※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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創世Ⅰ:歌と暴走

「はぁはぁ」

 

あの時、突然現れたレイズバックル。

そして、俺が新たな姿となった黒いブーストフォーム。

未だに謎が多い。

 

「あの姿は一体」

 

あの時、なんとか聞こえた音声。

同時に、俺の手にはその時に使用したレイズバックルが残っている。

 

「ブーストフォームマークⅢ」

「ほぅ、ついにそこまで来たのか」

 

エボルは、そう俺の方に話しかけた。

 

「エボル、聞きたい事がある」

「なんだ?」

「この力が俺達の求めていた力なのか?」

「そうなるな」

 

それと共に、エボルにそのレイズバックルを渡す。

同時に確認する。

 

「このレイズバックルには、神に対抗する力がある。お前がこれまでの7回のXDGを乗り越えた事によって、既に条件は揃っている」

「つまりは、この8度目で」

「あぁ、お前は神を喰らう蛇となる」

「神を喰らう蛇って、お前がそれを言うのかよ」

 

そんな事を言うエボルに対して、俺は思わず苦笑いをする。

 

「さて、始まると思うぜ。お前にとっては最後のXDGが」

 

その言葉と共に、俺達はゆっくりと会場へと向かう。

会場へと移動した。

移動したのだが。

 

「ここは研究所か?」

 

周囲を見渡せば、そこはどこかの研究所。

おそらくはゲームの会場だと思われるが。

 

「なんというか、これまでとはまた違ったゲームの雰囲気だな」

 

そう考えていると、ジャマトのうなり声が聞こえる。

 

「さっそく戦闘か」

 

そのまま、俺はちらりとブーストレイズバックルⅢを見る。

未だにこの力に関しては慣れていない。

何よりも、前回の戦いで、江ノ島を目の前で死なせてしまった事で暴走した。

あれで、制御出来るかどうかは。

 

「仕方ない、とにかくは「頭を下げて下さい」んっ!?」

 

聞こえた声。

それに対して、俺はすぐに頭を下げる。

同時にジャマトに向かって飛んでいったのはナイフ。

 

「ナイフ、あんなレイズバックル知らないが」

 

そう考えていると、ジャマトに攻撃を仕掛けていたのは。

かなり派手な白い格好をした茶色の髪の女性。

 

「あの、あなたがネクスさんですよね」

「という事は、君がパートナーという事か」

「はい!とにかく、ここは私に任せて下さい!確か、このXDGというのは、レイズバックルがなければ戦えないはずです」

 

そうしながら、俺の前で彼女が立つ。

 

「それはレイズバックルじゃないのか?」

「えっと、説明すると難しいのですが、シンフォギアと言って」

 

そうしている間にも、反対側からジャマトが現れる。

それも、これまで見た事のないジャマト。

 

「ネフィリムっ、なんで」

「さて、よく分からないけど」

 

あれは、ブーストⅡでは一瞬では倒せないだろう。

どのような能力か分からないが。

 

「仕方ない使ってみるか」

 

同時に俺はブーストレイズバックルⅢを取りだし、セットする。

 

「レイズバックル!!何時の間に」

「俺専用だけどな、変身」『BOOST MARK Ⅲ』

 

そのまま変身する。

あの時はあまり冷静に見ていなかったが、こうして見ると、違うのがよく分かる。

以前のブーストフォームとは違い、漆黒のアーマーだ。

 

「ちっ、制御は、なんとか出来るが」

 

同時に、俺は、その身体から出てくる3つの黒い蛇が現れる。

それと共に、俺は、そのままハンドルを握る。

 

『BOOST STRIKE』

 

「夏が来たりて陽炎揺れて、雨が来たりて命が騒ぐ」

 

その叫びと共に黒い蛇は真っ直ぐとネフィリムに向かって行く。

 

「御山の麓を流れ出て、八岐に分かれて神と成す。伊吹御霊・八脈怒濤!」

 

それによって、ネフィリムは、そのまま喰らう。

そうして、ネフィリムは消滅する。

 

「レイズバックルはないけど、クリスタル?」

 

俺は疑問に思う。

 

「あのネクスさん」

「まぁ、詳しい事情は後だ、とりあえずはジャマトをなんとかするか」

 

ブーストⅢは制御が難しく、俺はすぐにブーストⅡに切り替える。

 

「そう言えば、君の名前は?」」

「あっはい、セレナ・カデンツァヴナ・イヴです!」

 

そうしながら、俺は眼前にいるジャマトに集中する。

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