ようこそお金によって支配されてしまったDクラスへ!! 作:神熱
俺にはどうしても買いたい権利がある。最初は無理だと諦めていた。だが俺はその権利を手に入れるかもしれない。茶柱先生によるとなんでもポイントで買えない物はないと言う。なら俺が買うのは権利だ。質問する時間を得て挙手をした。
「茶柱先生俺はバイトをする権利を買いたいのですが可能ですか?」
「おいおいあいつバイトをするつもりなのかよ。毎月貰えるって言うのになんでバカな事をしているんだ」
「っははは。お金を稼ぐためにこの学校に来たと面接で言ったそうだが本当にそうだとはな。まさかポイントで最初に買うならバイトだったな。……」
少し沈黙の時間が訪れる。それが幸運となるか悪い方向に行くかは分からない。そして須藤が言った。
「やっぱりないに決まっている」
「あるが勿論ただではない。ポイントを払ってもらうがな」
茶柱先生の強い言葉にみんなは驚愕して口を動かすことはできなかった。そしてやはりポイントで払う事が条件である。
みんなmいくらでバイトができるのか段々興味深々である。何故ならもしお金で困ったら俺からお金を頂こうと考えているのだろうと薄々気がついている。
「分かりました。時給は何ポイント貰えますか?」
「そこは店によって変わるから言えない。そのため後ほど早いうちにバイトの値段を教えるとしよう」
「ありがとうございます。ではポイントを教わり次第ポイントで買わせていただきますと思いました。ですが今決めたらお安く出来ないでしょうか?」
まぁ俺はポイントが欲しいから時給350ポイント以上ならする。4時間働いて1400ポイント。一ヶ月20日働いて28000ポイント。悪くはない。
「10万ポイントが今なら9万ポイントでどうだ。バイトにいる権利をこの学校にいる間ずっとバイトしてくれて構わない。バイトを続けられるならの話だが」
1年間で3万ポイントか悪くはない。一ヶ月で稼げる額とほぼ変わらない。ならここは買うべきだ。お買い得だと俺は思う。
「買わないだろうぜ。買ったら損するじゃないか。バイトだって厳しいんだ。いつまでもバイトできるって保証はないんだしよ」
「いいですよ。お金を払わせて頂きます今すぐに」
「ほぉ面白いまさかポイントに貪欲とはな。想像以上の逸材だ。このままポイントを稼げれば……」
お金はいつか俺を守ってくれる盾になると信じている。お金が無い人には恵み少しずつ支配していくその感覚が俺を支配する。俺こそ金に支配される人間なのかもしれない。
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