※この作品はR-18です。

ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン   作:ボルメテウスさん

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㉛恵の誘い

 イヴァン雷帝と無事に交渉する事に成功した。

 

 彼との信頼関係を無事に形成する事が出来た以上、次に向かうべき場所を決めなければいけない。

 

 それも相まって、俺達はそのまま情報を探る為に三日月さんとは別行動をしていた。

 

「それにしても、まさか俺を案内してくれるとは思わなかったよ」

 

「えぇ、そこまで言わなくても良いじゃない」

 

 俺の案内をしてくれているのは恵だった。

 

 どうやら、彼女はここで人前に出られないイヴァン雷帝に代わり、連絡役の一人として活動していたらしい。

 

 そして、俺の事を支えるように、イヴァン雷帝に言われて来たらしい。

 

「正直に言って、俺はここの生活を崩すような奴だぞ、それでも手伝うのか?」

 

「そうだね、けど、いずれは崩れるのは分かっていたと思うから」

 

 そう言いながら、彼女は俺の腕にしがみ付く。

 

 その動作に対して、疑問二思う。

 

「だからね、こうして支えてくれそうな君に少しね」

 

「そういうことならいいか……」

 

 恵は確かにこの施設の中でかなり地位の高い立場にいるらしい。

 

 だが、それでも俺のようにこの施設にとって異質な人間を受け入れて良いのだろうか? しかし、そんな疑問を他所に、恵は俺の手を引いていく。

 

 その足取りはどこか軽いように見えた。

 

「ところで、君はこの施設に来て何か違和感を感じた事はないかな?」

 

「いや、特段感じてはいないな」

 

 俺は、恵の言葉に対して首を横に振った。

 

「ふぅん、そっか」

 

「なんか違和感でもあるのか?」

 

「特には」

 

 その言葉と共に、案内された部屋。

 

「ここは?」

 

「ちょっとした秘密の場所。少しね」

 

 恵がそう呟きながら、ゆっくりと俺の手をより密着させるように身体を寄せてくる。

 

 その動作に、俺は思わず戸惑ってしまう。

 

「まぁ、とりあえず座ってくれないかな?」

 

「あ、あぁ……」

 

 その言葉に従い、俺はソファーに腰を下ろす。

 

「ねぇ、あんたってさ。こういうことするタイプには見えないんだけど」

 

 恵は俺の隣に座りながら、身体を寄せてくる。

 

 その動きに、俺の心臓は高鳴っていく。

 

「というよりも、なんでこんな事を」

 

「ふふっ、何でだろうね?」

 

 俺の言葉に恵は妖艶な笑みを浮かべる。

 

 そんな状況に、俺は戸惑いを覚えていた。

 

 というよりも、なぜか奇妙に感じるのは、身体の高鳴り。

 

 それと共にゆっくりと見つめた先には。

 

「もしかしてだけど」

 

「ふふっ」

 

 お香。それも発情作用のある物を焚いている事に気づいた。

 

 そして俺は悟った。

 

「恵、お前ってさ」

 

「どうかしたの?」

 

 そのまま、恵は顔を近づけてくる。

 

 その動作に俺は困惑しながらも、ゆっくりと近づく。

 

「ふふっ」

 

「なるほどな」

 

 俺は恵の意図を理解した。

 

 それと同時に、俺はゆっくりと恵の肩を掴んでいく。

 

「悪いけど、そういう誘いはお断りさせてもらうぜ」

 

 俺は、恵を突き放すように押しのける。

 

 だけど、ここまでの道中の疲れと恵の淫らな雰囲気に当てられてなのか。

 

 ゆっくりとソファに押し倒される。

 

「私ってね、結構弱いの、だから」

 

 そう呟いた恵は、徐々に俺に近づく。

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