※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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慟哭Ⅱ:学び舎

「これは……一体どういうこと?」

 

彼女は周囲を見回した。

 

全員が同じ目的を持っているように見えた。

 

「皆さんもこのゲームに参加するんですか?」

 

彼女が尋ねると、彼らは頷いた。

 

彼らは皆一様に不安そうな表情を浮かべていたが、同時に興奮している様子もあった。

 

それを見ていると、どうやら、今回のゲームは最初からパートナーに出会えるように設定されているようだ。

 

運営側が、どのような意図でそうしているのか、分からないが。

 

俺はすぐにスマホで、パートナーの名前を確認すると共に挨拶する。

 

「やあ、君が紅月カレンだね。俺はネクスだ」

 

「ネクス……それがあなたの名前?」

 

「ああ、そうだよ」

 

ネクスはそう言って微笑んだ。

 

「君はこのゲームのルールを理解しているかい?」

 

「いえ、あまり……」

 

カレンは首を横に振った。

 

どうやら、今回が初参加という訳か。

 

どのような戦い方をするのか分からないが、さすがにこのままでは不味い。

 

俺はすぐにカレンに、XDGでの詳しい戦い方に関する説明を簡単に言う。

 

「けど、そのゲームのルールは」

 

「それはさっぱりだな。だいたいは、現地でその目的を探せという感じだ」

 

全くもって、無責任なゲームと言える。

 

「そんなのでっどうやって」

 

「だいたいは、ジャマトと呼ばれる敵を倒せば良いけど、今回もそんな簡単に出来るかどうか」

 

そう、俺が言っている間にも、俺達の身体は光に包まれる。

 

「これって、一体」

 

「落ち着け、おそらくは転送されるだろう。これまでと違って、かなり親切な設計だけど」

 

そうしている間にも、俺達が転移させられた場所。

 

周囲を見渡すと、どうやら学校のようだ。

 

しかし学校には不釣り合いな高い壁があるようだが。

 

「さて、ここは一体」

 

「アッシュフォード学園」

 

「えっ?」

 

俺が疑問に思っていると、カレンは驚いた顔をしていた。

 

「ここ、アッシュフォード学園じゃないっなんで!」

 

「知り合いの学校か、だとしたら「たっ助けてくれぇ!?」っ」

 

聞こえた絶叫。

 

それと共にカレンが見つめた先には。

 

「リヴァルっ、それにシャーリーもっ」

 

「知り合いか」

 

「えぇ、すぐに助けないとっ」

 

そうして、カレンは飛びだそうとした。

 

だけど。

 

「待て、バックルもなしで、ジャマトに挑むのは無謀だぞ」

 

俺はすぐに、カレンを止めた。

 

「そんなっ、だったら、見捨てろって言うの!第一、そのバックルはどこにあるのよ!」

 

「だいたいは、ジャマトを倒して、手に入れるか、見つけるしかないな」

 

「そんな事をしている時間は」

 

「あぁ、ないな、だから、お前は下がっていろ」

 

俺はすぐにブーストレイズバックルマークⅡを取りだし、すぐにセットする。

 

「俺が助けるから、お前は無茶をするなよ、変身!」『BOOST MARK Ⅱ』

 

俺はそのままブーストフォームⅡへと変身し、そのまま2人に襲い掛かろうとしたジャマトを吹き飛ばす。

 

「えっ、なに!?」

 

「あっちのカレンという子の所へ行け!」

 

「えっ、カレンがっ!」

 

「良いから、早く」

 

「わっ分かった、行こうシャーリー!」「うっうん」

 

そのまま、2人はカレンの元へと行く。

 

「さてっと、それじゃ、行くとするか!」

 

俺はそのまま、眼前にいるジャマトとの戦いに集中する事にした。

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