※この作品はR-18です。

XDG   作:ボルメテウスさん

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開拓六:二つの刃

 両手に握ったサムライセイバーを握る力を込める。

 

「さぁ、ここからは俺達のステージだ」

 

 ふと、あいつがよく言う言葉を放った。

 

 そして、そのまま俺は地面を強く蹴ってジャマトへと突っ込む。

 

 それと同時に、ジャマトも俺に向かって爪を振り下ろす。

 

 だが、それは予想通りだった。

 

 だからこそ、俺が狙っていたのはそのタイミングだった。

 

 振り下ろした瞬間に、俺も同時に前に出る。

 

 そうして、俺とジャマトの攻撃はぶつかり合う。

 

 サムライセイバーの刃と、ジャマトの爪がぶつかり合ったのだ。

 

 しかし、その衝撃によって、俺は後ろへと下がる。

 

 ジャマトは、すぐに俺を追撃するように追いかけてくる。

 

 正面から、俺よりも遙かに巨大なジャマトに対して、俺は臆する事なく、真正面から突っ込む。

 

 そして、再びぶつかり合う二つの刃。

 

「っぐ!」

 

 俺は歯を食いしばりながら耐える。

 

 力の差は歴然だ。

 

 どんなに俺が強かろうと、所詮は人間の体だ。

 

 だからこそ。

 

「ニカイドウ!」

 

「あぁ、分かっている!」

 

 俺達は、仲間と共に戦っている。

 

 あの時とは違い、信頼出来る仲間が傍にいた。

 

 俺の方へと完全に注意を向けていたジャマトは、背後から来たニカイドウのニンジャディアラーによる一撃を無防備に受ける。

 

 しかし、ジャマトはまるでダメージを受けていない様子だった。

 

 だが、そこに隙はあった。

 

「はぁぁぁ!!」

 

 俺はそのまま駆け出し、サムライセイバーの刃先を弱点だと思われる剥き出しになっている心臓に向けて、穿つ。

 

「ジャジャジャァ!!」

 

 心臓に、刃が当たると、これまでとは違い、明らかにダメージが入っている様子が見える。

 

「やっぱりか……」

 

 俺はその瞬間、確信した。

 

「ニカイドウ!」

 

「あぁ、分かっている!」

 

 同時に、俺達は、ジャマトの周囲を回り始める。

 

 ジャマトに対して、決定的な一撃を加える為に……。

 

「…………」

 

 そして、それはすぐに訪れた。

 

「ジャマダ」

 

「っ!?」

 

 突如として、ジャマトは両手を前に突き出し、俺達の動きを止めようとしてきたのだ。

 

 だが、そんな事は関係ない。

 

 俺はそのまま、前へと進み、ジャマトの腕を斬り落とす! ジャマトは悲鳴を上げるも、すぐに両腕を回復させる。

 

 しかし、それは、ジャマトにとっては決定的な隙でもあった。

 

 俺は両手にあるサムライセイバーを接続し、まるで薙刀のような形に変える。

 

「さぁて、こっから行くぜ」『HYPERSAMURAIVICTORY!』

 

 俺は、そのまま薙刀となったサムライセイバーから放った一撃。

 

 それが、ジャマトの動きを完全に止める。

 

「セイハァァァ──!!」

 

 真っ直ぐと、その刃がジャマトの心臓を貫いた。

 

 そして、ジャマトは、藻掻き苦しんだ。

 

 すぐにサムライセイバーを心臓から離そうと、俺をなぎ飛ばす。

 

「ネクス!」「あぁ!」『ニンジャビクトリー』

 

 同時に、宙に浮かんだニンジャディアラー。

 

 そこに俺とニカイドウは足場にして、真っ直ぐと跳ぶ。

 

 そのまま、俺達はジャマトの心臓に突き刺さったサムライセイバーに向かって、2人同時にライダーキックを繰り出す。

 

 ジャマトは、断末魔を上げる事なく絶命した。

 

 着地と同時に俺はサムライセイバーを引き抜く。

 

 そして。

 

「勝ったな」「あぁ」

 

 そのまま、俺達はハイタッチする。

 

 『おめでとうございます。あなた方は、デザ神と女神に選ばれました。その願いを叶える為に、最後の儀式を行って貰います』

 

「なに」

 

 これまでにない内容。

 

 それに疑問を覚えながら、俺達の身体は別の空間へと移動した。

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