※この作品はR-18です。

雷神のライバル枠の風神   作:ホンビノス貝

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朝確認したらランキング9位行っててびっくら仰天しました


4話目 武器を買う、未来への布石を踏む

学園に来て早1週間がたち、その間は通常授業だけの何も楽しくない時間だった。朝起きて、朝飯を食べ、学校に行ってふつうに授業を受けてそのあとは自由行動。クラスのみんなはどこかそわそわした感じで寮に戻っていたがなにがみんなを寮に引き付けるのだろうか?やはりみんなも初めての一人部屋でワクワクしているのだろうか?ちょっとわかってしまう。

 

『ウン、タブンソーダヨ。ウン』

 

俺よりここにめちゃくちゃ詳しい自称相棒もそういっているからそうなのだろう。

 

『まあ俺らは空いている時間学園内を歩き回ったからな…お前もほかのやつらよりかは情報アドバンテージを得ているさ』

 

そうなのか?

 

『そうだよ。多分だけど倶楽部の場所を調べまわっていたのは俺たちだけじゃない?ほかの人はそもそも倶楽部という概念をこの時点で知っているほうがおかしい』

 

少なくとも俺たちは誰からも言われてないからな。担任の先生も特に何か言っているわけじゃないし。

 

『知っているとしたら実家がお偉いさんのところしかないからな。そもそもそういう人は華組に行くし…いずれ先輩から教えられるのがほとんどだろ』

 

…みんなにはそんな先輩がいるのか。羨ましい。

 

『寮に先輩いるから凸れば良かったのでは?』

 

喋るのが苦手なのにできるとでも思ったか?

 

『なんかごめん。お、購買所見えてきたぞ』

 

自称相棒の露骨な話題変更の優しさに涙が出てきそうになる。

 

『ほらこんなところで涙ぐむな。さっさと列並べ』

 

確かにそうだな。

 

そう思いながら列に並び始める。

 

『たっくもう‥いくら新入生向けの武器販売が始まるとしても並びすぎだろ。ご飯食べてからきて良かったー』

 

前にはかなりの人がいてそのほとんどが友達と来ているようだ。自分との落差に膝が折れてしまいそうになる。

 

『いずれはソロじゃなくて何人か仲間欲しいもんだ。文官(オフィサー)とかはもちろん職人(クラフター)にもツテ作りたいし他の戦闘員も欲しい。まあまずは自分の力の幅を知ってからだけどな』

 

30分ほど待ち、もうすぐで1番前に来れそうだ。二つほど前の人たちが何も躊躇いもなく斧を買っていったのをみて少し驚いてしまった。指貫グローブに斧とかすごくスタイリッシュでいいと思う。少しばかり犯罪者チックな雰囲気もいいアクセントだ。

 

『くだらないこと考えてないで買うぞ。さっさとスマホ出して銭支払える画面にしとけ』

 

ふーむ他の商品から見て一銭あたり一円と言ったところか。今の俺の所持しているのは最初に配布される10万銭。これで上手にお買い物してやる。

 

『後つかえてるからさっさと選んでくれマジで。つーか10万銭で買えるのは9万銭の初心者セットだけだよ。ショートソードセット、アックスセット、メイスセット、スピアセット、どれにする?』 

 

俺は迷いなくメイスセットを掴んだ。

 

『その心は?』

 

まず殴打武器というだけで有利。他のやつと違って刃が欠けるアクシデントもなく、当たれば確実にダメージを与えられる。何より素晴らしいのはこの伸縮機能。狭いところがありそうな迷宮内でもリーチを変えられることができる。よっぽどの理由がない限りこれがベストだ。他のもかっこよさでは劣っていないが。

 

『しっかり考えてるの意外だわ‥なんかこのメイス頼りないな。本気で振ったら折っちゃいそう』

 

そんなことできるわけがないだろ。俺は人間だぞ。

 

『そっすか。(呆れ)』

 

