魔物を色気で騙す訓練 作:由兎
男先輩に色気の練習をした結果、逆に教えられることに
ここは2歳年上の異性の先輩。カミュ先輩の部屋。今日、ぼくは一緒に勉強をしている。
いつものように雑談をしはじめる。
「今日、学校で魔物を色気で騙す方法の授業をやったんだよ!それでローターというのをもらったんだ!」
「…」
返事がなかった。ぼく変なことを言ったかな?
「それでね、ぼくの色気が効くか先輩に見ててほしいんだけど!」
「……アルル……お前……」
「カミュ先輩?」
カミュ先輩を見ると、顔が真っ赤になっている。もしかして、ぼくの色気が効いたのかな?
「先輩!顔が赤いよ?熱があるんじゃ……」
ぼくは先輩のおでこを触った。
「っ!!」
「わあっ!」
先輩がいきなり立ち上がったので、驚いた。でも、すぐに先輩はしゃがみこんでしまった。どうしたんだろう?
「……アルル」
「なに?」
「それは男に言っていい、言葉じゃない!」
「?だって勉強でしょ?」
「それでも!俺以外の男に言ってはいけない!」
「?わかったよ?」
カミュ先輩が何を怒っているのか分からないけど、とりあえずぼくは分かったと返事をした。すると、カミュ先輩はぼくをお姫様抱っこした。
「先輩!?」
「部屋に行こう」
「?うん……」
ぼくはよく分からなかったけど、カミュ先輩に連れられて先輩の部屋に入る。
ぼくの勉強を見ていたからかな?顔が真っ赤だったし……やっぱり風邪かも!早く休ませないと!と思ったぼくはベッドにおろされたあと、カミュ先輩のおでこを触る。
「やっぱり熱があるよ!大丈夫?」
「大丈夫だ。それよりアルル……」
「なあに?」
「俺は今、限界だ」
「げんかいって……?」
ぼくはカミュ先輩に押し倒される。そしてぼくの上にまたがると、上着のボタンを外している。
いつもと雰囲気が違うカミュ先輩を見て、少し怖くなる。
「先輩?」
ぼくは無意識にカミュ先輩の頬に手をあてる。すると、その手をつかまれた。
「アルル……俺が魔物に色気を使う方法を教えてやる」
「えっ?でも勉強は?」
「大丈夫だ、これも勉強の一つだ」
カミュ先輩はぼくの服の中に手を入れてきた。ぼくはくすぐったくて、思わず笑ってしまう。
「先輩!くすぐったいよ!」
「……アルルは感度がいいな。ますます興味がわく……」
カミュ先輩はぼくのお腹をなでる。すると、またくすぐったくて笑ってしまった。
「あははっ!先輩やめて!」
「だが、こうすると魔物は喜ぶ」
「そうなんだ……っ!!」
カミュ先輩はぼくの耳をなめた。ぼくはまたくすぐったくて、笑ってしまう。でも、だんだん変な気持ちになってきた。身体が熱くなってくる。それになんか、むずむずする……。
「ん……」
「どうした?」
「なんか……ムズムズするの……」
「……そうか」
カミュ先輩を見ると、嬉しそうな顔をしている。カミュ先輩が喜んでくれてよかった!と思っていると、先輩の手はぼくの太ももから徐々に上にあがっていく。
「あっ……」
先輩がぼくの足の付け根にふれた。そこは下着が湿っているのが分かるほど、熱くなっていた。恥ずかしくて、思わず足を閉じようとしたけど、カミュ先輩の身体が間にあるから閉じられない。
「だめ……っ!」
先輩はぼくを見つめたまま、そこをなでる。ぼくが顔をそらそうとすると、先輩に顎をつかまれて正面を向かされた。そしてカミュ先輩の唇が近づいてくるのが見えた。ぼくは目をぎゅっとつぶり、唇をかたく閉じた。
「ひゃあんっ!!」
耳の後ろをなめられた。思わず変な声が出てしまう。
「アルル……」
カミュ先輩はまた、ぼくの耳元でささやく。
「これは魔物を誘惑する行為だ」
「……っ!」
ぼくは顔を真っ赤にする。でも、カミュ先輩の声は続く。
「アルル……お前のさっきやろうとしたことはこういうことだ」
「えっ!?」
ぼくはさっき、カミュ先輩にどうやって誘惑するのか聞いたことを思い出した。まさか、こんなことになるなんて!どうしよう……と戸惑っていると、カミュ先輩はまたぼくの耳をなめた。そして指でそこを押す。
「あっ……!」
