※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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創世Ⅵ:その未来は

 八岐大蛇が、この身に宿った。

 

 そう、いわんばかりに、俺の、ネクスの新たな姿であるネクスエイトには、力が溢れている。

 

「へぇ、それが新しい姿かぁ、それで何が出来るのやら!」

 

 クロスギーツは、その言葉と共に、俺に襲い掛かる。

 

 両手には黒い剣が、こちらに向かってくる。

 

 先程までだったら、見る事も難しかっただろう。

 

 しかし、今の俺には、はっきりと、見えている。

 

 俺は、拳を握り締める。

 

 そして、振りかぶった拳を、そのままクロスギーツへと突き出した。

 

 クロスギーツはその拳を避けようとして、咄嵯に身を捻った。

 

 しかし、俺の拳は、回避しようとしたクロスギーツの腕が、吹き飛んだ。

 

「なっ」

 

 それは、既に俺がもう片方の手に持っていた巨大な銃、八岐大蛇銃の一撃であった。

 

「馬鹿な……俺の腕を、一瞬で……?」

 

 自分の腕を見つめて、クロスギーツは驚愕の声を上げる。

 

「どうだ、俺の新しい力は」

 

「まだ、こんな隠し玉が有ったとはな。しかし、いくらパワーアップしても、お前一人では俺を倒す事は出来ない」

 

 クロスギーツの言葉は正しい。

 

 確かに、俺一人では、こいつを倒す事は難しいだろう。

 

「ああ、そうだ。これは、確かに八岐大蛇の力だよ。だけど、これは、俺一人の力で手に入れた力じゃない。俺の大事な仲間が、一緒に戦ってくれた」

 

 ここまで、力を貸してくれた皆がいた。

 

 だからこそ、この力を手に入れる事が出来た。

 

 俺は再度八岐大蛇銃を、クロスギーツに突き付ける。

 

「だったら、見せてみろよ、その力ぁ!」

 

「この世界と共に消えろ!」『DARKNESS BOOST TIME』

 

 鳴り響く音声に対して、俺もまた、腰にあるドライバーに手を置く。

 

『DYNAMITE BOOST TIME』

 

 それに合わせて、俺の身体に装着されている7つの蛇の目が光り始める、

 

 そして。

 

「っ」

 

 俺に襲い掛かったのは痛み。

 

 それは、圧倒的な情報量から来るのだろう。

 

「なるほど」

 

 どうやら、これこそがⅧの本当の力。

 

 蛇には、様々な伝説がある。

 

 その代表的な例としては、メドゥーサの石化の目だろう。

 

 それに関連するように、このⅧの力は、7つの蛇から集める圧倒的な情報量。

 

 周囲の情報を集める。

 

 それによって、理解したのは、クロスギーツの弱点。

 

 そして、クロスギーツが次に行う行動。

 

 それは、戦いにおいて、最も有利となる未来予知と解析力。

 

「……」『BOOST Ⅷ VICTORY』

 

 それと共に、俺は黒い十本の尾を出現させているクロスギーツに向けて、その胴体に八岐大蛇銃を蹴り込む。

 

「なっ」

 

 圧倒的な力だろうと、それよりも前にクロスギーツを喰らう。

 

 それにより、その戦いは、終わりを迎える。

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