※この作品はR-18です。

怪人闇鍋シリーズ   作:プニたけっち

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五.粘着怪人スライミー(後編)

朝日が昇り始めた頃に小原つかさは目覚めた。いつもと違う場所で目覚めた為、あれ ? と考えたが、そういえば宿泊研修に来てたのだったと思い出し両腕を上にあげて背を伸ばす。

 

「んーん……んん ! ? 」

 

つかさは思わず自分の身体を確認する。何故か下着を一切身に着けておらず、全裸の状態で寝ていたのだ。

 

(なんで ? なんで私裸で ! ? )

 

慌てて衣類を探すが、どこを探しても見当たらない。さらに、同室の海道五月は何故か部屋の中央ではなくトイレの方まで布団を引っ張って行って寝ている。

 

(どうしよう、どうしよう ! ? )

 

つかさは頭がパニックに陥っていた。こんな所見られたらどんな噂を流されるか分かったものではない。

 

「んー……今何時 ? 」

 

! ?

 

部屋の中に隠れる場所はシャワールームしかない。とっさに隠れるつかさ。

 

「……委員長おはよう、昨日はお楽しみでしたなぁ ! 」

 

当然ながらあっさり居場所がばれてしまう。

 

「あ、あの海道さん。私、衣類が無くなってて、その……持ってきてくれない ? 部屋のどこかにあるはずなんだけど……」

 

こうなったら探してきてもらうしかない。そう考えていたつかさだったが……。

 

「委員長のバッグの事 ? 知ってるよ。委員長があたしに放り投げてきたんじゃない 」

 

「……えっ ! ? 」

 

「昨夜委員長が突然オナニー始めて、あたしにバッグ放り投げてきたんじゃない。痛かったんだけど」

 

そんな事知らない ! そう叫びたかったが、服をドア越しに手渡されて会話が止まってしまった。

 

「それにしても、委員長って真面目で堅物だと思ったんだけど、意外とスケベなんだね」

 

「なっ ! ? 私はスケベなんかじゃ……」

 

「委員長、隠さなくてもいいって。オナニーの件もあるけど、あんな前張りやニップレスを貼って宿泊研修に来るなんて、本当にチャレンジャーだね」

 

「…… ! ? な、なによこれ……」

 

つかさは五月に言われて初めて気が付いた。自分の乳首と股……陰毛が生えていた部分にハート型をした水色のシールが貼られていた事に。

 

「か、海道さん、これは違うの ! 私こんなの貼ってない。気が付いたらいつのまにか貼られて……」

 

「……嘘つかなくてもいいよ委員長。ほら、これ見て」

 

シャワールームのドアを開けた五月が動画を見せる。

 

 

『ああ……ん ! ふぅ……』

 

「こ……これは…… ! ? 」

 

つかさは固まってしまった。この動画に映っているのは、紛れもなく自分自身。全裸になり、胸やマンコを弄り、気持ちよさそうににやけながらオナニーを繰り返す自分。月明かりに照らされ美しく反射する三枚のハートシール……。

 

「う、嘘……嘘よ……こんなの……」

 

「起こそうとしても全然起きないし、無理矢理起こそうとしたら蹴っ飛ばしてくるし、先生が見回りに来た時は誤魔化すの大変だったし。おかげであたし、全然寝れなかったんですけど」

 

「ご……ごめんなさい……」

 

つかさは素直に謝罪するしかなかった。目の前に明確な証拠が提示されているのだから……。

 

「とにかく、宿泊研修もう一日あるんだからオナニーはもうやめてよね。そのシールも剥がして処分したほうがいいよ。そんなんじゃお風呂に入りに行けないし、先生に見つかるとヤバいし。じゃあ、私まだ時間まで寝るから」

 

そう言って五月は布団にくるまる。

 

「……どうして私こんな事を……」

 

取り敢えずつかさは服を着る前にニップレスや前張りを剝がそうとする……しかし……。

 

「あ、あれ ? 剥がれない……嘘、なんで ! ? 」

 

爪で簡単に剥がれる筈なのに、どういうわけか剥がれない。まるで身体の一部になってしまったかのようにビクともしない。

 

「剥がれて、剥がれてよ……剥がれろってばぁ ! ! 」

 

つかさは力の限りニップレスや前張りを引っ張り、あるいは角を爪に引っかけて剥がそうとする。だが無情にも、三枚のシールはつかさに張り付いたままだ。

 

