学園一の美少女の裏側はドMな正癖を持っていた 作:Tifa Lockhart
今まで二次元の同人誌やエロ漫画の知識しかなかった。
そこで女性をイかせるための知識を習得するために勉強を始めるのであった。
翠と初エッチからすでに3ヶ月。毎週末はデートを重ねお互いの信頼を深め合っていた。そして僕の部屋に泊まって必ずエッチしているんだ。とても素晴らしいのだが、大きな問題がある。
翠はまだ中でイった事がない!
回数を重ね、痛がることは無いけど、膣内絶頂はしてないんだ! (僕はイッた)
これは由々しき事態である。僕が数々見てきたエロ同人誌の主人公は、彼女を満足させていた”つもり”で、優しいフワフワしたエッチを繰り返し、それで満足していたんだ。
そこにチャラ男や中年おっさんが現れて、あそこの形を変えられムスコの形を覚えこませ、快楽から逃げられず俺を捨てていくのが定石なんだ。
まさに俺が捨てられる主人公じゃないか!
「本当にヤバいぞ! 翠は理学療法士を目指して大学に通っている。底なしの体力をもった漢がマッサージで女の子たちを食い物にしてるに違いない! (偏見)そんな漢たちに飲みに誘われ酔わされた挙句、ホテルに連れ込まれたら……」
寝取られる前に僕のテクニックを磨かなきゃならないっ!
そして今日は金曜日。明日は彼女が泊まりに来る。だからこそ、今日中にイかせるテクニックを身につけなければ。
だから今日は”セックス“の勉強だ!! 徹・底・的・に!
とりあえず、僕の心の故郷”DLサイト”を開く。ここには僕の夢と希望とムスコの友達が詰まってる! 普通の漫画から異種姦物まで何でも揃う同人サイトだ。
とりあえず検索しよう。
確かエッチが不安で家庭教師に教えてもらう漫画があったな。確か作者は”ほほぶくろ! ”だっ!
検索結果が現れる。
タイトルは「イトムスビ」全6冊を購入。
エッチに不安な女の子が家庭教師に指導してもらう最高の物語。
とりあえず読了。家庭教師に寝取られる話だった……だめだ! イトムスビを参考にすると寝取られる!
三桁の同人誌を購入してるんだから気付けよ! と自分に言い聞かせる。でもヒロインが可愛い。
その他表紙買いをしたけどどれもエロくてかわいい子が他人の快楽に溺れる作品ばかりだった。
どうしてかわからないが、ヒロインが誰かに開発されている作品はすごく魅力的に感じる。
他人に見せても自分に見せない顔って、見てみたくなる……
翠が他人に開発されるなんて……
妄想するだけでムスコが大きくなって性欲が抑えられなくなってきた。だめだ、同人誌じゃムスコが喜ぶだけだ。僕の未開拓の地でアダルトビデオを見てみよう。
アダルト動画サイトを見ると、モデル並みの女性がズラリと並んでハーレムのようだ。
二次元しか興味なかった僕が本物を見るようになるとは。しかし美しい女性ばかりじゃないか!
”無限絶頂”だと! 女の子はちんちんがないから無限に絶頂できるのか?
”絶対的美少女お貸しします”だと! いや僕には絶対的美少女より可愛い彼女がいるから結構です。
とりあえず数本のAVを見たがやはり参考にはならなかった。同人誌やAVは”魅せるため”のものだから純粋にイかせるテクニックを身に付けるのは難しいのかもしれない。
AVや同人誌がダメならサイトを巡回してみよう。
”初めてのエッチ”で検索。
調べれば調べるほどたくさんの情報が集まってきた。調べ始めて数時間。僕なりに女性を気持ち良くするためのノウハウが充実してきた。
よし! 数十ページのサイトを巡回したから纏めてみよう。
まずは雰囲気が大事らしい。緊張感があると心に余裕がなくて気持ちが盛り上がらない。緊張感を与えずリラックスした環境を作る。
「なるほど環境が大事か」
僕の部屋なら汚くないし大丈夫だろう。雰囲気も普段から甘えてくるし緊張感がない(はず)
自分が気持ち良くなるんじゃなくて、相手を気持ちよくさせることを意識する。相手を気持ち良くしてあげると、相手も気持ち良くさせてくれる。
自分だけ気持ち良くなったらオナニーと一緒。
エッチは自分が気持ち良くなるものじゃないのか! もっと翠に意識を持っていかないと。
相手の表情や体の動きを見て愛の言葉を囁く。マイナスなことは絶対に言ってはいけない。「愛してるよ。綺麗だ。最高だよ」と相手を褒めて、心を気持ち良くさせる。
マイナスなことはダメと……
メス奴隷とかクソビッチなんて言っちゃ……あたりまえか。
女性の体は繊細で敏感。強く触れちゃだめ。優しく触れる程度で十分。
長い前戯が必須。前戯なしでの挿入は厳禁。じっくり愛撫して相手がしっかり感じてから。優しい前戯をすると相手が感じてるのがわかるぞ。
長い前戯って何分だ? 優しく触れながらじっくり前戯をするんだな。ふむふむ。
乳首は触れるか触れないかのギリギリ。まずは乳房全体を優しく触れて乳首すぐには触れない。触れないからこそ感度が上がり気持ち良くなる。
触れない方が気持ち良くなるだって! それは高等テクニック……
すぐ突っ込んじゃだめ。まずはしっかり濡れてから、膣を指や舌でほぐしていこう。
ち、膣をほぐすだって! 指で慣らしてから挿入か。舌でほぐしたいけど、舐めさせてくれないからな……
クリは絶対に触れない。周りを優しく触れるだけ。長い愛撫をしていると体が敏感になってくる。膣に触れただけでビクッとしてきたら。一瞬触れてみよう。それだけでイッてしまう女性もいる。
触れるだけでイクだと! その境地まで達したい!
