マークⅡ。
エボルが、これからの戦いに必要になると言い、用意してくれたレイズバックル。
その感触は、先程のジャマトを纏めて掴んで、投げた感覚から考えても、完全にパワータイプだろう。
「ブーストレイズバックルのスピードはある程度は残っている」
だが、注目すべきは、圧倒的なパワー。
見た目とは反した感じがする。
「正直、スピード重視にしてくれたら助かるが、それでも」
それと共に、俺達は動き始めた。
「ジャマァァ!」
先程の攻撃に警戒した王様ジャマトはその杖から俺達に向かって、エネルギー弾を放っていく。
まさしく、王様というべき、その攻撃はかなり面倒だ。
しかし。
「おらぁ!」
俺はそのまま、地面を大きく叩く。
それによって地面は大きく、巨大な壁が眼前に現れる。
それは建物の石の壁であり、王様ジャマトの攻撃を防ぐ。
「ジャジャッ」
その予想外の行動に、王様ジャマトが驚いている間に。
「行ってぇ、ジャマ坊!」「わかったぁ!」
そして、俺の方に注目を集めていた為、キャルとジャマ坊が既に王様ジャマトの後ろへと向かっていた。
キャルの、その手に持つ杖を使って、まるで箒に乗った魔法使いのように、ジャマ坊と共に移動する。
同時にジャマ坊の手から茨が王様ジャマトの手を防ぐ。
「あとはぁ!!」『WITCHVICTORY!』
そのまま、気絶している一体のジャマトに近づく。
「こいつを使えばねぇ!!」
そのまま、杖を、まるでゴルフを思わせる動きで、俺達に向かって打つ。
そのまま飛んできたジャマトを見ながら、俺もまた、デザイアドライバーのブーストマークⅡを操作する。
「行くぞぉッ!」
それと共に、俺の右腕が徐々に巨大化する。
それは、巨大な拳となっており、その狙いは、真っ直ぐとジャマトに向かって行く。
「ジャマ坊のおかげで、バリアはすぐに出来ないよなぁ、だから!これでも喰らえ!」
そのまま、ジャマトに向かって、俺は殴る。
「愚神礼讃・一条戻橋!」
放った拳。
それはジャマトに当たった。
そして、ジャマトは炎の塊となって、そのまま王様ジャマトに向かって行く。
「ジャァ!?」
絶対無敵のバリアだと思われた王様ジャマト。
だが、ジャマトごと放たれた必殺の一撃は、防ぐ事が出来ない。
しかも、受け止めようにも、ジャマ坊の茨で、手での防御を行う事は出来なかった。
「ジャママアママァ!?」
それと共に、王様ジャマトは、爆弾と化したジャマトに当たる。
そのまま、爆散し、王様ジャマトが倒した事を理解sいた。
「勝てたのね」
「あぁ、やったな」
そう、俺達は勝利を分かち合おうとした。
だけど、その時だった。
「まだ、終わっていないだろ」
「えっ」
その一言と共だった。
ジャマ坊の方を見ると、ジャマ坊が貫かれた。
それは、レーザーだった。
それに、俺達は目を見開く。
「ジャマ坊っ!」
そう、俺達は手を伸ばそうとしたが、ジャマ坊は爆発する。
それと共に爆煙の中から現れたのは。
「まったく、ジャマトが1人残っているのに、駄目じゃないか」
赤・黒・金のカラーリングに、黄金のモノアイが特徴的なそのライダーが、爆煙の中から現れた。