「剥がれて、お願いだから……。うっ ! う……ああッ ! ? 」

 

つかさは突然絶頂を迎えた。そしてあふれ出た愛液は全て前張りが……スライミーが吸い取る。

 

「はあ……はあ……そんな……これじゃ私……」

 

本当に変態じゃない……。そう考えたつかさは数回頭を振り思わず出た考えを振り切った。

 

「と、とにかく着替えて出なきゃ……」

 

つかさはそこでようやくシャワールームから出た……現状に悩むつかさだったが、彼女の表情は意に反して笑っていた……。

 

*

 

朝の集合時間になり生徒がロビーに集合、二日目のスケジュールが先生から発表される。

 

本来であれば各班が近くの散策に出てそれぞれが立てた計画に合わせて情報を収集、後日結果を発表するという流れである。

 

先生の号令により各生徒が動く……のだが、一人だけ動けない生徒がいた。

 

「小原さん……大丈夫 ? 」

 

様子がおかしいつかさを心配して声をかける。別につかさは体調が悪いわけではないのだ。

 

(ち、乳首が……股が擦れて……力が入らない……)

 

実際の所、スライミーが張り付いている箇所が敏感になっているだけなのだ。理由は先ほどつかさ自身が強く引っ張ったから。

 

その為スライミーもまた離れまいとさらに強くへばりついた。

 

「先生、散策はあたし一人で行ってくるから委員長を休ませてあげて。ちょっと調子悪いみたいだから」

 

五月は単独での散策を申し出るが、担任教師は悩む。一応これは授業の一環だし、単独行動中に危険が無いわけでもない。それに海道五月は最近マシになったとはいえ問題児、勝手にさせたらどんな行動をするかわからない。

 

では他の班と行動するかと言われても、既に他の班は出発してしまっている為組み込むこともできない。

 

やむを得ず、時間厳守、専用の携帯を渡して何かあったら、または定期的に連絡する事を条件として単独行動を許可された。

 

*

 

「はあ……はあ……触れる、やっと触れる……んん ! ! 」

 

先生に送られながら、つかさは寝泊りしていた部屋に戻ってきた。いの一番に彼女がした事は部屋の奥へ行き胸や陰部を触る事……つまり、オナニーだった。

 

「んっ……ふん ! ……くっ……」

 

ニップレスも前張りも一向に剥がせない。それでもつかさは身体を弄りまわす。身体が勝手に動く……両足は畳を擦るように動き、上質の畳はスリスリと心地良い音をだす。

 

「はああ ! ふっ ! ……う、ふううッ ! ! 」

 

前張りに邪魔されマンコに指を入れる事ができない。ならばと前張りを何度も指で擦り快感を味わおうとする。もう片方の手は乳房を揉み、次第に乳首に移動する。

 

こちらもニップレスが邪魔をして引っ張る事ができない。だったら押してやると自らの乳首がある箇所を押す。

 

「あ、ああ……ああ ! い、イくっ……イッちゃう ! ! 」

 

つかさの全身に力がこもる。足裏は畳を踏み、全身がブリッジをするように腹部付近がのけ反る。

 

「イくッ……イッ ! ! ……え ! ? 」

 

絶頂を迎える……その時だった。イく直前で時間が止まってしまったようだった……。突然イけなくなってしまったのである。

 

「な……なんで ! ? なんでイけないの ! ? 」

 

つかさは再びオナニーを再開する。胸を、陰部を、腹部も足の付け根もとにかくいじった。刺激を与えた。まるで蛇のように快感が身体にまとわりついてくる……身体の奥底から熱い何かがふきあがってくる !

 

「い、イける……イける ! 今度こそ……い、イけっ ! ! ……! ? 」

 

だが、スライミーに粘着された身体は絶頂を許さない。安易に快感を得るなど許されない。

 

その後、つかさは時間を忘れてオナニーにのめりこんだ。身体は絶頂を、まだかまだかと待ち望んでいる。

 

もうイケる……イける筈なのだ。普段であればこれまでに何回満足できたことか……しかし今回は一回もイけない……。

 

「どうして……どうしてイけないの ! ? 」

 

これで二度目になる自問自答。答えが出ないまま時間が過ぎる。だからこそ……こうなる事は必然だった。

 

 

「なにやってんの…… ? 委員長 ? 」

 

「ふ、う…… ! ! えっ ! ? ……か、海道……さん…… ! ? 」

 