「お前は色っぽい声を出すな……」
「……っ」
カミュ先輩はぼくを見つめてくる。先輩の目はぎらぎらしていて怖い……でも、目がそらせなかった。するとカミュ先輩はぼくの唇に自分の唇を重ねた。ぼくはびっくりして、思わず口を少し開けてしまう。すると、カミュ先輩の舌がぼくの口内に入ってきた。
「んんっ……!」
ぼくはおどろいて舌を奥に引っ込めるが、カミュ先輩はそれを追いかけ、ぼくの舌にからめてくる。
「んっ!んんっ!」
今まで味わったことのない感覚がぼくを襲う。それは甘くて切ない味だった。恥ずかしくて逃げようとしても、カミュ先輩の手がそれを許してくれない。それどころか、さらに深くキスしてくる。息ができなくて苦しい……でも気持ちいい……もっとしてほしいと思ってしまう自分がいた。
「んん~!」
カミュ先輩の手は、ぼくの下着の中に入ってくる。そしてそこはさっきより濡れているのが分かるくらい熱を持っていた。カミュ先輩の指が動くたびに、水音が聞こえる。
「ん~!んっ!」
もう限界だったぼくは、カミュ先輩の胸をたたいた。するとやっと唇が離れる。ぼくたちはお互いに肩で息をする。
「はあ……はあ……」
「大丈夫か?」
「……うん」
先輩はぼくを心配してくれたけど、大丈夫じゃない!だって……ぼくはカミュ先輩の身体を押してみる。でも先輩はびくともしない。逆にぼくの身体は先輩から離れようとのけぞって、ベッドから落ちそうになる。
すると先輩がぼくを抱き寄せた。
そしてぼくの背中を優しくなでる。それは気持ちいいけど……今はそれどころじゃない! ぼくは両手でカミュ先輩を押した。すると今度は簡単に離れることが出来た。そのときにふと気づいたんだけど、服が乱れてない?なんでだろうと思って下を見ると、そこには何も着ていなかった。
もしかしなくてもこれは……先輩に下着を見られた!ぼくは恥ずかしくて、胸をかくすように身体を丸める。
「先輩!」
ぼくはカミュ先輩に抗議した。でも先輩は気にせずにぼくを見ている。
「アルル……」
先輩はまたぼくの耳に顔をよせる。そして低い声で言った。
「耳は魔物の急所だ。それも弱いところだ」
「……っ!!」
先輩がささやいた瞬間、ぞくぞくしたものが身体の中を走った。それに気づいたのか、先輩は今度はそこばかり攻めてくるようになった。何度も耳をなめられ、甘噛みされ……そのたびに身体が震えてしまう。
「ああ……」
ぼくは声を抑えることができずに喘いでしまう。頭がぼーっとしてきたとき、先輩がぼくの耳元でつぶやいた。
「アルル……お前は色っぽい声を出すな」
そしてまたカミュ先輩はぼくを押し倒してきた。
「あっ……!」
先輩はぼくの胸を優しくもみながら、首筋や鎖骨にキスをしてくる。そのたびに身体がびくびくと反応してしまうのが恥ずかしいけど、止めることができない。
「んっ!やあっ!」
とうとう胸にたどりついた先輩の手は、ぼくの胸を優しくなでたり、つついたりしてきた。そのたびに身体がびくびくと震えてしまうのが恥ずかしい。
「アルル……」
先輩はまた耳を舐めてきた。そして今度は耳を甘噛みする。
「ああっ!」
ぼくは思わず身体をのけぞらせる。するとカミュ先輩の身体が離れた。でもすぐにぼくの上に覆いかぶさってくると、また耳に舌を入れてきた。
「だめっ!それやだあ!」
ぼくはまた逃げようとする。でも先輩がぼくを抱きしめて離さない。結局、先輩の愛撫からは逃げられなかった。
「あっ……んっ!」
ぼくの頭の中は真っ白で、何も考えられなくなったころ、カミュ先輩の指が下着の中に入ってきた。それは今までよりもっと濡れていて、自分でもわかるほどだった。恥ずかしくて足を閉じようとするが、やっぱり先輩は許してくれない。ぼくはまた恥ずかしくなって顔をそむけた。すると今度は口にキスをされる。
「んんっ……!」
そのまま舌を入れられて口内を蹂躙されたあと、やっと唇が離れる。
「アルル……」
カミュ先輩はぼくの名前を呼びながら、下着の中に手を入れてきた。そして割れ目をなでる。
「あっ!ああっ!」
