思い出したように投稿しました。放置し過ぎて申し訳ありません。
サブタイトルの【Ex】は本編終了後という意味になります。これからも時間がある時に本編終了後のIFを書いていこうと思います。
兎山ルミ。ヒーローネーム【ミルコ】。
特にヒーローオタクでなくても、ヒーローに憧れていなくても知っている。それほどの功績と知名度を誇るトッププロのうちの一人。
その在り方は『男勝り』と評すべきもので、文字通り並大抵どころかトップクラスの男性ヒーローにも劣らぬ実力と精神力を持つ。
健全な男子の中には街中を駆け抜ける、或いはヴィランと交戦する姿を見てしまい性癖をあられもない方へと捻じ曲げられてしまった者も多いだろう。
故に、誰も想像だにしていないだろう。
「お、美味しくなあれ♡萌え♡萌え♡キュン♡」
「……すんません。可愛いとかエロいより先に笑いがッ……!込み上げ……ぶふっ」
「いっそ殺せェエエエ!?」
そのミルコがフリフリのエプロンドレスを着てトンカツ定食に愛情(笑)を込めているなど。
というかそういうのってオムライスとかでしない?ゴリゴリの和食でするもんじゃないと思うんだけど。
職場体験の期間中にガッツリ間飛が食われてからというもの、ミルコは色々と我慢できなくなることが多くなっていった。
無論ヒーローとしての仕事もキッチリ熟すし、一度外れてしまったとはいえ精神的なブレーキはしっかり一線を超えたりしないように仕事をしている。
だがそれはそれとしてだ。一度ブレーキを外した時の感覚が忘れられないのも当然と言えば当然なわけで。
オブラートに包まずに言うと、これまではヴィラン退治で発散していた諸々の欲求の中から性欲だけが消えてくれなくなってしまっていた。
色んな言い訳を並べた所で自分自身が一番分かっている。どれだけヴィランを蹴り飛ばそうが、どれだけ強い奴と心躍る戦いが出来ようが、あの日知ってしまった甘く蕩けるような快感の代わりにはなってくれない事を。
かといって今更そこらの男で妥協する気にもなれない。というか何かしたくない。そう思ったミルコが取った行動は一つ。
「私から一本取れたら……わ、私の事を好きにしていいぞ!!」
「ははーん、隠す気ゼロだな?」
……まあ彼女はどちらかと言えば脳筋寄りの思考回路。隠そうとする気があっただけでもマシだと思うべきかもしれない。
問題は彼女の欲求が透けて見えている事と、期待が高まり過ぎてしまって割とあっさり一本取られる事が増えてしまった事だろうか。
その関係性は雄英在学中のインターンから続けられた。日中のヒーロー活動の裏側では『この条件ちゃんと仕事してます?』な条件の下に爛れた肉欲に身を任せる日々を送っていた。
それでもインターンじゃない日は何も起こらず、間飛とミルコの間に何かしらの関わりが生まれることはなかった。
理由は簡単、ミルコが社会人であり間飛が未成年かつ学生だから。
それは裏を返せば最後のブレーキになっているのが年齢という時間の問題だということでもあり、その理由がなくなった時の二人の関係性がどう変化するのかわからない事にもなる。
残念ながらそんな難しいことをミルコが考えているはずもなかったんですけどもね。
「うう……つかお前、こんな衣装どこで買ったんだよ……?」
「手作りですが」
「……そうだった。コイツ私と同じくらい自分の欲求に素直だった」
二年生のインターンの頃に宣言された『一本取ったら好きにしていい』という約定?は未だ現役。こうしてミルコのキャラとは真逆のゆるふわフリフリメイドの格好をさせているのもそれが理由だ。
ちなみにその約定が出来てからの組手は100%ミルコが負けている。単なる実力差?いいえ、何か最後の最後にミルコがごちゃごちゃ言って自分の負けだと言っているからです。
滅茶苦茶負けず嫌いのはずのミルコが自分から負けを口にする理由。それは。
「……な、なあ」
「ん?なんです?」
「今日は……しねえの?」
「……んー?何の事ですかね?」
「わ、分かっててやってんだろ!?その……我慢、できねェ……」
「……シたいならシたいって言えばいいのに」
下着すら着けていない、粘液が滴る下半身の甘い疼き。元々強かった性欲に教えこまれてしまった、男に組み伏せられる快感への欲求。
それらを叶えてくれるならば彼女は悦んで間飛に媚びるだろう。
◇
ヒーロー事務所ではない、ミルコがミルコではなく兎山ルミとして過ごす家。
その中の一室。初めて本物の味を知ったあの日と同じ寝室、彼女は決して世間には見せることのない一匹のメスとして振る舞う。
「んぐ、むっ……♡」
「……何回見てもゾクゾクすんな、コレ」
「ん゙む゙ぅっ……!?♡」
ベッドに腰掛ける間飛の股座に顔を埋め、貪るように肉棒をしゃぶる。口いっぱいにソレを頬張りながらも、腟内を満たすシリコンの震えに身体を跳ねさせていた。
微かに聞こえる機械の駆動音と、それを遥かに上回る淫靡な水音。お預け状態で高まっていた彼女のフラストレーションを解消するには程遠い刺激。むしろ『こんなものでは物足りない』とばかりにより一層間飛の肉棒を求めている。
