのを直接見ていたわけじゃない。

なら、松下さんはいったいどうやって俺の場所を?

 

「その……この前上條くんが教えてくれたでしょ?連絡先を知ってれば場所がわかるって」

「え、それで俺の場所を!?」

 

俺は松下さんが俺の部屋にいるのがばれるかもしれないからその機能を教えていたけど、まさか逆に俺を捜すためにその機能を使うなんて……

 

「上條くんが浮気したらすぐにわかるんだからね!」

 

なるほど、俺の端末が他の女子の部屋とかにいれば、即浮気がバレるということか。

俺は浮気なんてするつもりはないけど肝に銘じておこう。

 

「ねえ、上條くん。一之瀬さんのことは許したけど、上條くんが一之瀬さんのを見て大きくしたのはいただけないなぁ」

 

松下さんが俺にゆっくりと近寄ってくる。

 

「えっと……」

「だから、私を満足させて?」

 

松下さんは俺の指と指の間に自分の指を交えて、恋人繋ぎをしながらキスをした。

 

「んっ……」

「んはっ……松下さんっ、すごい積極的で!」

「だって彼女だよ、私?」

 

松下さんは舌を絡め、俺の舌を包み込む。

 

「んふっ、上條くんの顔かわいい。今日は私が攻めるからね!」

 

松下さんはブレザーとシャツを脱ぎ、下着だけの状態になる。

 

「松下さん、俺……昨日のでゴム全部使っちゃって……」

 

松下さんとセックスをしたい気持ちはすごく強いが、コンドームがないためもしもの時の不安がある。

 

「今日は大丈夫な日だから、しよ?」

「い、いいんですか?」

「私たちカップルなんだしさ、ちょっと上のフェーズにいってもいいんじゃない?」

 

その言葉に溺れ、俺も服を脱ぐ。

 

「じゃあ、本当にいいんですね?」

「いいよ、挿れて」

 

俺は松下さんの膣内にゆっくりと挿れていく。

 

「うっ……んんっ!」

 

生で感じる松下さんの膣内。

本当に1つになっている感覚がする。松下さんともっと1つになりたい、そんな気持ちが強くなっていく。

 

「あっ……んんんんんっ!」

「い、いいですっ!松下さんっ!」

「わたしもっ、すごいっ!かみじょうくんをかんじるっ!」

 

身体の熱がいつもより強く感じる。膣内が熱くなっていき俺の愚息を松下さんの熱が包み込む。

 

「んっ、ふぅううううっ!」

 

俺のピストンが激しくなっていき松下さんは絶頂に達する。

その絶頂した勢いで松下さんの腰がビクビクと震えだす。

 

「松下さんっ、は…激しいですっ!」

「イっちゃって腰が止まらないのっ!」

「あっ、や……やばいですっ!松下さんっ!」

 

俺も快楽が最高潮に達しそうになり愚息を引き抜こうとするが、松下さんの足が俺を逃がすまいと捕らえる。

 

「松下さんっ!出ちゃいますっ!抜かせてくださいっ!」

「ううん、ダメ。中に出して♡」

「で、出ちゃいますっ!」

 

俺は松下さんの足を解くことができずに膣内に射精してしまった。

ドクドクという音を立てながら膣内を精液が満たしていく。

やってしまった、もしダメな日だったら大変なことになってしまう。

 

「今日は安全日だから大丈夫だよ」

「そ、そんな……でも――」

 

いくら安全日だからと言っても何度も中出しをしてしまえば妊娠の可能性が高くなってしまう。

 

「もっとしたいな」

「ちょ、ちょっとだけですよ?」

 

頭と身体がまったく違う反応を示す。

今日の夜はまだ始まったばかり、これから俺と松下さんの長い夜が始まるのだった。

 

4

 

上條くんと身体を重ねて一時間が経っただろうか、上條くんは口では遠慮したような態度を取っているが、始めると遠慮した姿勢は鳴りを潜め獰猛な肉体の求め合いが始まる。

私も上條くんと身体を重ねていると、ついつい思考を放棄するように身体を動かしてしまう。

なぜだろう、どうしてこんなに気持ちがいいんだろう。

上條くんと一緒にいると嫌なこともすべて忘れられる。

 

「かみじょうくんっ!もっとっ!もっときてっ!」

「は、はいっ!」

 

上條くんのピストン運動が激しさを増し、大きな突起が私の奥を刺激する。

膣内はネチネチとした音を立てながら上條くんのものを入れて出してを繰り返す。

 

「んんっ!んふぅっ!イっっっ!」

 

