※この作品はR-18です。

間飛移の女難   作:南亭骨帯

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男の娘IF…氷叢零治②

 

 

 

 広いとは言えない寝室のベッドの上。そこには男が2人いるだけで女などどこにもいやしないのに、生娘のような嬌声が部屋の中で反響している。

 

 パチュン、パチュン、と濡れた肌の打ち合う音が繰り返され、その度に顔を蕩けさせては涎と共に愛を零していた。

 

「お゙っ♡♡お゙お゙っ♡すきっ♡♡ゴリゴリされるのすきっ♡♡♡」

「また、っ……射精すぞっ……!?」

「お゙あ゙あ゙っ!?♡♡♡まら……♡♡またきたぁ……♡♡」

 

 子宮もなければ卵子も無い、ただただ快楽を貪る為だけの交尾。奥へと吐き出される精子は何ものにも結びつくことは無く、ドプドプと注ぎ込まれては温かな熱が彼に多幸感を与える。

 

 雄々しい剛直に腹を抉られる一方で、氷叢のペニスはビクビクと持ち上げては水のような精子を垂れ流すばかり。心の底から間飛の雄に屈服した今、彼の雄としての象徴など何の意味もなしていない。

 それどころか直腸に突き込まれた快感に震え、情けなく腰をくねらせる彼にとっては雄から雌へと変えられてしまった象徴ですらある。

 

 プポンッ♡とペニスを引き抜かれたアナルはポッカリと大口を開けており、テラテラと妖しく濡れた中を見せてしまっている。

 

「うつるゥ……♡ちゅー、して……♡♡」

「ん……」

「んっ……♡♡ぅ……っ♡♡♡」

 

 甘える赤子のように口付けを強請り、しっとりとした唇が触れ合う。そのうち舌が絡められ、舌先を吸い上げられた氷叢が甘い吐息を漏らしながら身体をピクピクと震わせる。

 

 寝そべったまま向かい合わせに抱きしめ合い、20cmほどの身長差を無視してキスを続ける。無意識にか氷叢の腕が自然と背に回され、逃がさないとばかりにより強く抱き締める。

 そうすると間飛のペニスが氷叢の睾丸をつつくような位置になる。片や親指程度のサイズであるのに対し、氷叢を鳴かせていたソレはしっかりと握れるほどの太さ。亀頭が睾丸に押し付けられ、快楽に揺れる氷叢に妙な感覚を与える。

 

 数分程そうしていたが、再び間飛が身体を起こすと釣られて氷叢も力の入らない身体を持ち上げる。

 

「零、おいで」

「ひゃい……♡」

「お前コレ好きだろ?」

「すきぃ……♡♡」

 

 ベッドの縁に腰掛けた間飛の上にノロノロと氷叢が腰掛ける。当然ペニスの居場所は氷叢のアナルの中。座ると同時に奥までズブゥッ……♡と挿入されていく。

 

「ふあぁ……♡♡」

「……抱き心地いいよなあ零って」

「これっ♡♡いいっ♡♡奥まで……っ♡突き刺さって……♡♡」

 

 上に座るという体勢の為、氷叢の体重が間飛のペニスから逃れることを許さない。身体を真っ直ぐに貫かれた快感が彼の手足を脱力させ、ヒクヒクと収縮するアナルがしゃぶりつくようにペニスを咀嚼している。

 

 次にするのはピストン……ではなく、そのまま間飛に抱き締められ続けるだけ。腹の奥底にある甘い疼きが更なる快楽を求めているのに、肉棒は小刻みに揺れるだけでそれ以上を与えてはくれない。

 反比例するように彼のペニスはペチペチと持ち上がっては顔を垂らしてと落ち着きがない。

 

「んぎっ……♡♡あ゙あっ……!?♡♡」

「っぐぅっ……!!締め付け、やべえ」

「ふっ……♡♡ゔあ゙っ……♡あ゙っ♡♡」

 

 もっと、もっと強い刺激を。身体も頭もそれ以外のことを考えきれなくなってくる。次第に口を閉じることもせず、涙と涎で顔をベチャベチャになってしまった。

 

