ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン 作:ボルメテウスさん
吹雪は未だに外で続く。
吹雪が、何時止むか分からない状況ではある。
「それにしても、このままじゃ、体力が奪われる一方ね」
そう、青子さんは呟く。
目的地である東京タワーを目指す以上、この吹雪の中で進むのは仕方ない事だ。
幸い、周囲には建物があり、防寒対策もある程度、行える。
だが、電気が通っていない為に、暖房をする事は不可能。
冬物の格好と言えども、そう長くはいられない。
「この状況、なんとかする方法って、ありますか、三日月さん」
こういう時に頼りになる知識を持っているだろう三日月さんに尋ねる。
「今は、とにかく体温を保ち、体力を回復する事に務めるのが先決よ。
今は、この寒さを凌ぐのが先決ね」
「そ、そうですね」
三日月さんの言葉に、俺は思わず頷く。
確かに、今、俺達に必要なのは、身体を温める事。
そうしなければ、体力は回復しない。
「でも、この吹雪はいつ止むのかしら?」
「キャスターの力で、これが止む事はないわ」
「だとしたら、魔術とかで、なんとか出来ないの?」
すると、三日月さんが青子さんに尋ねる。
だけど。
「そんな便利な魔術はないわよ」
「そ、そうなんだ」
その青子さんの言葉に俺はため息を吐くしかない。
「まぁ、方法は一応はあるけどね」
「あるの?」「本当に?」
その言葉に、俺と三日月さんは思わず驚く。
だけど、次の瞬間、青子さんは俺達の手を握り、そのまま引き寄せる。
「えっと」「きゃぁ!?」
驚きを隠せなかった。
同時に。
「魔術師にある魔力提供。既に2人はやっていると思うけど、その応用みたいな物よ」
「応用?」
そう問いかける。
「互いの魔力を循環させるの。体温が行き来している内に、段々と温かくなっていくと思うわ。まぁ、魔術って言っても、魔力自体はただの電力と同じ様な物だから、そこまで疲れないはずよ」
「そ、そうなんですか……」
魔力の受け渡しが簡単だという事に驚きつつも、俺は改めて三日月さんの方を向く。
その言葉の意味は。
「……3Pという事なの?」「うぅ、まぁそうなるわね」
まさか、ここで性行為をしているとは。
見てみると、青子さんは最低限の行為を行う為なのか、下着だけは脱いでいる状態だ。
「あくまでも、生き残る為。そこはね」
「まぁ、私は別に今更だけど」
そう、三日月さんは、俺にキスをする。
その動きを見て、青子さんは顔を赤くしている。
「えっえっえぇ!?」
提案をした青子さんからの予想外の行動に驚きを隠せなかった。
「ほら、あなたも」
「えっえぇ」
そう、青子さんもまた、ゆっくり行為が始まっていく。
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