私はまたも1人で絶頂してしまい軽く潮を吹いてしまう。

もう何度絶頂したかはわからない、上條くんの肉棒が私の中を刺激するたびに私の奥はきゅんきゅんと締め付けていく。

私の身体が本能的に上條くんを求めている。上條くんの肉棒の形に膣内が変形していき、凹凸をあてがうたびに互いの気持ちが1つになるように感じた。

 

「す……すごいぃ!なまでかみじょうくんがっ!」

「お、俺も松下さんを生で感じられてっ!やばいですっ!」

 

上條くんのピストンが速くなっていく。これは上條くんが絶頂に達する予兆だ。

私は上條くんが抜こうとしないように足でしっかりと抑え込む。

 

「松下さんっ!やばいですっ、出ちゃいますっ!うっ……ぐうっ――」

「あっ……んふぅうううっ!」

 

中にアツアツの液体が流れ込んでくる。

私の膣内を上條くんの精液が満たしている。精子が泳ぎ、私の卵子を捜しさまよっている。

 

「あっ……あふぅぅ……」

 

上條くんが肉棒を引き抜くと膣内から白く濁った液体が溢れてくる。

 

「かみじょうくんっ」

「なんですか?」

 

私は少し身体を落ち着かせてから上條くんにお願いをする。

 

「2人の時は、私のこと千秋って呼んで欲しいな」

「ち、千秋さん……」

「千秋だよ」

 

さんをつけようとする上條くんに私は訂正を求める。

 

「千秋……」

「ふふ、遥♡」

「ちょ、ちょっと千秋さん!」

 

私は顔を赤らめる遥にキスをして熱を確かめる。

さっきより熱くなっている遥の体温に私は満足して唇を離す。

 

5

 

遠くから声が聞こえる。

どこか懐かしい感覚がある。

これはあれだ……

 

「おい、起きんか馬鹿者!」

「ふわぁ……なんですか?」

 

この声の主は、そうロリ神だ。ロリ神かつエロ神。

 

「しばらくぶりじゃな、元気にしておったか?」

「おかげさまで、いつも俺の愚息がイライラしてるよ!」

 

それは文句の1つでも言いたくなる。

こいつから与えられた『絶倫』のせいで、常に思考のいくつかのリソースを性に引っ張られているんだ。

 

多分山内くんとかがこのスキルを持ったら、すぐに櫛田さんあたりを犯しにいくと思う。

それくらい半端ないスキルなんだ。一之瀬さんからの誘惑を耐え抜いた俺を褒めて欲しいくらいだ。

 

「ならお前のイライラしてる肉棒を他の女子に挿れればいいじゃろう」

「そんなことできるか!」

「せっかく一之瀬とはいい感じじゃったのに、あそこまでいったら普通やるじゃろ」

「いや、できるか!」

 

エロ神はやれやれと呆れたような視線を送ってくるが、こいつは普通の倫理観というものを持ち合わせていない。

おそらくまともに話そうとしても無駄なんだろう。つまり相手にするだけ無駄ってこと。

 

「で、今回俺はなんで呼ばれたんですかね?」

 

俺は目的はなんだと今回の要件を聞く。

 

「まあ、そう急かすでない。久しぶりに会ったんじゃぞ、もう少しわしとの話に華を咲かせてもよいじゃろ」

 

正直こいつと話していてもろくなことはないので早く話を切り上げたいところだが、そう簡単に帰してはくれないか。

 

「それで、なんだって?」

「お前は堀北と櫛田、どっちが好みじゃ?」

「いや、どっちが好みってなんの話だよ」

「どっちとセックスしたいかという話じゃよ、まあ難しく考えるでない」

 

こいつまじで頭イカれてるのか?

 

「俺は松下さん……千秋さんが好きなのであって、たとえ堀北さんと櫛田さんとセックスができるとしても絶対にやらないね!」

「それはどうかのう?お主、自分でもわかってるんじゃろ?お主は何度か松下以外の女に手を出そうか躊躇っていた」

「っ!」

「直近だと一之瀬なんてまさにいい例じゃ、もしあの場に松下がこなかったらお主はどうしていた?おそらく一之瀬とセックスをしていただろうな。松下が一番と口では言っているが、所詮は人間。いつかは性欲に負けて見境がなくなるはずじゃ」

「そんなことは……」

 

正直自信がなかった。あの時、松下さんがこなかったら一之瀬さんの勢いに負けてセックスをしてしまったかもしれない。悔しいが神に言い返す言葉が見つからなかった。

 

「しかし、お主もなかなか強情な奴じゃ。あれだけのイベントが起こって松下以外とセックスをしないとはなかなか難しいぞ」

「俺は千秋さんに惚れてるんだ。そう簡単に身体を交えたりはしない」

「そんなお主に朗報じゃ!」

 

こいつの言う朗報というのにいい意味をまったく感じないのはなぜだろうか。

 

「お主の『絶倫』の熟練度が上がったぞい!」

「は、はあ!?」

 

『絶倫』の熟練度が上がる?このスキルは『発情』の派生スキルって言ってたが、こいつにも熟練度があるのかよ!

