※この作品はR-18です。

【Rー18版】クラス転移した俺のスキルが、【マスター◯ーション】だった件   作:スイーツ阿修羅

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【はじめに】
 本作は、"六十六発目「零れた朝露、蜜の残り香」"にて、
 万波行宗と新崎直穂のエッチシーンを補完したバージョンです。
 冒頭部分は本編と同じです。
 ギルアとの死闘を終えて、逃げ出してきたキャンプ地のシーンです。
【必ず本編を先に読んだ後で、次にこちらを読んでください】
 共通部分もありますが、互いに異なる部分もあるので。
 こちらを読んだだけでは、本編次話に繋がりません。
【また、もう一つ注意】
 作者の私は誠心誠意を込めて書きましたが、
 キャラたちのエッチシーンを見ることで、読者さまが解釈違いを起こしてしまおうおそれがあります。
 今までのキャラクター像が壊れてしまう危険があります。

【以上のご承知の上でお読みください】


六十六発目「零れた朝露、蜜の残り香」【裏】 全4話
①奉仕


 

―万波行宗(まんなみゆきむね)視点―

 

 星が綺麗な夜だった。

 俺は、右腕を失ったまま、寝袋の中で、ぼーっと星空を眺めていた。

 

「おまたせ……」

 

 そう言って、直穂(なおほ)が戻ってくる。

 星空を背景に透き通るような黒髪が、俺の頬をくすぐった。

 

「二人は?」

 

「フィリアちゃんはもう寝てるよ。マナトくんも眠ったまま……マントに包んで手足を縛っておいた。

 もし目が覚めても、私たちに攻撃してこないためにね……」

 

「そ、そうか……」

 

 直穂の口調はどこか冷たかった。

 マナトを縛っておく。たしかにそれは正解だろう。

 マナトの二人の姉、ニーナとヨウコを直接殺したのは、この俺なのだから……

 マナトはきっと俺を恨んでいる。

 復讐しにくるかもしれない……

 

「ねぇ……行宗(ゆきむね)……」

 

 直穂の声は、壊れたみたいに震えていた。

 星空の光の逆光で、直穂の表情はうまく読み取れない。

 

「私、人を殺しちゃった……」

 

 直穂の言葉に、息を飲んだ。

 そうだ。直穂は、ギルアを殺した。

 俺も同じだ。ニーナとヨウコを殺した。

 ……俺達は、紛れもない、人殺しなんだ。

 

「直穂……」

 

 俺はただ、残った左腕を、直穂に伸ばすことしかできない。

 右腕を失った俺では、直穂を抱きしめることすらできないのだ。

 

「……ねぇ行宗、約束したよね?」

 

 直穂は震え声で、すがるように、俺に跨って問いかける。

 

「……あの戦いが終わったらさ、私とセックスしてくれるって、約束したよね……」

 

「うん……」

 

 冷たい直穂のほっぺたに、左手の指先をそっと添えた。

 

「……ねぇ、こんな私でも、抱いてくれるっ……?」

 

「……え?」

 

「こんな、人殺しで、手を血で染めた私でも……行宗は愛してくれるの??」

 

 雲一つない夜空から、ぽたぽたと雨がふる。

 それは俺の顔面に降り注いで、顔中を濡らして、彼女の体温を届けてくれる。

 

「……直穂、愛してる……」

 

 俺は、まっすぐに彼女に伝える。

 

「直穂は、優しくて、思いやりがあって、頑張りやさんで、可愛くて、

 素敵な女の子だよ……

 ……直穂に、そんな悲しい顔を、させたくなかった。

 辛い思いを、させたくなかった……」

 

「ひぐぅっ………!」

 

 直穂は、静かに泣いていた。

 

「……直穂、いつも俺の隣(となり)にいてくれてありがとう。

 俺を信じてくれてありがとう。

 俺と同じものを見てくれてありがとう。

 俺と一緒に苦しみを背負ってくれて、ありがとう……」

 

