※この作品はR-18です。

ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン   作:ボルメテウスさん

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㉒事情を知るアサシン

「・・・まぁ、俺が言うのもなんだけど、お前、色々と厄介な星の下に生まれたんだな」

 

翌朝、俺はイアソンからそんな事を言われた。

その理由としては、カイニスに逆レイプされた結果、干からびた状態で、出てきたからだ。

それに関して、三日月さんからはジト目で、ルーラーはかなり笑顔で見つめられたからだ。

 

「それで、お前達はこれからどうするつもりだ?」

「・・・とりあえず、他の所に行ってみようと思います」

 

ここまでの道中、俺が出会ったサーヴァント。

セイバーであるイアソン。アーチャー。バーサーカーであるフラン。

七人のサーヴァントの内、既に三人と出会う事が出来た。

 

「残るサーヴァントはランサーにキャスター、アサシン、ライダーの四人か」

「・・・お前は、この騒動の事について詳しく知りたいんだよな」

「もしかして」

 

俺は思わず問いかけると、イアソンはため息を吐く。

 

「アサシンの所に行け」

「アサシン?」

 

そう言っていると、イアソンが取り出したのは、何かの地図。

 

「ここは?」

「・・・私の自宅近くじゃない」

「えっ?」

 

その言葉と共に、俺はその地図が表示されている場所を見る。

そこは、高層マンションがかなり沢山あり、世に言うセレブがいる場所だ。

 

「・・・三日月さんって、実は大金持ち」

「まぁ、元々は外資系金融を行っていたから」

「・・・」

 

これ、ゾンビパニックが解決したら、俺、裁判にかけられたりしないだろうか。

 

「それで、そのサーヴァントとは一体何者なんだい?」

「真名は分かる。だからこそ、意味が分からないんだよなぁ」

「真名が分かるのに、正体が分からない?」

 

その言葉に、俺達は首を傾げる。

 

「虞美人」

「えっ、虞美人って、あの!!」

 

すると、三日月さんは、どうやらそのサーヴァントの事を知っているようだった。

 

「その、虞美人って?」

「項羽の恋人として歴史に名を残す女性、『虞美人』。中国では「虞姫」とも呼ばれる。

肝心の項羽との慣れ染めは『史記』にも『漢書』にも一切記載されておらず、垓下の戦いの部分で初めて「傷心の項羽の傍にはいつも虞美人がおり、項羽は片時も彼女を放すことがなかった」と紹介された存在よ、けど」

「それが、なんで死徒と関係があるのかしら」

 

三日月さんの疑問は確かに。

聞いている限りだと、そういう関係の伝説はなさそうだ。

 

「まぁ、会ってみれば分かるか」

「そういう問題なの」

 

そう、三日月さんは聞いてくるけど。

 

「どちらにしても、手掛かりがない以上は頼るしかないと思います。それに、俺達が知らないだけで、何か関係があるかもしれないし」

「それはまぁ」

「とにかく、やる事が決まったな」

「はぁ、本当に」

 

そう言いながらも、次の目的地は決まった。

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