※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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創世Ⅴ:神喰い

「クロスギーツ」

 

 かつての戦いにおいて、手も足も出す事が出来なかった相手。

 

 それが、再び、俺の前に現れた。

 

「さて、前回はすぐに終わっちゃったからな、わざわざ早くステージがクリア出来るようにしたんだぜぇ」

 

 わざとらしく言いながら、両手にある黒い剣をゆっくりと回しながら、呟く。

 

「前回って」

 

 クロスギーツの言葉に対して、疑問に思ったセレナが俺の方に問いかける。

 

「あぁ、戦った事がある」

 

「そして、ボロ負けだったんだよねぇ」

 

 そう、クロスギーツは仮面の下からでも分かる程に悪辣な声で言う。

 

「今度も遊んでよねぇっと!」

 

 同時にクロスギーツは、俺の方へと向かって、跳ぶ。

 

 瞬時にレーザーレイズライザーにレーザー刃を生成し、クロスギーツの斬撃を受け止める。金属音が鳴り響くと同時、凄まじい衝撃が俺の腕を襲う。

 

 それは、クロスギーツの力もあるが、何よりレーザーブレードが耐え切れていない。

 

 このままでは、レーザーブレードごと切り裂かれる。

 

 ──―ならば! 腕での攻撃を止められた瞬間に、クロスギーツは更に力を加えて俺を吹き飛ばそうとしてくる。

 

 だが、それに負けずとレーザーブレードに更に力を込め、耐えきる。

 

「おいおい、この程度じゃないだろっと!」

 

 クロスギーツは、その言葉と共に、俺に更に攻撃を繰り出す。

 

 それに対して、俺は、レーザーブレードを盾にして、防ぐ。

 

 しかし、それもすぐに破られる。

 

 このままでは。

 

「はぁ!」

 

 すると、クロスギーツの攻撃を妨害するように、セレナがそのナイフを放った。

 

 それは、仮面ライダーとしてではなく、シンフォギアのナイフだった。

 

「セレナ!」「何か事情があるか分かりませんが、クロスギーツよりもネクスさんの方が信頼出来ますから」

 

 セレナの言葉に対して、俺は嬉しくなった。

 

「あぁ、行こう!」

 

 それと共に、俺とセレナはそのままクロスギーツに攻め込む。

 

「まぁ、その程度の奴らで何が出来るかなっと!」

 

 そのままクロスギーツは、俺とセレナの連撃に応戦する。

 

 俺もセレナも、クロスギーツの攻撃を防げてはいるものの、押されている。

 

 未だにクロスギーツの余裕は消えていない。

 

 恐らく、今の俺達じゃ、奴に勝てない。

 

 それは分かっている。

 

 それでも、俺は……。

 

「負けてたまるかよ」

 

 そうしながら、立ち上がる。

 

「ネクスさん」

 

 おそらく、いや、間違いなく、こいつを放っておけば、不味い事になる。

 

 だから。

 

「ネクスさん、ブーストレイズバックルⅢを貸して下さい」

 

 セレナは、そう、俺の方に向けて言う。

 

 その言葉に一瞬だけ、戸惑う。

 

 だが。

 

「分かった」

 

 俺は、ブーストレイズバックルⅢを、セレナに投げる。

 

 ランダムで選ばれただけかもしれない。

 

 それでも、俺は、パートナーである彼女を信じる。

 

 それと同時だった。

 

「切札を他人に渡しても、良いのかなぁ!」

 

 クロスギーツが、一気にこちらに迫る。

 

 俺はすぐに迫る。

 

 すると。

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal」

 

 聞こえた歌声。

 

 それはこちらに迫るクロスギーツを吹き飛ばす程の何かを感じた。

 

「今のは」

 

「Emustolronzen fine el baral zizzl」

 

 見つめた先。

 

 そこには、ブーストレイズバックルⅢに何かを注ぎ込んでいるセレナ。

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal」

 

「セレナ」

 

 何をしているのか、疑問に思っている間にも、ブーストレイズバックルⅢが二つに分かれる。

 

「Emustolronzen fine el zizzl」

 

 そして、最後に、そのまま俺の方へとブーストレイズバックルⅢともう一つのバックルがその手に。

 

 同時にセレナの口から血が吐かれた。

 

「がはぁっ」

 

「セレナっ」

 

 俺はその様子に、すぐに近づく。

 

「あの時から、このレイズバックルのエネルギーがどうすれば良いのか、分かりませんでした。けど、アガートラームのベクトル操作で、なんとか出来ると」

 

 それは、確かネフィリムの時に言っていた言葉。

 

「だから、お願いしますね、妹さんも助ける為に」

 

 それと共にセレナは、そのまま、気絶する。

 

「いやぁ、びっくりしたよぉ、けど、無駄になるねぇ」

 

 クロスギーツは、すぐにこちらに目を向ける。

 

 だが。

 

「無駄じゃねぇよ」『マークⅧ』

 

 俺はそのまま、二つのレイズバックルを、そのままセットする。

 

 同時に、クロスギーツが襲い掛かるが。

 

『SET IGNITION』

 

 鳴り響く音声。

 

 同時に、俺の周囲から8つの首の蛇が、地上に現れる。

 

 それに対して、クロスギーツはすぐに後ろに退く。

 

「これは」

 

 俺はそのままセレナをそっと寝かせると共に、デザイアドライバーに手を置く。

 

「変身!!」『REVOLVE ON』

 

 鳴り響く音声。

 

 それと同時に一閃。

 

 眼前にある物を斬り裂くように。

 

『DYNAMITE BOOST! NEX! Ⅷ!』

 

 それと共に、俺の身体に食らいつく7つの蛇。

 

 噛み付いた箇所から、蛇の頭はそのままアーマーとなって、装着する。

 

 8匹の頭が特徴的な蛇。

 

 それこそが、八岐大蛇。

 

 神をも喰らう事が出来るだろう蛇。

 

「さぁ、始めようか」

 

 それに合わせるように、残る一つの頭は巨大な銃となって、俺の手に収まる。

 

『READY──FIGHT!!!!!』

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