いやー難産だった(汗
やっぱVISPにエロ書く才能は無いね、うん。
普通の書く才能はあるの?って聞かれてもダメだけどさw
どっかの安宿の一室、そのベッドの上で青年は溜息を吐いた。
「…人の上に乗るなよ。」
「?」
ベッドに横たわる彼の腹の上、そこには金と紫の妖眼を持った、銀髪の少女がキョトンとした顔で座っていた。
「どけ。」
「いや」
ふるふると首を横にふる少女。
一見華奢に見えるが、中身は齢すら解らぬ程の長寿を生きる魔道書の精霊だ。
銘を「ルルイエ異本」、邪神クトゥルーとその眷属に関する詳細な知識が記述された魔道書の原典。
邪悪な魔術師ならば、喉から手が出る程に欲する邪悪の知識の宝典だ。
「まりょく、たりない…。」
「今朝蜂蜜酒を飲んだだろうが。」
対する少年は黒眼黒髪と凹凸の少なめの顔と、直ぐにアジア系と解る顔立ちだった。
魔道書の精霊と対等に話す彼もまた常人ではない。
外道の知識を駆り、外道を成す者達を狩る。
ホラーハンター、抵抗者と呼ばれる人類の側に立つ魔術師の1人だ。
勿論、記憶を封じてはいるが、我らが寝取られ系残念主人公ことリーア(男性バージョン)である。
そしてこの現状、絶賛アーリによって記録中だったりする
(何故こうなった?)
青年が内心で頭を抱えるが、有効な打開策は見つからなかった。
そもそも何故こんな事態になっているのかと言うと、話は一週間程前に遡る。
普段はあっちこっち放浪して、現地で依頼を受けて動く彼だが、今回はミスカトニック大学のアーミティッジ教授から依頼を受けたのだ。
なんでも今回はシュリュズべリィ教授が南米に出張中であり、任せられる機神召喚も使える位階の魔術師と言えば青年位しかいなかったのだ。
依頼内容はインスマウスにあるというルルイエ異本の奪取及びクトゥルー教団と現地の深き者共の殲滅だ。
早速術衣を纏って素顔を隠し、生存者の救助後に事前に仕掛けていたクトゥグアの召喚陣を起動させて悪魔の岩礁に潜む秘密教団を壊滅させた。
その焼跡から残党がいないか捜索した所、発見されたのがルルイエ異本だった。
なんでも此処の秘密教団の長と契約していたのだが、その長があっさりと死に、自分もクトゥグアの炎を防ぐのが限界だったとか。
幸いにも魔力不足で大人しい事もあり、青年が持つネクロノミコン:ラテン語訳に記された機神召喚を使用する事は無く、事態は収束した。
問題は事が終わった後、ルルイエ異本をミスカトニック大学に届ける段になってからだった。
何せ彼女、今まで碌な位階の魔術師に祀られておらず、慢性的な魔力欠乏に陥っていた。
幸いにも悪魔の岩礁の周辺に漂う魔力を収集していたが、それすらも現状は出来ない。
よって、代わりの魔力補給源として、青年に目を付けたのだった。
青年としてはインスマウスからバスで数日程度でミスカトニック大学に届ければ今回の依頼は終わりの筈だった。
しかし、このルルイエ異本、マジでよく喰うのである。
大気中の魔力は元より、食料も相当食べる。
それらは全て彼女の体内で魔力に変換されるのだが、通常の食べ物よりも魔術関連の薬品や食物の方が変換効率が格段に良い。
そのため、青年が普段使用している魔法薬や形態食料等は最初の一日で全滅した。
辛うじて切り札の一つたる黄金の蜂蜜酒は守り抜いたが、それとて小出しにして全滅を免れている状況であった。
そして今、青年自身がルルイエ異本に喰われそうになっていた。
「まだ、だめ。」
「おいおい、勘弁してくれ…。」
当然だが魔術師や魔道書の精霊は魔力を用いて魔術を行使する。
特に魔道書の場合、魔力を失えばその力の殆どを喪失し、精霊も消失する。
有体に言ってしまえば死んでしまうのだ。
「まりょく…。」
「今からアーカムに行くから、大気中の魔力か蜂蜜酒で我慢しとけ。」
「やだ。」
蜂蜜酒とは「黄金の蜂蜜酒」の事を指す。
これは一種の魔法薬として作成されたものであり、飲むと魔力の補充の他、霊的感覚の鋭敏化、ビヤーキーの使役等の恩恵がある。
しかし、劇薬の一種でもあるので、無暗矢鱈に摂取する事は命に関わる。
