※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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創世F:支配

「はぁはぁはぁ」

 

 ネクスエイト。

 

 俺自身が、手に入れたおそらくは神を喰らう事が出来るはずの力。

 

 それを使い、眼前にいた敵であるクロスギーツに決定的のダメージを負わせる事は出来た。

 

「これで、戦いは終わるのか」

 

 俺はそう言いながら、クロスギーツが倒れている場所に向かって、歩く。

 

 未だに油断は出来ない。

 

 今でも沸騰しそうな痛みを堪えて、クロスギーツの様子を見に行く。

 

 クロスギーツは確かにまだ生きているが、それはもう戦う事が不可能なくらいに弱っているのが分かった。

 

 後は俺が、こいつに止めを刺すだけでいい。

 

 それだけで、この世界は完全に救われるはずだ。

 

 だが……その前に、クロスギーツは何かの機械を手の中に出した。

 

「いやぁ、本当に驚いたぜ、ネクス」

 

 そう、俺の方に、クロスギーツがゆっくりと俺の方を見る。

 

「……そうかよ」

 

「今の、この俺の力はあの憎くて、憎くて、仕方ないギーツと同じ力だ」

 

 その言い方に、気になる所だが。

 

「だからこそ、お前が、ギーツを倒せると分かったからな」『GOD of MASTER』

 

「っ」

 

 それと共に、クロスギーツは、その腰に青いレイズバックルを装填していた。

 

 そして、そのレイズバックルには。

 

「それは、リガドのっ」

 

 それは、まさしく、リガドが変身を行う際に使ったカード。

 

 そのカードを、そのレイズバックルに装填すると。

 

『X GEATS ENDER』

 

 同時に、クロスギーツのアーマーが変わっていた。

 

 それは、青の装甲。

 

 全身に青い鎧を纏ったような姿だった。

 

 その青い姿に刻まれたのは、これまでに巡っていた世界を象徴するようなマーク。

 

 だがその姿は、今までのような怪人という感じだ。

 

「だからこそ、お前のようなライダーを待っていた」

 

「ぐっ!」

 

 それと同時。

 

 俺の頭に頭痛が襲い掛かる。

 

 それは、まるでクロスギーツの力に、俺が支配されそうになる。

 

「これは」

 

「いやぁ、こうしてリガドΩのシリウスカードを手に入れたかったからな」

 

「まさか」

 

「ギーツを倒せるライダーを作り出す事。それこそが、XDGの目的だったからな」

 

 その言葉と同時に、クロスギーツは俺に向けて、手をかざすと。

 

 そこから俺は、その場から移動する事になった。

 

 その光景を見ていたのは、エボルだった。

 

「ちっ、とんでもない事になったか。だが、ある意味、予想通りと言うべきだろうな」

 

 エボルは、そうしながら、そのまま手を翳す。

 

 すると、そこに現れたのは、ジッパー。

 

 そのジッパーがゆっくりと開いていく。

 

「さて、こっちも最後の準備を行うとするか」

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