 

「わしは優しいからのう、少しだけ説明してやるぞ!熟練度2の『絶倫』はお主の性欲を今まで以上に引き立ててくれるぞ。そして、お主は1日に2回以上セックスをしないと死ぬ!」

「し、死ぬ!?」

 

想定外すぎるワードに思わず身体が跳ねてしまった。

 

「おいおい、なんでスキルにペナルティ付いてるんだよ!しかも死ぬってなんだよ死ぬって!俺はこんなくだらないことに命賭けたくねえよ!」

 

なんで転生してこんな意味不明な枷を背負わされるんだよ。意味わかんねぇ!

 

「まあ死ぬというのは冗談じゃが、社会的には死ぬかものう」

「ど、どういうことだよ?」

「1日2回以上セックスをしなかった場合、お前にも『発情』の効果と同じようなものが与えられる」

「ちょっ、ちょっと待てよ!それって!」

 

松下さんと一之瀬さんの様子を見た限り、『発情』の効果はかなり大きなものだ。

いくら俺が意志を強く持っていたとしても抗うのは難しいだろう。

 

「で、でもそれって……1日が終わったタイミングで2回セックスをしてなかったらなんだろ?1日の終わりに急に俺が発情しても、多分俺は布団の中でおねんねしてるはずだぞ」

「そこのとこは安心せい。例えば前日の24時にセックスをして、朝起きてからセックスをせずに正午を迎えたとする。そしたらお主は発情するぞ。要するにお主が最後にセックスをしてから12時間後に発情する。そう考えれば少しはわかりやすいじゃろ」

 

たしかにわかりやすいが、全然安心できることじゃない!

つまり、学校に行く前に千秋さんとセックスをしていなければ正午に発情するのは必至。

そうなればクラスメートの前で松下さんを犯すことになってしまう。それは色々とまずすぎる。

 

「というかなんでスキルがデメリットしかないんだよ!いいところ0じゃねえか!」

「そうか?性欲が強くなるのはいいことじゃぞ。若い者はもっとセックスをするべきじゃ!今こそ少子高齢化に貢献するんじゃ!」

 

エロを正当化するために社会問題を持ってくるなよ。

 

「ああ、それとお主は他に気づいたこととかはないかのう?」

「気づいたこと?」

「そうじゃ、視力とか聴力とかじゃ」

「えっと……」

 

俺は日々の生活を思い返していく。

 

「段々とお主の視力や聴力、嗅覚といった五感。そして身体能力が日に日に上がっているはずじゃぞ」

「た、たしかに……言われてみればそんな気がする」

 

教室越しでも櫛田さんと佐倉さんの話している声が聞こえたりと、確かに以前より聞こえる範囲が広くなったりしている気がする。

 

「どうじゃ?これはお主も素直に喜べることなんじゃないかのう?」

「た、たしかに……」

 

でも逆に言うと、それ以外のスキルはあんまり役に立ってないんじゃ……

 

「まあ、雑談はこれくらいにして……今回お主に伝えようと思っていたのは新しいスキルについてじゃ」

「新しいスキル、まったくいい予感がしないんですけど……」

 

こいつがもったいぶるということは、絶対にろくなことじゃない。それだけはわかる。

 

「新しくお主が取得したスキル、その名も『不妊射精』じゃ!」

 

『不妊射精』?なんだそのスキルは……

 

「このスキルを持つものは射精をする時に不妊かそうでないかを選ぶことができるんじゃよ」

「な、なんですかそれは?」

「このスキルは『絶倫』の派生スキルでのう、おそろくお主の高校生での妊娠を恐れる気持ちが呼応したんじゃろうな。これがあれば中出しをしても確定で不妊にすることができる。『不妊射精』の使い方は簡単、射精する時にお主が不妊を願うだけじゃ」

 

そんなことで確定で不妊にすることができるのか、酷すぎるスキルではあるが正直ありがたいという気持ちもある。

Cクラスとの騒動でポイントが入ってこないため、コンドームを買うポイントが尽きてしまっていたし……

だとしても、さっき少子高齢化がどうとか言ってた奴の台詞とは思えないが。

 

「さて、今回はこれくらいかのう。お主がなかなか熟練度を上げないから少しわしは寂しかったぞ。次は来週くらいに会えるとわしは信じてるぞ」

「俺はお前の顔は見たくないけどな」

 

段々と俺の意識が遠のいていく。

こうしてまた俺は現実に戻される。

この時の俺はまだ知らなかった『絶倫』に学校生活を脅かされることを。

 

 

補足

 

松下千秋

好感度 99→99

評価 やっと彼女になりましたか。

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 達成

条件3 今回の発動回数???