無論、それは人間に限った話だが。
そして、それよりも効率良く魔力を摂取するとなれば、手段は凡そ三つに限られてくる。
一つ目は儀式魔術による大気や地脈からの魔力の収集。
これは神殿等のある程度の規模の儀式場を必要とするため、入念な下準備が必要となる。
二つ目は大出力の魔力機関による魔力の生産。
これは主に魔術の最奥たる鬼械神の主機関として搭載されるもので、凄まじい出力を誇る。
だが、これを十全に扱うには術者の魂、或いは人間を止めるかしなければいけないし、そもそもこれを扱える魔道書は極めて数が少ない。
三つ目は…
「ん…」
「むぅ!?」
他の魔術師や魔道書、魔道具からの魔力の収奪である。
「んむ!?む、むー!!」
「んぅ…ふちゅ…ちゅぱ…。」
マウントポジションを取って一方的に口づけする。
その様子は成人男性と十代半ばにもならぬ少女の組み合わせだと言うのに、肉食獣が得物を捕食する様子そのままだった。
「あなたからもらう。」
「おいおいおい待て待てちょっと待て! って何時の間に拘束しやがった!?」
見れば、何時の間にか召喚されていたグロテスクな触手がベッドの下から這い出し、青年の身体を拘束していた。
恐らく、先程のキスの際に意識が反れた所を狙われたのだ。
この辺りの老獪さは流石は魔道書の精霊と言うべきだろうか。
…否、幾つになってもヒロイン失格の魔道書もいるのだから、それは違うと言うべきだろう。
兎も角、どの様な代物かはフリーのニ流魔術師である青年には解らなかったが、間違いなくクトゥルーの眷属の一つであった。
「おいしそう…。」
「Ok、落ち着けお嬢さん。オレにロリの気は無いし、君の満足する魔力を絞り取られたらマジで命の危機だ。だから落ち着いてむぐぅ!?」
馬乗りのまま、ルルイエ異本は青年の唇を再び奪った。
しかも両手で青年の顔をがっちりと固定して唯一動かせる首も封じられた。
(いかんいかん!このままでは…!)
先程から鳴っている第六感が警報のボリュームを更に上げる。
って言うかもうヤバい。
キスの時に媚薬でも流し込んできたのか、理性がガリガリと削れ、その代わりに五感がルルイエ異本の白い肌の色彩と肌理細やか肌触り、女体特有の甘い香りがガンガンと脳髄に伝えてくる。
「めちゃくちゃに、して?」
そして彼の視界には馬乗りのまま、頬を染めながらおねだりしてくる少女の姿で一杯になっていた。
ブツンッ。
こうして青年の理性は千切れ、代わりに本能と言う名の獣が暴れ出す。
今夜此処にまた1人、修羅道(=ロリコン)に踏み込んでしまった魔導師が生まれた。
…………………………………………………………
「………。」
「んぅ!」
服を脱ぐ瞬間すら惜しいとばかりに、青年が上半身を跳ね上げ、馬乗りになっていたルルイエ異本をベッドの上に押し倒した。
青年がその気になった途端、彼を拘束していた触手は霞のように消え、お返しとばかりに青年が少女の細い両肩を無駄なく鍛え上げた両腕で抑えつつ、目の前の瑞々しい唇を貪った。
ぐちゅ、じゅる、ちゅぱ、ぐちゅ…。
夜の安ホテルの一室に、淫靡な音が響く。
恐らく、先程の大声でのやり取りなんかは防音もなっていないこの部屋では隣や下の部屋(此処はニ階)に漏れている事だろうが、理性がぶっ飛んだ青年と元々羞恥心なんてないルルイエ異本には関係の無い話だった。
「は、ぁ…。」
独特のデザインの衣装を捲くりあげ、俎板寸前の胸を露出させ、丁寧に撫で摩り、揉んでいく。
まともな灯りすらない暗闇でも、魔術師にとっては基本中の基本である魔力を流して五感の強化をすれば、全く問題無い程度には見えるようになる。
基本、獣欲に支配されればどんな人間も大抵性急な行為に及ぼうとするものだが、元々魔導師として錬金術師として錬度が高い青年は薬物や劇物も日常的に扱う。
そのため、こうした媚薬の類にも耐性はあり、行為そのものは兎も角として性急過ぎる行為に対しては未だに彼の中で抵抗があるらしい。
「ん、もっと、は、ぁ…。」