どの程度気持ち良いかは相手の動きと顔で判断しよう。絶対に“気持ちいい? ”とか“イッた? ”なんて聞いちゃダメだ。聞く男はデリカシーがないと判断される。自分が気持ち良いのは相手が気持ち良くしてくれているから。自分が気持ち良いことは言ってあげよう。
気持ち良い? って聞いちゃダメなんだ。彼女も聞かないでって言ってたな。
しかし見るだけでイッたか判断できるのか! イクって言わないとわからないよ。知らないことが多すぎる。
慣れてきたら言葉攻めをしてみよう。しかし卑猥すぎる言葉はNG。入れる前に「何が気持ちいいか言ってみて」となどちょっと恥ずかしい程度も言葉を言わせると燃え上がる。
彼女はちんちんすら言わず、陰部に対しての言葉は皆無だ。それを言わせるのは楽しいかも。
やっぱり俺の実力は童貞の時と変わってない。もっと翠に心を寄せたエッチをしないといけないんだ。
僕が気持ち良くなるんじゃなくて、翠がどれだけ気持ち良くなるかを考えてエッチしてみよう。
ヨシ! 明日は土曜日! 知識のレベルは上がったはず。あとは実践あるのみだ!
じゃぁ今からエロ同人誌で……いや明日の為に1人エッチは止めておこう。
◇
梅雨が過ぎ灼熱の夏が訪れる。それでも僕は暑い太陽の元に連れ出され、汗をかきながらデートを楽しんでいる。しばらく歩いた2人は、陽の光を避けて木陰で休んでいた。
今日の服装は花柄のTシャツとふわっとしたグレーのスカートだった。おでこと首筋に汗が浮かんでちょっとエッチに見える。
「今日も熱いね〜!」
「でも、暑い時に飲むコーラは最高でしょ!」
熱中症にならない様にと彼女は水筒を持ってきたけど、結局自販機でコーラを買って二人で飲んだ。彼女は自分で買って蓋を開けて僕に渡してくれた。自分だって暑いのに、僕を先に飲ませるなんて気を使ってくれる。
でも僕は彼女に先に飲んでもらったんだ。だって彼女が口をつけたコーラを飲みたかったからさw
「さすがに暑過ぎだね。もう帰ろうか?」と言いながら僕にコーラを手渡す。
勢いよくコーラを飲んだ後「そうだね、疲れると夜の体力が……」
と言うと恥ずかしそうに僕を睨む。
「新のエッチ…………じゃあ帰ろ」結構乗り気だ。
彼女が立ち上がり、僕も続いて立ち上がる。自然に横に並び小指だけで手を繋ぐ。暑いけど、どうしても触れていたくなるんだ。
眩しい太陽を浴びながら家路についた。
「いやー暑かった!」
「すぐにエアコンかけるよ」
夏のアパートは建物全体が熱くなり部屋は蒸し風呂状態だった。
「ねぇシャワー先に頂いていい?」
「うん、いいよ」
「ありがとw」と言って脱衣所に向かう。
「ねぇ翠? 僕も一緒に……浴びたいな」
「え……今日は……だめ……汗かいてるから。また今度ね」
残念なお知らせと嬉しいお知らせが同時に来た。“今日は”ダメだけど次は良いって事だろ?