一心不乱の口淫による奉仕。間飛からの命令ではなく自らの意思でソレを口に咥え、何を言われるでもなく喉の奥深くまでを使って肉棒を悦ばせる。
鼻から抜ける生臭さと喉奥を刺激された事による嘔吐感。それすら今のルミには心地よく、機械の振動よりもずっと彼女の身体に快楽をもたらす。
「……っ、射精る……!」
「んぐぅっ!!?♡♡」
酸欠寸前まで到達した瞬間、喉奥で熱が迸った。
口内を通り過ぎた喉奥に直接流し込まれる白濁の熱。逆流する濃厚な雄の匂いと跳ねる肉棒の刺激は彼女にも限界が訪れる。
プシィッ!♡プシュッ!♡♡
何一つ触れられていない、弄られていない。のに、激しい潮吹きと共に絶頂する。極めて小さなものではあるけれど、確かなオーガズム。潮に続いてチョロチョロと小水が滴り落ちた。
「喉奥に射精されてイくって……もうだいぶ取り返しつかねえなこの人」
「ゲェェエ……♡お、前のせいだろうが……♡」
「……だからちゃんと責任は取るって言ってるでしょうに。ほら、立って」
子鹿のように頼りなく足を震わせるルミを立たせ、自分の上に座らせる間飛。かと思えば彼女の足を捕まえるとゆっくりと開脚させ、挿入されていた肉棒の代用品をズルりと引き抜く。
既に彼女の秘部は準備万端。いつでもいい、どころか今すぐにでも空いてしまったソコを埋めてくれる何かを欲してヒクヒクと疼いており、糸を引いて音もなく水滴を落とす。
その割れ目の前に見せつけるように屹立した肉棒があった。たった一度の射精では治まる様子を見せず、むしろより大きく硬くなっているようにすら見える。
そんなものを見せつけられた彼女が何も思わないはずもなく。ゴクリ、と喉を鳴らしてソレを見つめていた。
「っ……♡相変わらず、デッケェ……」
「アンタそれさっき自分で咥えてたんだが」
「我ながらよく入るよなこんなの……」
「でもコレが欲しかったんだろ?」
「…………♡」
間飛の質問に返事はなかった。溢れ落ちる愛液が全てを物語っていた。
腰を浮かせ、亀頭を割れ目に当てる。たちまち溢れる愛液が肉棒を濡らし、数秒後の快楽を想像した腟内から更にドロリと愛液を落とす。
やがてゆっくりとルミの腰が落とされる。機械仕込みのシリコンとは違う、生物の熱を持った雄の剛直がズブリと腟内に侵入した。
「っ、熱っつ……!」
「っぐぅ……ぅ!♡」
亀頭とほんの少しが挿入っただけ。その僅かな刺激が互いの脳内を甘い快楽で埋め尽くす。
それでも少しずつ、少しずつゆっくりと奥深くまで挿入ていく。カリがヒダを削る感覚、ヒダが肉棒をしゃぶる感覚を味わいながら。
やがて一番奥、子宮口まで到達した亀頭がコツン、と軽くソレをノックした。
「あ゙っ……♡久しぶりのチンポ……きたぁ……♡♡」
「っ……こっ、ち、が……もたねェ、かも……っ!」
望んでやまない奥深くまでを抉るような剛直。真っ直ぐに己を貫くソレに愛おしささえ感じているルミ。
対する間飛はさほど余裕がない。お預けされ続けた腟内は挿入ってきたソレを逃がすものかとキュウキュウと締め付けており、子宮口すらも亀頭に吸い付いて精液を搾り取らんとしているのだ。
挿入だけで息も絶え絶え。何とか一度落ち着こうとする間飛の意思など知る由もないルミは──思い切りピストンを開始した。
「ちょ、待っ……!?あ゙っ……!」
「も、無理ぃ……!♡♡こんなん、我慢できるか……っ!?♡♡」
器用に腰を浮かせては叩きつけるように落とす。間飛の上に座った状態でそんな事をすれば当然快楽の逃げ場はどこにもないというのに、熱に浮かされた彼女はソレすら構わないとばかりに腰を振る。
鍛えられた太ももと臀部が音を立てて打ち付けられる。普段の荒々しい蹴りを支える筋肉はどこへいったのか、ムッチリとした女性特有の柔らかな肉の感触はただでさえ限界が近い間飛は更に責め立てた。
強い締めつけと吸い付き。それに加えて子宮口を乱暴に殴りつけるようなピストン。全てが間飛に射精を促し──
ドビュルルッ!!♡ビュグッ!!♡♡♡
「っぁ……!ぐ……!?」
「お゙っ!?♡♡ざー、めんっ……!♡♡」
思考を真っ白に染め上げた。
暴発のような射精。しかし確かな快感が間飛の全身を駆け巡る。
一方でずっと甘イキ状態だったルミ。喉奥で感じていたソレを今度は子宮で受け止め、凄まじい快感と多幸感と共に腟内を白濁が満たした。
自分の子宮が精液を飲んでいる感覚、溢れた精液が腟内を逆流する感覚……何もかもが彼女の快楽へと繋がる。
それでも生物としての本能か、それとも淫蕩なメス故か。絶頂しながらも更に搾り取らんと腰を押し付け、グリグリと子宮口を擦り付ける。
そんな事をされれば絶頂したばかりのどちらにとっても更なる快感を与えることになり、ビクビクと身体を震わせながら最後の一滴まで搾り尽くした。
肉棒の脈動が終わり、精液の吐き出しが途絶える。ルミごと後ろに倒れながら腟から肉棒が引き抜かれ、栓が抜けた腟内から愛液と共にゴポリと音を立てて粘液が吐き出された。
「……こンの、いきなり無茶苦茶しおってからに」
「ぁ……♡」
「ちょっと仕返しさせてもらうぞ」
片や半分白目を向きながら、片や仄かに嗜虐心を滲ませながら。二回戦への期待を高まらせていた。