レジに行き、きっちり9万銭を払う。メイスとセット内容のダンジョン実習にも持ち込めるバックパック、簡易ボディアーマー、サバイバルナイフ、最初の実習でも使われた強化プラスティック盾、LEDランタンに水筒や応急手当用の医療用品を受け取りさっさと離れる。なかなかお得なラインナップ。おまけで第一層の地図も買う。

 

『んじゃどうする?予定通りダンジョンダイブ行くか?』

 

もちろんだ。

 

新たに入手したメイスを軽く素振りし、気力を高める。

 

楽しみだ。

 

 

 

ダンジョンダイブするために羅城門に向かうとそこそこ同じような装備をした同学年らしき人がいた。やはりみんなも新たな武器を持ってテンションが上がっているのだろう。それは俺も同じなのでもはや同志であると言えるのではないだろうか。

 

パーティーに入りたいという旨を伝えようとするが自称相棒に止められてしまう。

 

なぜ止める!俺はボッチを回避したいだけなのに!

 

『是が非でも止めさせてもらうわ。今日のダイブの目的はお前の職業(クラス)の確認だろ?見られたらまずいもんしかないよ』

 

むう。

 

『将来的にパーティーは組めると思うから今は我慢我慢』

 

仕方がない、今は我慢する。

 

前回とは違う門をくぐり、ダンジョンへ入る。、

 

転送された感触が収まり、前回まで潜っていたところに降り立つ。確かモンスター部屋だったはずだが何もいない。

 

再出現(リポップ)してないだけだな。さっさと進むぞ』

 

先ほどもらった地図を広げ、現在地を確認する。どうやら既知内領域の端っこらしい。

 

『ファーストダイブは本来既知外領域でスタートする。前回ここまで来ることができたのは本当にラッキーだな。自力で場所がわかるスキルを持つことができる文官(オフィサー)を勧誘するまではこのまま既知内領域を進んでいこう。今日のうちには第一層のボス倒せそうだな』

 

地図は自称相棒が覚えてくれたのでしまう。部屋を出てナビ通りにボス部屋へ向かおうとするが通路に数匹のコボルトがいる。

 

油断していた心を引き締め、一呼吸入れる。

 

一足で加速し、メイスで一匹目の脳天を潰す。あと三匹。

 

驚いたような鳴き声をあげ、陣形を整えようとするが遅い。

 

二匹目の胴体に全力でメイスを振り下ろす。

 

当然内臓がぶちまけられ、口の中に血が入る。

 

大変美味。

 

三匹目が噛みつこうと襲ってくる。口にメイスの柄を噛ませて隙を作り、拳で殴る。あと一匹。

 

周りを見てもいない。通路の奥の方に逃げようとしている。ここからじゃ追いつけない。

 

メイスを振りかぶり、届けという思いを乗せて投げる。

 

投げ方が悪かったのか山なりではなくまっすぐ飛んでいく。

 

軌道的に追いつかないと思った次の瞬間。

 

メイスが空中で加速した。

 

そのまま脳天をぶち破り、戦闘終了。

 

不思議に思ったが周囲に俺以外の気配はない。メイスを回収しようと十分に警戒しながら走る。

 

『いやはやランクアップでの一時的なステータス低下の中でもこれかよ‥しかも最後の加速、あれはスキルによるもの。‥凄まじいな』

 

戦闘によって昂った心を落ち着かせようとする。だが収まらない。

 

サア、ツギノエモノハドコダ。

 




オリ主
殴殺!最強!メイス買う!
戦闘によりテンションあげあげ

自称相棒
性欲を頑張って抑えているが少しずつ漏れている。テンションが抑えられないのはそれのせい。俺の主人格つよいよぉ‥




原作主人公
まだ神見習いになっていないためセンサーに引っ掛からなかった。自称相棒は今の所関わらないようにしようとしてる。神見習いになってから会うとどうなるのかな?


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