※この作品はR-18です。

学園一の美少女の裏側はドMな正癖を持っていた   作:Tifa Lockhart

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エルフに似た美少女にかけられた淫乱魔法は、無理やり掛けられたのか。それとも望んでかかったのか。

 日曜の夜。

 

 一人しかいない部屋で手持ち無沙汰になり、ソファに座ってスマホを見ていた。

 

 僕が無意識に座ると左側は大きく空いていている。真ん中に座るか、寝転がればいいのだろうけど、彼女のための空間と思うと躊躇うんだ。

 

 毎週のことだけど、彼女は日曜日の夜には帰ってしまう。

 

 時計を見ると21時。

 

 少しの寂しさを紛らわすために、家に着く時間にLINEを送るのも、毎週のルーティーンだった。

 

 “そろそろ家に着く頃かな? “

 

 数分後に“今着いたよ“と返信が来た。

 

 “今日は声を掛けられなかった? “

 

 “大丈夫w誰にも声かけられずに帰れた“

 

 彼女は夜の帰宅中でも男から声をかけられることがある。容姿を褒められたり、飲みに行こうと誘われたり、道を聞かれたりと、あの手この手で声を掛けてくる。

 

 もちろん彼女は、一瞥もくれずプイッと横をむいて素通りするのだけど。

 

 僕は彼女が声をかけられること自体は自慢だったりする。色白の美少女だから、誰だって声をかけたくなるし、かけなくても見惚れてしまう。

 

 “よかった。今から勉強? “

 

 “そうね。1時間くらい勉強したら寝ようかな“

 

 “僕も12時くらいまで勉強して寝るよ。また来週だね“

 

 “うんまた来週会うのが楽しみねw。大好きな新♡愛してる“

 

 “ふふw僕も大好きだよ。じゃぁまた“

 

 “うん、またね! “

 

 こうして鮮やかな休日が終わり、不安が募る日常が訪れる。

 

 擬似の寝取られプレイを再開しているけど、最近は彼女の突発的な寝取られプレイが多くて本当に心が痛くなる。

 

 だってそのプレイが、真実か嘘かも言ってくれないから……

 

 翠に似た女性の動画が送られてきてから3ヶ月が経ったけど、あれから追加の動画が送られてくることはない。

 

 やぱり動画サイトの勧誘だったのかな? “見たいなら返信しろ“なんて言っておいて、全く音沙汰がないじゃないか。

 

 PCをの電源を入れて、ダウンロードフォルダを開く。

 

 たくさんのダウンロードファイルの中に”Real Engine6の全て”と言う動画ファイルがある。

 

 彼女もぼくのPCを使う機会が多いから、名前を変えてカモフラージュしておいた。

 

 翠に似た女性の動画。

 

 動画を見るたびに、本当は翠じゃないかと疑ってしまう。

 

 白い肌と栗色のボブヘア。

 

 画像の粗さで特徴が掴みにくいから、それ以外は同じ部分は見当たらない。

 

 いつもこの動画を見るたびに自分が分からなくなる。

 

 この女性が翠であって欲しくない自分。

 

 この女性が翠であってほしい自分。

 

 どちらにしても残念だし、どちらにしても辛い。

 

「僕はどっちを求めてるんだ……」

 

 数ヶ月考えても答えは見出せず、”処理”以上のオナニーしてしまう。

 

「まぁ考えてもどうしようもない。勉強しよう」

 

 プログラムを立ち上げ、キーボードとマウスを操作する。

 

 昔から集中することは得意だった。人と話すことが苦手と認識してから、無理にコミュニケーションを取ろうとしなかったおかげで、黙々と作業できる体質になった。

 

 コトコトコト……

 

 コトコトコト……

 

 …………

 

 ……

 

 カチッ! 

 

「ふぅ……」

 

 ふと時計を見ると11時半。

 

 もうこんな時間か……

 

 脱衣所に向かって無造作にシャワーを浴びる。

 

 彼女と入るお風呂は楽しいけど、一人で浴びるシャワーなんて時間の無駄だな。

 

 部屋に戻りパンツ一丁でタオルで頭を乾かし、テレビで動画サイトを再生する。何か見たいものがあるわけじゃないけど、彼女がいない寂しさを雑音で紛らわしたい。

 

 ん? 携帯に通知があるな。

 

 翠と家族はLINEだけだから、携帯のメールが着信することは少ない。

 

 もしかして……

 

 まさか……

 

 メールを開くと1件。

 

 ……

 

 ──────

 

 やっと動画が撮れた。

 

 時間掛かったよ。

 

 淫らなクセにやたらと貞操が強いんだ。

 

 見たいだろ? 気持ちいいのに頑なに拒む姿を。

 

 この女性は彼氏がいるのに俺に跨る女だ。

 

 彼氏を思い浮かべて、口で嫌だと言っても体は嫌がっていない。

 

 魅力的だと思わないか? 

