レイジングソード。
その見た目は、俺が、このXDGにおいて、愛用していたサムライセイバーと似ていた。
それもあってか、握れば、自然と力が漲る。
同時に、俺に襲い掛かってくるロボットジャマトの拳。
俺など、簡単に潰せる程の拳ではあった。
その一撃に対して、俺はレイジングソードで、その攻撃の軌道を変える。
「っ!?」
巨大な力を僅かな力で変える。
それが行われた事にロボットジャマトは驚きを隠せなかった。
同時に、そのまま互いに同士討ちになる形となって、ロボットジャマト達は各々の攻撃が当たる。
「よっと」
そのまま倒れるロボットジャマトの拳の上に乗る。
すると、装着されたゴーグルが、何かを見つけた。
見ると、それはロボットジャマトの奥深くに埋め込まれた赤い球体。
それは、まるで心臓のように動いている。
「あれが急所という訳か」
同時に、俺は走り出す。
ロボットジャマト達もまた、俺の動きに反応するかのように、動き出した。
だが、遅い。
俺の方が圧倒的に早い。
そして、俺は、レイジングソードを振りかざし、その赤く輝く球を狙う。
それに気づいたロボットジャマト達が、俺の方に攻撃を仕掛けてくる。
俺よりも巨体ばロボットジャマトの攻撃。
それらに対して、俺はその手にあるレイジングソードで弾く。
しかし、数が多く、また力も強い為、完全に防ぎきる事は出来ない。
だが、それでも致命傷にはならない。
俺は、攻撃を弾きながら進む。
やがて、目の前には、赤く光る球があった。
だが、そうしている間にも、他のロボットジャマトが、俺に攻撃を加えようとする。
その為、俺はレイジングソードを使って、それらの攻撃を防ぐ。
だが、このままでは不味い。
そんな事を思っている時だった。
『FULLCHARGE』
「っ」
レイジングソードから鳴り響いた音。
俺は瞬時に、レイジングソードに装着されていたバックルが外れたのに、目を向ける。
それと共に、俺は流れるようにそのバックルをドライバーに装填する。
『TWIN SET! TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON! READY FIGHT』
鳴り響く音声。
それと共に、俺が身に纏ったアーマー。
それは背中に飛行機を思わせるジェットが装着される。
「そういう事か!」
同時に、俺は笑みを浮かべると共にジェットに炎が噴射する。
『RAISE CHARGE! TACTICAL RAISING』
「秘剣! 燕返し!」
同時に、俺はロボットジャマトの赤いコアを貫く。
赤いコアを貫かれたロボットジャマトは、そのまま震え、同時に爆散する。
「よしって」
すると、ロボットジャマトのアーマーが、今度は俺に向かう。
まさかの攻撃だと思い、構えていたが。
「なに?」
見ると、俺のアーマーに装着される。
背中にあるジェットの形は変わり、まるで巨大な翼のように変形する。
『VERSIONUP! FREEDOMJET!』
「バージョンアップねぇ、なるほど」
それと共に、俺は笑みを浮かべる。
「面白いじゃないかよ!」
それと共に、俺は残るロボットジャマトに向かって、飛ぶ。