 イキたいのにイけない。少しでも多くの快感を得ようとする身体は感覚をより敏感にし、僅かな刺激がどんどん大きい快感として受け取れるように変わっていく。

 ただ挿入されただけの体が徐々に背を反らし、間飛に身体を預けてはだらしなく蕩けた顔で痙攣している。

 

「……可愛いな」

「らめぇ……♡♡囁かれながら撫でられるの……♡おかしくなるぅ……♡♡」

「すっげえ可愛い。泣きそうな顔も、蕩けてる顔も」

「やっ♡♡ふああ……♡♡ばかになっちゃう♡♡からあっ……!?♡♡」

 

 倒れないようにと抱き留められ、耳元で舐めるように囁かれる。率直でストレートな褒め言葉は鼓膜を経て脳へと至り、溶けてしまいそうなくらいに氷叢を悦ばせる。

 

 そしてとうとう動いてもいないのに氷叢の限界が訪れる。歯を食いしばって悲鳴を堪え、気を失わないように必死に意識を繋ぎ止めようとガチガチ音を立てながら緩やかに達した。

 

「ふぎっ……!?♡♡♡ぃっ……!!♡♡」

「お……イッたか?」

「あ゙お゙っ……♡う、ゔん……っ♡」

「こっち向けるか?」

「うん……♡」

 

 目の前がチカチカと不確かなまま、氷叢は身体をよじって向かい合う体勢に変えると脱力しきった手足を間飛の体へと絡める。最早抱きつくというよりもしがみつくといった体勢が正しいだろうか。

 

 鎖骨の辺りに顔を埋め、気を抜けば今すぐにでも達してしまいそうで。息を整えようとすれば鼻腔を好きな人の匂いに満たされる。どうしようもなく満ち足りてしまう。

 

 先程までの貪り合う交尾から打って変わって、ねっとりとしたスローペースの交尾。緩やかに高められては優しくイかされ、一度絶頂するごとに絶頂するまでの感覚が短くなってくる。

 

 ヌチッ……♡♡ヌチュッ……♡♡

 

「あ゙っ♡♡はっ……♡♡これ♡すご……いい゙いっ!?♡♡♡」

「っあ……!!射精ちまった……」

「ず、ズルいぃ……♡」

 

 勿論気持ちよくなっているのは氷叢だけではない。こうしてまぐわっているうちに間飛もまたイッている。最初のような勢いはなくとも、未だビチャビチャと吐き出される精が底を尽きることはない。

 

 繋がった状態で押し付け合う局部は互いの体液でグチョグチョになっており、上では口と口で繋がっている。度重なる絶頂で荒い呼吸を無理やりに塞がれ、否が応でも強く吸わざるを得ない。

 間飛の舌を引き抜くように吸い付く氷叢。片手を背に回され、もう片手で頭を優しく撫でられながら必死に吸い続ける。

 

 ジュルッ……♡♡ズゾゾッ♡♡

 

「ぷはぁっ……っ♡♡♡」

「ふぅっ……苦しかったか?」

「ううん……♡♡キス好きい゙っ!?♡♡」

 

 ようやく呼吸が整った途端、今度はペニスが呼吸を阻害する。角度をつけてゴリュッと押し付けられた亀頭が前立腺を刺激した。

 女性にとってのGスポットやポルチオにも等しい快楽が詰まっているとされている場所。それが前立腺だ。そんなところを突然無遠慮に刺激されたことで氷叢の意識が一瞬途絶えた

 

「あ゙がっ……♡♡♡」

「ん?おい大丈夫か?」

「あ゙……♡♡♡へぇ……♡♡♡♡」

「しゃあねえ……起き、ろっ!」

「ひぎぃっ!?♡♡♡♡」

 

 ドチュンッ!と一突き。白目を剥いていた氷叢に意識が戻る。跳ね起きるようにして目覚めた氷叢は状況が飲み込めないまま達すると、ギュッとしがみついてくる。

 