ちゅ、ちゅ、と啄ばむ様なキスを唇だけでなく首筋にも繰り返し、胸への愛撫も欠かさずに続ける。
不健康な程に白いルルイエ異本の肌に赤みが増し、全身から発情時特有の甘い香りが漂い、それが更に青年の欲情を煽る。
傍から見れば無駄なく鍛え上げられた軍人の様な男が年端もいかない少女を組み敷くという完全に犯罪な絵面なのだが、2人ともそれぞれ常識と理性に欠けているために一切気付かない。
くちゅっ。
不意に胸への愛撫を止め、青年が右手をルルイエ異本の股間へと伸ばした。
そこは既に愛撫、或いは自身で合成した媚薬か魔力欠乏によるものか、一本の筋に見せるクレバスに既に溢れる程の蜜を湛えていた。
「あ、あ、ちょう、だい、ま、あ、りょくぅ…!」
その容姿に反する妖艶な喘ぎ声を漏らしながら、ルルイエ異本は青年へとおねだりをする。
それが欲情によるものか、魔力を欲してなのか、或いはその両方なのかは既に本人にすら解らないが、その言葉を向けられた青年にとって、それは何にも勝る起爆剤だった。
「………。」
無言で青年が乱暴に服を脱ぎ、ルルイエ異本はページで編まれた衣服を元の状態に戻し、互いに一糸纏わぬ姿になる。
後はもう、互いに本能のままだった。
青年が曝け出したソレは何処ぞの貧乏探偵の様なフランスパンに例えられる程ではなかったが、それでも十二分に大きい。
しかし、やはりと言うべきか、ルルイエ異本の外見上未成熟な膣に比べ、明らかに許容量を超えている。
入れれば確実に肉が裂け、出血と苦痛は免れないだろう…人間ならば。
ルルイエ異本は齢100を遥か彼方に置き去りにした最高位の魔道書の一角。
況してや異形の存在たる深き者共と人間の交合についても詳細に記述されているし、儀式のための性行為の経験も通常のものから輪姦、触手、腹ボテからの出産まで何でも有りという位には豊富だ。
故にその身体は見た目よりも遥かに頑丈かつ柔軟性に富んでいる。
今更彼女にとって、この位は何でもない。
寧ろ、青年の持つ水と土の濃い魔力は彼女にとって嘗てない程の親和性を持っているため、一刻も早く繋がりたい位だ。
くちゅり、ぴちゃ…。
「ん…ぁ…。」
散々焦らされてから、見た目だけは幼いクレバスに漸く青年の逸物が添えられる。
ルルイエ異本もまた、それに熱の籠った視線を向けながら、入れやすくなるように角度を微調整する。
そして…
「あぁッ!」
「く、ぅぅぅ…!」
ずちゅん、と一気に突き入れられた。
先程の焦らしが嘘だったかのように、青年は余りの快楽にうめき声を漏らしながら力の限り腰を前に進めた。
「は、あぁぁぁぁ…。」
今までジクジクと寂しさを訴えていた、身体の中にぽっかりと空いた空洞が満たされる感覚に、ルルイエ異本は知らずに艶やかな溜息を漏らした。
しかし、彼女がそのまま挿入の余韻を味わうのはそこまでだった。
もっともっと、この少女の膣を味わいたい。
そんな雄の欲望と共に、青年が律動を開始した。
ずちゅ、ぶちゅ、ずず、ぐちゅ!
「あ、ぁ、あ、あぁ、あッ!」
少女の事を一切気遣わず、まるでオナホの様に快楽を得るためだけに使用する、使い捨ての道具に対する様な荒々しさ。
「ま、りょく、たり、ない、たぃ、ない!もっと、もっろぉ!」
艶やかな嬌声を挙げながら、ルルイエ異本はそのほっそりとした手足を青年の身体へと撒き付け、彼の耳元で更なる快楽を乞う。
その声と仕草はとても魔力を欲するだけとは思えず、どう考えても彼女自身すら彼との交合で得られる快楽こそ求めているようだった。
「あ”」
ずん! ごりぃ!
青年の逸物がルルイエ異本の浅い最奥部へと叩きつけられ、そのまま奥の子宮口を抉る。
初挿入時に並ぶ凄まじい刺激と衝撃に、ルルイエ異本の嬌声が止まり、肺から空気が出ていく。
余りの快楽にルルイエ異本の視界は完全に白化し、上下の別すらつかなくなる。
だが…
ごりごりごりごりごり!
「あ、が、ぎ、うぎぃ!?」
青年の前進は膣内の最奥部に到達しても終わらない。
子宮口を削る様に、青年の逸物を全て入れるため、幾度も最奥部へと叩きつけられる。
「ひぎぃ!?」
ぼごん!
