「こいつが、別の世界のデザ神」
その言葉と共にバッファこと道長は、眼前にいるネクスを見ながら、そう言う。
そうしている間にも、ネクスは、その手にある八岐大蛇銃の銃口を3人に向けていた。
同時に引き金を引いた。
「っ!」
その攻撃に躊躇はない。
歴戦の戦士である彼らは、すぐにその攻撃に対して避けるようにその場を跳ぶ。
同時にタイクーンは、そのままネクスに向かって行く。
「ごめん! けど、今は!」
その言葉と共にタイクーンは、その手にあるニンジャデュアラーを真っ直ぐとネクスに振り下ろす。
だが、それに対して、ネクスは、僅かに身体をずらす事で避ける。同時に、八岐大蛇銃をまるでバットをスイングするように、タイクーンの頭に叩きつけた。
その攻撃に、タイクーンは地面に叩きつけられるように転がる。
「景和!」
タイクーンが攻撃された事を見て、すぐにナーゴもまた、その手にあるビートアックスのピックを鳴らし、ネクスに向けて、炎を放った。
だが、その攻撃に対して、ネクスはまるで踊るような動きで、その攻撃をかわす。
それと同時に、ネクスの持つ八岐大蛇銃から弾が発射され、ナーゴも吹き飛ばす。
「あぐ!」
その一撃に、ナーゴは、思わずビートアックスを落としてしまう。
そんなナーゴをネクスは見ながら、ゆっくりと歩いて行く。
「てめぇ!」
そのまま、バッファはすぐに突っ込む。
だが、それもまたネクスは、あっさりと避ける。
そして、そのままバッファに八岐大蛇銃を叩きつける。
その攻撃によってバッファは地面を転がり、すぐにナーゴと同じように起き上がる。
しかし、バッファもナーゴと同様に起き上がった瞬間には、既に目の前にいたネクスの攻撃を喰らう。
その攻撃によって、バッファもまた吹き飛ばされる。
「うぉ!」
バッファは、どうにか着地し、体勢を整える。
「くそ! こいつ……」
彼らはなんとか立ち上がりながら、ネクスを睨む。
『おぉっと、これはネクス選手! さっそく3人のライダーを圧倒しているようだぞぉ!』
『さすがは最強のデザ神だねぇ!』
「へぇ、最強のデザ神か」『MARK Ⅸ! SET IGNITION』
「これって」
そうしていると共に聞こえた音声。
同時に見つめた先。
「変身!!」『REVOLVE ON! DYNAMITE BOOST! GEATS Ⅸ!』
「ギーツ」
それと共に、ネクスの眼前に現れた人物。
それは、メラとメロが、ネクスを倒す相手であるギーツ。
そして、それは、ネクスの正反対に白い神々しいライダーだった。
「……確かに強いな、けど」
同時にギーツは余裕の笑みを仮面の下から浮かべる。
「余裕だな」
『READY──FIGHT!!!!!』
その戦いのコングを鳴らすようにベルトから鳴り響く。
それを合図に、ギーツとネクスの戦いが始まる。