「お゙っ……!?♡♡なん、れっ……!?♡♡♡」

「イキすぎて意識飛んでたから起こしたんだよ」

「しょんなっ……♡♡ごめ、ごめんなしゃいぃっ……♡♡♡」

「そろそろラストにするか……っ!!」

「ひっ……!?♡♡ま、まっ───」

 

 困惑する氷叢を抱え、ベッドに押し倒す。当然下では繋がったまま。

 

 うつ伏せに下ろされた氷叢は何も出来ず、強く打ち付けられる腰と突かれるアナルで何度もイキ続けている。柔らかい尻肉が突かれる度に揺れ、歯止めの効かない快感は断続的に噴き出す潮として現れている。

 

「お゙お゙っ!?♡♡♡お゙っ♡♡お゙お゙っ……!!♡♡」

「あとちょっとでイけそうだから頑張れ……っ!」

「はや、はやぐっ!?♡♡♡お゙かじぐなる゙っ!!♡♡♡あたまへんにな゙る゙ぅっ゙!!♡♡♡」

 

 段々とピストンが加速し、リズム良く突き込まれるペニスは一突き毎に氷叢を絶頂させる。背中にのしかかる間飛の重みすら心地よく、与えられる全てが絶頂に繋がる。

 

 もう意識すら定かでない氷叢に、それでも間飛のピストンは緩められない。こちらも射精したいという思いで一心不乱に腰を動かし、握られていると錯覚するほどキツく締まる肉を掻き分けて突き込む。

 

「射精すぞっ……!最後一発っ……!」

「うん……っ!!♡♡きて♡♡ぜんぶらひてっ!!♡♡♡♡」

「くっ……あ゙あ゙っ……!!」

「ひ♡────あは♡♡♡」

 

 

 ビュルルルルッ♡♡♡ビュブッ♡♡♡ビューッ!!♡♡♡♡

 

 

 最後にして最も深い場所での射精。既にはち切れそうなほど注がれた精子を更に押し込んで尚、大量の白濁が吐き出された。

 ドクン、ドクンと脈動し、膨大な快感に舌を垂らしながら互いに噛み締め合う。

 

「えへ……♡♡♡いっぱいきたぁ……♡♡♡」

「っはぁ……も、もう無理……」

 

 チュポン♡とようやくペニスを引き抜かれた氷叢は手足を投げ出したまま、顔をだらしなく歪めて笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……何回射精したの?」

「10から先は数えてないな」

「10回以上出してもまだアレだけ出るんだ……!?」

 

 2人が再起動したのはそれから数時間後。脱水症状を引き起こす寸前のところで何とか行動に移せた間飛がスポドリを4本調達。それぞれ1リットルずつ飲み干したところで生命の危機は去った。

 

 2人の体液でぐっちゃぐちゃになったベッドの後始末やゲロって大惨事な床を拭き上げたりと奔走。一息つく頃にはすっかり太陽は中天に昇っていた。

 

「しゃあねえよ。お前が可愛くてエロいからな」

「僕のせいかなあそれ……」

「あとは……好きだしな」

「……だからぁ!ズルいんだって!」

「何がよ?」

 

 ポスポスと形だけのパンチが胸板を叩く。その顔はセックス中よりもずっと赤く、照れくさそうにしている。

 

「もうっ!……僕ばっかニヤケちゃうじゃん」

「……あのさあ」

「ん?何?」

「そういうとこだぞ。お前が可愛いっての」

「…………うるしゃい!」

 

 犬も食わない喧嘩はいつも通り。砂糖を吐きそうな甘いやり取りをしつつ、ニヤケた顔を隠してポカスカ。間飛の胸に顔をグリグリと押し付けながら片付けを促す。

 

 きっと彼らの幸せは崩れることはないだろう。

 

 

「……先に惚れちゃったんだから負け、かぁ」

「じゃあお前の勝ちだな」

「!!?」

「昼飯買ってくるわ」

「ちょ、待って!?どゆこと!?詳しく!」

 

 ……誰の勝ちかはさておき。

 

 

 

 Hルート

 END⑦【ついてるのでお得です】

 

 

 





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