奉仕しないと帰れない部屋に囚われた男の業務記録 作:dolph
7k字強
「やっぱり死んだって思われてるのね」
「それはそうよ。アウラの軍勢は全部ゴミになっていたわ。アウラが軍勢を捨てる理由はないし、アウラの姿もなかった。死んだと思われるのは当然ね」
テーブルに着くのは来訪者とアウラ。
アウラがホステスとなるのは、珍しいどころか初めてである。
魔族であるアウラに来訪者への持て成しなぞ出来るわけがない。誰かが来訪したら黙って突っ立っているだけ。男に命じられてパントリーやクローゼットルームを往復するのが精々。用がないとなればこれ幸いと自室に引っ込む。
来訪者を歓待する意思がない以前に、歓待やら持て成しやらを全て無駄だと思っている。
そんなアウラに来訪者の相手が出来るのは、訪れたのがアウラの知己だったからだ。
「おかしいと思っていたわ。ゴミ山に戦闘の形跡はなかったし、残留魔力もなかった。アウラ自身が魔法を解除したとしか考えられなかった。でもそんな事をする理由はない。何があったのかずっと心配していたの」
「あなたが私の心配なんてするわけないでしょ」
「ふふふ、その言いぐさ。本当にアウラなのね」
一見してアウラより年下の少女に見える。髪の生え際から伸びる角もアウラに比べたらささやかなものだ。
しかしアウラと同種の魔族である。魔族の外見年齢は実年齢を反映しない。口振りからアウラより長く生きていると思われた。
「それがこんなところにいるなんて思わなかったわ。ここは一体どこなのかしら?」
「さあ? 私も知らないわ。便利な避難場所。それでいいんじゃない?」
「それなら尚更どこにあるか確かめないと。必要になった時に避難できないわ。それとも」
魔族の少女は、そこでアウラから視線を外す。アウラの視線も少女の先へ。テーブルの脇で優雅に佇む男へ向けられた。
「そこの彼に色々教えてもらえるのかしら?」
「ご説明させていただきます」
ホストから給仕に成り下がった男は、恭しく頭を下げた。
アウラはつまらなそうに鼻を鳴らした。
魔族の少女は微笑みを崩さない。
男は何度となくしてきた説明を繰り返す。
ここがどこであるかは不明。訪問には鍵が必要。鍵の使用条件。自分は部屋に囚われている。帰還にはノートに来訪者の記帳が必要。
アウラについては触れなかった。アウラの目が自分で話すと言っていた。
「私はさっき言ったわよね。ここに避難してるだけ。鬱陶しいのに目を付けられたのよ。こいつをどうにかしてここを使えなくなったら困るわ。そういう契約をしてるわけ」
「アウラはグラナトを攻めていたわね。そこと和睦を結んで結界を解除させようとしていたと聞いてたわ。凄いわ。人間と契約するなんて。しかもそれを守ってるなんて!」
「守ってるんじゃなくて、そうしないとここが使えないのよ。私の魔法で確かめたから嘘じゃないでしょ」
男は来訪者の視線に気付き、軽く一礼するだけで肯定も否定もしない。
内心では、アウラの言葉にとても感心していた。頭に泥が詰まっていると思わせたアウラが、こうも自然な嘘を吐くのだから。しかも、事前に何の打ち合わせもしていなかった。
社会性がないが故に恥も外聞もない魔族であるが、魔法が関わるとその限りではないらしい。
魔法や魔力についてだけは異常に拘るのが魔族である。そして話す相手は同族である。魔法が逆転して支配するはずがされる羽目になった、とは口にし難いようだ。
「そうだったの。でも避難して正解だったかも知れないわ。アウラはグラナトがその後どうなったか知ってる?」
「……知ってるわよ。なに? 私に聞かせたいの?」
「聞かせたいわ。アウラがいなくなったすぐ後にフリーレンが来たの」
「……へえ」
少女は楽しそうに事の顛末を話しているのに、ホステスであるはずのアウラは表情を落としたまま。魔族なのだからこれが正常なのだろうが、そうすると微笑む少女の方がおかしく見える。
異常だろうと正常だろうと、男にはどちらでも良かった。ノートに記帳して帰ってもらう以上の事は何も望んでいない。
男は二人の話を聞き流している。自分には全く関りがない世界の出来事なのだ。何が滅ぼうが覇権を取ろうが全く興味がない。
もしも僅かなりとも魔法の才があれば、実践者である二人に異界の魔法を詳しく聞いたかも知れない。が、残念ながら魔法の才能は皆無であると真の主の主から太鼓判を押されている。本当に全くどこを探しても微塵もない。遥か未来に渡っても、男が魔法を使える可能性は絶無である。
「あら? ありがとう」
「恐れ入ります」
男は空になったカップへお茶を注ぐ。二人の会話を邪魔しないように給仕をするのが本日の仕事である。