ぼくはまた変な声が出てしまう。恥ずかしくて口をふさぐけど、すぐに先輩に外されてしまう。
「だめっ!そこだめぇ!」
先輩の指が動くたびに、水音が聞こえるのが恥ずかしい。でもそれ以上に気持ちよくて……もっとしてほしいと思ってしまう自分がいる。すると突然、先輩の指がある一点に触れた瞬間、今まで感じたことのない快感に襲われ、大きな声が出てしまう。
「ひゃあっ!ああ!」
「ここか」
カミュ先輩はそこを重点的に攻めてくるようになった。そのせいでぼくはまたすぐに限界を迎えそうになる。
「ああっ!だめっ……もう……イッちゃう……」
「……アルル……」
カミュ先輩はぼくの耳元でささやく。
「俺を見ろ」
「……っ」
ぼくは言われたとおり先輩を見る。すると先輩は満足そうな表情を浮かべて言った。
「そうだ……いい子だ……」
そしてまたキスをされる。
「んん~!」
ぼくはびくびくと身体を震わせて達してしまった。そのあとカミュ先輩は、またぼくの胸や首などにキスをする。そのたびに身体が震えてしまうけど、今度は先輩を抱きしめて耐えることが出来た。すると先輩はスカートに手をかける。
「あ……!」
ぼくが思わず声を出すと、カミュ先輩は手を止めた。
「どうした?」
「……恥ずかしい……」
先輩がなにをしようとしているのか気づいたぼくは、消え入りそうな声で言った。でも先輩は止めてくれない。そのまま下着ごと脱がされたあと、足を開かされる。
「やあっ!」
恥ずかしくて足を閉じようとするけど、先輩の身体が間にあるからできない。すると先輩はぼくの足の間に顔を埋めた。
「だめっ!そんなところ汚いよ!」
ぼくは必死に抵抗するが、カミュ先輩はやめてくれない。そしてそのまま舌で舐めてきた。
「ああっ!」
びりっとした感覚に襲われる。でもすぐにそれが快感だとわかった。先輩は何度もそこを舐めてくる。そのたびにびくびくと反応してしまう自分が恥ずかしい……。
「……アルル、これが魔物に効く色気だ」
「っ!」
カミュ先輩はぼくのあそこに顔を寄せたまま、言った。ぼくは恥ずかしくて目をそらす。するとまた舐めてきた。今度は指も一緒に入れられて動かされるからたまらない……。
「あっ!ああっ!」
あまりの快感に頭が真っ白になりそうになる。でも次の瞬間、先輩の指がぼくの中から引き抜かれた。そして先輩がズボンを脱いだのが見えた。
「アルル……」
カミュ先輩はぼくに覆いかぶさってくると、耳元でささやいた。
「……いいか?」
その言葉の意味が分からないほど、頭がボーっとしていた。先輩の色気でくらくらする。
「うん……先輩に入れてほしい……」
ぼくがそう言うと、カミュ先輩はぼくの足を広げさせ、ゆっくりと入ってきた。最初は痛くて涙が出たけど、奥まで入る頃には痛みはなくなっていった。そのかわりに快感が襲ってくるようになった。
「あっ!ああっ!」
ぼくはまた変な声を出してしまうけど、今度は口をふさがなかった。だって声を出したほうが気持ちよくなれるから。すると先輩が動き始める。初めはゆっくりだったけど徐々に速くなっていき、ついには激しくなる。そのころにはもう頭の中は真っ白になっていてなにも考えられなくなっていた。
「アルル……っ」
「せんぱぁい……」
ぼくはカミュ先輩にしがみつくようにして、必死に快感に耐えた。でももう限界だった。
「あっ!ああー!!」
ぼくはまた達してしまった。それと同時に先輩も果てるのが分かった。そしてそのまま意識を失ったのだった。
目を覚ますと朝になっていた。隣を見るとカミュ先輩が眠っているのが見える。どうやらあのまま寝てしまったようだ。まだ眠いけど起き上がろうとすると、身体に力が入らなかった。すると後ろから声がした。
「どうだ?これが色気だ」
「ぼく、魔物とこういうことしないよっ!」
「想定外のことをしてしまった。お前が声を出すから」
「だ、だって……!」
カミュ先輩はぼくの身体を抱き寄せる。
「……どうだった?」
「な、何がっ!?」
「俺の色気が効いたか聞いている」
「……ちょっとだけ……」
