魔物を色気で騙す訓練 作:由兎
ぼくの名前はアルル・ナジャ。今、ぼくは古代魔導スクールに向けて登校最中だ。
ぼくは何日も森の中を通りかかっている。古代魔導スクールはものすごい通い場所にあって、まだたどり着けつない。
歩いていると、目の前に黄色い1匹のトラ猫のモンスターが横切った。リュンクスだ!
だけど、このリュンクス。図鑑に載っているのと違って、尻尾をまるでマフラーのように巻いている。なんで?あの短い手でどうやって縛ったんだろう?
「ふにゃん」
「わあ、かわいい!」
すると、リュンクスはぼくの足元に近づいてすり寄ってくる。ゴロゴロゴロ。こうしてみると、まるで普通のネコみたいだ。
「いまだニャ!」
リュンクスは高くジャンプをして、道具袋に入っていたサイフを奪われた!!しまった!油断をした!リュンクスは一目散に逃げる。
「それはぼくのだよ!!返しなさい!」
ぼくは走って、そのあとを追っかける。こんなところで戸惑っている場合ではない。猫の魔物だけど、リュンクスはまるでウサギのように跳ねながら、逃げている。ぼくは手を伸ばし。あとちょっとでリュンクスが捕まえられそうだという時、目の前に白い煙が立った。
「フフフ…」
そこには頭に青いバンダナをつけた銀髪で碧眼の見知らぬお兄さん。ぼくより明らかに年上の異性がいた。
「誰?なんのようなの!」
「お前のすべてが欲しいだけだ」
「ああああっ、へんたいだわ、この人」
ぼくが目を点にして驚いていると。
「スリィィィィプ!!」
ぼくの視界がまるで目眩がするように揺れる。
…ここは?気がつくと、狭い部屋だった。それに、鉄格子がある。ここは牢屋みたいだ。どうやら、ぼくは眠りの魔法にかかってしまったらしい。リュンクスはどうやらオトリだったようだ。変質者はおそらくは飼い主なのだろう。
こんなことをしている場合ではない。魔法ですぐに脱出してやる!…!?
「ワー…」
魔法が思い出せない。どうやら、あの魔導師に魔力を吸い取られたっ!!くそぉ!踏んだり蹴ったりだ。
ぼくはズキズキと痛む頭を支える。何秒か経過をすると、牢屋の外から何やら声が聴こえてきた。
「んーーーーー、うまい!お茶はウーロンに限る」
そっと覗くと、黒くて長い太いヘビのような魔物がいた。しかし、大きなツノが生えているし、あれはドラゴンのツノだ。ヘビじゃない。黒いドラゴンだ。それは湯飲みを持って、ニコニコしながら、水分補給をしていた。おそらくはあの変質者の配下なのだろう。
よく見たら、湯呑みを持っている腕に鍵の束がまるでアクセサリーのようにしている。よぉし、脱出をしよう!
魔法が使えないとなるとこれしかない!
「ねえ、ここから出してよ」
「目が覚めたか。ここから出すわけにはいかへん」
湯呑みを置いて、表情を変えてそれは答える。
当たり前だけど、出してもらえなかった。緊急事態だ。ぼくは色気で騙すことにした。
鉄格子越しにぼくは装甲魔導スーツを外した。カチッと、外れた音がする。続いて白と青いシャツを脱ぎだした。上半身はブラジャーだけの状態になった。
「…!!お前、女か?」
「見ればわかるでしょ!!」
思わず、ツッコミを入れた。
「人間の女ちうのは見たことがなくてな。噂には乳が膨らんでいるらしいな。そこの膨らみを見せてくれへんか?」
気のせいか、ドラゴンの目がやらしい目つきになっている気がするよ…!言われるがままにぼくはブラジャーのフォックを外した。ぼくのおっぱいがドラゴンの前に晒される。
「おおーー!ホンマに膨らんでる!」
ドラゴンの目が爛々としている。そして、ドラゴンが鉄格子を手でガシャガシャと揺らしはじめた。
「ここから出してくれたら、ぼくのおっぱい触らしてあげるよ」
すると、ドラゴンは鉄格子を揺さぶるのを止めた。なんだか、まずいことを言ったような気がする。
「ほんとやな!約束やで?どや?下の方も見せてくれへんか?」
ドラゴンは指でぼくのスカートを指した。
エロドラゴンめ!!ぼくはスカートに手をかけ、フォックとチャックを外し、パンツだけの状態になる。
ドラゴンが興奮をし始めたのか大きな体をくねくね動かしだした。
「全部、脱げや!!そこに座って、股を開け!!」
「え?」
「はよせや!」
ああああ!下半身を見せるなんて屈辱!!だけど、やるしかない。ぼくは抵抗があったものの、パンツを脱いで全裸の状態になった。鉄格子越しじゃないと、絶対にやらないよ!!