つかさの目に入ったのは、自分に呆れた目を向ける海道五月だった。つかさは全身から血の気が引く錯覚に陥った。

 

「心配して散策急いで終わらせて来てみたら、またオナニー ? 委員長さ、どんだけオナニー好きなの ? 」

 

「ち、ちがう……、ちがうの……これは……その……」

 

「言い訳なんていらないよ。答えがすぐに出て来ないって事はさ、それが事実だって事でしょ ? 委員長はさ、オナニー大好きなド変態なんだよね……」

 

五月に言いきられ、つかさは必死に否定する。

 

「違う ! 普段の私ならこんな事しない ! 昨日までは何ともなかったの ! 誰かに変なシールを貼られてからおかしくなっちゃったの ! お願い、信じて ! 」

 

「……だったらさ、なんでそのシールまだ貼ってるのさ ? 剥がせばいいだけでしょ ? 」

 

五月はつかさに貼られているニップレスを一枚だけ剥がす。ペリッと音を立てて、シールは簡単に剥がれた……

 

「な……なんで……なんでそんな簡単に剥がれるの…… ? 」

 

「ほら剥がれた。これではっきりしたよね、委員長が嘘ついてるってこと。委員長はド変態な上に嘘つきなの ? 一生懸命動いてきたあたしが馬鹿みたいじゃん。答えてみてよ ? 」

 

愕然とするつかさだったが、そこで五月は再度ニップレスをつかさの乳首に張り付ける。

 

「な、なんで貼るの ! ? せっかく剥がれたのに ! ? 」

 

つかさは張り直されたニップレスを剥がそうとするが、自分でやるとビクともしない。

 

「……いい加減にして。下手な芝居なんてしなくてもいいよ。先生に言えばいいでしょ『私は、小原つかさはオナニーをしないと寝れない、学校での活動よりもオナニーを優先する、オナニー大好きなド変態です。一人部屋にして、存分にオナニーさせてください』ってさ」

 

つかさは目を見開き訴えた。

 

「私は変態じゃない ! 助けて ! 自分でもどうにもならないの ! オナニーしたくなるの ! でもイけないの ! どれだけ弄ってもイけない……ニップレスも、前張りも剥がせない ! 嘘じゃないの ! 信じて ! 」

 

ついにつかさは泣きながら訴える。助けてほしいと、汗まみれの身体で……水色に輝くニップレスと前張りを張り付けたまま……。

 

すると五月はスマホを取り出しどこかへ連絡する。通話が終わると、五月はつかさの耳元で囁く。

 

『いいよ、助けてあげる。でもね……つかさちゃんにはこれからも協力してもらうよ……スライミーの成長にね……お返事は ? オナニー大好きなド変態のつかさちゃん ? 』

 

「は……はい……」

 

五月……否、怪人スワップンの魔の手にかかり、返事をしてしまった小原つかさ。

 

つかさは五月に手を引かれ大浴場へと連れていかれた。

 

そこには、何故か一文字一がいたのだった……。

 

*

 

一の元に宿泊所から連絡が来たのは数時間前だった。

 

『突然大浴場の電球が全部切れてしまい、業者にも連絡がつかない。生徒たちが戻ってくる前に可能な数でいいから電球を取り換えてほしい』

 

もはや何でも屋状態となった一の市民安全課であったが、実績作りの為に動く事となった。今回は麗衣も行く事になり、部署に鍵をかけた二人は宿泊所へ向かった。本来なら全員不在なのはよくないのだが、今回は人数が必要だからと強行する事にした。

 

また、五月から麗衣に、一を連れてきてほしいと連絡があったことも理由の一つである。

 

到着した二人はさっそく職員の案内を受けて大浴場へ向かう。現在設備点検の為立ち入り禁止の札をかけ中に入る。

 

「ご主人様はここでお待ちを。もうすぐスワップンが来ると思いますのでそちらを手助けしてください。電球交換は私が行っておきます」

 

え……何それ ? 聞いてない。

 

そう思う一だったが、その直後に五月がつかさを連れて入ってきた。

 

「五月…… ? おいおいどうしたんだ ! ? その子……小原さんだったか ? 顔色が悪いじゃないか ! ? 」

 

救急車を呼ぼうとする一の手を五月が止め、再度つかさに囁く。

 

「つかさちゃん……こちらにいらっしゃるのは一文字一様……ド変態のあなたを助けてくれる唯一の存在だよ……さ、お願いしよ ? 」

 

「は……はい……い、一文字さん……きゃあ ! ? 」

 