この部屋においてのみならず、給仕係は己の世界における本来の仕事の一つであったりもする。相談役と知れ渡り、そちらの方が響きが良いのでそうと呼ばれる事がほとんどであるが、相談役としての仕事は余りない。専ら給仕係として働いている。かと言って飲食物の給仕をするわけでもなし。
しかしながら、給仕としての所作は完璧である。キノコ様に習ったのだ。
少女は男に微笑みかけ、淹れられたばかりのお茶で唇を湿らせた。
視線で促され、男はアウラのカップにも茶を注ぐ。アウラの口角が上がるのは、すぐにカップで隠れて男にも少女にも見えなかった。
「あなたが淹れてくれたお茶、とても美味しいわ」
「こんなの誰がやっても同じでしょ」
男が返礼するのをアウラが遮る。同じわけねーだろ、と男は思うが魔族に何を言っても無駄と悟っている。何も言わず、来訪者に一礼した。
「そんな事ないわ。お茶はお湯の温度や茶葉の抽出時間で味が全然変わるものなの。私には同じように淹れられないわ」
「あっそ」
つくづく失礼な魔族であるが、相手もまた魔族である。アウラの非礼は気にならないようだ。
それはそれとして、あなたも詳しくないようで、と男は思うものの口にも顔にも出さない。
「それでね」
魔族であっても女は姦しいものなのか、二人の会話は中々途切れない。ゲストが話し、ホステスが聞き役だ。アウラは興味なさそうに見えてその実きちんと聞いている。
今は部屋に囚われているし、いつ解放されるか全くの不明であるが、戻れないわけではない。実際に男は何度も戻っている。
いつの日か自分の世界に戻った時、情勢がどのようになっているか知っておくのは重要だ。
普通の魔族ならそんなものを気にせず自分の周囲にだけ目を配る。目の前の少女は魔族の中でも変わり者として知られ、様々な事に注意を向けている。かつては単なる変わり者としか思わなかったが、今は有用と認めなくもない。
少女は饒舌に、楽しそうに近況を語る。
アウラがどんな態度をとっても微笑みを崩さない。給仕の男を忘れることなく時々話を振って、その度にアウラが遮る。
それが五度目になると、流石に唇を尖らせた。
「私は彼ともお話がしたいの。私が彼と話すとアウラが困る事でもあるのかしら?」
「別に、何もないわ」
「それならいいでしょ?」
「……ええ」
少女は微笑みを崩さない。アウラは露骨にため息を吐いて立ち上がった。
アウラには、この後何が起こってどうなるか、結末まで予測できた。思う事が全くないと言ったら嘘になるが、自分に迷惑が掛からなければどうなろうと構わない。
「私は部屋に戻るわ。ソリテールは好きにして」
「ええ、好きにさせてもらうわ。それでいいのよね?」
「同じことを言わせないで」
なまじ知っているだけに、何が起こるか見たくなかった。どう転ぼうと自業自得。アウラには責任感も仲間意識も皆無なのだ。
部屋に戻ると言うだけで挨拶らしい挨拶もなく、アウラは応接間から姿を消した。
広い広い応接間に、男と魔族の少女だけが残された。
「あなたも座って。私は魔族だけど、人間とお話するのがとっても好きなの。あなたの話を聞かせて欲しいわ」
テーブルに頬杖をつき、真っ直ぐに微笑みかける少女はとても可愛らしかった。
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魔族とは一つの種族を指す言葉である。しかし個体差が非常に激しく、成長速度も様々だ。
人に近い形があれば獣そのものであることもあり、男性体があれば女性体もある。共通するのは言葉を解すことと、頭部に角があること。死ねば魔力の塵に還元することも含めてよい。
角の形も様々である。アウラは湾曲した角が長く突き出ているが、来訪者の魔族は親指より少し大きい程度である。角の大きさは生きた歳月と無関係であるらしい。
角が無関係なら姿かたちも同じ。アウラはなんとか女の範疇に入れられるが、少女の魔族は女未満の少女にしか見えない。アウラより小柄で胸の膨らみはなだらかだ。
但し、髪がとても長かった。真っすぐに立てば腰どころか尻の膨らみまで隠す長さ。もしも少女が人であれば、髪がそこまで伸びる事は稀である。髪にだって寿命があるのだ。
魔族は社会性がないくせにお洒落種族であるため、長い髪は艶やかで枝毛もない。丁寧に手を入れているのか、はたまた髪を綺麗に保つ魔法でもあるのか。
髪に触れるなら髪色も見逃せない。
あろうことか、エメラルドグリーンである。綺麗にしているので光沢すらある。どうしたらこんな色の髪が生えるのか不思議であるが、双子でピンクとブルーを越える神秘ではない。男は髪色の考察を打ち切った。
「聞こえていたでしょうけど、改めて自己紹介するわね。ソリテールよ。あなたが話してくれた鍵がいつの間にかポケットに入っていたの」