ぼくは仕方なしに鉄格子越しに地面に座って、足を少しづつ開くことにした。初めて見せる相手が魔物なんて最悪ぅ!
「おおおお!これが人間のか!まるで花のようになっとるんだな…もっと開いてくれへんか?」
ドラゴンの一部から赤いモノが出ている。どうやら男性器のようだ。体をくねくね動かしている。ぼくはまだ足を開くことにした…ううう。早く終わりにしたい!
「こ、これでいい?」
「はぁ……はぁ……思ったよりか穴が小さいんだな。これからワイが開発してやる」
ぼくドラゴンが息を荒くして、鉄格子をガシャガシャと揺らしている。まさか!牢屋の中に入ろうとしてる!?ダメに決まってるじゃん!ぼくは足を閉じる。
「開発って?」
「どや?ワイと新種のドラゴンを作りまへんか?」
「どういうこと?」
「ドラコケンタウロスっとるやろ?あやつは人間とドラゴンの間の子供や。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん。要はドラゴンと人間が交尾をしたってことや。ただ、ワイはダークドラゴンやから、ワイが思うにはちゃう色の子供が生まれるちうわけや。やから、新種ってことや。ワイと子作りせんか?」
ドラコケンタウロス?たしかに、ドラゴンと人間のハーフの女の子の魔物だけど、ドラゴンとするなんて発想が出てこなかったよ!だから、ぼくの体を見て、息を荒くしているんだね…。
ドラゴンは赤いモノをぼくに見せつけている。いやああああ!あんなものをぼくの体の中にいれたら、壊れるどころか死んじゃうんじゃないか?それに初めての相手がドラゴンなんて嫌すぎる!確かにおっぱいは見せると言ったけど、エッチするなんて約束はしていないよ!
「交尾の仕方なんてわからないよ」
「そないなのオスのワイに任せておけ!どうにかなるちうわけや。無事に種付けされたる」
ぼくは恐怖で声が出なくなった。
「……」
「どないしたん?」
ぼくは沈黙を破り。
「わかったわ。だから出して!」
「よし!交渉成立や!」
ドラゴンはニコニコしている。ぼくはドラゴンの前に全裸のまま立たされた。ドラゴンは鉄格子越しから、ぼくの体をじっくりと見ている。
「毛が全然生えてないな」
「うっさい!早く終わらせてよ!」
「そう急かすなや。ワイの性器をお前の中に入れるんやで。まずは味見」
ドラゴンはぼくに近づいてきた。鉄格子の隙間と隙間の間に舌を出して、そして、ぼくの体を舐め始めた!大きなザラザラした舌がぼくを舐め回した。き、気持ち悪い。ここで思わず、本音が出てしまう。
「いやああ!!やめてえええ!」
ぼくは抵抗した。しかし、ドラゴンは無視して舐め続ける。
「ええ女やな!最高や!」
「んーーーー!!」
ぼくは首を大きく横に振り抵抗する。でも、ドラゴンは舐めるのをやめなかった。やだあ!ぼくが思っているより早く、ドラゴンが舐めた部分を赤黒くなりはじめた。もう体力よりか精神的ダメージの方が強いよね…。
「あかん……もう我慢できへん……!!はよ、交尾したい」
ドラゴンの舌と体が大きくなったよ!!まさか……!?さっきよりか巨大になった。
鉄格子をくねくねと体を動かして、体当たりをし始めた。これじゃあ、鉄格子が壊れるのは時間の問題だ!! すると、ドラゴンは壁に激突した。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ドラゴンが雄叫びをあげた!これはまずいよ!!これは急がないと牢屋とともに潰れてしまう…ふと、足元に漬物石を見つけた。
「これをくらいなさい!!」
ぼくはそれを拾い上げて、ドラゴンの急所に思いっきり当てた!鉄格子の隙間が割と大きくてよかったよ!
「痛っ!そこはあかん…!」
当たり所がわるかったのか、ドラゴンは目を回している!どうやら、ばたんきゅ~の状態らしい。壁に激突をしたのか糸が切れて、鍵の束がぼくの足元に転がってきた。今だ!!
ぼくは早急に服を着て、鍵の束を拾い上げて牢屋の鍵を外した。こんなところから脱出してやる!…ああああ、気持ち悪かった。できればもう二度とやりたくない思い出となった。