※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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創世Ⅱ:古代種

 俺は、クリスタルの鼓動に導かれるように、研究所を進んでいく。

 

「それにしても、結局、このXDGでのラスボスって一体」

 

「分からない、だけど、油断は出来ないからな」

 

 そのまま、俺はその手から伝わる奇妙な鼓動。

 

 先程、倒したネフィリムと呼ばれる存在が、未だに生きている事を示している。

 

 同時に、未だにこの心臓部にネフィリムがいる事を、俺は確信していた。

 

 その鼓動は、まるで俺が近づく事に、怯えているかのように、弱々しい。

 

 しかし、それでも確実に鼓動を刻んでいる。

 

 その鼓動を感じながら、俺は更に奥に進んで行く。

 

 すると、そこには、 その部屋だけは、今までとは全く異なる造りをしていた。

 

 そして、そこには巨大な機械が置かれている。

 

「これは一体」

 

「何かの機械だと思うけど」

 

 しかし、こんな機械は今まで見たことがない。

 

 俺は、その機械を見て、今まで感じていた不思議な感覚の正体に気づく。

 

 それは、まるで、この機械が、俺を呼ぶかのように鼓動を続けていたのだ。

 

 それこそ、まるでこの機械が生きているかのように。

 

 しかし、その鼓動は今にも消えそうで、弱々しく、その鼓動が止まろうとしているのが分かる。

 

 その鼓動は、次第に弱くなっていき、その鼓動が消えた時、この機械も止まってしまうのではないか、そんな恐怖を感じる。

 

「あの、ネクスさん、これって、本当に大丈夫でしょうか?」

 

「さぁな、どちらにしてもXDGは碌な運営ではないという事だけは確実だろうな」

 

 そうして、俺は機械の操作を行う。この機械が一体何なのかは分からないが、それでもこのままにして置くわけにはいかない。

 

 俺は、目の前にあるボタンを一つ押す。

 

 すると、機械が起動する音が聞こえる。

 

 そのまま、機械のディスプレイが光り、画面に文字が表示される。

 

 その内容は、ネフィリムという存在に関しての情報が記載されていた。

 

 聖遺物の欠片を食らいながら徐々に成長していく特性を持ち、異質な物を取り込む事でエネルギーを増していくという性質を持っている。

 

「これは、本当なのか?」

 

「えぇ、私もクリスタルの鼓動とやらを感じたから、恐らく真実だと思います」

 

 しかし、ネフィリムに聖遺物を食わせていた理由。

 

 そして、聖遺物を吸収し続けないといけなかった理由は何だったんだ? 

 

 俺は疑問に思っている時だった。

 

 研究所にある何か。

 

「これは、化石?」

 

「えぇ、けど、書かれているのは、えっと」

 

「ダンクルオステウス、マーレラ、オパビニア」

 

 聞いた事のない単語と共にクリスタルが機械の中に吸い込まれる。

 

「っ」

 

 それと同時だった。

 

 ネフィリムは変化する。

 

 それと共に、現れたのは、奇妙な形をしたジャマトだった。

 

「これは一体」

 

「古代種のジャマト。その集合体という訳か」

 

 ここまで、俺を導いていたという訳か。

 

「ネフィリムが」「本当に嫌になるな」

 

 それと同時に、俺達はすぐに構える。

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