 

 これが自分の彼女だと思って見るんだ。

 

 見た後に感想を聞かせてくれ。

 

 嫌な顔しながら、嬉しそうに腰振るメス犬だ。

 

 [HTTPS://○○○.××××.com/△△△/](https://xn──11haa.xn──rcaaaa.com/%E2%96%B3%E2%96%B3%E2%96%B3/)

 

 ──────

 

 来た……

 

 来てしまった……

 

 僕の彼女と思って見ろだって? 言われるまでもなく、既にそうしているよ。

 

 しかしメス犬って……

 

 女性を何だと思ってるんだ。

 

 携帯からPCのアドレスに転送してPCでメールを開く。

 

 今回もクラウドドライブからダウンロードできる動画だった。

 

 作成日は今日の夕方。どの程度の編集時間がかかるか分からないけど、数日以内に撮った動画だろう。

 

 いいのか? 

 

 本当にこの動画を見ていいのかな? 

 

 あまりにも似過ぎているから、全ての動きと言葉を彼女と重ねてしまう。

 

 違っていても、翠に失礼だし、本人だとしてもショックは計り知れない。

 

 翠と話したいけど、23時半だから寝ているだろうけど、とりあえずLINEをを送ってみよう。

 

 “翠は寝てるかな? “

 

 …………

 

 ……

 

 既読にならないな。やっぱり寝てるか。

 

 きっと違うよ。

 

 きっと大丈夫だ。

 

 カチッ! 

 

 え! いきなりシてる! 

 

 動画をクリックするといきなりセックスしているシーンから始まった。

 

 正常位の体勢。

 

 女性は裸で仰向けに寝ていた。

 

 そして、男性のモノが膣内に半分くらい挿入されている。

 

「いきなりこんな所から! 何でだ……」

 

 前に見た動画と違ってホテルではなさそうだけど、カーテンで四方が区切られて場所が分かりにくい。

 

 室内は暗めの暖色系のライトが間接照明で照らされている。

 

 シングルより少し大きなベッド? 

 

 ホテルのベッドにしては質素すぎるし、2人が乗るには狭く、寝るにはギリギリのサイズ。

 

 今回も2人の顔にはモザイクが掛かっていて誰かわからなくなっている。声も変えられていた。

 

 画質は前よりいいな。

 

 女性の肌の質感が、前の動画より綺麗に見えるけど、部屋が暗いから誰かは確認できそうにない。

 

 下半身は繋がっているのに、胸を押さえて、乳首を見えないようにしている。

 

「どうだ? 俺のチンポは」

 

「気持ちよく……ない……」

 

「そうか。それでいい」

 

 それでいい? 男性は相手が気持ち良くなることを求めていないのか? 

 

 でも女性の腰がピクピク痙攣しているように見える。

 

「正常位だとGスポットは当てやすい」と言って女性の下腹部を手で押さえている。

 

 何を教えているんだ。女性にGスポットの場所を教えるなんて、同人誌でも見たことないよ。

 

「今は亀頭がこの位置にある」と手のひら全体を優しく添える。

 

 手のひらを離し、指2本を出して陰毛の上辺りに添える。

 

「押すぞ!」と言って指先を立てた。

 

「っ……」

 

 女性は力が入っているのか、肩をギュッと窄めお腹に力を入れていた。

 

「ははw前と一緒だな。気持ち良くなるのが怖いのか。力を抜いてみろ」

 

「ふぅ……」と女性は息を吐き、力を抜いていく。

 

 男の言いなりになっている? 