ぼくは真っ赤になった顔を見られたくなくてうつむいた。でも顎をつかまれて無理やり上をむかせられる。
「なら今度はもっとすごいことをするぞ」
カミュ先輩の言葉にどきっとする。これ以上ってどんなことをするんだろう……なんだか怖いような嬉しいような複雑な気持ちだった。そんなことを考えているうちにまたキスされるそして結局、もう一回してしまった。
そのあとは、カミュ先輩と一緒にシャワーを浴びてから朝食を食べることになった。メニューはパンとベーコンエッグだけだが、とても美味しい。それから午前中はまた授業を受けた。午後になるとまたダンスの練習をさせられてくたくたになったけど、カミュ先輩に送ってもらって家に帰ったらもう夕方だった。
「アルル」
「なに?」
ぼくはカミュ先輩の方を向く。すると彼はぼくの耳元でささやいた。
「明日はもっとすごいことをするからな」
ぼくは恥ずかしくて何も言えなかった。でも期待している自分がいることも事実だった。だから小さくうなずくことしかできなかったけど、カミュ先輩は満足したようだった。
それからというもの、カミュ先輩は毎日のようにぼくを部屋に連れ込んでは色気を使ってくるようになった。最初は恥ずかしかったけど、だんだん慣れてきて今では自分から求めてしまうこともあるくらいだ。そして今日もまた……
「アルル……」
「んっ……」
ベッドの上で抱き合いながらキスをする。それだけで頭がふわふわしてくるほど気持ちいいのだ……もっとしてほしいと思ってしまうほどに「先輩……」
ぼくがねだるように言うと、カミュ先輩は微笑んでまたキスしてくれる。そしてそのままベッドに押し倒された。今日はどんなことをされるんだろう……そう考えるだけで胸がドキドキしてくる。すると先輩が口を開いた。
「アルル、色気はわかったか?」
「う、うん」
ぼくは緊張しながら答える。
「なら次は色仕掛けだ」
「え!?」
「俺に身を任せろ」
そう言ってカミュ先輩はぼくの服を脱がせ始めた。そして下着姿になったぼくを見て言う。
「アルル、きれいだぞ」
「やっ……」
ぼくは恥ずかしくて顔をそむけた。するとカミュ先輩はぼくの首筋や鎖骨にキスをし始める。そのたびに身体がびくびくと反応してしまうのが恥ずかしいけど、我慢していると今度は胸を優しく揉まれる。最初はゆっくりだったけど、だんだん激しくなっていった。
「あっ……んっ……!」
思わず声が出てしまうけど止められなかった。だって気持ちいいんだもん!そしてとうとう下着の中に手を入れられてしまった。その瞬間、身体に電流が流れたような衝撃が走る。今まで感じたことのない感覚だった。
「先輩っ……そこはだめぇっ!」
慌てて止めようとしたけど遅かった。先輩の手は止まらずに、そのままぼくの中に入ってくる。その瞬間、頭が真っ白になった気がした。そして次の瞬間にはまた果ててしまっていたのだ。
「はぁ……はぁ……」
ぼくは肩で息をする。するとカミュ先輩はぼくの頭を優しくなでながら言った。
「アルル、よく頑張ったな」
「……うん」
ぼくは素直にうなずくことができた。だって本当に気持ちよかったんだもん!それに先輩が褒めてくれたことが嬉しかったから……。
「アルル、もう一度するか?」
「……したい」
ぼくは小さくつぶやいた。するとカミュ先輩は微笑んでまたキスをしてくれた。そしてぼくの中に入ってくるのを感じたけど、今度は全然痛くなかったし怖くもなかった。むしろ幸せすら感じていたんだ……。こうしてぼくたちは何度も愛し合ったのだった。それから数日後のこと、いつものようにダンスの練習をしていると先生が言ったのだ。
「アルルさん、最近色気が出てきたんじゃない?」
「え?そうですか?」
「ええ、前より大人っぽくなったわよ」
「やった!」
ぼくは思わずガッツポーズをする。だってカミュ先輩のおかげだもん!ぼくは先生にお礼を言うと、練習を再開したのだった。
「アルル、今日も勉強するぞ」
「うん」
今日もまたカミュ先輩が部屋に来てくれた。そしてベッドの上で抱き合っているときに言われた言葉に対して、ぼくは笑顔で答えることができたのだ。
