※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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開拓五:運を引き寄せて

「にしても、ここまで派手にやるのか」

「まぁ、この方がある意味、都合が良いからなっと」

 

そう言いながら、俺達は目的地へと向かう道中、車に乗って移動している。

周囲は、ジャマト達の影響もあってか、転倒している車や破損している物など、様々に見られる。

だが、そういう道に関して、俺はある意味、見慣れている。

 

「それにしても、派手過ぎて、どうにかならないか?」

 

そう、見渡せば、俺達の派手な運転に気づいたジャマト達がこちらに迫って来る。

だが、俺達の目的は、それである。

 

「隠れていて分からないジャマトを引き寄せるのも良いし、何よりも、こうしておけば、住民も避難は出来るだろ」

 

そうしながら、俺はフィーバースロットレイズバックルを操作させる。

すると。

 

『KUNGUFU』

「中華系統の武装か、まぁ、なんとかなるか」

「使った事があるのか」

「まぁな、けど」

 

そうしながら、俺はその手に持った武器を見る。

見る限りだと棒状の武器カンフーロッドだ。

刀ではないので、少し使いにくいとは思うが。

 

「まぁ、なんとかなるだろ」

 

そうしながら、俺は迫るジャマトに向かって、カンフーロッドで攻撃する。

すると、ジャマトは簡単に吹き飛んだ。

だが、あまり効いていない様子。

 

「この武器、使い勝手は良さそうだけど、威力はあまりないなっと」

 

そうしている間にも、ジャマトは迫っている。

俺はそのままジャマトの攻撃を受け止めると。

 

「おっ」

 

パカッとカンフーロッドの中央が開いた。

その形は、まるでヌンチャクのようだ。

 

「ふむ」

「おい、ネクス」

 

そのまま、俺はカンフーロッドを振り回す。

すると、かなりの距離で攻撃範囲で行える。

 

「注意点も、まぁ、掴まれないようにっと」

 

そうしながら、俺は迫るジャマトの頭部を狙って、攻撃を行う。

カンフーロッド自体もかなりスピードがあり、車のスピードも乗って、その攻撃力はかなりある。

 

「うん、なんとか出来るな」

「なんとか出来るって、よく操れるな」

「そうは言っても、これぐらいだったらあいつの実験に散々付き合わされたからな、むしろシンプルで分かりやすい!」

「お前の友達、一体何者なんだ?」

「マッドサイエンティストだよっと」

 

そうしている間にも、目的地に辿り着いた。

 

「さて、目的地についたけど、ここからどうやってって」

 

俺はそのままニカイドウを掴む。

 

「しっかり捕まっていろよ」

「えっ、まさか!」

 

俺はそのままカンフーロッドを使い、目的地である飛行艇までカンフーロッドを投げる。

伸縮自在という事もあり、移動にも利用出来る。

なかなかに応用が出来る代物で感心していると。

 

「目的地に来たのは良いけど」

「これは」

 

眼前にいる飛行艇。

そこはかなり危険な状態だ。

ジャマトのその身体は、大型のジャマトを除いたら人間を軽く超えていた。

 

「ぐっ」

 

見ると、他のライダーも戦っている。

その手に持っているのは大型バックルの一つであり、ゾンビだと一目で分かる。

あの大型のジャマト相手ならば、確かにそれで有効かもしれない。

だが。

 

「こいつっ、どうなっているんだ!」

 

手に持った武器であるゾンビブレイカーのチェンソーは確かにジャマトの腕に当たっている。

だが、火花を散らしているだけで、まるでダメージはない。

そうしている間にも、もう一本の腕でライダーを潰そうとしていた。

 

「させるか」

 

俺は瞬時にカンフーロッドで、その腕に絡める。

同時に、その勢いで、ジャマトに接近すると共に、もう片方の手にあるサムライソードでその胴体に突き刺す。

 

「ジャジャァ」

「手応えは多少あるがっ」

 

俺はそのままジャマトによって吹き飛ばされる。

瞬時に、カンフーロッドを使い、近くにある物に絡めて、落ちる事だけは避けられた。

 

「おい、お前」

 

そうしている間にも、ニカイドウは、先程、助けたライダーに詰め寄る。

 

「あいつの情報何か分からないか?」

 

その問いかけに対して、ライダーは少し苦い顔をした。

 

「分からないっ、ここまであいつに何度も攻撃を与えたが、まるで効果がない。

剥き出しになった心臓みたいなのが、弱点だと思うけど」

 

「だからって、決定打はないのか」

 

そう、ニカイドウは言う。

 

「確かに普通だったら無理かもしれない」

 

「ネクス」

 

俺はそう言いながらも、カンフーロッドをそのまま地面に捨てる。

 

「だけど、可能性はある」

 

「可能性って一体」

 

「一回当たったから、それがもう一回当てればな」

 

そう言い、俺は賭けをするように、フィーバースロットレイズバックルのスロットを押す。

 

「さてっと、当たってくれよなぁ」

 

「ネクス!」

 

そうしながら、俺は真っ直ぐと走る。

 

それに気づいたジャマトもまた、その爪をこちらに向けて、振り下ろそうとした。

 

それに対して。

 

「よしっ」『SAMURAI!HIT!』

 

同時に、俺はもう片方の手にサムライソードが現れる。

放たれた爪を、俺は両手に持ったサムライソードでその攻撃を受け止める。

 

「さて、大当たりだなぁ!」『FEVERSAMURAI!』

 

そのまま、俺は両手に持った二刀流になったサムライソードを構える。

 

「まるで、あいつみたいだな」

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