ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン 作:ボルメテウスさん
「勝算は、なしか」
「当たり前だろ!相手はあのヘラクレスの力をコピーしたスワンプマンだったか!偽物とは言え、そんな奴、勝てるはずないだろ!!」
そう、イアソンがギャーギャーと騒いでいる。
だが、その最中で、俺はふと疑問に思った。
「スワンプマンって、完全にコピーするのか?」
「それは、まぁ、一応はそうだと思うけど」
「何を当たり前の事を言っているんだよ、お前!」
そうこちらに問いかける。
「いや、見た感じだとかなり力があるけど、その分、エネルギーの消費量とか半端ないと思っていたけど」
「そうか、確かに!」
その言葉と共に三日月さんは思わず目を見開く。
「未だにサーヴァントとかは、分からないけど、そのサーヴァントを動かす為にはエネルギーが必要だわ!あれ程の英霊の力をコピーしたのならば、それを維持するにも相当なエネルギーが必要なはず!」
「・・・なるほど、つまりはヘラクレスを直接じゃなくて、マスターを狙えば良いのか」
同時に、イアソンはかなりやる気になった。
「ははははぁ!なるほど、ならば勝ち目があるぞ!ヘラクレス程の英雄を、あの程度の奴らに操れる訳がない!そうと決まれば、行動あるのみだ!!」
「うわぁ、いきなりやる気を出しやがったよ、この人」
「ははは、これはこれで面白いねぇ、けど、それでも難しいと思うよ」
するとルーラーが見つめた先にはスワンプマンの周囲にいるゾンビ。
「いやぁ、わざわざグールを召喚した理由がなんなのか、これまではさっぱり分からなかったけど、なるほどね。グールを媒介にして、行動範囲を広げるのね」
「それって、さっき話していた奴らの仕業」
「いやぁ、死徒がここまで派手に動くから何か理由があったとは思ったけど、まさか自分のサーヴァントの活動範囲を広げる為とは、予想は出来なかったわね」
ここに来て、ゾンビの役割を理解する事が出来た。
けど。
「だとしたら、このゾンビ達をどうにかしなければならないと」
「ふむ、そういう事ならば、安心しろ」
それと共にイアソンは前に出る。
「我らアルゴノーツの手に掛かれば、偽ヘラクレスに負けるはずはない」
それと同時に、イアソンの言葉と共にスワンプマンの周辺にいるゾンビとの戦いが始まる。
「なんというか、ここまで来たけど、俺達って、何をしたら良いの」
「何を言われても、私達に何が出来るの」
その言葉に対して、俺は首を傾げる。
「そうだね、私達に出来る事なんて、あまりないさ。ただ、スワンプマンを倒す方法で一番手っ取り早い方法は」
「あのスワンプマンのマスターという奴を見つけ出すという事だな」
それと共に、俺達は、俺達で出来る事をやるだけ。
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