「う……うんっ……うえぇぇぇっ!!」

 

 柔らかく頭を撫でてやると、直穂の身体は意外と小さくて、

 あぁ、女の子なんだなぁって、思った。

 

「……脱ぐっ!」

 

「え?」

 

 直穂は突然そう言うと、ばっと服の裾に手をかけて、シャツと上着をまとめて思いっきりめくり上げた。

 そして、上はブラジャーだけになって、真っ白くて汗ばんだ肌が、優しい月明かりに照らされた。

 

 そして直穂は立ち上がると、ズボンを足元までずり降ろした。

 それから間髪入れずに、パンツも、そしてブラジャーも、全てを脱ぎ捨てて、

 一糸まとわぬ姿になった。

 

 

「………行宗は、自分で脱げる??」

 

 思わず美しい裸体に見とれていると、直穂が頬を染めて尋ねてきた。

 

「……いや……片手しかないから、難しいかもしれない」

 

「分かった。脱がしてあげる」

 

 そういって直穂は息をつく暇もなく、俺のズボンへと手をかけた。

 

「………っ!」

 

 

 

 

 直穂は俺のズボンのベルトをカチャカチャと外すと、両脇を掴んで下へ引っ張った。

 あっという間にズボンが脱がされて、俺の下半身はパンツ1枚になる。

 

「……ふふ、テント張ってる……」

 

 直穂は慈しむような表情で、パンツの上から股間を撫でた。

 そして素っ裸の直穂は、そのままゆっくり腕を畳んで、俺の股間へとうずめた。

 

「………っつ!」

 

 直穂の鼻先が、俺の股間部へと沈み込んで、俺は我慢ならない声をあげた。

 直穂の顔と、俺の肉棒が、パンツ越しに触れ合っていた。

 

「…………ん……んんっ……汗くさい……」

 

「……なっ、直穂っ! やめっ」

 

 恥ずかしさのあまり、俺は反射で左手を伸ばした。

 しかし…… 

 

「だーめ」

 

 直穂の右手で制止されて、そのまま五指を絡めとられる。

 

「すん……すん……んっ………んん……」

 

 直穂は俺のパンツの上を、匂いを嗅いだり頬ずりしたり、無我夢中で蹂躙していく。

 繋ぎ合う手に力が入り、血流の集まっていく肉棒が、直穂の顔を何度も叩いた。

 

「……あなたが、私を何度も助けてくれたんだね……」

 

 俺の亀頭を左手で包み込みながら、直穂は呟いた。

 

「……ありがとうね……頑張ったね……」

 

 直穂はそう言って、亀頭の先に唇をつけた。

 

 ちゅ……ちゅ……

 

 パンツ越しに、何度も何度も、直穂は亀頭にキスをした。

 

「……直穂、もう……」

 

 限界だった。

 

「……うん、分かってる、焦らしてごめんね」

 

 直穂は顔をあげて、潤んだ瞳で俺を見つめると、

 パンツに手をかけて、そのままスルリとしたに下ろした。

 

「……っぅ……!」

「んぁ!」

 

 パチン、と、亀頭の先が直穂の顔を叩いた。

 糸を引く我慢汁、外気に晒された肉棒。

 驚いて目をパチクリとさせる直穂に、俺の眼は釘付けだった。

 

「ふふ、捕まえたー♡」

 

 直穂に右手で、肉棒を直接掴まれて、

 直穂は蠱惑的な笑みを俺に向けた。

 俺は興奮のあまりに絶句して、何も言葉を発せなかった。

 

「……いただきますっ♡」

 

 直穂は勢いよく、俺の肉棒を口に含んだ。

 敏感な竿が生暖かい口の中に包まれて、キュルキュルと喉の奥へ吸い込まれる。

 

「うぐ……!」

 

 感じたことのない感触。

 いつもは自分の手で触っている場所、自分で慰めている性器を、新崎直穂に食べられて、

 気絶してしまうような快感が、全身を駆けめぐった。

 