 

 前はあれだけ抵抗していたのに……

 

「ゆっくり押すぞ」

 

 ギュッと指を数センチ押し込む。

 

「あぁぁ……ぃ……」

 

 入っているところを指で触ってわかるのか? お腹から自分のモノを触るなんて。

 

「当たっているのわかるだろ?」と言って彼女の腕を引っ張る。

 

 言葉で答えず、顎を少しだけ落とす。

 

「自分で触ってみろ」と言って彼女の手を取りお腹に当てる。

 

 自分の手加減で、お腹をスリスリと触り、中に入っているモノを確認していた。

 

 キュッ、キュッ。

 

「本当だ……わかる……ぁ……ぁぁ」

 

 お腹から触って自分のモノがわかるんだ……

 

「”ピー”はここは刺激できるんだろ? 中に入れて8センチくらいのところにGスポットはあるんだ。正常位でも入れる角度で擦ることができる」

 

 女性の腰を少し持ち上げ、男性もお尻を突き出し、ゆっくりと挿入していく。

 

「あっ……さっきより……当たる……」

 

「正常位の場合は腰を浮かせるとちょうど当たるんだ。奥まで突くんじゃなくて、手前で止める。俺が下から突くとちょうど擦れる」

 

 全て入れず、お腹側に突き上げると、お腹を押さえていた手をギュッと握っている。

 

「気持ちいいだろ?」

 

「え……まぁまぁです……」

 

「ははwやはりピーは変態の素質あるよ。これだけ感じているのに、しっかり理性が残っているんだからな。今もピーと比べてるんだろ?」

 

 焦った顔をして顔を逸らす。

 

「していません。彼が1番ですから……あん……ぃや……っ……」

 

 小刻みにGスポットを擦り、ピンポイントで刺激して、その快感に耐えている。

 

 入れられても抵抗しないのに“気持ちいい“の言葉は言わないんだ。

 

 なぜそこまで頑なに言わないんだ……

 

「ピーが1番か、それがいい。無理やりチンポ入れられて、俺が1番だなんて普通は言えないからな」

 

 話しながらも、腰を小刻みに動かしGスポットを刺激ている。

 

「嫌味ですか……っ……ぁぁぁ」

 

「嫌味じゃなく憧れだな……それと、Gスポットの真上には膀胱もあるから突き続けると漏らすんだよ」

 

 だから前の動画ではおしっこ漏らしていたんだ。潮って本当に吹かせられるのか……

 

 翠は一度も出したことない……はずだ。

 

 男は腰を引き抜こうと後ろにズレると、女性はそれに合わせて腰が後ろにズレる。

 

「……ぁ……」

 

「自分で中に入れようとするじゃないかwやっぱり淫らな体だよ」

 

「……違います……」

 

「今度はポルチオだ」

 

 男は女性の両足を肩に乗せる。体を覆い被さるように上に移動すると、彼女のお尻が浮き、膝が胸に張り付いて、体がくの字に曲げられている。

 

「あぁ……きつい……ん……っ……こんなか格好……恥ずかしいです……」

 

 恥ずかしいって言っても、全く抵抗してないじゃないか。

 

 足を肩に乗せるなんてしたことなかった。僕は同じ体勢でポルチオを突けるのだろうか……

 

「恥ずかしい方が好きだろ?」と言っても彼女は返事をしない。でも顔が朱くなって肯定しているようだ。

 

 本当に恥ずかしいことが好きなんだ。

 

「今は腰を引いているが、これを入れると」と言いながら奥まで押し込んだ。

 

「あぁぁ……だめっっ……ぃぃ……」

 

 痛みに耐えるような顔で目を瞑っている。

 

「まだ奥まで入れてないぞ? まだ子宮口に当たる程度だ」

 

「ここは”ピー”は届くんだよな?」

 

「……はい……」

 

 この女性の彼は、子宮に届のか。やっぱり僕と一緒……

 

「今は子宮口の中心に当たっているが、こっちにズラすと」

 

 男は体をさらに上にあげて、モノを垂直に落とすように入れ込んだ。

 

「あぁぁぁぁ……これ……だめ……」

 

 肩に乗った足の指がギュッと閉じる。

 

 翠は感じ方に余裕があるけど、彼女は切迫感がある。

 

 全く余裕がない。

 

「いいのか? 気持ちいいのか?」

 

「はぁ、はぁ……よく……ないです……っ……ぁ……ん……」

 

「ははw前にピーが絶頂に達したのは、こっちのポルチオじゃない」

 

「ぁぁ……だめ……しびれる……」

 

 男は全く動いてないのに、彼女はお尻の筋肉がピクピクと動いている。

 

 動かしていないのに、奥に突き立てているだけで、あんなに痙攣するなんて。

 

「マンコは”気持ちいい”って返事しているぞw見てみろ、出し入れしているところ丸見えだぞ」

 

 奥まで突き入れたモノをゆっくりと抜いていく。男から出た液体ではなく、彼女から出た白濁した液体と透明な液体が混じり、ドロドロになったモノが彼女の目に入る。

 

「いぃ……だめ……え……なにこれ……いやらしい」

 

 男は腰の軸をずらし、お腹を突くように入れる。

 

 ビチャッ! 

