ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン 作:ボルメテウスさん
アナスタシアと雪の女王による戦いが始まった。
アナスタシアは、その背中から巨大な黒い影を操りながら、真っ直ぐと雪の女王が造り出した巨大な雪像と激突する。
当然ながら、相手は、雪の女王。
その巨大な力にアナスタシアは押される。
だけど。
その黒い影の勢いが勝る。
そのまま、雪像を吹き飛ばし、そのまま雪の女王に攻撃を仕掛けた。
だけど。
雪の女王も負けていない。
その巨大な雪像を操り、アナスタシアと黒い影の攻撃を防ぐ。
そして、そのまま反撃に出た。
巨大な雪像が、黒い影に向かって突撃する。
その巨体から放たれる一撃に、黒い影は吹き飛ばされた。
だが、それでも、黒い影は立ち上がる。
すると、その黒い影の体が徐々に変化していく。
まるで、黒い霧の様に姿を変えると、その霧の中から、その身体を吹雪に変える。
「っ」
その吹雪は、そのまま雪の女王に襲い掛かる。
だが。
その吹雪を、巨大な雪像が受け止める。
そして。
「この程度」
そう雪の女王が呟いた瞬間だった。
「ヴィイ、全てを見なさい。全てを射抜きなさい。我が霧氷に、その大いなる力を手向けなさい」
その瞬間、雪の女王が動かない。
「なっ」
「ヴィイ、お願い。全てを呪い殺し、奪い殺し、凍り殺しなさい」
アナスタシアは、ゆっくりと呟く。
それと共に、雪の女王はゆっくりと苦しみだす。
「魔眼起動──疾走せよ、ヴィイ!」
アナスタシアは、その言葉と共に雪の女王に向かって走り出す。
だけど。
そこで、雪の女王の身体が弾けた。
その身体を構成していた雪玉、弾けたのだ。
それと同時に、吹雪も消えた。
そして、そのまま、アナスタシアは、雪の女王のいた場所に辿り着く。
「砕け散れたのね」
「あれは、一体、どういう事なの?」
「精霊ね」
「精霊?」
すると、青子さんが呟く。
「精霊?」
「えぇ、ヴィイと呼ばれる精霊。しかも、その魔眼はかなり厄介わね」
「魔眼って、小説とかでも出てくるような奴だけど、その能力なの?」
三日月さんは、そのまま青子さんに質問する。
「主に魔術師が持つ独立した魔術回路で、本来、外界からの情報を得る受動機能である眼球を、自身から外界に働きかける能動機能に変えたもの。視界内の人間に問答無用で魔術をかける代物よ。そして、ヴィイの魔眼は」
それに対して、青子さんは、本当に厄介だと感じたと思っただろう。
「その種類は、直死の魔眼と似た力ね」
「直死の魔眼?」
まるで聞いた事のない名前だ。
「その能力って、一体」
「そうね、簡単に言えば、因果律すらもねじ曲げて弱点を創出するんだよ」
そう、ルーラーが笑みを浮かべながら言う。
それを聞いた俺と三日月さんは、そして青子さんも。
「なんというか、サーヴァントは、本当にとんでもない」
それに頷くしかなかった。
次回作品・アンケート
-
MARVELl
-
コードギアス
-
ドラゴンボール
-
ザンキゼロ
-
擬人化