五月はつかさの尻を叩く、大浴場にパシンっという音が響き渡った。

 

「おい、五月 ! 何して……」

 

一は五月を止めようとするが、麗衣が一を遮る。

 

「ご主人様、スライミーを育てる為です。止めないでください」

 

「つかさ……言ったよね ? ボスの事を何て呼ぶか ? 」

 

「は、はい ! 一さん ! お願いします ! 私をイかせてください ! もう、もう我慢できないんです ! 自分じゃイけない ! 私を助けて ! 」

 

(こ、これがこの前の娘なのか ? 一体なにが…… ! ? )

 

怪人であるポゼッシャー、スワップンにとって大事なのは一であり、次に仲間の怪人である。はっきりいって……『スライミーを育てる為ならつかさはどうでもいいのだ』

 

「ボス、スライミーはこのままだとずっと水分不足に悩まされる事になるの。解消するためにはスライミーを成長させないといけない。その為にスライミー自身がこの娘にくっついたみたいなんだけど……やりすぎちゃった……てへっ☆」

 

「この……バカモーン ! ! 」

 

スワップンにカミナリを落とす一だったが、今はつかさを何とかしなくてはならない。

 

(どうすればって……ヤルしかないんだろうなあ……)

 

今にも襲い掛からんとしているつかさを見て、仕方なく一は腹をくくった。

 

「仕方ない、お前達、人が来ないように見張ってろ ! こんな所見られたら俺が逮捕される ! 」

 

「「お任せを、ご主人様(ボス)」」

 

*

一はつかさの服と下着を脱がせ生まれたままの姿にさせる。すると真面目な彼女には不釣り合いのニップレスと前張りが姿を現す。

 

「これ……まさかスライミーか ? まずは前張りを剥がすか」

 

そう言って、つかさのマンコの門番である前張りを剥がす一だったが……。

 

「ひぎッ ! ああぁぁぁッ ! ? 」

 

「だ、大丈夫か小原さん ! ? 」

 

前張りを剥がした直後につかさの絶叫が大浴場に響き渡る。

 

「だ、大丈夫れすぅ……」

 

一瞬で呆けた表情になるつかさ。ようやく束縛から解放された彼女を待っていたのは全身を駆け抜ける衝撃だった。スライミーによって妨害されていた快楽の波が一気に押し寄せてきたのだ。

 

「は、一さぁん……続きを……はやくぅ……」

 

「……わかった」

 

一はスワップンに後でお仕置きする事を決め、つかさを体面に座らせる。

 

最初に一はつかさの乳首をニップレス越しに舐める。時折つかさの喘ぐ声が聞こえるが、それでも一は行為をやめない。ニップレスの外側を舐めると汗の味がした、だが嫌な感じはしなかった。

 

「ご、ごめんなさい……私汗かいて、汚いです……」

 

「大丈夫だ、汚くないよ。だいぶ濡れてるからこのまま挿入いれるよ」

 

「はい……お願いします……」

 

つかさは自然と一に抱き着く態勢を取った。両腕は首に回し両足は腰に回す。絶対に放さない……いわゆるだいしゅきホールドであった。

 

「よし……いくぞ ! 」

 

つかさのマンコに一は肉棒を挿入。つかさの初めては一文字一に奪われた。初めてだったつかさのナカはきつく、だれにも侵入を許した事が無いという証拠でもあった。

 

「は、あ……ああぁぁッ ! ! とまらない、波がとまらないよ ! イける、イける ! ! 」

 

つかさは目を見開き今の状態を楽しんだ。これまでおあずけをくらっていたつかさの身体は早くもクライマックスを迎えていた。

 

「一さん ! もっと強く ! もっと突いて ! もっと激しく ! ! 」

 

今のつかさは完全に獣だった。目の前にいる雄にイかせられるだけの雌……品行方正で真面目な女の子はどこにもいなかった……。

 

「くっ……すごいなこの娘……よし ! 」

 

一は自分とつかさがイく直前に両側のニップレスを剥がす !