 

「あぁぁ! だめ! こ、これ……がまん……できないっ……」

 

「これが前にセックスした時にイッたポルチオだよ。5回もつけばイケるがどうする? 気持ちいいだろ?」

 

「はぁ……はぁ……ふぅ…………彼が……はぁ、はぁ……1番です」

 

「そうか、良くないか。じゃぁ抜いていいんだな?」

 

 ジュボッ! 

 

「ぃぃ……あぁぁ……だめ……ねぇ……おねがい」

 

 モノが抜けて、穴の空いた膣は、呼吸と連動して小さく窄まっていく。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……ねぇ……」

 

 膣が窄まると、奥に入っていた淫らな液体がトプトプと溢れ、彼女の陰毛を超えておへそまで流れてきた。

 

 言葉には出してないけど、大きく頭を横に振っている。困った顔……ほぼ泣き顔に近い。

 

「欲しいのか?」

 

 目が泳いでいる。我慢しているのか……あそこまで気持ちよく嬌声をあげても、入れて欲しいって言わないんだ。

 

「────ーぃ────ー」

 

 彼女は何かを言葉にしたけど、音声として入ってない。小さな声で言った言葉は、男には聞こえていたようだ。

 

「そうか、ピーに悪いって思っているのか?」

 

 言葉には出さず、顎を少し下げる。

 

 頬を伝う涙。

 

 あの涙は罪悪感で出ているのか……

 

 気もち良すぎて出ているのか……

 

「じゃぁピーに謝ったら入れてやるよ」

 

 何で謝らせるんだ……可哀想じゃないか……

 

「え……でも……ぃ……いやです」

 

 男は亀頭を膣に乗せてクリクリと動かし、小陰唇をぐちゅぐちゅと弄んでいる。

 

「謝った方が気持ちよくなるぞ」

 

 彼女も亀頭に合わせてお尻を動かし、入れようともがいている。

 

「ぁぁ…………な、なんで気持ちよく……なるんですか……」

 

 何でそんなこと聞くんだよ。嫌なら止めてほしいって言えばいいのに……

 

「それは前に言ったろ? ピーはドMの変態だからだ。罪悪感と背徳感が心を蝕んで、今までにない絶頂を味わえるんだ。心臓がむしり取られるような最高の絶頂だよ」

 

 彼女は男を見つめて、一瞬目を逸らす。

 

 瞼を閉じると大粒の涙が流れる。

 

 もう1度男の瞳に目を合わせてはっきりとした言葉で言った。

 

 言ってしまった……

 

「ピーごめんなさい。本当にごめんね。ピーのチンポ気持ちいいから入れてもらいます。ねぇ、入れて……言ったから……あぁぁっ!」

 

 グボォォ。

 

 ビタン! 

 

 いきなり挿入すると液体が溢れて、閉じかけた膣を無理やりこじ開ける音がした。

 

「あぁぁ……こ、これっ……あぁ、いいぃぃ……だ……だめ……もう……」

 

 これだけで? 

 

 1回奥まで入れただけで。

 

 本当にそれだけでイけるんだ……

 

 ビタン! 

 

「あ゛いぃくっ!」

 

 たった2回突かれただけで、嬌声と絶叫が合わさり、感じているのか痛いのか分からないような声。

 

 絶頂からくる痙攣で足が跳ねて男の体を跳ね除ける。

 

 男の体が浮き、落ちると同時にまたポルチオに一撃を喰らわせる。

 

「あ゛ああぁっっイてるぅ、イッてるからぁ」

 

 ブシュ! 

 

 自ら招いた一撃で、潮まで吹いている。

 

 抜けた時に空気が入り、いやらしい音を響かせる。

 

 ジュボォォ! 

 

 ポルチオを突いていたモノを亀頭まで抜いた。

 

「イク時も謝るんだ!」と大きな声をあげる。

 

 そしてまた、勢いよく叩きつけられて彼女と男の陰毛が一つになる。

 

 入ったと同時に液体が弾く音が響く。

 

 ビジュッ! 

