※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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慕情五:死の巨人

「さぁ、乱れ打つぜぇ!!」

 

その言葉と共に、俺は手に持っているレーザーレイズライザーの銃口を眼前にいる巨大ジャマト達に向かって、放っていく。

レーザーの嵐は、そのまま巨人ジャマト達に向かって行く。

必殺の一撃であるはずのレーザー。

だが、それらは確かに当たっている。

だが。

 

「止まらねぇ」

 

まるで止まる気配はなかった。

巨人ジャマトの弱点となる部位は既に分かっている。

だが、その部位に集中して、攻撃を行う事は出来ない。

6体いた巨人ジャマトの内、一体は既に倒している。

だが、残る5体の巨人ジャマトは、俺がたった一撃でその部位に攻撃を出来る事を知っている。

だからこそ、それを狙った瞬間、他の巨人ジャマト達が襲い掛かる。

 

「来るなら来るで早くしろ!」

 

そう、ここから今は離れている江ノ島に向けて、思わず叫んでしまう。

巨人ジャマトの移動スピードは凄まじい。

このままでは。

 

「ヤバっ」

 

そう考えていると、一体の巨人ジャマトが跳ぶ。

巨体で跳び上がった奴は、そのまま、俺の方へとダイブしていく。

 

「マジかよ!」

 

急降下してくる巨人ジャマト。

だが、その攻撃を避ける為の移動は致命的だ。

未だに攻めている4体の巨人ジャマトがすぐに近づく。

だからといって、空から迫る巨人ジャマトを無視すれば、危険だ。

どうすれば。

そう思った時だった。

 

「モノクマパンチ!」

「っ」

 

聞こえた声。

同時に、こちらに迫っていた巨人ジャマトが吹き飛ばされた。

何が起きたのか分からず、俺は見つめる

そこに立っていたのは巨人ジャマトだ。

だが、その頭部は全く異なっていた。

 

「これは」

「どうよ、これこそ裏技だぜぇ」

 

そう、その巨人ジャマトの横に立っていたのは、江ノ島だった。

その頭部は、江ノ島が使っているタタリレイズバックルの髑髏に良く似ている。

 

「まさか、それって」

「そう、これって、他のライダー達を操る事が出来るレイズバックル。ただし、瀕死じゃないと使えないけどな。もしかしたらと思って、やってみたら、案外上手く行きましたぜぇ旦那」

 

まさか、奴が言っていたとっておきが、巨人ジャマトの死体を使っての反撃だなんて。

そんなの、普通は思いつく訳はない。

だけど。

 

「確かにこの状況は、助かるぜ」

 

俺は同時に構える。

 

「それで、そっちはどうするんだ?」

「えぇ、女の子に働かせるつもりですかぁ?」

 

その言葉と共に、巨人ジャマトを操っている江ノ島は、そのままさっき殴り飛ばした巨人ジャマトを潰した。

 

「まぁ、これで残りは4体だからぁ、半々で良いじゃないかなぁ?」

「えぇ、良いよぉ」

 

それと共に、俺もまた構える。

眼前にいる残りの2体の巨人ジャマトを。

 

「デカいだけだったら、なんとかなるな」

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