「ご丁寧な紹介、痛み入ります。鍵がどのようにして所有者を選ぶのか、私にもわかりかねます。私に出来るのは、いらしてくださった方を持て成す事だけでございます」
「そんなに気負わなくていいわ。普通にお喋りしてくれるだけでいいの。さあ、そこに座って」
「失礼いたします」
テーブルは円卓である。アウラとソリテールは向かい合って座っていた。男はアウラが座っていた椅子を使わない。その間にある椅子に座った。
「茶が冷めたかと存じます。淹れなおしましょうか?」
「これでいいわ。冷たくても美味しいもの。あなたも飲んで」
「では失礼をして」
男が茶を淹れるのを、ソリテールは微笑んで見守っている。
カップに満ちるのは澄んだ紅。それより艶やかな色がカップに近付き離れるのを待って、ソリテールは口を開いた。
「アウラが人間と生活出来るなんて思わなかった。二人ともどんなふうに過ごしているの?」
「ソリテール様には残念なことかも知れません。場所を共有しているだけであって、私もアウラも積極的に関わろうと考えてはおりません。閉じた部屋と申しましても御覧のように広いものですから、申し合わせない限り顔を合わせる事がないのです」
「そうだったの。私の知り合いに人類と魔族の共存を目指している魔族がいるの。彼にいい知らせを持っていけると思ったのだけど」
「それは大きな課題でございますね」
「私もそう思うわ。でも彼は真剣に目指しているみたい。応援くらいはしてあげないと」
「ソリテール様はお優しいのですね」
「優しい? 私が? うふふ、ありがとう」
ソリテールは意外な事を言われたように目を瞬かせ、軽やかに笑った。
アウラと違って表情が豊かである。
アウラと違って言葉は理知的で話には筋が通り、見た目通りの年齢ではない事を窺わせる。もしも男が初めて会った魔族がアウラではなくソリテールであったなら、魔族とは頭に泥が詰まっている風船人形、とは思わなかったことだろう。
アウラと違って服装が慎ましいのも好ましい。アウラは夜のお店でおじ様におねだりするのが得意そうな装いであるが、ソリテールは白いワンピースドレスに赤いボレロを合わせている。慎ましいスタイルに合った慎ましい服装であり、アウラと違ってよく似合っている。
アウラと違ってこちらの話を聞こうとする態度も好ましい。魔族と対話しても時間の無駄、と思い知らせたのがアウラである。アウラは聞く事を聞けばそれで会話を打ち切る事が非常に多い。先ほどソリテールへ言ったように「あっそ」の一言で終わる事が何度あったことか。普段がそれだから訓練時に輝くとも言えるが、それはまた別の話である。
「こう見えても私は大魔族なの。魔力を見ればわかるのだけれど、あなたには見えないのね」
「本当に残念なことながら、私に魔法の才能は皆無なようです。お言葉から察すると、ソリテール様の魔力はアウラより多いのですか?」
「ええ、そうよ。倍は違わないけれど、私の方が多いのは間違いないわ」
アウラから聞き知った事によれば、魔族は魔法の研鑽を日常とするため魔力量が生きた年月とほぼ正比例する。
五百年生きているらしいアウラの倍となれば、千年は生きた魔族なのだろう。
「でも私の事は魔族の間でしか知られてないの。人類にとっては無名の大魔族。それが私よ。どうして私が人類に知られていないか、あなたにはわかるかしら?」
「様々な説が考えられます。一番に考えられるのは、ソリテール様が人類と関りになって来なかったからでしょうか」
「私は人間と話すのが好きだからその説は外れね」
「でしたら魔力を隠して接してきたのでしょう。魔族であっても魔力の隠蔽が可能であると聞いております」
「それは半分当たり。私はずっと魔力量を制限している。制限しても大魔族を名乗れる魔力量があるわ」
「ソリテール様が関わった者たちは魔力の感知が出来なかったのでは? 現に私には全くわかりません」
「魔法使いに会った事もある。わかる者は確実にいたはずよ」
「私には使えませんが、記憶を操作する魔法があると聞き及んでおります。それらをご使用になられたのでしょうか」
「うーん、私には使えない魔法ね」
望む答えが得られない事に、ソリテールの微笑が苦笑に変わった。
彼女は少し考え、とても人間らしいアイデアを思い付いた。
「だったらあなたが私の立場になったと考えてみて。あなたは人間の肉がとても好きな大魔族。だけど人類側には全く知られてない。どうすれば自分の存在を人類に隠しておけると思う?」
「人前に姿を見せない事ですね」
「……人間の肉が好きだと言ったわ」
「姿を見せなくとも狩りは出来ます。実際に野山の獣を狩る時は、自分の存在を対象から隠すことが最も重要になりますから」
