※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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慕情四:絶望の巨人達

「さて、どんな事でも情報がないと無理だからな」

 

「まぁ、巨人ジャマトに関しては、私様も全く知りませんからねぇ」

 

「さっきから話し方がコロコロ変わるな」

 

 俺と江ノ島は、巨人ジャマトの対策の為に、動く事にした。

 

 巨人ジャマトは、その巨体で、まるで7体いる。

 

 その動きは鈍く、ゆっくりと歩いて来ている。

 

 巨人ジャマトに対して、俺達はゆっくりと観察する。

 

 こちらの存在に気づかれないように隠れながら、巨人ジャマトを見る。

 

 あの巨大な腕を振り回すだけでも厄介な相手だ。

 

 そして、足や胴体も非常に太い、しかし、あの巨体の重量を支える程の筋肉がある。

 

 ジャマトの身体は植物である事も考え、筋肉は植物の蔦で再現しているだろう。

 

 それによって、巨人の大きさは、それ程大きくないにも関わらず、その重量を支える事が出来る程の筋肉と蔦によって出来ているだろう。

 

 あの巨体、質量による攻撃で来られると、厄介だ。

 

 そう思いながらも、他のライダー達が巨人ジャマトに攻撃を与えていたた。

 

 しかし、ジャマトにはまるでダメージを受けていない。

 

「元々は植物だからねぇ、ダメージを受けても」

 

「再生するという訳か」

 

 見れば、ライダーの攻撃を受けてもジャマトは少し痛がる程度であり、すぐに回復していた。

 

 そうして、ジャマトは歩く。

 

 巨体なだけあって、一歩がでかく、その足音だけで周囲の地面を揺らす。

 

 それに、この距離だと、かなりうるさい。

 

「さて、勝てるのかしらねぇ」

 

「……まぁ、少し気になる所はある」

 

「へぇ、どこに?」

 

 俺は先程までの戦いを思い出し、情報を纏める。

 

 ライダー達の攻撃に対して、巨人ジャマトはほとんど受け身だった。

 

 再生能力があるからこそ、ほとんどの攻撃に対して無防備だった。

 

 ただ、一箇所。

 

 その場所だけは、守っていた。

 

「再生能力を司っている部位は一つだと思うんだよな」

 

「まぁ、守っていたから、そうだとう思うけど、そんな所を狙えるの?」

 

「さぁな、けど」

 

 俺はそのままレーザーレイズライザーを取りだし、そのままデザイアドライバーにセットする。

 

「やらなきゃ、死ぬだけだからな」『LASER BOOST』

 

 俺はそのままレーザーブーストに変身する。

 

 変身を完了すると同時に、レーザーレイズライザーを構える。

 

 同時にレーザーレイズライザーを構える。

 

 その形は、本来のレーザーレイズライザーとは少し違う。

 

 マグナムシューター40Xのライフルモードを模したように、銃身を少し伸ばした。

 

 同時に、俺の目は、先程の巨人ジャマトの弱点だと思われる部位に目を向ける。

 

「計画立案、環境整備、弾丸装填。狙え、『二つ玉にて撃ちて候』!」『LASER BOOST VICTORY』

 

 放たれた弾丸。

 

 それは、真っ直ぐと巨人ジャマトの隠している部位を撃ち、貫く。

 

 それと共に、巨人ジャマトは、それだけで、倒れる。

 

「どうやら、ビンゴのようだな」

 

「けど、同時にピンチのようだねぇ」

 

 見ると、他の巨人ジャマトが俺達の方へと目を向けた。

 

 おそらくは、その事に気づかれた事と、警戒して、俺達の方へと向かって来る。

 

「隠れるのは、無理か」

 

「仕方ないわねぇ、なんとかしますか」

 

「出来るのか」

 

 そう、俺は思わず江ノ島に訪ねる。

 

「結構時間がかかるけどね、時間稼ぎ、お願い出来るかしらぁ?」

 

「……」

 

 結局の所、こいつの事は未だに信頼出来ないのは変わらない。

 

 けど。

 

「行っていろ」

 

「それじゃ、遠慮無く」

 

 そのまま江ノ島はそこから離れた。

 

 そして。

 

「さて、やるからには派手にやるか」

 

 そのまま俺はレーザーレイズライザーを構える。

 

 同時に、上空には、無数のレーザーレイズライザーを模した光の銃が現れ、ゆっくりと構える。

 

「三千世界に屍を晒すがよい。 ──天魔轟臨、これが魔王の三千世界」

 

 声と共に、放たれている光の弾丸が巨人ジャマト達に当たる。

 

 それでも、未だに進み続ける。

 

「果たして、勝てるかどうか」

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