 

「イくぞ ! お前もイけ ! つかさ ! ! 」

 

「あ、ああ、ああぁぁッッ ! ! ! 」

 

一とつかさは同時にイった。剥がされたニップレスと前張りは一つに戻りスライミーとなる。スライミーは零れ落ちドロドロに混ざり合った精液とつかさの愛液を飲み込む。

 

床に下ろされたつかさのマンコから素早く侵入したスライミーは体内の愛液を飲み込んでいく。

 

妊娠の恐れがあった量の液体は残らずスライミーによって吸収された。

 

「え……えへへ……イ、イけたぁ……気持ちイイよぉ……」

 

完全に脱力し、女の子がしてはいけない表情で虚空を見つめるつかさ……。

 

一はつかさをお湯とボディソープで綺麗に洗い流し、他の怪人達と一緒に大浴場を後にした……。

 

*

 

「え、えーこの度は、この私、一文字一と、海道五月が多大なご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございませんでした……」

 

正気を取り戻したつかさの目の前には、土下座を決めている一と、頭に巨大なたんこぶを作り涙目になっている五月の姿があった。

 

「小原さんには精いっぱいの謝罪をさせていただきたいと思います。なんでもおっしゃってください……」

 

誠心誠意の謝罪であった。とにかく許してもらおうと……一はひたすら謝り続けた。

 

「は、一さん顔を上げてください。一さんは私を助けようとしてくれたんですよね ? だったら謝る必要なんて無いですよ。海道さんには……まあ思うところはありますけど」

 

一はここでついに怪人の存在を話すことにした。スライミーが関わってしまった今、事情を話す為には怪人の話題はどうしても避けられなかったからだ。

 

「信じますよ、その話」

 

一は一瞬拍子抜けした。あんた馬鹿にしてるの ! ? とか罵声が飛んでくると思ったからだ。

 

「まあ……あんな事が起こりましたし……その……一さんが嘘をつくとは思えませんから……」

 

一はゾクッとした。つかさの目が獲物を定めたハンターの目に見えたからだ。

 

「ま、まあ今話した事は嘘ではありません。後は……スワップン、お前も謝れ ! !」

 

「ご、ごめんなさい……」

 

つかさが寝ている間に五月は一にがっつり叱られた。たんこぶはその一部である。罰としてしばらくおこずかい抜きを宣告された。

 

「では……スライミーを貸して貰えますか ? 今度はちゃんと剥がせるようにしてくださいね、五月さん……ふふ……」

 

「わ、わかりました……」

 

五月は気が付いたら自身とつかさのパワーバランスが逆転している事に気が付いた。しかし一がつかさ側についている以上形勢不利、五月にはスライミーを貸すしかなかったのだ」

 

「大丈夫ですよ、変な事には使いませんから……」

 

つかさの怪しげな笑みを後ろに、一達は宿泊施設を後にした。

 

(ボス、待って ! 怖いよ ! )

 

(もとはと言えばお前のせいだろうが ! あと一日粘れ ! )

 

言葉にならない一と五月の言い争いは一が退出するまで続いた。

 

 

なお、麗衣はこの事に気が付いており、彼女もしばらく一とのセックス抜きという罰を受けて泣き崩れた事を記しておく。

 

 

宿泊研修が終わった日の夜、つかさはスライミーにお願いしてニップレスと前張りに変身してもらっていた。

 

つかさは今度は自分の手で乳首と陰部にハートシールを貼っていた。

 

昨日までは不釣り合いだったニップレスと前張りは今のつかさに、非常によく似合っていた 。

 

「ふ、ふふ……またイけるかな ? あんな風にイけるかな ? 一さんに毎日会いに行ったら迷惑に思われるかな ? 一さん……一さん……ふふ……」

 

危険な方向にねじ曲がってしまったつかさを見てプルプル震えるスライミー。それは上質な液体を手に入れる事ができる喜びか ? それとも恐怖か ? それはスライミー本人にしかわからない……。

 

 

 

 

怪人錬成鍋

 

NO.3 粘着怪人スライミー 寄生先:小原つかさ

 

生まれたばかりの状態ではすぐに蒸発してしまう為多量の水分を必要とする。自身の体質に合うターゲットを見定めへばりつき体液を吸収、成長していく。

成長すると酸性とアルカリ性をコントロールできるようになり、アルカリ性なら肌に優しく美容と健康に重用され、酸性なら敵を跡形もなく溶かす危険な怪人である。

小原つかさがシールを剥がせられなかったのは、スワップンからの指示があったのと、自分自身がつかさの身体から離れたくなかったからである。。

基本的に他の怪人達に対しては友好的であり、一文字一にも忠誠を誓っている。場合によっては小原つかさのボディガードになる可能性も無くはない……。

 

 

 

能力は今後も成長し続ける余地があり、どれだけ成長するかは未知数。

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