これは来週に”先週約束したよね”って言えば一緒にシャワー浴びて湯船に浸かれるじゃないか!
「うん、また今度ね」
今はまだ4時半過ぎだ。2人がシャワーを浴びても5時過ぎだろう。これはゆっくりじっくりエッチ出来る。知識を経験に変えるチャンスだ。
ベッドを整え、コンドームの準備をしていると彼女が脱衣所から出てきた。
「お先に頂きましたw新もどうぞ」
「はーい」と脱衣所に向かうと彼女が声を掛けてきた。
「ねぇパソコン使っていい?」一瞬ドキリとして昨日の検索履歴が出ないか心配になった。確か検索に使ったブラウザはデスクトップに無いから大丈夫なはず……。
「いいよ、じゃぁパスワードだけ解除するね」とPCの電源を入れて認証の解除をする。
あ……デスクトップの壁紙は……
「え! この写真……」
デスクトップの壁紙は高校の時に撮った翠が走っている時の写真だった。
「壁紙にしてるの……恥ずかしいよ……」
「だって……可愛いから」と言うと恥ずかしいのか目を逸らした。
「ありがと……ねぇ、このパソコンって毎日電源入れてるんでしょ?」
「うん、勉強するのに必要だから」
「じゃぁ毎日この写真見てるんだね」じっと僕を見つめる目。何か考えてるな……
「じゃぁ、私も新の写真ほしい♡」やっぱり写真か~
「僕の……いいけど」と言ったけど、正直顔に自信はないからな。
と言っていると、僕の横に並び頬を寄せて写真を撮った。
「ふふ♡二人のラブラブ写真だ♡」
僕はTシャツで彼女はバスタオルを巻いてる姿。
「ははw僕にも送っておいて」
「……良いから! 早くお風呂入ってきて! パパッと!」と言ってニヤニヤしながらスマホを見ている。
「パパっと入ってパパっとエッチしちゃうの?」とイタズラな発言をする。
怒った顔で恥ずかしそうに枕を投げてきた。
「早く入ってきなさい!」と言われた瞬間に脱衣所に入る。
ドン!
締めた扉に枕が当たる音。
ふふw怒る顔も可愛かった。じゃあパパっと浴びちゃおう! 今日は僕が絶対に中イキさせるんだ!
シャワーを浴びて部屋に戻ると、カーテンを閉めてライトは決してある。まだ夕日の光がカーテンの間から入っている。
「パパっとの割に遅いよ!」って言ったけど早くエッチしたいのかな?
PCの電源は消してあった。何を検索していたのか気になる……
「ふふwごめんごめん」と言ってベットに寝転がる。彼女はタオルケットを全身にかけていて触れても布地の感触。
「翠? 今日はお願いがあるんだけど」
「……なに?」
断るかな……でも絶対に今日こそは……
「ライト点けてしたい」
「それは恥ずかしいから……」やっぱり断ってきた。
「じゃぁ常夜灯だけでも」
少しの沈黙の後「……じゃぁいいよ」と言ってくれた。
今まで暗い部屋のエッチしかなくて翠の体は見たことない。薄暗いとはいえちゃんと体が見えるのは嬉しい。
ライトを消すと、オレンジの小さな光と、夕焼けの薄ら日が彼女を照らす。今までが真っ暗だったから少し見えるだけで興奮してくる。
横に座ってまじまじと見てみた。
「新、ニヤニヤしてる……えっち!」と言っても顔は怒っていない。
「じゃぁ……」寝ていた体を起こし、タオルケットをゆっくり下ろす。
「……私の体……どう?」
自分からタオルケットを外すとは思わなかった。薄い光が乳白色の肌を照らす。
「すごい……綺麗……」と言ってベッドに座りキスをする。
チュッ!
「ねぇ……もっと見て……」
まさか自分から”もっと見て”と言うとは本当に意外。徐々に目が慣れて肌の細部が見えてきた。白い肩が強張り、両手で胸を押し付け、おっぱいを見えないようにしているけど、圧迫され押しつぶされて余計にエロい。足も見えないように交差させていて、無理やりヤられる女の子みたいだ。
「すごい……エロい……」
「なによ……エロいって」と言いながらキスをしてきた。僕の口に舌を入れて激しく求めてくる。見られて興奮してるのだろうか。
「ねぇもっと私をエッチにして。私の体もっと求めて……」
※作中に登場する同人誌は実際にある作品です。興味を持った方はDLサイトで購入してみてください。