ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン 作:ボルメテウスさん
飛蝗からの襲撃から、俺達はすぐに合流を図った。
ルーラーの先導と、イヴァン雷帝のおかげで犠牲者は最小限に抑える事が出来た。
そして、外にいる飛蝗のサーヴァントに対抗する為に、俺達は揃っていた。
「それにしても、まさか飛蝗ねぇ」
「やっぱり、このままじゃ、不味いよな」
それと共に、外の様子が映されている画像を見ながら、俺は言う。
「外の様子を見る限りでも、本当にいると思うけど、まさか飛蝗が」
「何も可笑しい事ではないさ」
ルーラーは笑みを浮かべる。
「そうなのか?」
「あぁ、サーヴァントの中には、動物がサーヴァントとなった事もある。何よりも歴史に残れば、その可能性がある」
「確かに、飛蝗の場合では、人類に多くの影響があった。そう考えれば、それは間違いないけど、この繁殖力は異常よ」
「それ故のサーヴァント。本来ならば、あり得ないかもしれない事でも、サーヴァントとなった事でそれが可能になった」
「つまりは、これは、奴ら自身の宝具」
そう、見つめる。
「他の物を喰らい、爆発的に増殖する。飛蝗は、海を越えた事もあったとされているからな」
「それじゃ、このまま、何も出来ないの」
恵は、その一言だけで現状に絶望的だと理解した。
「本当にそうかなぁ?」
「えっ?」
するとルーラーは呟く。
「どういう事なの?」
「奴らの武器は、その恐ろしいまでの数だ。簡単に人間を骨にする程までの数だ。そして、喰らえば、それですぐに無くなってしまう」
「逆に言えば、一体一体の強さは、それ程強くない」
「あぁ、それは、ここまでの避難である程度、分かっているだろ」
ルーラーの言葉を確認するように呟く。
「だとすれば、一箇所に集めて、纏めて倒せば、まだ対抗出来る。
でもそんな事は」
「可能性はあるかもしれないわ」
そう、三日月さんが呟く。
同時に地図を広げる。
「あの飛蝗は、どうやら周辺にある動く生物を餌にする為に接近するわ現在の数は未だに増え続けているわ。
けど、それは同時に、奴ら自身の弱点でもあるかもしれないわ」
「弱点って?」」
「これを見て」
そう、三日月さんが見たのは地面。
そこにはおそらくは倒された事で、消滅しそうになっている飛蝗。
だけど、それはまるで。
「喰われている?」
「えぇ、おそらくは、自分達の空腹を抑える為に仲間同士で喰らう事もあるわ。奴らには理性がない証拠であり、増殖力故の弱点ね」
「つまりは、このまま立て籠もり続ければ、いずれ」
「そう、上手く行くのかしら?奴らは、ゾンビも食べるのよ」
「奴らがここに徘徊する事を考えればね」
「うぅ」
それに対して、周辺はかなり困っている。
「だったら、一発で倒せば良いんだな」
「えっ、一発って、どうやって」
そう、言うが。
「ビルごと爆発させれば良いんじゃない」
「えぇ!?」
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