「……んぐ、んん……んぅぅ……」

 

 黒髪ショートを揺らしながら、直穂は激しく頭を振った。

 舌で輸尿管をなぞられながら、たっぷりの唾液で絡みつかれて、

 射精感が一気にこみ上げてきた。

 

「直穂……出るっ……! 飲んで……くれるか?」

 

 俺の願望に、直穂は目でうなずいた。

 

 じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ……

 

 直穂は体重をかけて、さらに激しく肉棒を攻めた。

 もみ、もみと左手で玉袋を弄びながら、限界いっぱいまで喉の奥で亀頭を咥えこんだ。

 

「……直穂……好きだっ、愛してるっ……!」

 

 俺は頭を快感に侵されながら、情けなく直穂への想いを叫んだ。

 もう、直穂しか見えない。直穂のことしか考えられない。

 直穂さえ居ればいい。

 全身がこわばり、軽く痙攣しはじめて、

 ついにその時は訪れた。

 

「……射精(で)る……っっ……!!」

 

 びゅぅぅぅ……

 

 肉棒が、直穂の口奥深くまで沈み込んだ。

 

 びゅるる、びゅるる、びゅるる……

 

 脈動のリズムとともに、俺の白濁液が亀頭の先から飛び出して、直穂の口の中へと吐き出されていく……

 

 びゅるる、びゅる……

 

「……んく……んぶ……んぐっ……」

 

 直穂の喉がコクコクと鳴った。

 喉仏が震えて、白濁液が飲み込まれていく……

 

 握られた右手と左手から、直穂の右手が小刻みに震えているのが分かった。

 

(……ありがとう……)

 

 直穂にとって、はじめてのエッチ、はじめてのフェラ、はじめての飲精。

 けっして美味しいとは言えないザーメンを、手を震わせながら、それでも飲み込んでくれる直穂に……

 俺ははかりしれない感謝を感じていた。

 性的興奮でも、恋愛感情でも、愛情でもなくて……

 そんな言葉では言い表せない、もっと大好きでかけがえのない感情だった。

 

 大地の母とか、女神様とか。

 そういう人知を超えた尊さを、俺は直穂に感じていた。

 

 じゅっぷ……

 

 射精が終わり、直穂の口内が空っぽになって、

 ようやく直穂は口を離した。

 

「……ぜんぶ、飲んでくれて、ありがとう……」

 

 俺は彼女にそう言った。

 

「ごちそうさまでした。 美味しかったです」

 

 直穂は少々涙目でいやらしく目を細めると、空っぽになった口を大きく広げて見せびらかした。

 口から溢れた精液が、喉仏のほうまで先を引いて、それはそれはいやらしかった。

 

「嘘つけ、美味しいわけ……」

 

 俺はそう言った。

 俺も自分で自分のを口に含んだことがあるが、精液というのは生臭くて生暖かくてネバネバして、喉や口内にピリピリと張り付いてくる。

 とてもじゃないが美味しく頂ける代物じゃない。

 

「……ふふ、本心だよ。

 ……男の子のザーメン、どれほど苦いのかなって覚悟してたけど……

 思ってたより大したことなくて、こんなもんか、って感じ……

 それに……大好きな行宗が、私を想って出してくれた精液だから……美味しくないわけないじゃない」

 

 直穂は指先で口元の精液を拭うと、ちゅぷりとその指を口に含んだ。

 

 あぁ……好きだ。

 俺は直穂が、どうしようもなく大好きだ。

 ずっと一緒にいたい。

 永遠に直穂と通じ合っていたい。

 

「……それにしても、イッても賢者にはならないんだね。

 フェラチオはオナ二ー判定にならないってことかな?」

 

 直穂が思い出したようにそう言った。

 

「たしかに……」

 

 俺の【自慰(マスターベーション)】スキルは発動していない。

 射精したのに、賢者にならない。

 それは、これがオナニーではなくセックスだからだろうか?

 

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