「じゃあ次は色仕掛けだな」
カミュ先輩はそう言うと、ぼくの唇を奪った。最初は触れるだけの優しいキスだったけど、徐々に激しくなっていく。舌を入れられて口内を蹂躙されたあと、やっと唇が離れた。そして今度は耳を舐めてくる。それだけでぞくぞくとした快感に襲われた。
「あっ……先輩……」
「アルル、可愛いぞ」
耳元でささやかれながら胸を揉まれると、頭が真っ白になるくらいの快感に襲われた。そのまま押し倒される。そしてまたキスされたあと服を脱がされた。先輩の手がぼくの胸に伸びる。優しく愛撫されて声が漏れてしまうけど恥ずかしいとは思わなかった。だって先輩にされること全てが気持ちいいんだもん!やがて先輩の手は下の方に伸びていった。そこはもう濡れているのがわかるほどだったが先輩は構わずに触ってくる。
「んっ……!」
思わず声が出てしまったけど止められなかった。むしろもっとしてほしいと思ってしまうほどだったのだ。
「先輩っ……」
「どうした?」
「あの……その……」
恥ずかしくてなかなか言えないでいると、カミュ先輩が察してくれたようだ。そしてぼくの耳元で囁くように言った。
「……欲しいのか?」
ぼくは真っ赤になってうなずくことしかできなかったけど、先輩は優しく微笑んでくれた。それがとても嬉しかったんだ!そしてついにその時が来た。ゆっくりと入ってくる感覚に身体が震える。痛みはなかったけれど、不思議な感覚だった。やがて全部入りきったあともしばらく動かないでいてくれたので安心したんだけど……
「アルル、動くぞ」
「えっ!まだ心の準備がっ……」
だけど先輩は待ってくれなかった。最初はゆっくりだったけど徐々に速くなってくる。それに合わせてぼくの声も大きくなっていったんだ……恥ずかしいけど止められないんだよ!そして最後には一緒に果てることができたんだけどすごく幸せだったよ!そのあとはしばらくベッドの上で余韻に浸っていたんだけど、先輩が突然こんなことを言い出したんだ。
「……色気は理解をすることができたか?」
ぼくは驚いたけど素直にうなずいた。ぼくは先輩の色気でクラクラだ。
色気の勉強に夢中になっている。男性経験なんてなかったのに、毎日のように体の関係になっている。
これってもう勉強の範囲じゃないんじゃない?けど、気持ちがよくてやめられないよ!
ある日のこと、カミュ先輩はぼくにこんなことを言ってきたんだ。
「アルル、ついていけてるか?」
「……う、うん」
ぼくは戸惑いながらも答えた。すると彼は微笑んで言うのだ。
「では次は色仕掛けだ」
その言葉を聞いた瞬間、心臓の鼓動が激しくなったような気がした。顔が熱くなるのがわかるほどだったが、それを悟られないようにしながら聞いてみたんだ。
「い、色仕掛けってなにすればいいんですか?」
するとカミュ先輩は答えた。
「まずは自分から誘ってみろ」
ぼくはベッドの上で服を脱ぎ、ブラジャーのフォックを外して、胸が露わになる。そして、胸を揉み出す。
「あんっあんっ」
今まで使っていなかったピンクのローターのスイッチをいれる。しかし、先輩の前でパンツを脱いで、ローターをあそこに当てるのは抵抗があった。それに一人でやっても気持ちがよくなさそう。ぼくは手が止まってしまった。
「どうした?」
カミュ先輩がこっちを見ている。
「先輩に見られるのはちょっと」
「フッ、甘いぞ!それだと魔物を色気で騙すことはできないぞ」
「うっ……」
そうなのだ。色気は魔物をたおす武器にもなるし、人を誘惑する道具にもなる。ぼくは意を決してパンツに手をかけるとゆっくりと下ろしていった。そして足を抜くときに太ももとあそこの間に糸が引いているのを見てしまった!恥ずかしかったけどカミュ先輩に見られていると思うとドキドキしてさらに感じてしまう自分がいたのだ。そのままベッドの上に座り込むと、足をM字に開いていく。
「アルル、色仕掛けとはこういうものだ!」
カミュ先輩はそう言うと、ぼくのあそこに手を伸ばしてくる。そして、ゆっくりと触れてきたのだった!その瞬間、身体中に電気が走ったような衝撃を受けたのだ!