 

綾小路清隆

好感度 50→50

評価 今回はなにもありませんでしたね。

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 達成

条件3 未達成

 

堀北鈴音

好感度 21→25

評価 どうやら前回のが見られてたみたいですね。

発情条件進捗

条件1 未達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

櫛田桔梗

好感度 33→33

評価 はい、なにもありませんね。

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

佐倉愛里

好感度 10→10

評価 ないですね。

発情条件進捗

条件1 未達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

須藤健

好感度 45→45

評価 なにもないね。

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 達成

条件3 未達成

 

池寛治

好感度 25→25

評価 以下同文。

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

山内春樹

好感度 15→15

評価 以下同文。

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

平田洋介

好感度 60→60

評価 平田を攻略しないのか?

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 達成

条件3 未達成

 

軽井沢恵

好感度 5→5

評価 なにもないですね。

発情条件進捗

条件1 未達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

佐藤麻耶

好感度 45→45

評価 はい、なにもないですね。

発情条件進捗

条件1 未達成

条件2 達成

条件3 未達成

 

篠原さつき

好感度 30→30

評価 語ることがなさすぎる。

発情条件進捗

条件1 未達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

森寧々

好感度 15→15

評価 なにもないな。

発情条件進捗

条件1 未達成

条件2 未達成

条件3 未達成

 

茶柱佐枝

好感度 15→15

評価 もう少し興味を持て。

発情条件進捗

条件1 未達成(現状攻略不可能)

条件2 未達成

条件3 未達成

 

一之瀬帆波

好感度 23→55

評価 あの状況でしないのか?お前死んでるのか?

発情条件進捗

条件1 達成

条件2 達成

条件3 未達成

 

 

 

 

スキル『発情』発動条件

条件1 対象と連絡先を交換している

条件2 対象に触れられた回数と触れた回数の合計が5回以上

条件3 対象の好感度が50を超えている

条件4 対象と室内で2人きりになる

条件5 対象の手を握る

 

条件1から条件4を満たしたうえで条件5を行うことでスキル『発情』が発動する

スキル『発情』で発情した相手は30分間の間発情し続ける。

 

→

 

スキル『発情』発動条件(熟練度2)

条件1 対象と連絡先を交換している

条件2 対象に1度触れるかつ触れられている

条件3 対象の好感度が40を超えている

条件4 対象の両者が意識のある状態で10分以上2人きりになる

 

条件1から条件3を満たしたうえで条件4のシチュエーションが発生することでスキル『発情』が発動する

スキル『発情』で発情した相手は30分間の間発情し続け、自分の意思に反して相手に行為を迫るようになる。

 

→

 

スキル『発情』発動条件(熟練度3)

条件1 対象と連絡先を交換している

条件2 対象の好感度が40を超えている

条件3 対象の両者が意識のある状態で5分以上2人きりになる

 

条件1から条件2を満たしたうえで条件3のシチュエーションが発生することでスキル『発情』が発動する

スキル『発情』で発情した相手は10分間の間発情し続け、自分の意思に反して相手に行為を迫るようになる。以降対象が使用者に対して性的興奮を感じやすくなる。

 

 

 

スキル『絶倫』

スキル保有者の性欲が極大的に上昇する。

 

スキル『絶倫』(熟練度2)

スキル保有者の性欲が極大的に上昇する。

一日に二回以上しなければ自分に『発情』の効果が付与される。




一之瀬とやることはありませんでした。
でもまだ機会はあるはず…
一之瀬に忘れられる白波千尋は泣いていい。

次回からは『絶倫』が暴走してきます。

求められているヒロイン候補

  • 佐藤麻耶
  • 佐倉愛里
  • 森寧々
  • 篠原さつき
  • 長谷部波瑠加
  • 小野寺かや乃
  • 王美雨
  • 井の頭心
  • 櫛田桔梗
  • 軽井沢恵
  • 堀北鈴音
  • 一之瀬帆波
  • 白波千尋
  • 平田洋介
  • 石崎大地
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