7話目 特異点
混乱しかない。なぜ今ここで性行為をしているんだ?ここダンジョンの中だぞ?!なんで?!why japanese people?!
『まあ確かにお前は例外だからな』
自称相棒がそう言う。心なしか目が死んでいるような気がするがそれはそれとして気になることを言っている。
『ほら、お前の母親も言っていただろ。この学園には性行為が蔓延していて、それでもはや人とは言えないほどのチカラを抑制していると』
確かにそう言っていたな。まあ正直俺の周りではそういうことをしている人はあまりいなかったしそれはほとんど寮内でしかそういうことをしていないと思うんだが…あ、そういうこと?
ふと3人のほうを見たら沙姫さんが押し倒されて挿入されてる。そんでナニカがはしゃいだように手をたたいてる。
『そうだ。寮内だけじゃない。むしろダンジョン内がメインだ』
なぜだ?ダンジョン内なんてモンスターがいて危ないじゃないか?それはそうと大丈夫か?声がかすれてきてるぞ?
『大丈夫、多分大丈夫。えっとね理由はね、ダンジョン内にいるだけで性欲が増すのよ。なんでかっていうと難しくなるんだけどまあ穢気に満ちているから本能が理性に勝つっていうことなんだけど』
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『わかんないよねー後はレベルアップ時に肉体が活性化してそれを発散させるために性行為をするってのもある。あ、やばい気持ち悪い』
それらに対してなぜ俺は例外なんだ?俺だって何度もレベルアップはしたぞ?肉体的な活性は感じたが性欲は感じていないぞ?
『それは僕が性欲を抑えているからさ!』
ほう?
『欲というのは魂の代謝だ。本来生物というのはその魂を観測したり、制御することはできない。だがお前の肉体の中には魂だけの存在たる僕がいる!つまり僕がお前の魂を制御して欲を抑えることが可能ってわけさ!ま、オーバーフロウしちゃって仕方なく戦闘欲に変換することはあるけど』
なるほどわからん。まあお前のおかげで俺は性欲があんまりない状態になっていると理解したら大丈夫か。おそらくお前がいなかったのなら今のような状況で冷静になり続けることなんてできずに彼らに混ざっていたことだろう。お、沙姫さんたち一周して2回戦目始まったぞ。
『せやね。あー目をそらしたいけど体の主導権お前だから見続けるしかないし何この拷問ほんと泣きたい』
なんかごめん。
『死にたい』
流石に申し訳なくなったので視界から沙姫さんたちを外す。
さてどうしようか。彼らの性行為が終わるまで待つか?かなり長くなりそうだし先行っているか?
『そうだね、邪魔しちゃ悪いしさっさと行こう』
まあ最低限パーティーを組んだ責任としてなんかモンスターぽいのは殺してから行こうか。
『へ?』
猿ぐらいのサイズのモンスターっぽいナニカに近づく。確か自称相棒は陰摩羅鬼と言っていたやつだ。
『え?あ、ちょま』
そのままメイスを勢いよく振り下ろし、絶命させる。
死ぬ寸前に驚いたような表情をしていたが何故だろうか?あそこまで邪悪な雰囲気を醸し出していたら誰でも殺すだろう。
ドロップした結晶を取るが、いつものやつと少しばかり形状が違う。何か特別なモンスターだったのだろうか?
ふと周りを見ると男子生徒二人が性行為を止め、こちらを見て何かをコソコソと言っていることに気がついた。
「え、なにあいつ何もないところで急にメイス振り下ろしたんだけどコワッ」
もう片方が同意するように頷く。
「ヤクとかこの学園あったっけ?酒と煙草は見たことあるけど」
大変不名誉な謂れを受けている。
自称相棒は終わったーwと何か諦めたような言葉遣いをしているし沙姫さんもポカーンとした表情でこちらを見ている。今の所1番冷静なやつは俺だけか。
軽くため息をつく。
仕方ない。俺が音頭をとろう。
「終わったか?早くその粗末なものをしまえ。再開するぞ?」
「え?再開するって‥何をだよ」
なぜ当たり前のことを聞くのだろう?確認作業的な感じか?
「ダンジョン攻略だ」
3人を連れ、通路を歩く。
ときおり現れるゴブリンは全て俺が殺しているがいいのか?レベルアップが難しくなってしまう。
『いいんだよ。他の奴らはまだ殺せる精神状態じゃない。コボルトですら切るのに躊躇している。それだったら人型に近くてもっと殺しづらいゴブリンをこっちが受け持てばいいのさ。あ、ゴブリンそこいるからフォローに回ってあげて』
指示されたところに向かい、ぶちのめす。顔に血液がかかる。
『スキルは使うなよー』
もちろんだ。
「お、おう‥ありがとう」
振り返ると若干引いたような表情をしている男子生徒がいた。
「礼はいらない。それはそれとしてどうだ?」
「なにが?」
「いや今後とも」『やめとけ』「‥なんでもない」
「?」
おいお前なんで今邪魔した!パーティーを組めそうだったぞ!
『是が非でも邪魔するね!大した実力もない男子生徒なんてお断りだ!スワッピングとかほんと嫌い!よっぽどの実力者、または大した事情があるか可愛い女の子がいいぜ!‥お前のためでもあるけど』
ほう?
『神としての性質が厄介なんだよな〜定期的にセックスしないと暴走するぜ』
え?俺童貞なんだが?聞いてないんだけど?
びっくりして思わずメイスを落とす。
『解決策はお前が今さっき作っちゃったんだよこんちくしょう。あーもう介入するしかなくなったじゃん』
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『こんちくしょう!この朴念仁め!
すまない何に怒っているんだ?お前を怒らせるようなことはした覚えがないんだが?
そう聞くと自称相棒は最初驚いたような表情を見せ、次第に呆れるような声色を持つため息を吐いていく。
『もうやだいっかい黙ってくれ』
不服だがそこまで言われたなら黙るしかない。
その後も特に何もなく、いや強いて言うなら男子生徒にはかなり距離を置かれて沙姫さんからは一言も話しかけられずにダンジョンから脱出した。
その後も何事もなく資金の分配が終わり、それぞれの寮へと帰った。
しばらくして夕ご飯に向かおうと寮部屋の扉を開けると信じられないものがそこにはいた。
土下座をしている沙姫さんがそこにはいたのだった。
風堂
沙姫ちゃんの魂魄結晶(ソルデバイス)を回収した原作ブレイカー
これからも自称相棒がたてた予定ぶっちぎる様子
自称相棒
回収していた時におわったーー!!!!と声を大にして叫び、脳を破壊されていた人
原作にかかわらなくては行けなくなったため胃痛薬必須
沙姫ちゃん
生きる権利をオリ主に握られた人
ダンジョン内では呆然自失してて別れた後に我に返った