※この作品はR-18です。

ゾンビになるまでにヤりたい100(暫定)のヒロイン   作:ボルメテウスさん

55 / 61
ルーラーの種蒔き

 ルーラーの正体が、マーリンである事。

 

 さらには、そのクラスがブリテンダーである事が明らかになった。

 

 だけど、未だに分からない謎もあった。

 

「マーリン、聞きたいのだが」

 

 俺はマーリンに話しかけると、まるで悪戯をする子供のような笑みを浮かべると。

 

「おや、もう本名で話すのかい? 一応はルーラーと言って貰わないと、向こう側に情報が漏れる可能性があるけどな」

 

「あぁ、なるほど」

 

 確かにマーリンが味方であるのは、変わらない。

 

 だけど、それが敵の方にバレてしまえば、こちらが不利になる可能性は十分にある。

 

 それを考えれば、マーリンの言う通り、これまで通り、ルーラーと言った方が良いかもしれないな。

 

「それにしても、まさかこんな所で隠れる場所があるとはな」

 

 そうしながら、先程まで、ゾンビ達の大軍に覆われていた俺達だが、スカサハの案内によって休める所まで来る事が出来た。

 

「まぁ、そういう事だったら、もぅ良いわ。とりあえず、今、聞きたいのは、あんたが言っていたハッピーエンドにする方法ね」

 

「それに、そのハッピーエンドって、具体的にどんな事をするんだ?」

 

「それは……」

 

 青子さんと三日月さんとの言葉に対して、マーリンは少し困った表情をしながら、口を開く。

 

「まぁ、それを行う為には、まぁスカサハに協力して貰わないとね」

 

「ふむ、私がか…………分かった協力しよう」

 

「ちょっ!?」

 

「えぇ!! ちょっと待ってくれ!!」

 

 スカサハの言葉に対して、俺達は声を上げて驚く。

 

 そんな俺達にスカサハは首を傾げながら、こちらを見る。

 

「どうしたのだ? 何か問題でもあったのか?」

 

「いや、問題はないと思うけど、そもそも、何をするつもりなんだ?」

 

 それと共に、ルーラーは不敵な笑みを浮かべる。

 

「これまでやってきた事をやるだけだよ」

 

「……んっ?」「それって」「もしかして」

 

 ルーラーの言葉を聞いて、俺達は同時に反応すると、マーリンは嬉しそうな顔を見せる。

 

「おぉ、気付いたかな? さすがだねぇ~。この方法なら、君達が望んでいたハッピーエンドを迎える事が出来るよ」

 

「どういう意味だ?」

 

 マーリンの言葉に疑問を感じた俺は質問をすると、マーリンは不敵な笑みを浮かべる。

 

「まぁまぁ、とりあえずスカサハ、私のマスターと一発、どうだい?」

 

「なっ!?」

 

 マーリンからの提案に驚いた俺は思わず立ち上がると、マーリンは笑みを浮かべたまま、こちらを見つめてくる。

 

「だって、そういう事だろう? お互いの願いが同じなんだったら、後は簡単な話じゃないか」

 

「そ、それはそうかもしれないけど……」

 

 確かにマーリンの言っている事は正しいのかもしれない。

 

 だけど、あまりにも唐突過ぎる提案に戸惑ってしまう。

 

 すると。

 

「……ふむ、まぁ良いだろう」

 

「えっ!?」

 

 マーリンからの提案に対して、スカサハが頷くのを見て、驚きを隠せない。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ! いくらなんでも、いきなり過ぎないか!? というか、何でそんな事を急に言いだすんだ!」

 

 あまりの急展開に混乱しながらも、質問する俺に対して、マーリンは笑顔のまま答える。

 

「ん? 何だい、そんなに慌てて、別に初めてじゃないだろ? それに、私はこれでも君の為に言ってるんだよ」

 

「俺の為って、どういう事だよ」

 

 俺がマーリンに向かって言うと、マーリンは俺の耳元に顔を近づけると囁くように言う。

 

「それじゃ、スカサハ、行こうか」

 

「えぇ!?」

 

 それと共に、俺はスカサハに連れて行かれる。

次回作品・アンケート

  • MARVELl
  • コードギアス
  • ドラゴンボール
  • ザンキゼロ
  • 擬人化
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。