「やっぱり、これが一番しっくりと来るな」
それを呟きながら、数ヵ月ぶりの、流浪のアーマーと共に、手に持っている無双セイバーと柿鞘の感触に笑みを浮かべる。
そんな俺の、久しぶりの感傷を他所に、目の前にいるライダー達はこちらに向かってくる。
「ほら、ぼけっとしているな」「あぁ、分かっている」
そう、共に戦ってくれるライダーであるバッファからの言葉を聞くと同時に、俺もまたすぐに走り出す。
眼前にいるライダー達は、その手に持っているレイズアローをこちらに向けて、次々と矢を放ってくる。
だが、俺はその手に持った無双セイバーと柿鞘で、それらの攻撃を跳ね返しながら、接近する。
同時に、レイズアローを使っている奴らのIDコアを狙い、そのまま切り裂く。
『RETIRE』
鳴り響く音声と共に、次々とライダー達が脱落していく。
それでも、俺は進撃する事を止めない。
背後から、接近用の武器を持つライダー達が襲い掛かる。
それに対して、柿鞘でその攻撃の軌道を変えながら、蹴り上げる。
飛び上がると共に、そのまま無双セイバーのバレットスライドを引くと共に銃口を、ライダー達に向かって、エネルギー弾を放つ。
「っ!?」
火花を散らし、動きを止めた彼らに、そのまま無双セイバーで斬る。
「えっと、ネクスさんって、そんなに強かったの」
「さっきもやばかったけど」
「まぁ、これでもほとんどの人生を戦っていたからな」
そうしながら、近くにいるタイクーン達の質問に答えていく。
「俺の世界には、元々はヘルヘイムの森っていう所から侵略を受けていた。けど、10年の時をかけて、ようやく日常が戻れるまで回復したからな」
「だったら、なんでデザイアグランプリに?」
それと共に、バッファが、こちらに問いかける。
「さっきの奴、DJサガラが教えて来たんだよ。あいつらが、俺の世界にいる、まぁ弟子みたいな奴である葛葉紘汰を狙っているってな」
「その人は一体?」
それに対して、疑問を問いかける。
「パラレルワールドにて、神になっていた人物だ」
「それって」「ギーツと同じようにか」
それと共にギーツに目を向ける。
「そういう事か。だからこそ、その関係者だとバレないように偽名を名乗っていた訳か」
それと共に、クロスギーツもまたその姿を現す。
「その姿は」
「良いだろ、お前のあの姿よりもよっぽど恰好良いだろ」
クロスギーツの姿を見て、ギーツは一瞬だけ怒りを見せた。
それは、他のライダー達も同じだった。
「だけど、俺は奴らの野望を防ぐ目的でここに来た。けど奴らの力では、このままでは対抗できない」
「そこで提案したのさ。奴らの力に対抗できる為に、様々な世界を廻る事。そこで手に入れるのをなぁ」
「手に入れるって」
そうしながらも、俺は戦極ドライバーに手を置く。
「俺は、これまで様々な世界でのデザイアグランプリで回ってきた。そこには、俺達の世界にはなかった多くの技術があった。戦いを通して、DJサガラが、俺の世界にいる天才にデータを渡していた」
「なに?」
それと同時だった。
俺は戦極ドライバーからカキロックシードを取り外す。
同時に、フェイスパーツと共にカッティングブレードの部分も外す。
そして、ブーストレイズバックルⅢを変形させ、そのままセットする。
『ネクスト戦極ドライバー!』
「なんだ、それは」
「さて、行くぜ、ネクストステージだ」
それと共に、俺は再度、カキロックシードを装填すると共に。
「変身!」『ソイヤッ! ネクスト! ヤマトアームズ!』
鳴り響く音声。
それと同時に、ネクスⅧのアーマーが現れる。
それは一瞬、黒かった。
だが、そのまま俺が覆いかぶさり、弾け飛ぶ。
それによって、露わになったのは神気のある白い着物を沸騰させるアーマーとなる。
「なっなんだ、それは」と
「8つの世界で、8つの願いを込められた。そして次へと進む。俺はネクスto流浪!」