「……そういう意見もあるかな」
ソリテールは、この男を説き伏せるのは無駄と悟った。
出来るなら自分の考えを辿らせて気付かせたかったが、所詮は遊び。どうでも良い戯れに過ぎない。
わからないなら教えてあげるまでである。
「答えは簡単。出会った人間すべてを皆殺しにすればいい。そうすれば私の情報は人類側に残らない」
「さようでございますか。それは勇ましい限りでございますね」
男はカップを傾けるだけ。恐怖や驚きを浮かべる事もない。ソリテールが期待した反応は何もない。
意外な反応にソリテールの方が意気を削がれた。
「私はソリテール様の世界に赴くことが出来ません。情報を伝える事も然り。ソリテール様が私からの手紙をご自身の世界の人間たちに届けるなら兎も角、そのような事はなさらないでしょう?」
「しないね。だから君は自分は関係ないと思ってるのか」
「関係を持ちようがありません」
「でも、君は私に会った」
ソリテールの顔に微笑が戻る。
アウラが男の位置に座っていれば、ソリテールの全身から漂う濃密な死臭を嗅いだことだろう。
が、男には全くわからない。
どこぞの修行僧のように死体の上で瞑想したり肉を食べたりすればそうでもないだろうが、後者には当てはまるソリテールはアウラと違ってきちんと歯を磨いている。歯の隙間に食べかすが残って臭いを放つことはなかった。
「会った人間全部を殺してきたの。だから人間と会って楽しくお喋りした後は殺したくなって仕方がないの」
「私にも当てはまると仰せですか?」
「そう」
「さようでございますか」
男は深く息を吐きながら立ち上がった。
最後に何を足掻くのかと、ソリテールは男から目を離さない。
しかし男の行動は、最後までソリテールの期待を外した。
「こちらのノートに記帳をお願い致します」
「そこは命乞いをするところじゃないの? したら聞くかも知れないわよ?」
「聞くかも知れない。聞いたにせよ見逃すとまでは言ってない。有効な手段とは思えませんね。お望みでしたらさせていただきますから、まずは記帳をお願い致します」
「それこそ無駄でしょ? ノートのサインがないと帰れないと聞いたけど、今死ぬなら意味がないわ」
「それこそソリテール様と同じですよ。ソリテール様が会った人間を殺したくなるように、私はいらしてくださった方のサインが欲しいのです」
「ふぅん……」
ソリテールは同族から変わり者と言われてきた。
しかし、目の前の男の方がよっぽど変わっている。魔族としては異常と呼べるくらいに人間と関わってきたソリテールでも、こんな人間は一人もいなかった。例え強さに自信があったとしても、もう少し違う態度を取るだろう。
「これでいいかしら?」
「確かに。ありがとうございます」
ソリテールは開かれたページに自身の名を記す。同じページには自分の名以外にも幾つかのサインがあった。
ページを捲って読み返せば様々なメモを目にする事が出来たろうが、ソリテールはサインだけしてノートを閉じる。他の利用者に興味はない。
男は受け取ったノートを開いてソリテールのサインを確認し、軽く頷いてテーブルに戻した。
「それでは命乞いを致しましょうか? どのようにされるのがお好みですか?」
「君が死にたくない気持ちを訴えて欲しいんだけど。してくれそうにないかな?」
「勿論死にたくはありませんよ。生きている者は自分の命を長らえさせるように行動しますから」
「……一思いに殺すわけじゃないよ? 生きたまま端っこから食べていったり、お腹の中を見せてあげたり」
「ああ、何度か経験がありますね。ソリテール様の歯は鋭くないようですので、齧られたら痛そうです」
「…………そう」
どこまでも気勢を削いでくれる男である。
そんな事をされたら生きていられるわけがないのに、魔族より下手な嘘つきだ。
「本当にされてみたら違う感想が出てくるかもね」
「そうかも知れませんね」
ソリテールも椅子から立ち上がる。
華奢で小柄なソリテールが男の前に立つと、見上げなければ視線を合わせられない。
しかし、ソリテールに気負いも恐れもない。言葉にしたことを実行する。それだけである。その過程で楽しませてくれるなら嬉しい。
対する男は、やはり魔族は頭が悪いと再確認した。
アウラより言葉を使えるので少しは脳があると思ったのに魔族はやはり魔族であった。
一番悪いのはその目付き。
顔立ちが如何に整っていようと、たれ目の女が馬鹿なのは普遍の法則であるらしかった。
次回、バトル回のような何か
本作にソーン(WIZ5のラスボス)を出そうと思ってWIZ5の復習してました
が、昔のゲームですので台詞が非常に少ないため断念
来たらアウラがとっても泣いたのですが