「ひゃうんっ!」
ぼくは思わず声が出てしまったが、先輩はお構いなしに指を動かしてくる。その度に身体がビクンビクンと震えてしまうほど気持ちよかったんだ!そしてしばらく愛撫されたあと指を離してくれた時にはもうぐったりしていたほどだった……。
それからカミュ先輩は服を脱いだのだ。彼の股間には立派なモノがついているのが見えた。それを目の当たりにした途端、心臓が激しく脈打ち始めるのを感じた。あれが今から自分の中に入るんだと思うとドキドキしてきた。カミュ先輩はベッドに上がると、ぼくの後ろに回り込んだのだ!何をするつもりなのかと思っているうちに後ろから抱きしめられた。そして首筋や耳にキスしてくる……それだけで力が抜けてしまいそうになるほどだったがなんとか我慢した。
「アルル……」
カミュ先輩が耳元で囁くように言う。それだけでも感じてしまいそうだったけど必死に耐えた。すると今度は胸を揉まれたのだ。最初は優しく触れる程度だったが次第に強くなっていくにつれ、甘い声が出てしまうようになった。
「あっ……んっ……」
さらにもう片方の手がお腹を伝っていき、やがてパンツの中に入ってきた時にはさすがに焦った!まさかそこまでやるとは思っていなかったからだ。しかし抵抗しようにも力が入らない上に身体はすでに出来上がってしまっている状態だったのでどうしようもなかった……結局されるがままになってしまったのである。そしてついにその時が来てしまったんだ……先輩のモノが入ってくる感覚があり、それと同時に痛みが襲ってきた。思わず顔をしかめるが、先輩はお構いなしに腰を動かし始める。最初はゆっくりだったが徐々にスピードを上げてきたため痛みを感じなくなった代わりに快感の方が強くなっていったのだ!
「あっあっあっ」
無意識のうちに声が出てしまうほど感じてしまっていた。そしてついに絶頂を迎えようとした時、カミュ先輩の動きが止まったんだ!なんでだろうと思っていると今度はゆっくりと動き始めたではないか!しかもさっきより激しい気がする……ぼくはまたイきそうになっていたんだけど今度はなかなかイケない状態だったためもどかしい気持ちになってしまったんだ……。すると突然、先輩がぼくの胸を舐めてきた!その瞬間全身に電流が流れたかのような衝撃を受けたんだ!それと同時に頭の中が真っ白になったような感覚になり一瞬意識を失いそうになったほどだった。だがすぐに現実に引き戻されたんだけどね。
その後も何度もイカされ続けた結果、最後には気を失ってしまったんだ……。
目が覚めた時、カミュ先輩がそばにいた。彼は優しく微笑むと言ったんだ。
「色仕掛けはうまくなったか?」
ってね!ぼくは笑顔で答えたよ!自信を持って言えるくらいに上達したと思うから!ちなみにその日からカミュ先輩との関係はさらに親密なものになっていったんだよ!今では毎日のように愛し合ってるからね♡
って、ふと思ったけど、元々はぼくが色気を使うところをカミュ先輩に見せるんだったよね?
それが反対にカミュ先輩がぼくに色気を使って、ぼくはスッカリハマってしまった。
授業だとエッチをするのは妊娠する可能性があるからしないでいいって習ったはずなんだけど…。
でも、カミュ先輩から教わった事だから間違いはないはず……。
「ねぇ、先輩。色気で騙す勉強。何も毎日することはないんじゃないの?」
「…俺はお前がこの話を持ちかけてきた時から効いていたんだ。その効力が続いた結果が今だ」
「え?」
「俺が今までやってきたことがリスクということだ。これが勉強の結果だ。日々日々色気がついてきただろう?俺も誘惑されていたんだ」
ぼくは色気でカミュ先輩を誘惑することに成功した!ぼく、知らず知らずのうちに先輩を誘惑していたんだ!?さて、今日も愛し合うぞ!
でも、魔物と人間だと何かが違うような?気持ちいいからまぁいいか♡
2作目で色気を使って騙しますが、1作目だと男がモブと敵以外では1人しかいないことに気づきました。闇のあの人や貴公子と知り合う前の人間関係が先輩だけ。クラスメイトの設定がない。
まるで保健体育の実技をやっているような話になってしまいました。