そして、遂にルルイエ異本の子宮口は突破され、胎内で最も神聖な場所への侵入を許してしまった。
青年の逸物の傘までが入り込み、ルルイエ異本の子宮のある腹部は外部から見ても明らかにぼっこりと膨らんでいた。
「ふーふー!」
「はぁ…はぁ…ッ!」
一段落したのか、青年の突き入れは停止し、ルルイエ異本もまた必死に胎内の圧迫感に耐えながら、双方が荒い息を吐く。
元々見かけより頑丈かつ柔軟性のある彼女だからこそ害は圧迫感程度で済むものの、これを人間の女性、それも出産経験の無い者にやれば、確実に身体に害が出るだろう。
「お、あ、がは、ひぐぅ!」
そして、唐突に挿入が再開された。
しかも、子宮口から出ない様に、あくまで小刻みに、前後以外の動きを巧みに組み合わせ、ルルイエ異本の子宮を蹂躙していく。
「あぁ、はぁ、がはぁ!」
普通の人間なら間違いなく身体を壊すであろう暴挙に、ルルイエ異本はしかし、確かに快楽を感じていた。
元より外道の知識の集大成である彼女にとって異種交配や乱交儀式、神との交合等は日常茶飯事であり、この程度の乱暴さは程良いスパイスにしかならない。
「はぁ…はぁ…!」
逆に、人間の娼婦相手位しか経験の無い青年にとって、見た目十代前半から一桁後半程度の少女を抱いた経験は無い。
しかも、相手は邪悪な神々やその眷属にとっての巫女でもある存在。
先程から吸われ続けている精力と魔力、体力に、寧ろ青年の方が限界に近かった。
「だ、してぇ…なか…たく、さん…。」
「く、おおおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉ!」
ルルイエ異本からの誘惑に背を押され、青年は遂にラストスパートに入った。
元より先程から与えられる快楽により性感は限界に近くなっていた。
そして、見た目は幼い少女相手に誘惑されたとは言え強姦紛いの子宮姦という、背徳感に、青年は今夜で最も早く腰を動かし、少女もまた青年に合わせようと腰の角度を調整し、最も深く受け入れやすい角度を探す。
そして…
「っあぁぁぁぁぁぁ!!」
「はあぁぁぁぁぁぁ!!」
青年の堪り溜まった白濁が、遂にルルイエ異本の子宮内へと放たれた。
びゅる、びゅば、ぶびゅ…。
ルルイエ異本も射精の刺激によりほぼ同時に絶頂に至り、今まで一番強く青年の逸物を締め付ける。
しかし、それは青年の射精を一切阻害する事は出来ず、寧ろ膣肉は嬉々として青年の吐き出す精液を奥へ奥へと飲み込み、渇きを潤そうとした。
鼓動と同じタイミングで青年の白濁がドクドクとルルイエ異本の子宮内へと注がれ、満たしていく。
余りの快楽に、青年もルルイエ異本も背筋を限界まで反り上げ、完全に視界が白化する中、唯只管に絶頂の快楽へと意識を集中する。
「っ、はぁ…!」
「ぁ………。」
やがて、青年が気絶する様に眠りに堕ちると同時、ルルイエ異本もまた満たされたと同時にあっさりと意識を手放した。
…………………………………………………………
一週間後、ミスカトニック大学陰秘学科にて
精力と魔力をその後も絞り取られたため、予定よりもやや遅れる形で青年は依頼完了の報告を行った。
「以上です。押収した資料なんかは後日に届きますので、詳細はそちらで。」
「うむ、よくやってくれた。所で、少々質問があるが良いかね?」
「まぁ、言わんとする事は解ります…。」
陰秘学科で教鞭を取るアーミティッジ教授は青年の横に侍る魔道書の精霊に視線を向けながら言う。
邪悪の叡智の結晶たるルルイエ異本の精霊、そんな彼女が青年のコートの裾を握りながら、何処とも知れぬ場所に視線を向けながら立っていた。
プロの魔導師であるアーミティッジには確かに青年と魔道書の間にある契約を見て取っており、どう言う訳か、青年が戦闘行為を行ったであろう相手と契約を結んだ事が解った。
まぁ世の中何が起こるか解らないもので、アーミティッジとしてもそこら辺はとやかく言うつもりは無い。
ただ一つの事を尋ねたかっただけだ。
「ぺドフェリアになった気分はどうかね?」
「よし爺さん、この場で機神召喚しても良いよな?」
依頼の常連たる老人の真面目くさった妄言に、青年の常人より太めだと自負する筈の堪忍袋は一瞬で引き千切れた。
その後、何とか間に合ったシュリュズべリィ教授により、青年の暴走は未然に防がれた。
しかし、それなりに親しかった筈の教授の魔道書である葉月からは常に2m以上の距離を取られる様になった事には青年は膝をついて嘆いた。
数年後、なんやかやと契約は継続されたある日。
「はらんだ。あなたのこ。」
「ファ!?」