 

「ごめんなさぃぃピーごめんなさい! すごくきもちいいぃ!」

 

 3回突かれただけで絶叫している。

 

 心から求めている声が、喉の奥から絞り出されて大声を上げている。

 

 本気で感じるとこんな声をあげるんだ……

 

 翠は……僕で感じているのだろうか……

 

 感じているフリをしてるんじゃないのか……

 

「どうだ? 止めようか?」

 

 シーツが破れそうなほど引っ張る手。

 

 お尻の穴が収縮して、膣に突き入れたモノを歓迎している。

 

「すごいの! 止められない……すき……」

 

 好きと言ってしまっている……それでもまだ彼女は男を否定できるのかな……

 

 しなやかな脚がピンと張り、大きく開いた股は、1ミリでも深くモノを受け入れようと最大限に開いていた。

 

 痙攣は続き、何分もの間、奥を突かれたまま体“は“受け入れている。

 

 泣きながら男の顔を見つめ、顔を持ち上げ、男の頬を近くに両手を差し出す。

 

 次の瞬間、彼女はハッと気付き、手と頭を下ろし横を向く。

 

 今、一瞬だけど、男を愛そうとしたんじゃないか? 

 

 自らキスをせがもうと両手を出さなかったか? 

 

 だめだ。

 

 落ちる。

 

 この女性はすぐに落ちる。

 

 たった3回突いただけで心が砕け、彼氏のことを忘れて、男を愛したんだ。

 

 だって男はまだイッてないじゃないか。

 

 10回20回とポルチオを突かれたら、心も体も寝取り男を愛しちゃうんだ……

 

 ねぇ翠……

 

 翠なんでしょ? 

 

 上山からセックスを強要されて、僕より大きなチンポを突き立てられて、僕たちの夢や希望よりも、目の前の快楽を選んだんでしょ? 

 

「あぁぁ! どっちなんだ! 翠じゃないことを願うのか! 翠が寝取られていることを望んでいるのか! 判らないよ!」

 

 悶々とした気持ちで動画を見ても、僕の下半身は答えを出しているじゃないか……

 

 プルルルル……

 

 携帯の画面に[柊翠]の文字が映し出される。

 

 あぁぁこのタイミングで電話が……

 

 再生ボタンを押して動画を止める。

 

 時計を見ると0時ちょうど。動画を見始めてからたった30分しか経ってない。

 

 ヤスリで心臓を削られ、何本もの釘を打ち込まれた気持ちなのに、たった30分なんだ……

 

 ダメだ。彼女から目を逸らしちゃいけない。

 

 平静を装って、普通に電話にでないと。

 

「新どうしたの? こんな時間に珍しいね」

 

 動画の女性は翠なの? って……聞けないよ……

 

「いや、どうしてるかなって」

 

「お風呂入っててLINE気付かなかった。今から寝るところ」

 

 いつもより遅い時間に寝るんだ。本当にお風呂だけかな。それ以外のことも……

 

 ダメだ。疑っちゃうよ……

 

「そうか今から寝るんだね。ねぇ翠? 僕のこと愛してる?」

 

 彼女を思うほど、不安が広がり気持ちを確かめたくなる。

 

「何言ってるの? 愛してないわけない。世界で1番大切な存在だもの」

 

 僕にとっても、何より優先できる大切な存在。絶対に失ってはいけない存在なんだ。翠がいない世界なんて考えられないし、隣にいないことだって苦痛でしかない。

 

「僕も翠を大切に思っているよ。だから……僕を捨てないで」

 

「新? 大丈夫? 私は絶対に嫌いにならないから。新がいない人生なんて考えられないの」

 

 だめだ……心配かけることを言っちゃった。

 

「ありがとう。僕も翠を信じ続けるよ」

 

「本当に大丈夫? 今からそっちに行くよ?」

 

 彼女らしい、僕を想ってくれる言葉。来てほしいといえば、歩いてでも来てくれるんだ。

 

「ううん、大丈夫だよ。変なこと言ってごめん。会えるの楽しみにしている」

 

「そう……何かあったらいつでも連絡して。寝てても気にしないでね」

 

 会話は終わり、部屋には僕ひとりぼっちになった。

 

 電話で話していると、近くに存在を感じるのに。

 

 PCの画面には、絶頂の余韻に浸った、翠に似た女性と男性が重なって止まっている。

 

 シークバーを見ると動画の半分程度。

 

 たった30分の動画で、僕の心も砕けて疲弊し切っている。

 

 恐らく動画の女性が翠だと思っているから苦しいんだ。でも同時に興奮しちゃう。

 

「何で僕は寝取られなんて好きになったんだ……こんな苦しい思いをしても離れられないなんて」

 

 画面の女性を見ただけで下半身が熱くなって、天を突こうと硬くなってくる。

 

 どうしよう。続きを見ようか……

 

 これは“処理“なんだ。翠には失礼かもしれないけど、たまたま似た女性ってだけで、本人じゃない……はず。

 

 携帯を伏せて置き、マウスを握る。

 

 カチッ。

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