※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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慕情六:黒幕

眼前での巨人同士の戦い。

これまでにない迫力の戦い。

それは、俺の前で、巨人ジャマト同士が戦っている。

だが、その光景を目にしても、俺は、決して慌てる事はない。

 

「ふぅ」

 

巨人ジャマトの内、江ノ島が操る巨人ジャマトと戦う。

だからこそ、俺が攻撃するのは、ここから大きく離れている巨人ジャマト二体。

同時に、俺は既にレーザーレイズライザーの形態を変えている。

 

「不撓不屈たる我が剛弓」「これを以て全てを薙ぎ払う」

 

その形は、弓。

あいつが最も愛用していた武器と同じ種類。

同時に、その形は変わる。

その構えを、あいつと同じように。

 

「これを以て全てを薙ぎ払う」

 

レーザーレイズライザーが形成した巨大な弓矢、そして放たれる矢は光が集まる。

 

「轟沈・弓張月」

 

その言葉と共に、真っ直ぐと放たれる。

その矢は、周囲の建物を砕け散りながら、その狙いは巨人ジャマトの再生箇所を抉り取る。

 

「「ジャァァァ」」

 

そして、そのまま、二体の巨人ジャマトは、ゆっくりと地面へと倒れる。

倒れる音は凄まじい。

 

「わあぉ、一発で2体を始末するなんて、とんでもないわねぇ!」

 

そう、言っている間にも、江ノ島の奴もまた二体のジャマトを瞬く間に叩き潰す。

巨体であるが故に、有利だった巨人ジャマト。

だが、その優位性も、同じ体格故に、失われた。

だからこそ、巨人ジャマトは2体はすぐに倒した。

そのまま、巨人ジャマトを操っていた江ノ島は、そのまま俺に近づく。

 

「いやぁ、これでこのXDGはクリア出来た訳だねぇ」

「・・・あぁ、そうだな」

 

俺は、そう呟きながらも、レーザーレイズライザーを構える。

 

「えぇ、いきなりどういうつもりかなぁ?」

「お前には聞きたい事はある」

「えぇ、何を何を?」

「俺を、狙うように言った奴は誰だ」

 

そのまま、江ノ島に向けて言う。

パートナーとして選ばれた江ノ島がここまで俺を殺す事に執着する奴か。

 

「まぁそうだねぇ、確かにぃ私があなたを殺しそうとしたのは、教えて貰ったからなんだぁ」

「教えて貰っただと?」

「そうだよぉ」

 

そう、彼女が言うと。

 

「そう、この俺がねぇ」

 

それと共に聞こえた声に、俺は振り返る。

 

「お前は」

 

そこにいるのはエントリーフォームの状態のライダー。

その仮面は黒い狐。

そして、そいつの両手に持っていたのは、見た事のないレイズバックル。

 

『X GEATS!BLACK OUT』

 

そのレイズバックルを二つに分離し、デザイアドライバーの両側にセットする。

その後両手をクロスさせフィンガースナップをした後、ドライバーとバックルを操作する。

 

「変身」『REVOLVE ON!DARKNESS BOOST!X GEATS!READY FIGHT』

 

バックルからは禍々しい紫の炎と黒い霧が吹き出し、それと同時に円盤状のエフェクトが「ⅩGEATS」のロゴへと展開。

 

更に黒い九尾が現れ、メラの周りを駆け上がると共に「ⅩGEATS」のロゴが一瞬だけ奇妙なアーマーに展開され、すぐさま下半身に移動し変形する。

 

 

黒い九尾は奴の周りを駆け上がり、上半身のアーマーとマスクに変化し、背後から奴を覆い被さる様にアーマーが装着される事で変身が完了する。

 

「お前は」

「俺の名はXギーツだぜぇ」

 

そう、奴はその両手に剣を保ち、構える。

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